# 買い入れ

債券は上昇か、PPI受け米金利低下-日銀買い入れ減額警戒は重し
2024.06.14

債券は上昇か、PPI受け米金利低下-日銀買い入れ減額警戒は重し

(ブルームバーグ): 14日の債券相場は上昇が予想されている。米国で5月の生産者物価指数(PPI)が予想に反して低下したため年内の利下げ観測が強まり、長期金利が低下した流れを引き継ぐ。一方、日本銀行が金融政策決定会合で国債買い入れ減額を決めることへの警戒感が相場の重しになりそうだ。

植田総裁「利上げ見送り」で円安止まらず…!「不動産ローン急上昇」と「円一段安」のさらなる懸念が浮上する「深刻なウラ事情」
2024.06.12

植田総裁「利上げ見送り」で円安止まらず…!「不動産ローン急上昇」と「円一段安」のさらなる懸念が浮上する「深刻なウラ事情」

 日本銀行の金融政策決定会合は、6月13日、14日に行われる。ここで利上げによって現在、156~157円台の行き過ぎた円安を是正してほしいというのが国民の期待と言えるだろう。 しかし、前編「岸田×植田では円安は止まらない…! 「次の日銀会合」でついに明らかになる「政府も日銀も打つ

日銀、消費マインド悪化に懸念 経済・物価は想定通り
2024.06.11

日銀、消費マインド悪化に懸念 経済・物価は想定通り

Takahiko Wada[東京 11日 ロイター] - 日銀が13―14日に開く金融政策決定会合は、国債買い入れの減額が焦点の一つとなるが、経済物価情勢に関しては、日銀内に4月の「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)で示したシナリオ通りとの見方がある。ただ、消費マイン

国債買い入れ減額を議論へ 13日から金融政策決定会合、日本銀行
2024.06.11

国債買い入れ減額を議論へ 13日から金融政策決定会合、日本銀行

 日本銀行は13~14日、金融政策決定会合を開き、国債買い入れの減額を議論する。大規模な金融緩和の転換後も月6兆円程度の購入を維持しており、減額すれば金融正常化に向けた一歩となる。また、前回4月会合では、植田和男総裁の発言を契機に円が急落し、政府による為替介入につながった。円安が物価に与える影

国債買い入れ減額、具体的方針示されるかが焦点-13日から日銀会合
2024.06.11

国債買い入れ減額、具体的方針示されるかが焦点-13日から日銀会合

(ブルームバーグ): 日本銀行が今週開く金融政策決定会合では、政策金利の現状維持が見込まれる中、国債買い入れの減額について具体的な方針が示されるかが焦点となる。追加利上げのタイミングに関して、植田和男総裁から何らかの示唆があるかも注目だ。ブルームバーグがエコノミスト51人を対象に

国債買い入れ減額を議論 13日から金融政策決定会合 日銀
2024.06.11

国債買い入れ減額を議論 13日から金融政策決定会合 日銀

 日銀は13日から2日間の日程で金融政策決定会合を開く。 会合では、現在月間6兆円規模で行っている国債買い入れ減額の具体策を議論。日銀は前回4月会合で減額に関する議論を始めており、早ければ今回の会合で結論を出す可能性がある。14日の会合終了後に植田和男総裁が記者会見する。

債券は下落か、強い雇用統計受け米金利が大幅上昇-日銀会合に警戒も
2024.06.10

債券は下落か、強い雇用統計受け米金利が大幅上昇-日銀会合に警戒も

(ブルームバーグ): 10日の債券相場は下落が予想されている。雇用統計が予想を上回る強い内容となり、米国の長期金利が大幅に上昇した流れを引き継ぐ。日本銀行の金融政策決定会合を13、14日に控え、国債買い入れ減額や追加利上げ示唆への警戒感も引き続き相場の重しになる見込みだ。岡三証券

日銀会合、国債買い入れ減額の議論進展が焦点 市場動向も見極め
2024.06.07

日銀会合、国債買い入れ減額の議論進展が焦点 市場動向も見極め

Takahiko Wada[東京 7日 ロイター] - 日銀が13、14日に開催する金融政策決定会合では、国債買い入れ減額について踏み込んだ議論がなされるかが焦点となる。日銀内では、債券市場の予見可能性を高めるうえで新たな指針を示すべきとの意見がある一方、買い入れ減額はよ

中国人民銀の金保有、5月に増加止まる-1年半続いた金購入終わる
2024.06.07

中国人民銀の金保有、5月に増加止まる-1年半続いた金購入終わる

(ブルームバーグ): 中国人民銀行(中央銀行)の金保有増加が5月に止まった。中国は1年半続けていた大規模な金買い入れに終止符を打った。7日発表のデータによれば、人民銀が保有する金地金は5月時点で7280万トロイオンスと、前月と変わらず。中国が準備資産としての金購入を見送ったのは2

過半が今月日銀会合で国債減額予想、年内利上げ9割に増加-サーベイ
2024.06.07

過半が今月日銀会合で国債減額予想、年内利上げ9割に増加-サーベイ

(ブルームバーグ): 日本銀行が来週に開く金融政策決定会合では、エコノミストのほぼ全員が追加利上げの見送りを予想する一方、過半が国債買い入れの減額を決めるとみている。追加利上げの時期は7月と10月が約3割で拮抗(きっこう)している。ブルームバーグが5月31日-6月5日にエコノミス

