# 県立博物館・美術館

ブルックリンで歌川広重と村上隆の夢のコラボレーションが、時代を超えて実現!
2024.06.14

ブルックリンで歌川広重と村上隆の夢のコラボレーションが、時代を超えて実現!

歌川広重の『名所江戸百景展フィーチャリング村上隆』がブルックリン美術館で開催中。美術館が所有する幕末の江戸の名所を描いた、歌川広重の浮世絵の名作『名所江戸百景』の全118作品が24年ぶりに一般公開されている。特に注目したいのは、この企画のために制作された村上隆の新作。広重と同じ構

「毒針なし」の新種スズメバチ ギャップが話題に
2024.06.14

「毒針なし」の新種スズメバチ ギャップが話題に

 栃木県立博物館の学芸員が2021年6月に見つけたハチが、新種だったと判明した。黄色と黒の模様が目立ち凶暴なスズメバチのようだが、毒針を持たない。人を刺さないというギャップからか話題を呼んでいる。毒針のように見える産卵管が特徴。栃木の旧国名にちなみ「シモツケヒラアシキバチ」と名付けられる予定だ

岡田准一が語る「デ・キリコ」の魅力と9・11後のNYでの印象的な美術体験
2024.06.13

岡田准一が語る「デ・キリコ」の魅力と9・11後のNYでの印象的な美術体験

「美術館が好き」だという俳優の岡田准一さん。美術館は作品を観るだけでなく「自分との対話」をする場所だと語ります。そんな岡田さんに、美術館の楽しみ方と、2024年4月27日(土)から東京都美術館で開催されている「デ・キリコ展」の魅力を聞きました。美術展に合わせて発売された『【芸術AERA】デ・キ

「Everything is a Museum」が問いかける美術館の存在。金沢11ヶ所でプロジェクトが展開
2024.06.13

「Everything is a Museum」が問いかける美術館の存在。金沢11ヶ所でプロジェクトが展開

 今年元旦に発生した能登半島地震。これに反応するように、金沢市内11ヶ所のアート関連スペースを舞台にしたプロジェクト「Everything is a Museum」が始動した。 このプロジェクトを立ち上げたのは、キュレーターの髙木遊。「Everything is a

元グラドル45歳女優が〝手つなぎ美術館デート〟「クラシックバレエを習っていてアートも大好きな息子に刺さったようで…」8歳息子と2ショット
2024.06.13

元グラドル45歳女優が〝手つなぎ美術館デート〟「クラシックバレエを習っていてアートも大好きな息子に刺さったようで…」8歳息子と2ショット

​ 元グラビアアイドルで女優の釈由美子(45)がインスタグラムを更新し、8歳の息子との2ショットを公開した。 釈は息子と箱根の美術館に訪れたとのことで「企画展『ラリック×ダンス』が開催中ですが、クラシックバレエを習っていてアートも大好きな息子に刺さったようでインスピレーションをい

【今週行くべき展覧会】世田谷と六本木で2つの”MINGEI”の展覧会が開催中
2024.06.12

【今週行くべき展覧会】世田谷と六本木で2つの”MINGEI”の展覧会が開催中

世田谷美術館と森美術館で、期せずしてタイトルに「民藝」をうたった展覧会が同時期に開催されている。「民藝」を現代の目で見つめて紹介する展覧会と、ひとりのアーティストがエッセンスを抽出した展覧会。両方に足を運ぶことをおすすめしたい 東京では現在、世田谷美術館で「民藝 MINGEI―美

いわさきちひろ没後50年…展覧会「みんな なかまよ」
2024.06.12

いわさきちひろ没後50年…展覧会「みんな なかまよ」

 安曇野ちひろ美術館は2024年9月1日まで、展覧会「いわさきちひろ ぼつご50ねん こどものみなさまへ みんな なかまよ」を開催している。ちひろの絵を起点として、子供から大人まであらゆる人が、ひとりひとりの個性を尊重し、ともに平和を築いていくための手がかりを探す。入館料は、大人1,200円、

