# 防災訓練

「何かあったら番屋ケ峰へ」…新岳が爆発的噴火、生きた訓練と役割分担 口永良部島の全島避難から9年、被災の経験どう継承
2024.05.29

「何かあったら番屋ケ峰へ」…新岳が爆発的噴火、生きた訓練と役割分担 口永良部島の全島避難から9年、被災の経験どう継承

 鹿児島県屋久島町口永良部島の全住民が島外避難を余儀なくされた新岳の爆発的噴火から29日で9年になる。避難所やヘリポートとハード整備が進む一方、I・Uターン者が増え、住民の顔ぶれは少なからず変わった。もう一つの古岳で火山性地震が頻発し、4月13日から噴火警戒レベル3が続く。被災の教訓は受け継が

「鉄筋コンクリートの建物が少ない…そういうことも考えていきたい」青森県大間町で弾道ミサイル訓練 住民など約500人参加
2024.05.28

「鉄筋コンクリートの建物が少ない…そういうことも考えていきたい」青森県大間町で弾道ミサイル訓練 住民など約500人参加

27日夜、北朝鮮による「軍事衛星」の打ち上げにより、沖縄県にJアラート=全国瞬時警報システムが出されました。こうした中、青森県大間町で弾道ミサイルを想定した避難訓練が行われ、参加した人たちが万一の事態に備えました。防災無線の音「訓練、訓練、ミサイル発射…」<

台風想定し水防訓練 久慈川下流域5市村 茨城・常陸太田
2024.05.28

台風想定し水防訓練 久慈川下流域5市村 茨城・常陸太田

久慈川下流域を管轄する茨城県内5市村による久慈川水系連合水防訓練が26日、同県常陸太田市粟原町の久慈川河川敷で行われた。梅雨や台風シーズンなどの出水期を前に、各自治体の水防団員が水防工法に取り組み、水防体制の強化や防災意識の高揚を図った。常陸太田市は今春に配備したばかりの排水ポンプ車を出動させ

大災害時の避難所運営における課題について対策を考える 県の「避難所ワーキンググループ」開催【徳島】
2024.05.27

大災害時の避難所運営における課題について対策を考える 県の「避難所ワーキンググループ」開催【徳島】

2024年1月の能登半島地震で生じた避難所運営の課題を踏まえ、徳島県内での避難所対策を考えるためのワーキンググループの会合が、5月27日に徳島県庁で開かれました。この「避難所ワーキンググループ」は近い将来、発生が予想される南海トラフ巨大地震の際の避難所運営について考えるために設置

陸自、防災訓練の中核に 徒歩12キロ、救援物資輸送も 奄美市
2024.05.27

陸自、防災訓練の中核に 徒歩12キロ、救援物資輸送も 奄美市

 26日に奄美市であった鹿児島県総合防災訓練では、災害対応も重要な任務とする自衛隊が多方面に展開した。特に陸自奄美警備隊(奄美駐屯地・瀬戸内分屯地)の隊員は各所で中心的な役割を担った。道路寸断を想定し、救援物資を徒歩で運ぶ訓練も実施するなど、存在感を見せた。 奄美市での県総合防災

大規模災害想定し役割確認 80機関・団体から1千人参加 奄美市で県総合防災訓練
2024.05.27

大規模災害想定し役割確認 80機関・団体から1千人参加 奄美市で県総合防災訓練

 2024年度鹿児島県総合防災訓練は26日、奄美市名瀬の名瀬港長浜みなと公園をメイン会場に、市内各所で実施された。大地震と大雨の複合災害を想定し、行政、警察、消防、自衛隊、海保、関連企業、住民など80機関・団体の約1千人が参加。1月に発生した能登半島地震も踏まえつつ、離島での大規模災害発生に備

