# 自動車業界

BYD、“パクリメーカー”の汚名を返上し「リチウムイオン電池」で大成長 その背後にあった「非特許技術」の活用とは
2024.06.19

BYD、“パクリメーカー”の汚名を返上し「リチウムイオン電池」で大成長 その背後にあった「非特許技術」の活用とは

 中国の電池メーカーが驚異的な成長を遂げ、世界最大の電気自動車(EV)メーカーとなった比亜迪(BYD)。その飛躍的な躍進は世界に衝撃を与えた。同社の創業者・王伝福氏は卓越した洞察力とユニークな経営手腕を発揮し、この成長を導いた。同社は、電池事業で培った「人とテクノロジーの融合」の生産方式を武器

中国製EVの猛攻で日本車が敗北?「BYDは王者トヨタに勝てない」―中国の自動車専門家が予言
2024.06.18

中国製EVの猛攻で日本車が敗北?「BYDは王者トヨタに勝てない」―中国の自動車専門家が予言

中国の自動車メーカー江淮汽車(JAC)の元会長・左延安氏が、先日開催されたフォーラムで、EVメーカーのテスラや比亜迪(BYD)が業界の王者トヨタ自動車に勝てる公算は低いとコメントした。近年、トヨタは中国市場で苦戦しているとはいえ、世界トップの自動車メーカーであることに変わりはない

軽自動車の王者「N-BOX」に何が起きた? 販売ランキングでついに「首位陥落」、その納得理由とは
2024.06.17

軽自動車の王者「N-BOX」に何が起きた? 販売ランキングでついに「首位陥落」、その納得理由とは

 全国軽自動車協会連合会(全軽自協)は2024年6月6日、2024年5月期における軽自動車新車販売の車名別ランキングを発表した(確報は6月17日)。自動車メーカーなど5社による認証不正に関する報道が目立っていた最中だっただけに、このランキングに関する報道は控え目だったが、驚くべき結果が公表され

マツダ最後のミニバン[ビアンテ]今なら人気爆発!? 登場時期を間違えたミニバン5選
2024.06.16

マツダ最後のミニバン[ビアンテ]今なら人気爆発!? 登場時期を間違えたミニバン5選

 セダンよりもミニバンが売れる時代の昨今、新たなミニバンが続々と登場する中、消えていくクルマも少なくない。中には本当に生産終了して良かったの?と感じるクルマも少なくない。今回はそんな絶版ミニバン達を5車種紹介しよう。※本稿は2024年5月のものです文:永田恵一/写真

マスク氏、ロボット事業で利益1兆ドルの大胆予想-テスラ株主を前に
2024.06.14

マスク氏、ロボット事業で利益1兆ドルの大胆予想-テスラ株主を前に

(ブルームバーグ): 米電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、巨額の報酬プランを承認した株主に対して、ロボット事業で再び大きな利益をもたらし報いることができるとの大胆な予想を披露した。テスラ株主総会、マスク氏の560億ドル報酬パッケージ承

デンソーとNTTデータ、3000人のソフトウェア開発体制を整備 SDV時代に向けソフトウェア領域で包括提携に基本合意
2024.06.13

デンソーとNTTデータ、3000人のソフトウェア開発体制を整備 SDV時代に向けソフトウェア領域で包括提携に基本合意

■ SDV時代に向けて2030年までに3000人のソフトウェア開発体制を整備 NTTデータとデンソーは6月13日、ソフトウェア領域での包括提携に関する覚書を締結したことを明らかにした。SDV(Software Defined Vehicles)時代に向け、両社の取り組み第1弾とし

ミニバンが大好物? 自動車ディーラーが「マイルドヤンキー」に狙いを定めるワケ その購買心理とは
2024.06.11

ミニバンが大好物? 自動車ディーラーが「マイルドヤンキー」に狙いを定めるワケ その購買心理とは

 先日、X(旧ツイッター)に投稿された某自動車メーカーの大型ミニバンの販売マニュアルの画像が話題になった。そこには、「マイルドヤンキー」を戦略ターゲットとして開発すべきだ、といったような記述があった。 マイルドヤンキーの定義は以前から存在していたが、メ

世界中で通用する社名「トヨタ」はかつて「トヨダ」だった! 「ダ」から「タ」へと濁点がなくなった理由とは
2024.06.11

世界中で通用する社名「トヨタ」はかつて「トヨダ」だった! 「ダ」から「タ」へと濁点がなくなった理由とは

 トヨタ自動車の創業期、まだ豊田自動織機製作所の自動車部として事業を行っていた際の社名や車名は、豊田(トヨダ)だった。したがって、第二次世界大戦前の1963年(昭和11年)に誕生した1台目の乗用車であるAA型は、豊田(トヨダ)AA型乗用車と名乗り、ラジエターグリル上のマスコットも、丸で囲まれた

自動車メーカーの老舗 日産の行方 <前編>
2024.06.11

自動車メーカーの老舗 日産の行方 <前編>

「報道部畑中デスクの独り言」(第370回)ニッポン放送報道部畑中デスクのニュースコラム。今回は、日産自動車の現況と今後について―先月(5月)、自動車各社の年度決算が発表されました。行き過ぎた円安が問題になっていますが、少なくとも国内の自動車業界にはプラスになったよう

やはりオットマンが効いたか? N-BOXついに王座陥落! スズキ スペーシアが首位になったぞ! 軽自動車の販売に異変発生?
2024.06.10

やはりオットマンが効いたか? N-BOXついに王座陥落! スズキ スペーシアが首位になったぞ! 軽自動車の販売に異変発生?