和歌山県立博物館で特別展「聖地巡礼 -熊野と高野-」6月15日から
2024.06.12

和歌山県立博物館で特別展「聖地巡礼 -熊野と高野-」6月15日から

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録20周年を記念した特別展「聖地巡礼 ―熊野と高野―」が、6月15日から2025年3月にかけて、和歌山市吹上の和歌山県立博物館で開かれます。この特別展では、世界遺産「高野・熊野」の20年の成果を振り返るとともに、この間、あらたに見つかった文化

ハマスとの停戦めぐり揺れ動くイスラエル国民
2024.06.12

ハマスとの停戦めぐり揺れ動くイスラエル国民

 ハマスの奇襲テロによってイスラエルが戦争に突入してから8カ月経ったが、この数日で大きな動きが2つあった。人質4人が軍事作戦によって奪還されたこと、そしてベニー・ガンツが戦時内閣から離脱を表明したことである。 これまでにイスラエル国防軍(IDF)の地上作戦やハマスとの交渉によって

国立西洋美術館で「モネ 睡蓮のとき」が10月より開催。本展アンバサダー・音声ガイドに石田ゆり子
2024.06.12

国立西洋美術館で「モネ 睡蓮のとき」が10月より開催。本展アンバサダー・音声ガイドに石田ゆり子

 東京・上野の国立西洋美術館で「モネ 睡蓮のとき」が開催される。会期は10月5日~2025年2月11日。 本展では、第一回印象派展の開催から150年を記念するとともに、モネの晩年の活動にフォーカスする。世界最大級のモネ・コレクションを誇るパリのマルモッタン・モネ美術館より、日本初

まるで森林浴? 美術鑑賞で感じる「癒やし」 高校生が効果を探る
2024.06.12

まるで森林浴? 美術鑑賞で感じる「癒やし」 高校生が効果を探る

 博物館や美術館で何となく感じる“癒やし”の効果。森林浴にならい、「博物館浴」として科学的に効果を検証する実証実験が10日、北海道の釧路市立美術館であった。市内の釧路北陽高校3年生23人が参加し、美術鑑賞による継続的な効果を探る。 博物館浴は九州産業大地域共創学部の緒方泉特任教授

黒人が表現によって尊厳を取り戻し、新たな自己像を獲得するまで。「ハーレム・ルネサンスと大西洋横断モダニズム」(メトロポリタン美術館)レビュー(評:國上直子)
2024.06.12

黒人が表現によって尊厳を取り戻し、新たな自己像を獲得するまで。「ハーレム・ルネサンスと大西洋横断モダニズム」(メトロポリタン美術館)レビュー(評:國上直子)

メトロポリタン美術館では、1920年代から30年代かけて興ったアフリカ系アメリカ人の文化運動「ハーレム・ルネサンス」をテーマにした「ハーレム・ルネサンスと大西洋横断モダニズム(The Harlem Renaissance and Transatlantic Modernism)」展が開催されて

「アレコ」前で「アレコ」上演 11月、国内初公演のバレエ/青森県美
2024.06.12

「アレコ」前で「アレコ」上演 11月、国内初公演のバレエ/青森県美

 青森県立美術館は11月1~4日、マルク・シャガール作のバレエ舞台背景画「アレコ」を展示している同館のアレコホールで、新たに編成したバレエ「アレコ」を上演する。アレコは1968年を最後に半世紀以上、上演されておらず、同館によると国内での公演は初めて。杉本康雄館長は「アレコの背景画は現在、美術作

<釈由美子>「クラシックバレエを習っていてアートも大好き」 ハイスペックな8歳息子と手つなぎデート? 箱根旅を満喫
2024.06.12

<釈由美子>「クラシックバレエを習っていてアートも大好き」 ハイスペックな8歳息子と手つなぎデート? 箱根旅を満喫

 俳優の釈由美子さんが6月10日、自身のインスタグラムを更新。テレビの旅番組で訪れた「箱根ラリック美術館」(神奈川県箱根町)を家族で再訪した際の写真を公開。12日で8歳になる息子との手つなぎツーショットでママの顔を見せていた。 息子と同日に46歳になる釈さんは、「とっても素敵(す

