# 紛争・戦争
空襲地獄、出撃した特攻機 戦争の愚かさ、短歌で詠む98歳
<敗戦の悲しき午後の蟬(せみ)しぐれ幾年(いくとせ)経ても涙かわかじ> 鹿児島県南さつま市の吉峯睦子さん(98)は戦時中、軍需工場に動員され、空襲では自宅が火に包まれて死を覚悟した。特攻隊員たちの出撃基地となった地で戦後を生き、平和を願う思いを短歌に託してきた。終戦から79年。
イスラエル「新提案受諾」 米長官、ハマスに同意要求
【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザの停戦合意を目指しイスラエルを訪問中のブリンケン米国務長官は19日、テルアビブで記者会見し、米国の新提案をイスラエルのネタニヤフ首相が受け入れたと明らかにした。長官は停戦を急ぐ必要性を強調し、イスラム組織ハマスにも新提案に同意するよう要求した。<
ガザ支援関係280人死亡 空爆巻き添え、国連非難
【エルサレム共同】国連人道問題調整室(OCHA)は19日、パレスチナ自治区ガザでの戦闘が始まった昨年10月以降、ガザで280人以上の支援関係者が死亡したと発表した。多くが空爆の巻き添えになったと非難した。過半数が国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職員で、ほとんどがパレスチナ人。<
尖閣周辺に中国船2隻 23日連続航行
第十一管区海上保安本部によると、尖閣諸島(石垣市)周辺の領海外側にある接続水域では19日、いずれも機関砲らしきものを搭載した中国海警局の艦船「海警2201」「海警2202」の2隻が航行している。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは23日連続。 海保の巡視船が領海に侵入しないよ
米国務長官、イスラエルは停戦案受け入れた-ハマスが受け入れる必要
(ブルームバーグ): ブリンケン米国務長官は19日、イスラエルのネタニヤフ首相はガザ停戦案を受け入れたとし、「次の重要なステップはイスラム組織ハマスがイエスと言うことだ」とテルアビブで記者団に語った。ブリンケン氏はこの提案について「橋渡し的な合意」だとし、「全てが詳細に明記されて
インドのモディ首相がウクライナ訪問へ、ロシアによる侵攻以来初
(ブルームバーグ): インドのモディ首相は23日にウクライナのキーウを訪問する予定だ。米ロ関係のバランスを取る試みだが、ウクライナでの戦争終結を仲介する役割については否定している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。ただしインドは、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンス
中国政府「フィリピン側の行動は中国の主権を著しく侵した」 中国とフィリピンの船 南シナ海で衝突
南シナ海で中国海警局の船とフィリピン沿岸警備隊の船が衝突した問題について、中国政府は「中国の主権を著しく侵した」とフィリピン側を非難しました。中国海警局は19日、南シナ海でフィリピン沿岸警備隊の船が海警局の船に「故意に衝突してきた」とする映像を公開しましたが、フィリピン政府は中国
「緩衝地帯設けるため」ウクライナのゼレンスキー大統領が越境攻撃の目的を初めて語る
ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアへの越境攻撃の目的について「緩衝地帯を設けるため」と発表しました。 ゼレンスキー大統領は18日のビデオメッセージで「軍の主要な任務は可能な限りロシアの戦力を破壊し、最大限の反撃行動を取ることだ」と語りました。 その取り組みのなか
ハマス、米国の停戦案に難色 「戦争長引かせる目的」と批判
パレスチナ自治区ガザ地区の停戦交渉を巡り、イスラム組織ハマスは18日、声明を発表し、仲介国の米国が提示した停戦案は、恒久的な停戦やガザからのイスラエル軍の完全撤退を拒否するネタニヤフ首相の要望に応じたものだと指摘し、難色を示した。 一方、ロイター通信によると、イスラエルを訪問中
ロシア・クルスク州でウクライナ軍が州内のセイム川に架かる橋すべて破壊
ロシア・クルスク州への攻撃を続けているウクライナ軍が、州内のセイム川に架かるすべての橋を破壊したと報道されました。 ロシアの複数の軍事記者は19日、ウクライナ軍がセイム川に架かる3つ目の橋を破壊したと報じました。 アメリカが供与した中距離ロケットシステム・ハイマース