日銀総裁、国債買い入れ方針は「今後は減額が適当」…参院財政金融委で答弁
2024.06.06

日銀総裁、国債買い入れ方針は「今後は減額が適当」…参院財政金融委で答弁

 日本銀行の植田和男総裁は6日の参院財政金融委員会での答弁で、国債買い入れの方針について、「今後、大規模な金融緩和からの出口(戦略)を進めていく中で、減額することが適当だ」と述べた。 日銀は3月、国債買い入れで長期金利を低く抑える「長短金利操作」を終えたが、市場の混乱を避けるため

国債買い入れ、減額することが適当であると考えている-植田日銀総裁
2024.06.06

国債買い入れ、減額することが適当であると考えている-植田日銀総裁

(ブルームバーグ): 日本銀行の植田和男総裁は6日、国債買い入れの減額が適当との認識を改めて示した。参院財政金融委員会で答弁した。植田総裁は3月の金融政策の枠組み変更後の金融市場の状況を確認しているとした上で、「今後大規模な金融緩和からの出口を進めていく中で、減額することが適当で

債券は上昇か、雇用低調で米金利低下-日銀買い入れ減額への警戒重し
2024.06.05

債券は上昇か、雇用低調で米金利低下-日銀買い入れ減額への警戒重し

(ブルームバーグ): 5日の債券相場は上昇が予想されている。米国市場で発表された4月の求人件数が予想以上に減少したことで利下げ観測が高まり、米長期金利が低下した流れを引き継ぐ。日本銀行が来週の金融政策決定会合で国債買い入れ減額を検討するとの報道は相場の重しになりそうだ。三井住友ト

日銀、早ければ今月会合で国債買い入れ減額を具体的に検討も-関係者
2024.06.04

日銀、早ければ今月会合で国債買い入れ減額を具体的に検討も-関係者

(ブルームバーグ): 日本銀行は早ければ来週に開く金融政策決定会合で、長期国債の買い入れの減額についてより具体的な方針を示すことの是非を含めて議論する可能性が大きい。複数の関係者への取材で分かった。関係者によると、13、14日の会合では月間6兆円程度の買い入れを継続するとしている

日銀、6月に国債買い入れ減額のシグナル発信へ-MUFG予想
2024.06.04

日銀、6月に国債買い入れ減額のシグナル発信へ-MUFG予想

(ブルームバーグ): 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の欧州グローバルマーケッツ・リサーチ責任者、デレク・ハルペニー氏らは3日、日本銀行が国債買い入れ減額プランを市場環境次第として柔軟に保ち、正確な数字の提示は避ける公算が大きいとの見方を示した。ハルペニー氏らは6月

かんぽ生命、本腰入れた超長期債投資に慎重-日銀の不確実性高さ警戒
2024.06.03

かんぽ生命、本腰入れた超長期債投資に慎重-日銀の不確実性高さ警戒

(ブルームバーグ): かんぽ生命保険は、金利の上昇で超長期債利回りは魅力的な水準になってきたとの見方を示す一方で、日本銀行の国債買い入れ減額を巡る不確実性が高く、本腰を入れて購入に踏み出すには至っていない。野村裕之執行役員兼運用企画部長は5月31日のインタビューで、「金利が上がっ

インタビュー:物価が2%目標上回るリスク、日銀は注意必要=星・東大教授
2024.05.31

インタビュー:物価が2%目標上回るリスク、日銀は注意必要=星・東大教授

Takahiko Wada Leika Kihara[東京 31日 ロイター] - 東京大学大学院経済学研究科の星岳雄教授は31日、ロイターのインタビューで、日銀は物価が2%目標を上回ってしまうリスクを心配しなければいけないと述べ、速やかな利上げの必要性を示唆した。日本経

中国、売れ残り住宅6000万戸-値下がり加速で不動産保有の魅力低下
2024.05.31

中国、売れ残り住宅6000万戸-値下がり加速で不動産保有の魅力低下

(ブルームバーグ): 中国当局は未曾有の不動産不況を終わらせる鍵は、過剰な住宅在庫の削減だとしている。その理由は簡単だ。ブルームバーグ・エコノミクス(BE)によると、中国では集合住宅が6000万戸売れ残っており、政府の支援がなければ売却に4年余りかかる。供給過剰はここ10年で最速

債券は上昇か、GDP下方修正で米長期金利低下-日銀政策修正は警戒
2024.05.31

債券は上昇か、GDP下方修正で米長期金利低下-日銀政策修正は警戒

(ブルームバーグ): 31日の債券相場は上昇が予想されている。米国市場で1-3月の実質国内総生産(GDP)改定値が速報値から下方修正されたことを受け、長期金利が低下した流れを引き継ぐ。日本銀行が早期に国債買い入れ減額や追加利上げを行うことへの警戒感は重しになり、上値は限定的となりそうだ。

超長期金利の上昇止まらず、日銀オペ不透明-スワップ金利差12年ぶり
2024.05.29

超長期金利の上昇止まらず、日銀オペ不透明-スワップ金利差12年ぶり

(ブルームバーグ): 超長期国債利回りの上昇が止まらず、スワップとの金利差は30年物でアベノミクス前となる12年ぶりの水準に拡大した。日本銀行の国債買い入れオペを巡る不透明感という需給要因が歴史的な金利差を生み出している。ブルームバーグのデータによると30年国債利回りとスワップの