# 認知症対策

コロナ禍を経て「免許の返納」が減少! 返納に立ちはだかる「代わりの足」問題
2024.09.03

コロナ禍を経て「免許の返納」が減少! 返納に立ちはだかる「代わりの足」問題

 操作ミスや判断の遅れ、勘違いや標識見落としによる逆走などの危険行為。これらが事故を引き起こす可能性は高く、いずれも高齢による身体能力の低下が招くことも多いといわれています。高齢者が安全に運転を続けるためには、こうした加齢による身体的な変化を自認し、それに応じた運転と安全対策を実施していくこと

「トクリュウ捜査」新体制半年、警察庁が司令塔を初配置 撲滅なるか
2024.09.02

「トクリュウ捜査」新体制半年、警察庁が司令塔を初配置 撲滅なるか

犯罪者集団のマフィア化(地下組織化)に伴って台頭してきた「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」。社会の新たな脅威と位置付け、警察庁の指揮のもと全国47都道府県警がトクリュウの徹底摘発にかじを切ってから9月で半年となる。今年度から初めて警察庁に配置された担当幹部ポストを司令塔に、実態解明が一

「10秒前を忘れても、喜びは残る」認知症高齢者が自分らしく生きる手段としての“はたらく” #老いる社会
2024.09.01

「10秒前を忘れても、喜びは残る」認知症高齢者が自分らしく生きる手段としての“はたらく” #老いる社会

9月は世界アルツハイマー月間 として、世界各地で認知症の理解を深めることを目的とした啓蒙活動が実施されている。2025年には65歳以上の高齢者の5人に1人 が認知症になるといわれる日本。2024年1月、認知症に関する初の法律「共生社会の実現を推進するための認知症基本法 」が施行された。また医療

厚労省予算要求、最大の34兆円 認知症対策、医療介護強化
2024.08.28

厚労省予算要求、最大の34兆円 認知症対策、医療介護強化

 厚生労働省は28日、2025年度予算の概算要求額を34兆2763億円と発表した。高齢化に伴う社会保障費の伸びなどで24年度当初と比べて4574億円の増加。少子高齢化と人口減少を見据え、認知症対策や医療介護サービスの人材確保などの基盤強化策を盛り込んだ。こども家庭庁(23年度創設)に関連経費が

オンライン健脳カフェへの質問…ノンアルコールビールなら大丈夫?
2024.08.27

オンライン健脳カフェへの質問…ノンアルコールビールなら大丈夫?

【第一人者が教える 認知症のすべて】①ノンアルビールなら大丈夫? オンライン健脳カフェに、こんな質問が寄せられました。「知り合いの夫婦のご主人が認知症です。夫婦ともにビールが好きで、奥さまが晩酌をやめられない。ノンアルコールビールなら大丈夫ですか?」<

〈母に認知症の兆し〉で名古屋の200坪「3億円以上」の共同不動産がピンチに…土地を守り抜いた63歳内科医の“選択”【税理士が解説】
2024.08.23

〈母に認知症の兆し〉で名古屋の200坪「3億円以上」の共同不動産がピンチに…土地を守り抜いた63歳内科医の“選択”【税理士が解説】

「うちの親はまだまだ元気だから、認知症対策なんて必要ない」と考える方も少なくないでしょう。しかし、相続の視点で見ると、認知症になってからでは手遅れになりかねません。本稿では、親が健康なうちに認知症対策を講じ、成功した事例を通じて、大野紗代子税理士がその重要性を解説します。今回は、

認知症の「軽症リハ」で、昼夜逆転の生活リズムを戻すこと重要なのはなぜか【正解のリハビリ、最善の介護】
2024.08.14

認知症の「軽症リハ」で、昼夜逆転の生活リズムを戻すこと重要なのはなぜか【正解のリハビリ、最善の介護】

【正解のリハビリ、最善の介護】#41 認知症を発症後、軽症の段階で介入して、できる限り進行を遅らせ、“できる能力”を向上させる認知機能向上リハビリが「軽症リハ」です。 私が院長を務める、ねりま健育会病院に設置している「介護老人保健施設(老健)」では、入所された軽症の

女子中学生への“いじめ”で保護者から再調査を求める2度目の意見 富山市長「しっかり読み込み考えたい」
2024.08.02

女子中学生への“いじめ”で保護者から再調査を求める2度目の意見 富山市長「しっかり読み込み考えたい」

いじめの重大事態で、生徒の保護者から提出された市長宛てに再調査を求める2度目の「所見」、意見について、富山市の藤井市長は「教育委員会から2日の午前中に受け取った。しっかり読み込んで考えたい」としました。藤井市長が、2日の定例会見で説明しました。いじめの「重大事態」に

認知症高齢者の社会参加拡大 岸田首相「取り組み全国に」
2024.07.26

認知症高齢者の社会参加拡大 岸田首相「取り組み全国に」

 岸田文雄首相は26日、高齢者らの認知症対策の一環として、現在はデイサービス利用者が対象のボランティア活動など社会参加型の取り組みを、グループホーム入所者にも拡大する方針を示した。 東京都町田市で記者団の質問に答えた。 政府が今秋にも決定する認知症対策の基本計画に盛

JR東海から突然720万円の請求書! 2007年「認知症鉄道事故」から考える超高齢化社会の行方、いまや認知症行方不明者は年1万9000人という辛らつ現実
2024.07.19

