関門海峡で大規模地震想定…NTTドコモが防災訓練

AI要約

北九州市と下関市で大規模な直下型地震を想定した防災訓練が行われました。

訓練では、通信機能の復旧方法や支援物資輸送訓練が確認されました。

NTTドコモグループが企画した訓練に、災害時の協定機関が参加しました。

関門海峡で大規模地震想定…NTTドコモが防災訓練

大規模な直下型地震を想定した防災訓練が、関門海峡を挟んだ北九州市と下関市で23日行われました。

訓練は、NTTドコモグループが企画したものです。

第7管区海上保安本部や赤十字など災害時の協定を結ぶ機関が参加しました。

想定は、北九州市門司区で震度6強の直下型地震が発生し、関門橋と関門トンネルが遮断されたというものです。

ドローンを飛ばして臨時の基地局を設けたり、下関市から北九州市に組み立て可能な基地局を船で運んだりするなど、通信機能を復旧させる方法などが確認されました。

NTTドコモ九州支社の山崎勉災害対策室長は「(災害時には)避難所や役場の近くは優先的に復旧しているので、通信がつながる可能性がございます」と話していました。

ほかにも、ヘリコプターを使った支援物資の輸送訓練などが行われました。