# 海上自衛隊

防衛省、12日に大量処分公表 特定秘密漏えい認める
2024.07.10

防衛省、12日に大量処分公表 特定秘密漏えい認める

 防衛省は、特定秘密の漏えいなど一連の不祥事の調査結果と処分を12日に公表する方針を固めた。複数の政府関係者が10日、明らかにした。10日の自民党会合では、特定秘密漏えいに加え、海上自衛隊の潜水手当の不正受給、「背広組」が中心の内部部局(内局)でパワーハラスメントの事案があったと認めた。自衛隊

川崎重工の裏金問題 防衛省、事実関係認める 「なぜ」批判噴出
2024.07.10

川崎重工の裏金問題 防衛省、事実関係認める 「なぜ」批判噴出

 防衛省は10日の自民党国防部会などの合同会議で、海上自衛隊の潜水艦修理に絡んで、川崎重工業が裏金を捻出して隊員を接待していた事実関係を認めた。海自隊員への利益供与などのため、川崎重工業が捻出した額が現時点で把握できている分だけで年2億円程度、総額十数億円に上ることを明らかにした。提供されたの

川崎重工裏金、年2億円 海自隊員にゲーム機など提供 防衛省
2024.07.10

川崎重工裏金、年2億円 海自隊員にゲーム機など提供 防衛省

 海上自衛隊の潜水艦修理に絡み、川崎重工業が海自隊員に金品や飲食を不正に提供していた疑惑で、防衛省は10日、川崎重工が架空取引で捻出した裏金が、年間約2億円に上ることを明らかにした。 総額は少なくとも十数億円規模といい、隊員にはゲーム機や工具なども提供されていたという。防衛省は特

防衛省「特定秘密漏洩」「不正受給」「パワハラ」 幹部が相次ぐ不祥事を初めて認める
2024.07.10

防衛省「特定秘密漏洩」「不正受給」「パワハラ」 幹部が相次ぐ不祥事を初めて認める

防衛省幹部はきょう、自民党の会合に出席し、特定秘密の漏洩や海上自衛隊の不正受給など相次ぐ不祥事を初めて認めました。自民党 小野寺五典 安全保障調査会長「防衛の基盤となる自衛隊の様々な不祥事の問題。正直言って一体何をやってるんだという強い思いを持つしかありません」

【速報】防衛省が潜水手当不正事実認める 不祥事続発に自民から「膿を出し切って」 潜水艦契約の川崎重工の裏金は十数億円
2024.07.10

【速報】防衛省が潜水手当不正事実認める 不祥事続発に自民から「膿を出し切って」 潜水艦契約の川崎重工の裏金は十数億円

自衛隊での相次ぐ不祥事を受け、防衛省は10日、自民党の国防部会と安全保障調査会の合同会議で、不祥事に関する調査の現状を報告し、海上自衛隊での潜水手当の不正受給などについて事実だと認めた。会合の冒頭、小野寺安保調査会長は「海自の潜水手当の不正受給の問題、特定秘密の漏洩の問題、事案が

「国民に増税お願いしているのに」自衛隊の不祥事に自民党から批判
2024.07.10

「国民に増税お願いしているのに」自衛隊の不祥事に自民党から批判

 海上自衛隊の潜水艦乗組員らが、潜水艦を受注する川崎重工業が捻出した裏金で飲食接待などを受けていたとされる問題で、自民党は10日、党本部で会合を開き、防衛省・自衛隊から報告をうけた。防衛省側は相次ぐ不祥事について陳謝し、出席者からは「うみを出し切れ」などと厳しい批判が相次いだ。 

<独自>特定秘密扱った大半が無資格「曹士」 海自ずさん運用 艦艇の人員不足深刻
2024.07.09

<独自>特定秘密扱った大半が無資格「曹士」 海自ずさん運用 艦艇の人員不足深刻

海上自衛隊の複数の護衛艦で特定秘密のずさんな取り扱いが確認された問題で、秘密を扱う公務員らの身辺調査「適性評価」を経ずに特定秘密を扱った疑いのある隊員の大半が、現場で幹部の指示を受けて作業にあたる「曹士」階級だったことが9日、防衛省関係者への取材で分かった。ずさんな運用が多くの護衛艦で常態化し