JR東海から突然720万円の請求書! 2007年「認知症鉄道事故」から考える超高齢化社会の行方、いまや認知症行方不明者は年1万9000人という辛らつ現実

 日本では2025年までに高齢者の5人にひとりが認知症になると推計されており、その対策が急がれている(約700万人)。 認知症の人のひとり歩きは、地域の交通安全に関わる。過去には電車事故が起き、同居の家族と離れて暮らす長男を相手取り、720万円の損害賠償請求訴訟が起こされたことも

「認知症」になったとき周囲に知っておいてもらいたいサポートの基本とコミュニケーションの注意点
2024.07.10

「認知症」になったとき周囲に知っておいてもらいたいサポートの基本とコミュニケーションの注意点

身近な人が認知症。そんな場面に直面したとき、私たちはどうすればいいのでしょうか?そこで、認知症を周囲の家族や友人はどのようにサポートしていけば良いのかや、コミュニケーション上の注意点について、神経内科専門医の岩田誠先生(メディカルクリニック柿の木坂院長)に解説してもらいました。<

【決して他人事ではない!】「認知症」で銀行口座が凍結!やっておくべき事前準備と対策は?「後見人制度」もあるけど、デメリットも多い!では「最高の準備」とは?
2024.07.09

【決して他人事ではない!】「認知症」で銀行口座が凍結!やっておくべき事前準備と対策は?「後見人制度」もあるけど、デメリットも多い!では「最高の準備」とは?

結婚しても子どもをもたない夫婦、いわゆる「おふたりさま」が増えている。共働きが多く経済的に豊か、仲よし夫婦が多いなどのメリットはあるものの、一方で「老後に頼れる子どもがいない」という不安や心配がある。そんな「おふたりさまの老後」の盲点を明らかにし、不安や心配ごとをク

“国家予算の3倍”に!? 詐欺グループに狙われた「認知症の資産」が衝撃の金額だった
2024.06.20

“国家予算の3倍”に!? 詐欺グループに狙われた「認知症の資産」が衝撃の金額だった

 特殊詐欺グループが海外で強盗の指示を出していたことが明らかになった「ルフィ事件」から1年余り、高齢者を狙った犯罪がまた起きた。警視庁捜査2課が、準詐欺の疑いで山崎和馬容疑者(41)ら4人を逮捕したのは6月5日のこと。「山崎らの容疑は一人暮らしの認知症の80代女性に不当に高くアパ

「AIはデータに現れない政策課題に対応できない」平井伸治・鳥取県知事が指摘する“生成AI最大の落とし穴”
2024.05.31

「AIはデータに現れない政策課題に対応できない」平井伸治・鳥取県知事が指摘する“生成AI最大の落とし穴”

〈「生成AIの言いなりになったら、ヒトは道具以下になってしまう」“AIを理解できない田舎者”と批判された平井伸治・鳥取県知事が伝えたい“人間主導のデジタル社会”〉 から続く 鳥取県の平井伸治知事は、学識者らで組織した「先端技術と民主主義のあり方を考える研究会」から報告書を受け取

5日後には生存率が「ゼロ」に…増え続ける「認知症行方不明者」の深刻すぎる実態
2024.05.25

5日後には生存率が「ゼロ」に…増え続ける「認知症行方不明者」の深刻すぎる実態

 65歳以上の高齢者の認知症発症率は、推計15%。2012年時点で約462万人であることが厚生労働省の調査で明らかになっています。その数は年々増え続けており、2025年には730万人へ増加し、65歳以上の5人に1人が認知症を発症するといわれています。 また、警察庁生活安全局人身安

「もう終わりだ…」夜中の2時「今すぐきてください!」救急隊員からの電話がなる現実。認知症の両親を看取るという生き地獄
2024.05.25

「もう終わりだ…」夜中の2時「今すぐきてください!」救急隊員からの電話がなる現実。認知症の両親を看取るという生き地獄

高齢化社会が進むにつれ、増えている認知症。公益財団法人生命保険文化センターによると2025年には65歳以上の5.4人に1人が認知症患者になると予想されている。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。「認知症は加齢による物忘れとは異なり、脳の病気です。私自身認知症患者の両親を

認知症解明や健康寿命延伸へ 「いきいき健診」始まる 弘前市
2024.05.22

認知症解明や健康寿命延伸へ 「いきいき健診」始まる 弘前市

認知症の解明などを目的とした高齢者の健康診断が弘前市で始まりました。「いきいき健診」は弘前市内に住む65歳以上の高齢者730人を対象にきょうから7日間行われます。弘前大学と市が認知症の解明や健康寿命を延ばすため高齢者の健康状態を10年間にわたり追跡調査しているもので、味覚や認識能

認知症 2050年には65歳以上7人に1人が発症する試算も 誰でも発症の可能性 交流と体操で予防する【福島発】
2024.05.11

認知症 2050年には65歳以上7人に1人が発症する試算も 誰でも発症の可能性 交流と体操で予防する【福島発】

認知症になると預金を下ろせなくなるそうです。母の年金振込を私の口座に指定できませんか?
2024.05.08

認知症になると預金を下ろせなくなるそうです。母の年金振込を私の口座に指定できませんか?