鹿児島県 複合災害、80機関が連携 奄美市で1000人 地震、大雨、津波に備え 県総合防災訓練
2024.05.27

鹿児島県 複合災害、80機関が連携 奄美市で1000人 地震、大雨、津波に備え 県総合防災訓練

 地震や大雨、津波など複合災害を想定した県総合防災訓練(県、奄美市主催)が26日、奄美市名瀬の奄美川商ホール、名瀬港長浜みなと公園を主会場に各地であった。県や市、自衛隊、海保、消防、D―MAT、住民など約80機関・約1000人が参加し、住民避難や避難所運営、救命・救助活動、インフラ復旧などの訓

鹿児島県 ペット同室避難訓練も 飼い主自身が「命を守る努力して」
2024.05.27

鹿児島県 ペット同室避難訓練も 飼い主自身が「命を守る努力して」

 名瀬運動公園体育館では、県防災訓練の一環としてペットの同室避難訓練も行われた。1月に発足した「奄美大島ペット防災の会」(久野優子会長)と同市が今月14日に結んだ「災害時におけるペット同室避難に関する協定」に基づくもので、同会が運営を行った。 午前8時の緊急地震速報、8時5分の大

訓練と献花式で誓い新たに 津波で100人犠牲、日本海中部地震41年
2024.05.27

訓練と献花式で誓い新たに 津波で100人犠牲、日本海中部地震41年

 日本海中部地震(1983年)から41年となった26日、秋田県能代市で市総合防災訓練と献花式があった。訓練には約200人、献花式には約50人が参加し、防災への誓いを新たにした。 訓練は、能代断層を震源とするマグニチュード(M)7・1の大地震が発生して多数の建物が倒壊し、暴風雨の中

断線ケーブル復旧、損壊道路に重機投入、海上捜索…80機関1000人、ライフライン復旧や人命救助へ実戦さながら 奄美市で県総合防災訓練2日目
2024.05.27

断線ケーブル復旧、損壊道路に重機投入、海上捜索…80機関1000人、ライフライン復旧や人命救助へ実戦さながら 奄美市で県総合防災訓練2日目

 震度6強の地震と大雨による複合災害を想定した鹿児島県総合防災訓練は26日、前日に続き奄美市であった。警察や自衛隊など80機関の約1000人が参加。1月の能登半島地震の教訓を踏まえ、救援活動に向けた道路の早期確保やライフライン復旧の手順などを確認した。 同市での開催は11年ぶり。

奄美市で県総合防災訓練、約1000人が救助、避難訓練に参加
2024.05.26

奄美市で県総合防災訓練、約1000人が救助、避難訓練に参加

26日、奄美市で奄美大島近海を震源とする地震が発生した想定で、県の総合防災訓練が実施され、およそ1000人が救助や避難の訓練を行いました。県の総合防災訓練が奄美市で開かれるのは2013年以来、11年ぶりで県や自衛隊、警察、消防などおよそ80の機関から1000人が参加しました。

【梅雨時期前に】停電で通信機能遮断を想定 新居浜市で防災訓練
2024.05.26

【梅雨時期前に】停電で通信機能遮断を想定 新居浜市で防災訓練

大規模な地震を想定し、通信手段が絶たれた状況での情報共有について確認する防災訓練が新居浜市で行われました。訓練は、伊予灘を震源とする震度5強の地震が発生し市内全域が停電したことにより、電話やメールなど通信機能が遮断されたという想定で行われました。参加したのは県と新居

県総合防災訓練始まる 能登地震踏まえ人、物の搬送も 鹿児島県奄美大島
2024.05.26

県総合防災訓練始まる 能登地震踏まえ人、物の搬送も 鹿児島県奄美大島

 鹿児島県の2024年度総合防災訓練は25日、鹿児島県奄美大島の奄美市で始まった。同市での実施は11年ぶり。2日間の日程で、初日は海上自衛隊の多用途支援艦と輸送機による本土からの災害応急要員や車両の搬送訓練があった。搬送訓練は、今年1月1日に発生した能登半島地震を踏まえて初めて実施。26日は住

