# 食糧

韓国 主要穀物の9割以上を輸入に依存=食糧安保指数は日本・中国下回る
2024.08.27

韓国 主要穀物の9割以上を輸入に依存=食糧安保指数は日本・中国下回る

【ソウル聯合ニュース】韓国経済団体の韓国経済人協会(韓経協)は27日に公表した資料で、韓国は昨年の国内総生産(GDP)が世界14位の経済大国だが、トウモロコシ、小麦、大豆など主要穀物の90%以上を輸入に依存していると指摘した。 また、英誌エコノミストの調査部門エコノミスト・インテ

大規模洪水の北朝鮮、非武装地帯で相次ぐ異変…危機直面の金正恩総書記、まさかの“韓流返し”
2024.08.26

大規模洪水の北朝鮮、非武装地帯で相次ぐ異変…危機直面の金正恩総書記、まさかの“韓流返し”

地雷源越え“徒歩脱北”相次ぐ韓国と北朝鮮の間には軍事境界線から南北にそれぞれ幅2㎞、全長248㎞にわたって非武装地帯(DMZ)が広がる。南北分断の象徴であり、双方の兵士が対峙する最前線でもあるこの場所で最近、異変が相次いでいる。8月20日未明、北朝鮮軍

なぜ昔の酢飯は甘くなかったのか…老舗「食酢醸造」会社代表が明かす、寿司屋に大打撃を与えた「事件」と、世界が認めた「赤酢復活」の背景
2024.08.25

なぜ昔の酢飯は甘くなかったのか…老舗「食酢醸造」会社代表が明かす、寿司屋に大打撃を与えた「事件」と、世界が認めた「赤酢復活」の背景

 第1回【稀代の美食家「北大路魯山人」が食べていた“酢飯”は砂糖ゼロだった…江戸前寿司の元祖「華屋与兵衛」が“赤酢”にこだわった理由】からの続き──。黄変米(おうへんまい)事件と言われても、ご存知ない方が大半だろう。戦後間もない日本は食糧難のため外国から米を輸入していた。(全2回の第2回)

アングル:食糧危機のナイジェリア、経済改革強行で物価高騰
2024.08.24

アングル:食糧危機のナイジェリア、経済改革強行で物価高騰

Bukola Adebayo[ラゴス 19日 トムソン・ロイター財団] - ナイジェリア最大の都市ラゴスに住むボラ・アデシヤンさん(55)が最後に食事をしたのは16時間前で、空腹に耐えている。気を紛らわすために近所の繁華街を散歩して帰宅すると少量の水を飲み、その後は屋台で

「ふくまる」初収穫 生産者「収量多い」 茨城県オリジナル品種米 ひたちなか
2024.08.24

「ふくまる」初収穫 生産者「収量多い」 茨城県オリジナル品種米 ひたちなか

特別栽培した茨城県オリジナル品種米「ふくまる」の今年初の収穫が23日、同県ひたちなか市内の水田で行われた。黄金色に実った稲穂が、コンバインでゆっくりと刈り取られていった。農薬や肥料を減らし特別栽培したふくまるは、市内の有志農家で構成する「市特栽・特選ふくまる栽培研究会」(会員7人

なんと、陸軍と海軍の食糧に「大きな格差」があった…硫黄島の元陸軍伍長が目撃したこと
2024.08.22

なんと、陸軍と海軍の食糧に「大きな格差」があった…硫黄島の元陸軍伍長が目撃したこと

なぜ日本兵1万人が消えたままなのか、硫黄島で何が起きていたのか。民間人の上陸が原則禁止された硫黄島に4度上陸し、日米の機密文書も徹底調査したノンフィクション『硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ』が11刷ベストセラーとなっている。ふだん本を読まない人にも届き、「イッキ読みし

《ボリビア》=コロニア・オキナワ入植70周年=「食糧生産が豊かになった」=式典に池田副知事ら慶祝参加
2024.08.20

《ボリビア》=コロニア・オキナワ入植70周年=「食糧生産が豊かになった」=式典に池田副知事ら慶祝参加

 「沖縄系の人々のおかげでボリビアの食糧生産は豊かになった」――オキナワ日本ボリビア協会(中村侑史(ゆきふみ)会長)が17日、ボリビアのサンタクルス県コロニア・オキナワ(オキナワ移住地)内同協会施設で「コロニア・オキナワ入植70周年記念祭典」を行い、サンタクルス県知事代理はそう称賛した。式典に