越境攻撃後も和平提案は「有効」 プーチン氏の交渉開始条件
【モスクワ共同】ロシアのウシャコフ大統領補佐官は19日、プーチン大統領が6月に示したウクライナ侵攻を巡る独自の「和平提案」は、ウクライナ軍の越境攻撃を受けた今でも有効とロシアメディアのインタビューで述べた。プーチン氏はロシアが一方的に併合したウクライナ東部・南部4州からのウクライナ軍撤退など
米長官、ネタニヤフ首相と会談 ガザ停戦へイスラエルに圧力
【カイロ時事】イスラエル入りしたブリンケン米国務長官は19日、ネタニヤフ首相と会談した。 会談内容は伝えられていないが、パレスチナ自治区ガザで交戦するイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦交渉妥結に向け圧力をかけたとみられる。イスラエルとハマスが互いに相手を非難する中、ネタニヤフ
“戦争遺構”と“観光地”を巡る旅「明るいダークツーリズム」 名古屋の大学生が考案 若い世代が伝える“戦争の記憶”
終戦から79年が経過し、過酷な体験を語れる人は年々減少しています。戦争の記憶をどうつないでいくのか…。名古屋の大学生が考えたのは、愛知県に点在する“戦争遺構”を巡り、楽しい"観光"もするという「明るいダークツーリズム」でした。若い世代が伝える“戦争”。新たな試みが始まっています。
ロシア当局が俳優ジョージ・クルーニーさんの財団を「好ましくない組織」に指定
ロシア検察庁はハリウッド俳優のジョージ・クルーニーさんの財団を「好ましくない組織」に指定しました。 ロシア検察庁が19日、「好ましくない組織」に指定したのは「正義のためのクルーニー財団」です。 財団は、民間施設への攻撃や民間人への拷問、殺害、強姦などロシア軍によるウ
「戦争は始めると終わることが出来ないんだと分かる場所…」旧海軍が海なし県・信州に造った地下壕…当時の村長の日記の解読とともに地域の歴史を語り継ぐ住民の活動に迫る
長野市安茂里に残された旧日本海軍の地下壕と、戦時中、村長だった男性の日記をもとに地域の歴史を受け継ごうとしている活動を取材しました。79年前、長野市安茂里で何が起きていたのか。地域の人たちの調査で少しずつ分かってきたことがありました。「黙とう」
ウクライナ軍が“ロシア領内”クルスク州侵攻…ロ軍に“ミサイル提供”の北朝鮮 次の一手は「空の司令部」か
ロシアのウクライナ侵攻=特別軍事作戦は、2022年の開始以来、ウクライナ領土内での一方的な戦いであったが、8月6日、ウクライナ軍が突如、ロシア領内クルスク州に侵攻した。ロシアの領土に外国軍が侵攻するのは、第2次世界大戦以来のこととされる。越境しようとするウクライナ軍
南シナ海で中国船とフィリピン船が衝突 サビナ礁近く、互いに非難
中国海警局は19日、南シナ海のサビナ礁(中国名・仙賓礁)付近の海域で、海警局の船に、フィリピン沿岸警備隊の船が故意にぶつかる事案があったと発表した。一方、フィリピン当局は同日、「中国船の不法で攻撃的な操船によって衝突した」として、中国側を非難する声明を出した。南シナ海をめぐる対立はより複雑化
ウクライナのクルスク侵攻に海兵隊部隊も参加 投降2度の大隊、名誉挽回なるか
ウクライナ軍が行っているロシア西部クルスク州への侵攻作戦で、また新たな部隊の参加が確認された。ウクライナ海兵隊の第501独立海兵大隊が「クルスク州のある集落」でロシア国旗を取り外す動画が18日に公開され、同大隊がクルスク州に入っていることが明らかになった。400人規模とみられる第
イランもイスラエルも「本当は全面衝突を望んでいない」...それでも、ネタニヤフはなぜ対立を利用するのか?
7月31日、イスラム組織ハマスのトップだったイスマイル・ハニヤ政治局長がイランの首都テヘランで殺害された。ハマスはイスラエルによる暗殺だと主張し、暗殺作戦の舞台となり赤っ恥をかかされたイランはイスラエルへの激しい報復を誓い、極度に緊張が高まっている。似たような状況は
ロシア西部州で橋の攻撃続く 作戦想定通りとウクライナ
【キーウ共同】ウクライナ軍は18日、越境攻撃を続けるロシア西部クルスク州で新たに橋を破壊したとする映像を公開した。16日には別の橋の破壊を発表していた。二つの橋は州内を流れるセイム川に架かっているとされ、破壊はロシア軍の集結や補給に打撃となる可能性がある。ウクライナメディアが報じた。