インド総選挙 現地メディア「与党が過半数の議席獲得」野党は出口調査に「ねつ造」と反発

AI要約

インドの総選挙が終了し、与党連合が過半数の議席を獲得する見通しであることが報じられた。

モディ首相率いるインド人民党が3選に向けて有力視されており、与党連合が350議席以上を獲得すると予想されている。

一方、野党連合は出口調査結果を疑問視し、自らの独自調査結果を公表している。

インド総選挙 現地メディア「与党が過半数の議席獲得」野党は出口調査に「ねつ造」と反発

「世界最大の民主主義国」とされるインドの総選挙の投票が終了し、現地メディアは与党連合が過半数の議席を得るとの出口調査の結果を伝えました。

有権者が9億7000万人に上るインドの下院総選挙は、4月から7回に分けて投票が実施され、1日、すべての選挙区で投票が締め切られました。

与党「インド人民党」を率いるモディ首相は3選が有力視されていて、現地メディアは出口調査の結果、543議席のうち、与党連合が政権運営に必要な過半数の350議席以上を得る見通しだと報じました。

一方、出口調査の結果について、最大野党「国民会議派」を中心とする野党連合は、「どの州の数字もほぼ同じになっていて、調査は与党側によってねつ造されたものだ」などと批判。

野党連合が295議席以上を獲得し、勝利するとの独自の調査結果を公表しました。

電子投票で行われた総選挙は、4日に一斉開票されます。