# 食糧・農業

養殖魚53万匹が斃死 被害金額15億円 長崎の赤潮 農水省に支援要望
2024.07.31

養殖魚53万匹が斃死 被害金額15億円 長崎の赤潮 農水省に支援要望

 6月から7月にかけて雲仙、長崎両市にまたがる橘湾を中心に発生した赤潮が長崎県内全域に拡大し、ハマチやシマアジなど養殖魚約53万匹が斃死(へいし)、被害金額が推定で過去最大の約15億円に上ることが30日、分かった。大石賢吾知事は同日、被害を受けた熊本、鹿児島両県の知事と農林水産省を訪れ、養殖業

早くも稲刈りスタート 埼玉一のコメどころ加須で 早場米「五百川」の収穫作業 暑い日続き今年はやや早め
2024.07.31

早くも稲刈りスタート 埼玉一のコメどころ加須で 早場米「五百川」の収穫作業 暑い日続き今年はやや早め

 埼玉県内一のコメどころ、加須市の北川辺地域で30日、早くも早場米「五百川」の収穫作業が行われた。暑い日が連日続き、今年は収穫がやや早めに推移している。 北川辺地域は利根川と渡良瀬川がもたらす肥沃(ひよく)な土壌に恵まれ、昔から稲作が盛ん。農家の8割以上がコシヒカリを生産している

白石平野で七夕コシヒカリの収穫始まる 白石町
2024.07.31

白石平野で七夕コシヒカリの収穫始まる 白石町

 白石平野で栽培されている超早場米「七夕コシヒカリ」の収穫が始まった。天候に恵まれて出来は上々で、8月5日から店頭に並ぶ。 白石町堤の溝口秀昭さん(65)の水田では、虫を狙うツバメが舞い、白サギも見守る中をコンバインが走った。溝口さんは「今年はきれいか」と、実がそろって収量も多そ

日本一『アツい』まち(7月31日)
2024.07.31

日本一『アツい』まち(7月31日)

 知名度はうなぎ上り。伊達市梁川町の地名は、もはや全国区だろう。何かと言えば、その暑さ。先月12日には今年、全国で初めて猛暑日となり、30日は34度近くまで上がった▼気象の不思議だ。南国でもないのに、なぜなのか。西から奥羽山脈を越えてくる風は100メートル下がるごとに、1度ずつ温度が上昇する。

「農泊」で地域活性 県など推進ネットワーク発足
2024.07.31

「農泊」で地域活性 県など推進ネットワーク発足

 農山漁村に観光客らが宿泊する「農泊」を推進しようと、県や市町村、関係団体でつくる「みやざき農泊ネットワーク会議」(議長・下田透県中山間農業振興室長)が発足し、30日に県庁で初会合があった。農山漁村の所得向上や関係人口の創出などによる地域活性化を目指す。

「ことしの収穫はもう終わり…」豪雨災害で伝承野菜の被害甚大 大雨で農地にも深い爪痕【山形発】
2024.07.31

「ことしの収穫はもう終わり…」豪雨災害で伝承野菜の被害甚大 大雨で農地にも深い爪痕【山形発】

線状降水帯の発生・1日に二度の大雨特別警報の発表があるなど、記録的な大雨に見舞われた山形。徐々にその被害の状況が見えてくると、農地にも深い爪痕が…。水稲やニラ・大豆・ネギ、そして真室川町では伝承野菜が今シーズンの出荷を諦めざるを得ないほどの被害に見舞われている。今回の大雨で被害が

県議会最終日 28億円あまりの補正予算を可決
2024.07.31

県議会最終日 28億円あまりの補正予算を可決

県議会6月定例会は30日に最終本会議を開き、物価高騰対策などを含む28億円あまりの一般会計補正予算案を原案通り可決しました。ひとり親や子育て世帯などに向けた物価高騰対策、畜産農家への支援策、Jリーグ規格のサッカースタジアム整備に向けた計画を改定する費用など、県が提出した総額28億

米生産者と交流 田んぼアート見学 都内子ども食堂スタッフ 岩手・奥州
2024.07.31

米生産者と交流 田んぼアート見学 都内子ども食堂スタッフ 岩手・奥州

 奥州市の農家らから米の寄贈を受けている東京都江戸川区の子ども食堂の運営スタッフ8人が、29~31日の3日間、同市などを訪れている。米を提供する農家宅の訪問などを通して取り組みの継続に向け交流を図った。 米の提供などは、同市出身で都内在住の作家菊池恩恵さん(70)が「米一俵プロジ

「永ちゃん田んぼ」 姿くっきり 岡山・美作で見頃、稲4色で表現
2024.07.31

「永ちゃん田んぼ」 姿くっきり 岡山・美作で見頃、稲4色で表現

 歌手の矢沢永吉さんをイメージした絵柄を稲で描く岡山県美作市大原地域の「永ちゃん田んぼ」は、夏本番を迎えて白、黒、赤、緑4色の稲が伸び、マイクの前でスポットライトを浴びる矢沢さんのデザインなどがはっきりと浮かび上がった。 約17アールの田んぼに6月中旬、住民有志のグループ・永ちゃ

コメの需要“10年ぶりの増加” インバウンド消費などが好調 在庫は過去最少 農水省
2024.07.31

コメの需要“10年ぶりの増加” インバウンド消費などが好調 在庫は過去最少 農水省

コメの価格の上昇傾向が続く中、先月までの1年間のコメの需要は10年ぶりに増加していることが分かりました。一方、在庫は過去最少となっています。農林水産省によりますと、先月までの1年間のコメの需要は去年より11万トン増え702万トンと10年ぶりに増加に転じました。インバ

