# 買い入れ

焦点:日銀利上げ、背中押した政府 国債減額には異論も
2024.08.02

焦点:日銀利上げ、背中押した政府 国債減額には異論も

Yoshifumi Takemoto Kentaro Sugiyama Takaya Yamaguchi[東京 2日 ロイター] - 7月の金融政策決定会合での日銀の追加利上げは、歴史的な円安に伴う物価高に歯止めをかけ、新しい経済ステージへの移行を印象付けたい岸田文雄政権

植田和男総裁、さらなる追加利上げの可能性示唆…「見通し通りだと判断できれば、次の判断」
2024.07.31

植田和男総裁、さらなる追加利上げの可能性示唆…「見通し通りだと判断できれば、次の判断」

 日本銀行は31日に開いた金融政策決定会合で、追加利上げを決めた。政策金利である短期金利の誘導目標を0~0・1%程度から0・25%程度へと引き上げる。現在、月6兆円程度としている国債の買い入れ額は、2026年1~3月に月3兆円程度へ半減させる具体的な減額計画も決定した。 日銀の利

日銀が追加利上げと国債買い入れ減額計画を同時決定:円安けん制を意識した決定に
2024.07.31

日銀が追加利上げと国債買い入れ減額計画を同時決定:円安けん制を意識した決定に

日本銀行は7月31日の金融政策決定会合で、追加利上げと国債買い入れ減額計画を同時に決定した。国債買い入れ減額計画の発表は、前回6月の会合で既に決めていたことだが、追加利上げの実施については、直前になってその観測がにわかに強まっていた(コラム「日銀が追加利上げ実施か:利上げは続くが2%物価目標達

日銀、追加利上げを決定 政策金利0.25%程度に引き上げへ 国債買い入れは減額も
2024.07.31

日銀、追加利上げを決定 政策金利0.25%程度に引き上げへ 国債買い入れは減額も

 日本銀行は先ほどまで行われた金融政策決定会合で、政策金利を現在の0~0.1%から、0.25%程度に引き上げることを決めました。 また、これまで月額6兆円程度としてきた国債の買い入れについては段階的に減額し、2026年3月末までに月額約3兆円にします。(ANNニュース)

0.25%への追加利上げ検討 国債購入減額の計画決定へ 日銀
2024.07.31

0.25%への追加利上げ検討 国債購入減額の計画決定へ 日銀

 日銀が31日の金融政策決定会合で、追加利上げする検討に入ったことが30日明らかになった。 短期金利を現在の「0~0.1%程度」から「0.25%程度」に引き上げる案を軸に議論する。中小企業を含め、賃上げの動きが地方にも広がり、日銀は先行きの物価上昇率が目標である2%程度で推移する

日銀国債買い入れ減額の具体策を展望する
2024.07.22

日銀国債買い入れ減額の具体策を展望する

日本銀行は7月30日、31日に開かれる金融政策決定会合で、国債買い入れ減額の向う1年から2年程度の具体策を公表する。日本銀行は7月9日と10日に、国債買い入れ減額について市場参加者からヒアリングを行い、その概要を19日に公表した。参加者の意見はかなりばらつきがあり、この概要からは

韓国人は「ご飯が力」なのに…倉庫に積まれた米俵、下落続くコメ価格
2024.07.21

韓国人は「ご飯が力」なのに…倉庫に積まれた米俵、下落続くコメ価格

 忠清南道洪城郡広川邑(ホンソングン・クァンチョンウプ)の広川農協の稲の乾燥貯蔵施設に、重さ1トンの乾燥稲の袋が数百、倉庫の天井に届くほど積み上げられている。昨年の収穫期に広川農協が買い上げた後、売れ残っているものだ。 先月、韓国全国の農協の倉庫に積まれたコメの在庫量は66万トン

国債購入減額「段階的に」 市場会合の議事要旨公表 日銀
2024.07.19

国債購入減額「段階的に」 市場会合の議事要旨公表 日銀

 日銀は19日、今月9、10両日に開いた国債買い入れの減額計画に関する市場参加者との会合の議事要旨を公表した。 出席者からは、減額のペースについて「段階的な減額が望ましい」との意見が目立った。日銀は6月の金融政策決定会合で、市場参加者の意見を聞いた上で、7月会合で1~2年程度先ま

債券市場会合、2年後の国債購入 銀行は「月3兆円」が多数=関係筋
2024.07.10

債券市場会合、2年後の国債購入 銀行は「月3兆円」が多数=関係筋

Takahiko Wada Yoshifumi Takemoto[東京 10日 ロイター] - 日銀が9日に開催した銀行グループを対象とした債券市場参加者会合では、2年後の国債買い入れ額として月3兆円程度が望ましいとの意見が多数あったことが複数の関係者の話で明らかになった

日銀の国債購入の減額、規模は?ペースは? 金融機関の意見に隔たり
2024.07.10

日銀の国債購入の減額、規模は?ペースは? 金融機関の意見に隔たり

 日本銀行は9~10日、今月末に開く金融政策決定会合で示す国債買い入れの減額計画をめぐり、「債券市場参加者会合」を開いた。日銀は会合で得た金融機関からの意見を参考に、減額幅やペースなどを決めるとしている。丁寧な手続きを経ることで、金融市場の混乱を避ける狙いがあるが、参加者の意向には隔たりも大き

