# 輪島市
能登半島地震5か月、「1・1」忘れない…「一歩ずつ 必ず復興」と紙灯篭に決意
能登半島地震の発生から1日で5か月となった。石川県輪島市の仮設住宅近くでは、発生日を表す「1・1」の形に並べられた紙灯籠約300個に火がともされ、住民らが黙とうするなどして犠牲者を悼んだ。 紙灯籠には「すこしずつ 一歩ずつ 必ず復興」などと願いが記され、主催した団体の山下祐介代
発生5カ月「ここで再開」誓う 輪島・朝市通り 組合員ら手合わせ
260人が犠牲となった能登半島地震は1日、発生から5カ月となり、被災地では亡くなった人を悼む姿が見られた。大規模火災で大半が焼失した輪島市の朝市通りでは、輪島朝市の組合員が静かに手を合わせ、「わてらの居場所はここ。早くここで商いを再開させたい」と願った。 朝市で干物を売ってきた
被災地社協の声聞いて 福井県社協がインタビュー動画を公開
福井県社会福祉協議会は、能登半島地震で被災しながら、市民を支えるための福祉支援活動に奔走する輪島市社協職員のインタビュー動画を作成した。 発災後、同県社協職員は輪島市社協の支援に入っている。同市社協の生の声を届けようと、県社協の杉本吉弘事務局次長がインタビュー動画の作成を発案し
仲間由紀恵さんが被災地慰問 JAのと女性協輪島支部を激励
JA共済のイメージキャラクターを務める俳優の仲間由紀恵さんが29日、石川県輪島市を訪れ、能登半島地震で被災したJAのと女性組織協議会輪島支部のメンバーを慰問した。 仲間さんは、JA共済連石川の神後弘文県本部長、JAのとの藤田繁信組合長と大規模火災が発生した「輪島朝市」一帯の焼け
永井豪さん、石川県観光大使に 被災地輪島出身「思い強い」
石川県は29日、能登半島地震で被災した輪島市の出身の漫画家永井豪さん(78)に、県観光大使を委嘱した。県庁で馳浩知事から委嘱状を受け取った永井さんは「地震には大変心を痛めていた。さらに石川県の魅力を知って、アピールしていきたい」と述べた。 地震で大規模火災に見舞われた「朝市通り
輪島「出張朝市」が愛知県豊川市に 買い物客から応援の声
能登半島地震で中断している石川県輪島市の「輪島朝市」が25日、愛知県豊川市のイオンモール豊川で「出張朝市」として開かれた。26日も同所で行われる。 出張朝市には、輪島市朝市組合所属の約10店舗が出店。干物や輪島塗のアクセサリーなどが並び、買い物客らは商品を手に取りながら「頑張っ
「1月1日のまま・・・」隆起したマンホール、使えない水道 能登半島地震からまもなく5か月 進まない復興の現実【報道特集】
能登半島地震からまもなく5か月。現地を取材して見えてきたのは、いまだに続く断水、あまりにも復興が進んでいない現状でした。そして被災者は、取り残される不安をかかえています。■倒れたビルは当時のまま 復興進まぬ 能登半島地震能登半島地震からまもなく5か月。甚大な被害を受
輪島の住民と大黒摩季さん「ら・ら・ら」合唱…被災の女性「前向く力もらった」
シンガー・ソングライターの大黒摩季さんが19日、石川県輪島市の輪島キリコ会館前でミニコンサートを開いた。集まった住民約2000人は力強い歌声に聞き入った。 ミニコンサートでは「夏が来る」などヒット曲を次々と披露。代表曲の一つ「ら・ら・ら」では、聴衆と手を振りながら合唱し、涙を流
「もう一回やってみようかな」被災の居酒屋店主は前向き 輪島で屋台村開設へ支援説明会
石川県輪島市では、飲食店の店主らによる屋台村計画が進んでいます。将来的な町の創造的復興へ住民たちが動き出しました。輪島市河井町の重蔵神社周辺は、かつて遊郭として栄えた場所で、地震の前は寿司店や居酒屋、スナックなどが建ち並び、旧の町名にちなみ観音町の飲み屋街として住民に親しまれきま
仮設住宅の建設進む輪島市 6月末目標に避難所の集約進める方針 現在は44カ所の避難所で844人が生活
輪島市は仮設住宅の建設が進んできたことから6月末を目標に避難所の集約を進める方針を示している事が分かりました。輪島市では現在、44カ所の避難所に844人が避難生活を続けています。こうした中、仮設住宅は、要望があった半数となる約1400棟が完成し、残り半数も順次建設が進められていま
仮設、新たに完成 集会所設け住民交流促進 輪島・三井
輪島市三井町長沢で20日、能登半島地震の被災者が入居する応急仮設住宅が完成した。敷地内に集会所を新設し、住民同士の交流継続を後押しする。 仮設住宅は木造長屋式の13棟で計68戸となる。間取りは1DK41戸、2DK21戸、3DK6戸で、このうち3戸は車いす利用者も生活しやすい形態
能登牛食べて元気に 輪島・町野で「肉フェス」800人笑顔
能登半島地震で大きな被害を受けた輪島市町野地区各地で19日、住民を元気づける取り組みが行われた。地元の若者たちは、被災した住民に能登牛のステーキなど約750食分を振る舞い、小松市のグループは町野の農家と協力して新たな「オーナー田」制度を始め、支援を続けることを約束した。 「肉フ
土屋太鳳 バイトしながら女優引退も考えた日々…「どうか私にチャンスをください」でつかんだ作品が転機に
女優の土屋太鳳(29)が19日放送の日本テレビ「おしゃれクリップ」(日曜後10・00)に出演。大学時代に女優を続けるかどうか悩んだ日々があったと明かした。 「お仕事がつながるか分からなくて、バイトもしていましたし…何もなかったんです」という日本女子体育大学在学時代。オファーもな
水田に「がんばろう能登」 看板設置「農家魂消えず」
能登半島地震で被災した石川県輪島市の水田に19日、「がんばろう能登」と書かれた看板が23枚設置された。能登の農業振興を目的に活動する「水田活性化協議会」(同県小松市)の島嘉文さん(43)が企画。「能登の農家の魂が消えていないことを伝え、復興につなげたい」と話している。 島さんは