サンマがことしも不漁に?大きさも「かなり小ぶり」
2024.07.31

サンマがことしも不漁に?大きさも「かなり小ぶり」

日本の近海にやってくるサンマの量は、今年も低い水準になる見通しです。 水産庁などによりますと、8月から12月までに日本の近海にやってくるサンマは、およそ92万トンと去年とほぼ同じ水準となる見通しです。 大きさも一匹あたり80グラムから100グラム程度と、小さいものが

米の在庫量が過去最低に 猛暑やインバウンド増加が影響
2024.07.31

米の在庫量が過去最低に 猛暑やインバウンド増加が影響

消費の増加などを背景に、卸売業者などが保有する米の在庫量が、過去最低になりました。 農水省によりますと、6月末時点の米の民間在庫量は、前の年より41万トン少ない156万トンで、過去最低となりました。 去年の猛暑や渇水の影響で、一等米の比率が下がったことなどが要因とし

群馬の養鶏場で銅線ケーブル盗まれる 停電で空調停止しニワトリの一部が死ぬ
2024.07.30

群馬の養鶏場で銅線ケーブル盗まれる 停電で空調停止しニワトリの一部が死ぬ

群馬県の養鶏場で500万円相当の銅線ケーブルが切られて盗まれる事件があり、停電によって飼育されていたニワトリの一部が死にました。 30日午前1時すぎ、群馬県渋川市北橘町の養鶏場で電気設備の異常を知らせる通知があり、関係者が調べたところ、銅線ケーブルが切られて盗まれたことが分かりま

30日夜遅くにかけ関東甲信は「落雷」「竜巻」「局地的な激しい雨」に注意 東北は「大雨」のおそれ
2024.07.30

30日夜遅くにかけ関東甲信は「落雷」「竜巻」「局地的な激しい雨」に注意 東北は「大雨」のおそれ

関東甲信地方では、太平洋高気圧の縁をまわる暖かく湿った空気の流れ込みと日中の気温上昇の影響で、大気の状態が非常に不安定となっています。関東甲信地方では、30日夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、

銅線窃盗で500万円被害 停電でニワトリ多数死ぬ 群馬の養鶏場
2024.07.30

銅線窃盗で500万円被害 停電でニワトリ多数死ぬ 群馬の養鶏場

 群馬県渋川市北橘町赤城山の養鶏場で30日午前1時10分ごろ、停電が起き、その後に通知で駆け付けた養鶏会社関係者が施設と敷地内の変電設備をつなぐ銅線が切断されているのを発見。午前3時10分ごろに110番した。 県警渋川署によると、養鶏場から変電設備につながる銅線約170メートル(

米の需要「10年ぶり増加」 米在庫は過去最低に インバウンド消費が影響 農水省
2024.07.30

米の需要「10年ぶり増加」 米在庫は過去最低に インバウンド消費が影響 農水省

農林水産省は30日、主食用の米の需要が2024年6月末までの1年間で702万トンと、10年ぶりに前年を上回ったと発表しました。インバウンドなどの消費が増えたことが影響しているということです。一方、需要の増加や2023年の猛暑による米の品質低下により、民間の在庫は前年

養鶏場で銅線が切断され停電発生 空調設備がとまりニワトリ死ぬ 群馬県渋川市
2024.07.30

養鶏場で銅線が切断され停電発生 空調設備がとまりニワトリ死ぬ 群馬県渋川市

きょう未明、群馬県渋川市の養鶏場で、銅線が盗まれているのが見つかりました。この影響で養鶏場の空調設備が止まり、ニワトリが死んだということです。きょう午前3時10分ごろ、渋川市北橘町の養鶏場で、変電設備の銅線が切断されているのを関係者が見つけ、110番通報しました。警

コメの在庫、過去最低に 猛暑による品質低下や外食需要の増加が影響
2024.07.30

コメの在庫、過去最低に 猛暑による品質低下や外食需要の増加が影響

 農林水産省は30日、農協や卸売業者などが保有する主食用のコメの在庫が6月末時点で156万トンとなり、前年同期から41万トン減少したと発表した。比較可能な1999年以降で最も少なかった2008年の161万トンを下回り、過去最低となった。 農水省によると、在庫が減った背景には、昨年

コメ在庫が過去最少、高値の懸念 156万トン、前年比2割減
2024.07.30

コメ在庫が過去最少、高値の懸念 156万トン、前年比2割減

 農林水産省が30日発表した2024年6月末時点の主食用米の民間在庫量(速報値)は前年から約2割(41万トン)減の156万トンで、統計を取り始めた1999年以降で過去最少となった。23年産米の高温障害の影響や消費回復が背景にある。今年も昨夏同様の猛暑が続けば、品質の低下で流通量が落ち込む懸念も

コメ在庫、過去最低156万トン 昨年の猛暑や訪日客需要で 農水省
2024.07.30

コメ在庫、過去最低156万トン 昨年の猛暑や訪日客需要で 農水省

 農林水産省は30日、6月末時点のコメの民間在庫量(速報値)が156万トンだったと公表した。 前年同時期と比べ41万トン少なく、比較可能な1999年以降、過去最低の水準。猛暑による2023年産米の生産不振に加え、インバウンド(訪日客)需要の急増や、パン・麺類に比べ値上がりが緩やか