# 軍事・戦争

AIの責任ある軍事利用、60カ国が「青写真」支持 中国は見送り
2024.09.11

AIの責任ある軍事利用、60カ国が「青写真」支持 中国は見送り

Joyce Lee[ソウル 10日 ロイター] - 米国など約60カ国は10日、軍事領域における人工知能(AI)の責任ある利用に向けた「行動の青写真」を承認した。昨年のハーグでの開催に続き、今回ソウルで「軍事領域における責任あるAI利用(Responsibl

疲弊したウクライナ軍の精鋭・第47旅団がようやく休息 1年以上連戦、M2補充か
2024.09.11

疲弊したウクライナ軍の精鋭・第47旅団がようやく休息 1年以上連戦、M2補充か

ウクライナ軍が2023年6月に鳴り物入りで始めた南部反転攻勢で、陸軍の第47独立機械化旅団は前線に投入された。所属部隊は、フィンランドから供与されたレオパルト2R地雷除去車、欧州諸国から供与されたレオパルト2A6戦車、米国から供与されたM2ブラッドレー歩兵戦闘車などに乗り込んでロシア軍の敷設し

ドローンを撃ち落す「弾なし銃」って? ウクライナ侵攻で戦い方一変 もはや“いたちごっこ”の開発競争
2024.09.11

ドローンを撃ち落す「弾なし銃」って? ウクライナ侵攻で戦い方一変 もはや“いたちごっこ”の開発競争

 2022年から始まったロシアのウクライナ侵攻で、兵器としての有用性が大いに証明されたアイテムといえば、なんといっても小型の無人攻撃機「軍用ドローン」でしょう。こうしたドローンは戦場以外でも、市街地のテロや一般の犯罪で使われれば脅威になることから、対抗策となる「ドローン銃」の開発も盛んになって

金正恩委員長「核兵器を幾何級数的に増やす」…また核を強調
2024.09.11

金正恩委員長「核兵器を幾何級数的に増やす」…また核を強調

8日に開かれた北朝鮮政権樹立記念日(9・9節)76周年記念行事に出席しなかった金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が翌日の9日、党幹部の前で演説し「共和国は核兵器の数を幾何級数的に増やし、核の力量を絶えず強化していく」と強調した。北朝鮮体制記念日の9・9節に金正恩委員長が国政状況

中国軍、米軍参加のブラジル演習に初めて参加へ 共同訓練はなし
2024.09.11

中国軍、米軍参加のブラジル演習に初めて参加へ 共同訓練はなし

[ブラジリア 10日 ロイター] - ブラジル海軍は10日、同国の年次軍事演習「フォルモサ作戦」に中国軍が初めて参加すると発表した。演習には米軍も参加する。ただ、米国防総省報道官のピート・グエン少佐は演習で米中両軍が一緒に訓練することはないと述べた。ブラジル

米国務長官「イランの弾道ミサイルはすでにロシア到着、間もなく使用されるだろう」
2024.09.11

米国務長官「イランの弾道ミサイルはすでにロシア到着、間もなく使用されるだろう」

ロシアが、イランから弾道ミサイルの提供を受けて数週間以内にウクライナに対して使用するだろうと米国政府が警告を出した。米政府はイランに対して新たな制裁も予告した。外信の10日(現地時間)付けの報道によると、ブリンケン米国務長官はこの日英国を訪問して「ロシアがイランから弾道ミサイルを

中国軍による領空侵犯・領海進入に警戒強める自衛隊 台湾有事も念頭にした動きか
2024.09.11

中国軍による領空侵犯・領海進入に警戒強める自衛隊 台湾有事も念頭にした動きか

防衛省は8月26日、中国軍のY9情報収集機が、同日午前11時29分ごろからの約2分間、長崎県の男女群島沖の領海上空を侵犯したことを確認したと発表した。続いて中国海軍のシュパン級測量艦1隻が8月31日午前6時ごろ、口永良部島南西の日本の領海に入り、2時間近くにわたって日本領海を航行した。中国軍に

