# 軍事・戦争

ネタニヤフ首相、ガザ緩衝地帯「維持し続ける」 軍撤退に応じず
2024.09.03

ネタニヤフ首相、ガザ緩衝地帯「維持し続ける」 軍撤退に応じず

 イスラエルのネタニヤフ首相は2日の会見で、イスラム組織ハマスとの停戦交渉をめぐり、ハマス側が求めているパレスチナ自治区ガザ南部とエジプトとの間の緩衝地帯からの撤退について「我々のプレゼンスを維持し続ける」と述べ、応じない姿勢を改めて示した。 緩衝地帯はフィラデルフィ回廊と呼ばれ

北朝鮮が7年で63億ドルの違法収入 23年対ロ武器輸出は5.4億ドル=韓国シンクタンク
2024.09.03

北朝鮮が7年で63億ドルの違法収入 23年対ロ武器輸出は5.4億ドル=韓国シンクタンク

【ソウル聯合ニュース】韓国のシンクタンク・国家戦略研究院は3日までにまとめた報告書で、北朝鮮が2017年から昨年までの7年間に計62億9000万ドル(約9230億円)の違法な収入を得たと推定した。 報告書は韓国政府と海外の政府・専門機関が分析・推定した北朝鮮のサイバー犯罪収益、北

韓国陸軍、最前方で旅団級訓練…9・19南北軍事合意以前に復元
2024.09.03

韓国陸軍、最前方で旅団級訓練…9・19南北軍事合意以前に復元

韓国陸軍が6年ぶりに軍事境界線(MDL)一帯5キロ以内の最前方地域で戦車を動員した旅団級の実動演習を再開したことが2日、確認された。これを受け、2018年9・19南北軍事合意で封印された措置はすべて復元された。接敵地域で北朝鮮の挑発に対抗する「矛」に該当する一連の訓練が完全に復活したのだ。

北朝鮮想定の奇襲作戦 米韓合同で大規模訓練を実施
2024.09.03

北朝鮮想定の奇襲作戦 米韓合同で大規模訓練を実施

 アメリカ軍と韓国軍は北朝鮮への奇襲作戦を想定した大規模な訓練を実施し、メディアに公開しました。 米韓両軍は韓国南東部の浦項で対北朝鮮を想定した大規模な上陸訓練を公開しました。今年は米韓合同で司令部を編成するなど、指揮命令系統の向上に力を入れたということです。 訓練

【社説】中国軍領空侵犯 不測の事態招く危険行為
2024.09.03

【社説】中国軍領空侵犯 不測の事態招く危険行為

 日本の主権を侵害する重大事であり、偶発的な衝突を誘発しかねない危険な行為だ。政府は中国に対し、原因究明と再発防止の徹底を強く求めなければならない。 中国軍のY9情報収集機1機が、長崎県五島市の男女群島沖で日本の領空を約2分間にわたって侵犯した。 中国軍機による領空

ロ新型巡航ミサイル「ブレベスニク」、米研究者が配備地点を特定
2024.09.03

ロ新型巡航ミサイル「ブレベスニク」、米研究者が配備地点を特定

Jonathan Landay[ワシントン 2日 ロイター] - 米国の2人の研究者が、ロシアが開発中とされていた原子力推進式巡航ミサイル「ブレベスニク」の配備地点とみられる場所を特定した。彼らによると、近年試験を続けてきたブレベスニクが実戦配備段階に入って

モンゴルは「戦争犯罪の責任を共有」、プーチン氏不逮捕にウクライナが猛反発
2024.09.03

モンゴルは「戦争犯罪の責任を共有」、プーチン氏不逮捕にウクライナが猛反発

ロシアのプーチン大統領は2日、モンゴルを公式訪問した。国際刑事裁判所(ICC)に加盟するモンゴルが、ICCの逮捕状に基づきプーチン氏の身柄を拘束しなかったことで、ウクライナは遺憾の意を表明した。ICCは2023年3月、ウクライナ侵攻に関連しプーチン氏に戦争犯罪容疑で逮捕状を出して

ウクライナ戦争は誰にとっての「ベトナム戦争」になるのか【コラム】
2024.09.03

ウクライナ戦争は誰にとっての「ベトナム戦争」になるのか【コラム】

 ウクライナのドネツクに住んでいたロシア系高麗人のナタリア・ソさん(34)は、ウクライナ戦争によって、安山(アンサン)にある高麗人集落までやってきた。ソさんにとって戦争の開始は、ロシアがウクライナ侵攻を始めた2022年2月24日ではなく、1週間前の2月18日だ。ドネツク西部の衛星都市で生活して

核使用基準の条約、12月調印へ ロシアとベラルーシ
2024.09.03

核使用基準の条約、12月調印へ ロシアとベラルーシ

 【モスクワ共同】ベラルーシのルイジェンコフ外相は2日、核兵器や通常兵器の使用原則を明記したロシアとの安全保障に関する条約を今年12月に調印予定だと明らかにした。今年で連合国家創設条約調印から25年になるのに合わせ実現するという。ベラルーシ国営ベルタ通信が報じた。 ルイジェンコフ

ネタニヤフ首相、人質6人死亡を謝罪
2024.09.03

ネタニヤフ首相、人質6人死亡を謝罪

 ハマスに拘束されていた人質6人が遺体で見つかったことを受けて、ネタニヤフ首相はガザ地区とエジプトの境界にイスラエル軍が駐留しなければならないと改めて強調しました。 ネタニヤフ首相は2日に会見を開き、遺族らに対し人質を無事に連れ戻すことが出来なかったことを謝罪しました。会見では、