フードバンク「苦しい時は頼って」 夏休みの食事、防災食届けて支援
2024.08.19

フードバンク「苦しい時は頼って」 夏休みの食事、防災食届けて支援

 ひとり親家庭や生活支援を必要としている人たちの夏休みの食生活を支援しようと、無料で食品を届ける「おいしい防災食で生活応援プロジェクト」が、三重、岐阜など東海・北陸、関西地方の14府県で進められている。NPO法人「フードバンク愛知」(北名古屋市)とボランティア団体「フードバンクすずか」(三重県

米どころ新潟、災害級の猛暑でコシヒカリの一等級比率が平年70%→昨年5%に 想定上回る温暖化、「新之助」は窮地を救えるか #食の現在地
2024.08.18

米どころ新潟、災害級の猛暑でコシヒカリの一等級比率が平年70%→昨年5%に 想定上回る温暖化、「新之助」は窮地を救えるか #食の現在地

すわ令和の米騒動か――。現在、コメの民間在庫量が過去最少となり、全国各地のスーパーでコメの品薄状態が続いている。収穫時期は目前だが、昨年に引き続き今夏も猛暑だ。昨年、災害レベルともいわれた猛暑の影響でコシヒカリなど主力銘柄の一等級比率が過去最低にまで落ちこんだ新潟県では、2024年産米の生育状

【書評】与那原恵氏が選ぶ、79年前の戦争を知るための1冊 『東京焼盡』緊迫する日々にあっても庶民の暮らしを見つめる
2024.08.17

【書評】与那原恵氏が選ぶ、79年前の戦争を知るための1冊 『東京焼盡』緊迫する日々にあっても庶民の暮らしを見つめる

 敗戦から今夏で1979年。戦争を体験した世代の高齢化に伴い、300万人以上もの犠牲者を出した、悲惨な先の大戦に関する記憶の風化が心配されている。いっぽう、世界を見わたせばウクライナやガザなど、未だ戦火は絶えず、さらに海洋覇権奪取を目論む中国、核ミサイルの実戦配備を急ぐ北朝鮮など、我が国を取り

焼け野原の徳島に現れた闇市 戦後の深刻な食料難、食べ物求めて
2024.08.16

焼け野原の徳島に現れた闇市 戦後の深刻な食料難、食べ物求めて

 徳島駅前は、帆布張りの露店やバラックの店が並び、食べ物や雑貨品目当ての市民らでにぎわっていた。終戦後まもなく、焼け野原の徳島市に現れた「闇市」。空襲の心配が消えた市民には、別の「戦い」が待っていた。市民の記憶と資料から、当時の様子をたどりたい。 「並んだ露店の間を縫うように、学

体中におできができて、指先は細菌感染…黒柳徹子が振り返る戦時中の窮乏生活《15粒の大豆が1日分の食糧だった》
2024.08.15

体中におできができて、指先は細菌感染…黒柳徹子が振り返る戦時中の窮乏生活《15粒の大豆が1日分の食糧だった》

父がヴァイオリニストであり、幼少期は比較的裕福な暮らしができていたと振り返る黒柳徹子さん。しかし、8歳で太平洋戦争が始まったことで、生活は次第に困窮していき、自身も栄養失調に苦しむようになる。◆◆◆ 2022年2月にロシアによるウクライナ侵攻が始まり、「戦争」という

学童疎開80年 福島の追憶(上) 親代わり「さぶやん」 都会っ子と寝食共に 寺の留守居・新房三郎さん
2024.08.14

学童疎開80年 福島の追憶(上) 親代わり「さぶやん」 都会っ子と寝食共に 寺の留守居・新房三郎さん

 夜になると子どもたちがすすり泣く声が聞こえた。福島県桑折町の新房マスミさん(89)は自宅の隣にある法円寺の境内を歩きながら、80年前の夏を思い返した。「親元を離れて都会から来た子にとって大変だったと思う」。東京都から町に集団疎開してきた児童と1945(昭和20)年夏の終戦まで約1年間、寝食を