ハマス指導者のガザ脱出提案か イスラエル、人質と引き換えに
2024.09.11

ハマス指導者のガザ脱出提案か イスラエル、人質と引き換えに

 【エルサレム共同】米ブルームバーグ通信は10日、イスラエル側の人質問題担当者がインタビューで、パレスチナ自治区ガザの停戦交渉を巡ってイスラム組織ハマスに対し、拘束する人質の解放などと引き換えに、最高指導者シンワール氏の安全なガザ脱出を提案したことを明らかにしたと報じた。停滞する停戦交渉を進展

「不確実性」高まる北極 中ロ、現時点で利害一致 米国防総省高官の一問一答 第1部「二つの北極」(2)〔66°33′N 北極が教えるみらい〕
2024.09.11

「不確実性」高まる北極 中ロ、現時点で利害一致 米国防総省高官の一問一答 第1部「二つの北極」(2)〔66°33′N 北極が教えるみらい〕

 米国防総省が7月に公表した「北極戦略2024」策定で中心的役割を担った同省のグレッグ・ポロック筆頭部長(北極・グローバルレジリエンス担当)は8月30日までに、オンラインで時事通信の取材に応じ、北極の現状について「不確実性が高まっている」との見方を示した。 一問一答は以下の通り。

ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(7)
2024.09.11

ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(7)

 話の時期を少し戻すが、一八八九年の革命、帝政廃止の四年後、リオで提督クストージオ・デ・メーロを中心とする海軍軍人の反乱が起きた。これに兵学校の生徒も参加していた。 その生徒の中に一人の日本人がいた……というから、これまた奇談である。 その日本人の名は大武(おおたけ

ウクライナに供与の長距離兵器、使用制限解除「調整中」=米大統領
2024.09.11

ウクライナに供与の長距離兵器、使用制限解除「調整中」=米大統領

[10日 ロイター] - バイデン米大統領は10日、ロシアの侵攻に対抗するウクライナに供給する長距離兵器の使用制限を解除するか問われ、「現在調整中」と応じた。米国はウクライナ紛争がエスカレートするのを懸念し、ロシア領内深くの標的を攻撃できる兵器を供与したり、使用に許可を与

ブラジルの演習に中国部隊初参加 米と張り合う
2024.09.11

ブラジルの演習に中国部隊初参加 米と張り合う

 【サンパウロ時事】ブラジル中西部で毎年恒例の軍事演習「フォルモザ」が、今月17日までの予定で行われている。 今年は中国の部隊が初めて加わり、米国と共に訓練に参加。米国の裏庭とされる南米を舞台に、米国と張り合う中国の意図が改めて浮き彫りとなった。 首都ブラジリア近郊

石垣島で粛々と進む「日米軍事一体化」衝撃の裏側!美しきリゾート地「ミサイル要塞基地」に
2024.09.11

石垣島で粛々と進む「日米軍事一体化」衝撃の裏側!美しきリゾート地「ミサイル要塞基地」に

知らぬ間に「米国のミサイル基地」と化していた日本日本にとっての「最悪のシナリオ」とは?政府による巧妙な「ウソ」とは一体…?国際情勢が混迷を極めめる「いま」、知っておきたい日米安全保障の「衝撃の裏側」が、『従属の代償 日米軍事一体化の真実』で明らかになる

ロシア軍、ウクライナ軍から2集落を奪還 軍事ブロガー「反撃開始」
2024.09.11

ロシア軍、ウクライナ軍から2集落を奪還 軍事ブロガー「反撃開始」

 ロシアの軍事ブロガーなどは10日、ロシア南西部クルスク州で越境攻撃を続けるウクライナ軍に対し、ロシア軍が反撃を開始したと伝えた。1日弱で十数キロ進軍し、少なくとも国境に近い2集落を解放したという。 ロシア国防省に近いとされる軍事ブロガー「ライバー」によると、ロシア軍は空挺(くう