初演から82年… バレエ「アレコ」が青森で再演! 世界的なバレエダンサー・大川航矢さんたち関係者が県に報告 県立美術館で11月1日~4日まで公演
2024.06.12

初演から82年… バレエ「アレコ」が青森で再演! 世界的なバレエダンサー・大川航矢さんたち関係者が県に報告 県立美術館で11月1日~4日まで公演

青森県立美術館で屈指の人気を誇っているのが画家・シャガールが描いたバレエ「アレコ」の背景画です。そのアレコが、初演から82年の時を経て2024年、青森で再演されることが決まりました。バレエ「アレコ」の再演は、青森市出身で2017年にモスクワ国際バレエコンクールで金賞を獲得した世界

建築界の巨星、槇文彦逝く。享年95歳。
2024.06.12

建築界の巨星、槇文彦逝く。享年95歳。

〈代官山ヒルサイドテラス〉などで知られる建築家の槇文彦が、6月6日に旅立った。晩年は亀本ゲーリーにバトンタッチしながらも、遺作となった最新作〈鳥取県立美術館〉まで設計に参加。90歳になってもロンドンで講演会を行うなど、生涯現役の建築家だった。1928年東京生まれの東

建築家・槇文彦さんが95歳で死去。京都国立近代美術館や代官山のヒルサイドテラスの設計で知られる
2024.06.11

建築家・槇文彦さんが95歳で死去。京都国立近代美術館や代官山のヒルサイドテラスの設計で知られる

世界的に活躍した建築家で京都国立近代美術館や東京・代官山のヒルサイドテラスの設計で知られる槇文彦(まき・ふみひこ)さんが6月6日、老衰のため亡くなった。享年95。槇文彦は1928年東京生まれ。1952年に東京大学工学部建築学科(丹下健三研究室)を卒業し、渡米。ハーバード大学大学院

理知的で端正な作風、国際的に高く評価 槙文彦さん死去
2024.06.11

理知的で端正な作風、国際的に高く評価 槙文彦さん死去

 建築界のノーベル賞とされる米プリツカー賞を受賞した世界的建築家で、千葉市の幕張メッセや米国の同時多発テロ現場跡地に建設された「4ワールドトレードセンター」、東京の代官山ヒルサイドテラスなどの設計で知られる槙文彦(まき・ふみひこ)さんが6日、老衰のため死去した。95歳。葬儀は近親者で営んだ。お

『生誕140年 YUMEJI展』展示の模様をレポート! 6月29日には夜間貸切鑑賞会も開催
2024.06.11

『生誕140年 YUMEJI展』展示の模様をレポート! 6月29日には夜間貸切鑑賞会も開催

明治から大正、昭和にかけて、甘くセンチメンタルな「夢二式」と呼ばれる美人画で一世を風靡した竹久夢二。グラフィックデザインや生活雑貨などのデザインも手掛けたほか、文筆家としても活躍し「大正浪漫」を象徴する存在でもある夢二の生誕140年、没後90年を記念した展覧会『生誕140年 YUMEJI展 大

「内藤コレクション 写本 ― いとも優雅なる中世の小宇宙」が国立西洋美術館で開幕。聖書、詩編集、時祷書、聖歌集などが集う大規模展
2024.06.11

「内藤コレクション 写本 ― いとも優雅なる中世の小宇宙」が国立西洋美術館で開幕。聖書、詩編集、時祷書、聖歌集などが集う大規模展

国立西洋美術館で「内藤コレクション 写本 ― いとも優雅なる中世の小宇宙」が6月11日~8月25日まで開催される。印刷技術のなかった中世ヨーロッパにおいて、人々の信仰を支え知の伝達を担う主要な媒体であった写本。羊や子牛などの動物の皮を薄く加工して作った紙にテキストを筆写し、膨大な