 ベストセラー軽自動車といえば、長くN-BOXの代名詞だったが、5月の販売ランキングで異変が起きた。N-BOXが王座から脱落し、その座にスズキ・スペーシアが収まったのだ。軽自動車ランキングに異変が起きているのか? 文と写真/ベストカーWeb編集部 気配りの効いた使い

ルールが守られなかったのははなはだ遺憾=自動車大手の認証不正問題で経団連会長
2024.06.10

ルールが守られなかったのははなはだ遺憾=自動車大手の認証不正問題で経団連会長

Kentaro Sugiyama[東京 10日 ロイター] - 経団連の十倉雅和会長は10日の定例会見で、自動車大手の認証不正問題について「ルールが守られなかったのははなはだ遺憾だ」と述べた。

米政府が燃費規制強化の最終案、当初提示基準から大きく後退
2024.06.10

米政府が燃費規制強化の最終案、当初提示基準から大きく後退

David Shepardson[ワシントン 7日 ロイター] - 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は7日、自動車燃費規制強化の最終案を公表した。昨年示した当初案からは大きく後退し、自動車業界の強い働きかけが功を奏した形になった。「企業別平均燃費基準(C

テスラ、今年は「モデルY」のモデルチェンジなし=マスク氏
2024.06.10

テスラ、今年は「モデルY」のモデルチェンジなし=マスク氏

[8日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は8日、X(旧ツイッター)への投稿で、今年にSUV(スポーツタイプ多目的車)「モデルY」のモデルチェンジはしないと明らかにした。その上で同氏は、テスラは継続的に車両を改良してお

第28回 東京モーターショー1989 トヨタ編【1】晴海から幕張へ! バブル期を象徴する名車が数多く登場したヴィンテージイヤー
2024.06.09

第28回 東京モーターショー1989 トヨタ編【1】晴海から幕張へ! バブル期を象徴する名車が数多く登場したヴィンテージイヤー

【第28回 東京モーターショー1989 トヨタ編 vol.1】 年号が昭和から平成に変わった1989年、自動車業界を取り巻く環境は大きく変わった。税制改革によって物品税は撤廃され、これに代わるものとして消費税が導入されている。物品税はぜいたく品に課せられる税で、自動車もその対象だ

最新 Eクラス vs 5シリーズ 「半世紀」続くメルセデス・ベンツとBMWのライバル関係 プラグインHVを比較試乗(1)
2024.06.08

最新 Eクラス vs 5シリーズ 「半世紀」続くメルセデス・ベンツとBMWのライバル関係 プラグインHVを比較試乗(1)

この2台は、自動車業界では指標の1つ。半世紀前から、直接的なライバル関係が続いてきた。AUTOCARのバックナンバーを遡れば、「コンパクト」と呼ばれていたW123型がデビューした1976年に、ローバーSD1との3台で比較試乗されている。市場の流行は変化し、消滅した自動車ブランドは

米、車の新燃費基準を決定 当初案を緩和、選挙控え配慮か
2024.06.08

米、車の新燃費基準を決定 当初案を緩和、選挙控え配慮か

 【ニューヨーク時事】米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は7日、2027~31年型の乗用車などを対象とする新たな燃費基準を最終決定した。 業界の反対を受け、昨年7月に示していた当初案を大幅に緩和した。 当初案は各メーカーに対し、乗用車と小型トラックのガソリン1ガロ

〈2024年5月度CM好感度ランキング〉「ありかも、BYD ! 」EVの楽しさ伝える
2024.06.07

〈2024年5月度CM好感度ランキング〉「ありかも、BYD ! 」EVの楽しさ伝える

 CM総合研究所(関根心太郎代表、東京都千代田区)は、2024年5月度のCM好感度ランキングを公表した。総合ランキングではウーバーイーツが首位、キリンビールのビール「晴れ風」が2位だった。自動車業類は11カ月連続でトップテンを逃した。 東京キー5局でオンエアされた全CMを採録・分

5月の国内新車販売、スズキの軽「スペーシア」1万5160台で初の首位[新聞ウォッチ]
2024.06.07

5月の国内新車販売、スズキの軽「スペーシア」1万5160台で初の首位[新聞ウォッチ]

一部のメディア報道を契機に日産自動車が“やり玉”にあげられた「下請いじめ」に次いで、トヨタ自動車、マツダ、ヤマハ発動機、ホンダ、スズキの5社が、量産に必要な認証の「型式指定」をめぐる不正が発覚。さらに、「認証」の不適切問題では社内調査を終えていないで継続中のメーカーも数十社に及ぶなど、不正の規

2024年5月の新車販売ランキング、スペーシアが初の首位 2位N-BOXと578台差
2024.06.07

2024年5月の新車販売ランキング、スペーシアが初の首位 2位N-BOXと578台差

 スズキの軽乗用車「スペーシア」が5月に1万5160台(前年同月比91.9%増)を届け出て、車名別新車販売(登録車と軽自動車の合計)の単月実績で初めて首位に立った。ダイハツ工業「タント」は総合ベスト10に復活した。次月以降は、国土交通省から出荷停止を指示された車種の動向が注目されそうだ。

トヨタ、ホンダでも発覚。止まらぬ認証不正の連鎖、ルール破りは論外だが制度の見直しは必要
2024.06.07

トヨタ、ホンダでも発覚。止まらぬ認証不正の連鎖、ルール破りは論外だが制度の見直しは必要

 「『ブルータス、おまえもか』という気持ちだ」 6月3日、トヨタ自動車、ホンダ、マツダ、スズキ、ヤマハ発動機の5社は新車の認証試験で不正が確認されたと発表した。 日本の自動車業界では2010年代半ばに燃費不正が発覚、同年代後半には完成車検査の不正問題も起きた。そうし