ぜったいに「米軍」にさからえない「日本の悲劇」…「戦後日本」に残された米軍の「リモコン装置」
2024.09.11

ぜったいに「米軍」にさからえない「日本の悲劇」…「戦後日本」に残された米軍の「リモコン装置」

日本には、国民はもちろん、首相や官僚でさえもよくわかっていない「ウラの掟」が存在し、社会全体の構造を歪めている。そうした「ウラの掟」のほとんどは、アメリカ政府そのものと日本とのあいだではなく、じつは米軍と日本のエリート官僚とのあいだで直接結ばれた、占領期以来の軍事上の密約を起源と

やられ役返上! 「ガンダム」をもしのぐ「ジム」の高性能機とそのパイロットたち
2024.09.11

やられ役返上! 「ガンダム」をもしのぐ「ジム」の高性能機とそのパイロットたち

「RGM-79 ジム」は、「宇宙世紀」の「地球連邦軍」において、長年に渡り運用された主力MS(モビルスーツ)です。「ガンダム」シリーズでは引き立て役に甘んじることの多いMSながら、その多彩なバリエーションのなかには「ガンダム」に匹敵する性能を持った機体もありました。 ジムは、後に

かすめた戦闘機で終戦実感 古里での経験が骨格に 戦後79年―語り継ぐ戦争の記憶⑦/兵庫・丹波篠山市
2024.09.11

かすめた戦闘機で終戦実感 古里での経験が骨格に 戦後79年―語り継ぐ戦争の記憶⑦/兵庫・丹波篠山市

 今年で終戦から79年が経過した。戦争を体験した人や、その遺族の多くが高齢化、もしくは亡くなる中、丹波新聞社の呼びかけに対し、その経験を次世代に語り継ごうと応じていただいた人たちの、戦争の記憶をたどる。今回は渡邊定子さん(88)=兵庫県川西市=。 1936年、京都で生まれた。幼少

自衛隊の新装備「無人水陸両用車」メーカーと契約締結! 実用化は目前か 使い方は?
2024.09.11

自衛隊の新装備「無人水陸両用車」メーカーと契約締結! 実用化は目前か 使い方は?

 三菱重工は2024年9月9日、「無人水陸両用車」について防衛装備庁と契約を結んだと発表しました。 契約締結日は2か月前の7月11日、数量は一式で、契約金額は205億9200万円です。 この無人水陸両用車は、防衛省の2024年度予算に開発関連経費の一部約200億円を

馬毛島自衛隊基地 整備遅れ工期3年延長 工事阻む波や風、資機材足りず宿舎建設も遅延 西之表市長も影響の長期化危ぐ
2024.09.11

馬毛島自衛隊基地 整備遅れ工期3年延長 工事阻む波や風、資機材足りず宿舎建設も遅延 西之表市長も影響の長期化危ぐ

 米軍空母艦載機陸上離着陸訓練(FCLP)移転を伴う鹿児島県西之表市馬毛島の自衛隊基地整備で、防衛省は10日、施設全体の完成時期を当初計画より約3年延期し2030年3月末になると発表した。波の高さや能登半島地震の影響による人手と資機材不足などが理由。FCLPは28年1月以降になる見込み。

ロシア海軍 400隻以上参加の大規模演習を開始 中国海軍も参加
2024.09.11

ロシア海軍 400隻以上参加の大規模演習を開始 中国海軍も参加

ロシア国防省は、太平洋などで400隻以上の艦艇が参加する大規模な海軍の演習を始めたと発表しました。一部の演習には中国海軍も参加するとしています。ロシア国防省は10日、大規模な海軍の演習「オケアン2024」を開始したと発表しました。演習は太平洋や北極海、バルト海などで16日まで行わ