日清製粉G グループシナジーで開発力強化 環境対応でも着々と成果
2024.08.13

日清製粉G グループシナジーで開発力強化 環境対応でも着々と成果

日清製粉グループは2日、パレスホテル東京で「2024年夏季食糧記者懇談会」を開催した。当日は日清製粉グループ本社の瀧原賢二社長以下、山田貴夫・日清製粉社長、岩橋恭彦・日清製粉ウェルナ社長、池田晋一・日清製粉デリカフロンティア社長、新井秀夫・オリエンタル酵母工業社長が出席。グループ概況とともに各

メルセデスベンツの新型EVバンを「冷蔵車」にカスタム、飢餓解決とCO2削減へ
2024.08.09

メルセデスベンツの新型EVバンを「冷蔵車」にカスタム、飢餓解決とCO2削減へ

メルセデスベンツの米国部門は8月6日、廃棄物管理と飢餓解決に取り組む組織「Goodr」と提携し、Goodrの創設者兼CEOであるジャスミン・クロウ・ヒューストン氏をEVバンの『eスプリンター』新型のブランドアンバサダーに任命した、と発表。北米で初めて、冷蔵機能を備えたeスプリンター新型がジャス

23年度の食料自給率38%で依然として低水準 農水省発表
2024.08.08

23年度の食料自給率38%で依然として低水準 農水省発表

農林水産省が発表した2023年度の食料自給率は、前の年度と変わらず38%でした。依然として低い水準が続いています。 食料自給率は食料の国内消費に対する国産の割合を示す指標で、生きていくために必要なエネルギー量に換算するカロリーベースと、金額に換算する生産額ベースに分かれています。

物価高騰と猛暑 夏休みにあえぐ困窮家庭「給食なく必要な栄養が採れない」去年まではエアコン我慢も...今年は「もう無理」
2024.08.04

物価高騰と猛暑 夏休みにあえぐ困窮家庭「給食なく必要な栄養が採れない」去年まではエアコン我慢も...今年は「もう無理」

夏休みが始まりました。子どもにとっては、楽しみなことがたくさんあり、普段と違った経験ができる貴重な成長機会でもあります。しかし、困窮家庭の子ども支援を行っている認定NPO法人「キッズドア」が行った調査(調査期間:2024年5月27日~6月3日調査対象:支援窓口のファミリーサポート

夏休み、34%が1日2食以下 ひとり親家庭の子、貧困で
2024.08.02

夏休み、34%が1日2食以下 ひとり親家庭の子、貧困で

 ひとり親家庭の34%で、子どもが夏休み中に1日2食以下で過ごしていることが2日、民間団体の調査で分かった。コメをおかゆにしてかさ増ししたり、親が1日1食に減らしたりする例もあった。ひとり親家庭は貧困率が高く、物価高の中、給食がない夏休みは食費など家計の負担が増えることが背景にある。<

物価高でフードバンク事業「曲がり角」 求められる“仕組み”とは
2024.08.02

物価高でフードバンク事業「曲がり角」 求められる“仕組み”とは

 企業などから寄せられた食品を生活困窮者に届けるフードバンクの運営事業者が、食品不足にあえいでいる。企業の環境・物価高対策に伴う食品ロス削減の取り組みが進んでいるためだ。フードバンク事業について関係者は「曲がり角に来ている」と不安を漏らす。 フードバンクを運営するNPO法人「セカ

炭素縮小で先を進むWFP、現代自動車のアイオニック5に業務車両変える
2024.08.01

炭素縮小で先を進むWFP、現代自動車のアイオニック5に業務車両変える

国連傘下の国際機関である世界食糧計画(WFP)の世界の主要な事務所で現代(ヒョンデ)自動車の電気自動車「アイオニック5」が走る。現代自動車は先月31日、張在勲(チャン・ジェフン)WFPのシンディ・マケイン事務局長らが京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)の現代モータースタジオ高陽で