河川氾濫、対応手順学ぶ 茨城・土浦市消防本部 大雨備え水防訓練
2024.05.26

河川氾濫、対応手順学ぶ 茨城・土浦市消防本部 大雨備え水防訓練

大雨被害の可能性が高まる出水期を控え、茨城県土浦市消防本部は25日、同市佐野子の桜川河川敷で水防訓練を実施した。消防団や防災組織など関係者約900人が参加し、河川氾濫を想定した水防工法の手順を学び、作業能率向上や水防体制の重要性を改めて確認した。訓練は、梅雨前線の影響で大雨が降り

自衛隊の艦艇と航空機が初参加、離島への資機材や要員輸送の手順を確認 複合災害を想定、奄美で鹿児島県総合防災訓練始まる
2024.05.26

自衛隊の艦艇と航空機が初参加、離島への資機材や要員輸送の手順を確認 複合災害を想定、奄美で鹿児島県総合防災訓練始まる

 地震や大雨による複合災害を想定した鹿児島県総合防災訓練が25日、奄美市で始まった。自衛隊の艦艇と航空機による、県本土から離島への資機材や医療関係者ら要員の輸送に初めて取り組んだ。26日は住民避難や避難所運営、被災者救護などの手順を確認する。 奄美大島近海を震源とする巨大地震で多

福井豪雨から今年で20年 1000人参加の大規模水防演習の実施 実践的な訓練を重ねる
2024.05.25

福井豪雨から今年で20年 1000人参加の大規模水防演習の実施 実践的な訓練を重ねる

福井市内で大規模な水防演習が25日に行われ、1000人の参加者たちは近年の激甚化する自然災害への対策を強化していました。「九頭竜川水系総合水防演習」は福井市の九頭竜川の河川敷で12年ぶりに行われ、嶺北地域に警戒レベル5に相当する1時間に100ミリの大雨が襲った想定で実施されました

津波の第一波到達までたった『6分』 17人が犠牲となった日本海中部地震から41年― 考える実効性のある訓練・万一の事態への備え
2024.05.24

津波の第一波到達までたった『6分』 17人が犠牲となった日本海中部地震から41年― 考える実効性のある訓練・万一の事態への備え

青森県内で、17人が犠牲になった日本海中部地震から41年―。この地震を教訓にした防災訓練が24日、深浦町で行われました。日本海での地震による津波の第一波が発生から6分後に到達と想定されている深浦町。参加した人たちが避難経路などを確かめました。24日に行

ポンプ車の合同実働訓練/埼玉県
2024.05.24

ポンプ車の合同実働訓練/埼玉県

 本格的な雨のシーズンを前に、雨水が排水できなくなり浸水する被害を防ごうと、川越市とふじみ野市が排水ポンプ車を使った合同訓練を行いました。 訓練は2017年と2019年の台風で、内水被害にあった川越市とふじみ野市が、大雨が降った場合に協力して被害を防ごうと初めて合同で実施しました

関門海峡で大規模地震想定…NTTドコモが防災訓練
2024.05.23

関門海峡で大規模地震想定…NTTドコモが防災訓練

大規模な直下型地震を想定した防災訓練が、関門海峡を挟んだ北九州市と下関市で23日行われました。訓練は、NTTドコモグループが企画したものです。第7管区海上保安本部や赤十字など災害時の協定を結ぶ機関が参加しました。想定は、北九州市門司区で震度6強の直下型

南海トラフ地震に備え考える 孤立集落サミット、和歌山・白浜町椿地区で開催
2024.05.23

南海トラフ地震に備え考える 孤立集落サミット、和歌山・白浜町椿地区で開催

 南海トラフの大地震に備えた「孤立集落サミット2024」が21、22日、和歌山県白浜町椿地区であった。椿地区は沿岸にあり、生活道の国道が寸断されると孤立する可能性がある。県内外から参加した約150人は、道路に散乱したがれきなどを撤去する際に役立つ重機の実演を見学するなど、災害に備えてできること