[深層NEWS]米供与兵器によるロシア領内攻撃容認、「大きな転換点」…廣瀬陽子・慶大教授

AI要約

慶応大の廣瀬陽子教授と鶴岡路人准教授が米国のウクライナ支援政策について議論した。

廣瀬氏は、米国のロシアへの攻撃容認方針が大きな転換点であると指摘。

鶴岡氏は、バイデン政権の基本方針はロシアとの直接対決にならない限り変わっていないと述べた。

 慶応大の廣瀬陽子教授と鶴岡路人准教授が3日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、米国がウクライナに対し、供与兵器によるロシア領内への限定的な攻撃の容認方針に転じたことについて議論した。

 廣瀬氏は「米国にとって自国兵器でロシアを攻撃しないというレッドライン(越えてはならない一線)を崩して容認したというのは大きな転換点」と分析した。

 鶴岡氏は「ロシアとの直接対決にならない限りにおいて、ウクライナを支援するというバイデン政権の基本方針はまだ変わっていない」との見方を示した。