日銀の「国債買い入れ減額」と「保有残高の減少」を試算する【解説:三井住友DSアセットマネジメント・チーフマーケットストラテジスト】
2024.07.09

日銀の「国債買い入れ減額」と「保有残高の減少」を試算する【解説:三井住友DSアセットマネジメント・チーフマーケットストラテジスト】

チーフマーケットストラテジスト・市川雅浩氏(三井住友DSアセットマネジメント株式会社)が解説します。●日銀は今月末に国債買い入れの減額計画を公表する予定だが、現時点でその詳細はまだ不明。●日銀は6月末時点で588.5兆円の国債を保有し、毎月6兆円程度の国債の買い入れ

焦点:日銀、9日から債券市場会合 減額幅・ペースなど関係者の見方確認
2024.07.08

焦点:日銀、9日から債券市場会合 減額幅・ペースなど関係者の見方確認

Takahiko Wada[東京 8日 ロイター] - 日銀は9日からの債券市場参加者会合で、国債買い入れ減額の具体策について意見を聞く。日銀内では減額は段階的に行い、一定の予見可能性を維持すべきとの声が聞かれるが、会合はそのペースや規模について市場の見方を確認する意味合

9月にも実質賃金プラスへ(5月毎月勤労統計):それでも個人消費の回復は遠い
2024.07.08

9月にも実質賃金プラスへ(5月毎月勤労統計):それでも個人消費の回復は遠い

厚生労働省は7月8日、5月分毎月勤労統計を発表した。実質賃金の前年同月比上昇率は-1.4%と4月の同-1.2%からマイナス幅を拡大させ、26か月連続でのマイナスとなった(図表)。他方、残業代や一時金などを含まない(名目)所定内賃金は、前年同月比+2.5%と4月の同+1.8%から上

日銀の国債買い入れ、6月は5兆6274億円と試算 5月とほぼ変わらず
2024.07.01

日銀の国債買い入れ、6月は5兆6274億円と試算 5月とほぼ変わらず

Takahiko Wada[東京 1日 ロイター] - 日銀が1日に発表した日銀当座預金の増減要因と金融調節の6月実績をもとに、6月の国債買い入れ額を試算すると5兆6274億円となった。6月は国債買い入れの減額がなく、買い入れ額は5月の5兆6662億円からほぼ変わらなかっ

債券は下落へ、米金利高で夜間取引が大幅安-日銀政策変更への警戒も
2024.07.01

債券は下落へ、米金利高で夜間取引が大幅安-日銀政策変更への警戒も

(ブルームバーグ): 1日の債券相場は下落が予想されている。米国の長期金利が上昇し、円債先物が夜間取引で大幅下落した流れを引き継ぐ。日本銀行による国債買い入れ減額と追加利上げへの警戒感も引き続き相場の重しとなりそうだ。岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、債券相場は前週末の

債券は上昇か、利下げ観測で米長期金利が低下-日銀オペも支え
2024.06.28

債券は上昇か、利下げ観測で米長期金利が低下-日銀オペも支え

(ブルームバーグ): 28日の債券相場は上昇が予想されている。米国で景気鈍化を示す複数の経済指標を受けて年内の利下げ観測が強まり、長期金利が低下した流れを引き継ぐ。日本銀行が予定する定例の国債買い入れオペも相場の支えになりそうだ。東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテジストは、

日本銀行、金融政策決定会合の「主な意見」公表 追加利上げに「後押し」「慎重」双方の意見
2024.06.24

日本銀行、金融政策決定会合の「主な意見」公表 追加利上げに「後押し」「慎重」双方の意見

 日本銀行は6月の金融政策決定会合の「主な意見」を公表しました。追加の利上げについては、後押しする声と慎重な意見の双方があったことがわかりました。 日銀は今回の会合で追加の利上げを見送りましたが、24日公表された「主な意見」では、「遅きに失することなく適時に金利を引き上げることが

日銀決定会合、追加利上げの是非や国債買い入れ減額方針巡り活発議論…「主な意見」公表
2024.06.24

日銀決定会合、追加利上げの是非や国債買い入れ減額方針巡り活発議論…「主な意見」公表

 日本銀行は24日、今月13、14日に開いた金融政策決定会合の「主な意見」を公表した。円安に伴う物価上昇の可能性を念頭に置いた追加利上げの是非や、この会合で決めた国債買い入れの減額方針を巡り、活発に議論された様子が明らかになった。 ある委員は追加利上げについて、「次回(7月)会合

追加利上げ「検討も必要」 国債購入減額、市場と対話 日銀6月会合
2024.06.24

追加利上げ「検討も必要」 国債購入減額、市場と対話 日銀6月会合

 日銀は24日、今月13、14日に開いた金融政策決定会合の主な意見を公表した。 政策委員の一人は、円安や原材料高を受けた価格転嫁の広がりを背景に「物価が上振れる可能性もあり、金融緩和のさらなる調整の検討も必要だ」と指摘。3月のマイナス金利解除に続く、追加利上げも検討すべきだとの見

物価に上振れリスク、データ注視し「適時に利上げを」との声=6月日銀会合
2024.06.24

物価に上振れリスク、データ注視し「適時に利上げを」との声=6月日銀会合

Takahiko Wada Shinichi Uchida[東京 24日 ロイター] - 日銀が13―14日に開いた金融政策決定会合では、物価の上振れリスクが出てきているとして、次回会合に向けてもデータを注視し「目標実現の確度の高まりに応じて、遅きに失することなく、適時に