日本自衛隊トップ「個人資格の靖国神社参拝は差し支えない」
2024.09.03

日本自衛隊トップ「個人資格の靖国神社参拝は差し支えない」

日本自衛隊制服組トップの統合幕僚長が隊員の靖国神社参拝に関し、個人資格の参拝なら差し支えないと明らかにした。吉田圭秀統合幕僚長は2日に公開された朝日新聞のインタビューで、「自衛隊の幹部らが靖国神社を集団参拝した事実が明らかになった」という質問に対し「個人の自由意思としての参拝は差

ハマス、ガザ人質対応に6月から新たな指針 イスラエル軍接近の場合
2024.09.03

ハマス、ガザ人質対応に6月から新たな指針 イスラエル軍接近の場合

Nidal al-Mughrabi Jaidaa Taha[カイロ 2日 ロイター] - イスラム組織ハマスの軍事部門「カッサム旅団」は2日、パレスチナ自治区ガザで拘束している人質を巡り、イスラエル軍が接近した場合の人質の扱い方について、6月以降、新たなガイドラインに従っ

ガザ境界の部隊駐留主張 国際圧力を警戒 イスラエル首相
2024.09.03

ガザ境界の部隊駐留主張 国際圧力を警戒 イスラエル首相

 【カイロ時事】イスラエルのネタニヤフ首相は2日、エルサレムで記者会見し、パレスチナ自治区ガザ南部の対エジプト境界地帯「フィラデルフィ回廊」を「掌握しなければならない」と述べ、部隊撤退を改めて拒否した。 ガザで拘束されている人質の解放と停戦を巡る交渉で、イスラム組織ハマスは部隊の

西側は兵器使用制限撤廃を、一段の供与必要=ゼレンスキー氏
2024.09.03

西側は兵器使用制限撤廃を、一段の供与必要=ゼレンスキー氏

[2日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は2日、西側諸国に対し、ウクライナに供与した兵器の使用制限を撤廃し、ロシア領の奥深くまでの攻撃を容認するよう改めて求めた。同時に、ウクライナに対する一段の兵器供与を訴えた。ゼレンスキー氏はオランダのスホーフ首相とウクラ

仁川空港のゴミ集積場で実弾300発を大量発見
2024.09.03

仁川空港のゴミ集積場で実弾300発を大量発見

仁川(インチョン)国際空港のゴミ集積場で実弾300発余りが発見され、警察が捜査に乗り出した。2日、仁川国際空港公社によると、同日午前、仁川空港第1旅客ターミナルの東側のゴミ集積場で実弾300発余りが大量に発見された。仁川国際空港警察団が実弾を回収し、関係当局と合同調

ロシア、ウクライナ東部要衝地ポクロウシク10キロまで接近
2024.09.03

ロシア、ウクライナ東部要衝地ポクロウシク10キロまで接近

ロシア軍がウクライナ東部の戦略的物流中心地を占領するための進軍にスピードを出している。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、1日(現地時間)、ロシア軍がウクライナ東部ドネツィク(ドネツク)州ポクロウシク(クラスノアルミスク)の10キロ程度まで接近して当局が非常事態に

「他の美術館も公正な決断を」──米美術館が所蔵作品を競売に。売却益は元所有者遺族と分配
2024.09.03

「他の美術館も公正な決断を」──米美術館が所蔵作品を競売に。売却益は元所有者遺族と分配

ルーカス・クラナッハ(父)が16世紀に制作したとされる肖像画が、第二次世界大戦中に迫害されたユダヤ人の遺族に返還されることが決定した。本作はヘンリー・ブロンバーグが1935年に妻とドイツを離れる際にナチス・ドイツ時代に課されたユダヤ人資産税に基づき、破格の安さで売却された作品だ。

人質死亡責任論…ネタニヤフ首相に怒った70万人、街頭へ=イスラエル
2024.09.03

人質死亡責任論…ネタニヤフ首相に怒った70万人、街頭へ=イスラエル

ハマスに抑留されていた人質のうち6人が遺骸で返ってくると、1日(現地時間)、怒りに充ちたイスラエル市民が街頭に溢れ出た。エルサレムではデモ隊が総理室を取り囲んだ。外信は前例ない規模のデモがガザ戦争の転換点になるかもしれないと分析した。この日、CNNによると、イスラエル人質・行方不

「死なないと、帰れない島なんですよ」祖父を地上戦で亡くした遺児が発した「言葉の意味」
2024.09.03

「死なないと、帰れない島なんですよ」祖父を地上戦で亡くした遺児が発した「言葉の意味」

なぜ日本兵1万人が消えたままなのか、硫黄島で何が起きていたのか。民間人の上陸が原則禁止された硫黄島に4度上陸し、日米の機密文書も徹底調査したノンフィクション『硫黄島上陸 友軍ハ地下ニ在リ』が12刷ベストセラーとなっている。ふだん本を読まない人にも届き、「イッキ読みし

弱体化のミャンマー国軍、治安強化へ「民兵組織」 市民に武器供与も
2024.09.03

弱体化のミャンマー国軍、治安強化へ「民兵組織」 市民に武器供与も

 内戦で武装勢力に押し込まれるミャンマー国軍が、国内各地で新たに民兵組織を立ち上げる方針を打ち出した。2月に始めた徴兵制に加えて、「治安強化」の名のもとに市民の動員を拡大する考えだが、地域社会を不安定化させる懸念が大きい。 国軍報道官は先月24日、BBCビルマ語放送に「国家、町、