女子中学生への“いじめ”で保護者から再調査を求める2度目の意見 富山市長「しっかり読み込み考えたい」

AI要約

富山市の藤井市長が、生徒の保護者から提出されたいじめの再調査要請について言及

保護者が市教委の調査に瑕疵があるとして市長に再調査を求める2度目の所見、意見提出

藤井市長が、認知症対策として2次元コードを使った見守りシール事業を始めることを発表

女子中学生への“いじめ”で保護者から再調査を求める2度目の意見 富山市長「しっかり読み込み考えたい」

いじめの重大事態で、生徒の保護者から提出された市長宛てに再調査を求める2度目の「所見」、意見について、富山市の藤井市長は「教育委員会から2日の午前中に受け取った。しっかり読み込んで考えたい」としました。

藤井市長が、2日の定例会見で説明しました。

いじめの「重大事態」に対し、学校や教育委員会が適切に対応しなかったとして、去年3月まで富山市内の中学校に通っていた女子生徒の保護者が富山市長に再調査を求めていて、市の教育委員会が保護者に調査の経緯などを付け加えた2度目の報告書を届けていました。

これに対し、保護者は市教委の調査に瑕疵があったとして、先月30日、再び市長あてに再調査を求める2度目の「所見」、意見を提出したもので、市長は教育委員会から2日午前中に受け取ったとして、「しっかり読み込んで考えたい」と述べたものです。

このほか藤井市長は、認知症による徘徊の早期に発見につながる2次元コードを使った見守りシール事業を始めるとしました。

2次元コード付きのシールを衣服やカバンなどに貼ってもらい、高齢者が道に迷った際に発見した人がスマートフォンでコードを読み取ると、家族などと匿名の掲示板を通じて、やり取りできるというもので、10月から運用を始めます。