海自トップ、進退明言せず 不祥事多発「責任痛感」
2024.07.09

海自トップ、進退明言せず 不祥事多発「責任痛感」

 海上自衛隊トップの酒井良海上幕僚長は9日の記者会見で、海自での特定秘密のずさんな取り扱いを巡って自身が引責辞任する意向を示しているとされる点に関し「防衛省全体で調査を行っているところであり、現時点でコメントは差し控える」と明言を避けた。 酒井氏は「さまざまな事故、不祥事が明らか

「見張り不十分」 8人死亡の海自ヘリ墜落・事故原因を発表
2024.07.09

「見張り不十分」 8人死亡の海自ヘリ墜落・事故原因を発表

小松島航空基地所属のヘリコプターなど2機が、訓練中に衝突し墜落した事故の原因について、海上自衛隊は、見張りが不十分だったことや、機体同士の高度差を管理できていなかったこととする調査結果を発表しました。調査結果によりますと、衝突した2機は、それぞれ別の指揮官の指揮のもと、訓練に参加

自身の進退「差し控える」と海自トップ
2024.07.09

自身の進退「差し控える」と海自トップ

 海上自衛隊のトップの酒井良海上幕僚長は9日の記者会見で、自身が引責辞任の意向を示しているとされる点に関し「現時点でコメントは差し控える」と明言を避けた。

「最高難度」の訓練で起きた事故 防止のカギは「高度差」 海自ヘリ衝突事故調査
2024.07.09

「最高難度」の訓練で起きた事故 防止のカギは「高度差」 海自ヘリ衝突事故調査

海上自衛隊が9日に調査結果を公表した海自ヘリコプター同士の衝突事故で、2機の乗員と、それぞれを指揮していた指揮官らが安全な高度差を意識していなかった実態が判明した。「最高難度」(海自幹部)の訓練で起きた事故。3年前の接触事故での対策は十分に生かされなかった。「まさに断腸の思い。悲

海自潜水員ら手当を不正受給か 数千万円規模のおそれ、懲戒処分へ
2024.07.09

海自潜水員ら手当を不正受給か 数千万円規模のおそれ、懲戒処分へ

 海上自衛隊の複数の隊員が、任務や訓練で潜水したときに受け取る手当を、実際は潜水しないで不正に受給していた疑いがあることが防衛省関係者への取材でわかった。多くの潜水員が数年にわたって行っていたとみられ、不正が常態化していた可能性がある。受給の総額は数千万円規模になる恐れがあるという。<

海上自衛隊の複数部隊で隊員が潜水手当を不正受給か 近く結果公表へ
2024.07.09

海上自衛隊の複数部隊で隊員が潜水手当を不正受給か 近く結果公表へ

 海上自衛隊の複数の部隊で、隊員が潜水した際に支給される手当を不正に受け取っていた疑いがあることが防衛省関係者への取材でわかりました。 海上自衛隊では、任務や訓練で潜水した際に、潜った深さに応じて1時間当たり最大で1万円を超える手当が支給されます。海上自衛隊の関係者によりますと、

海自の練習艦「アフリカの大国」と史上初めて共同訓練 実はかなり重要な“要衝地”
2024.07.09

海自の練習艦「アフリカの大国」と史上初めて共同訓練 実はかなり重要な“要衝地”

 海上自衛隊は2024年7月8日、南アフリカ海軍と初めて共同訓練を行ったと発表しました。 実施したのは、遠洋練習航海に参加中の練習艦「かしま」と「しまかぜ」で、7月2日および同4日に、南アフリカ海軍のフリゲート艦「AMATOLA」、沿岸哨戒艇「KING SHAKA ZULU」と親

実際に潜水していないにもかかわらず複数の海自隊員が潜水手当を受け取っていた疑い 幹部の責任問題に発展
2024.07.09

実際に潜水していないにもかかわらず複数の海自隊員が潜水手当を受け取っていた疑い 幹部の責任問題に発展

海上自衛隊の隊員が、潜水を行った際に支給される手当を不正に受け取っていた疑いが明らかになりました。防衛省から、フジテレビ政治部・鈴木杏実記者が中継でお伝えします。海上自衛隊では、隊員が潜水すると最高で1時間あたり1万円を超える手当が出ますが、実際には潜水していないに

潜水手当の不正受給疑惑「適切に対応」
2024.07.09

潜水手当の不正受給疑惑「適切に対応」

 海上自衛隊の潜水手当の不正受給疑惑に関し、海自トップの酒井良海上幕僚長は9日の記者会見で、既に調査に着手しているとした上で「事実関係に基づき、適切に対応していく」と述べ、近く結果を公表すると明らかにした。

海自 潜水艦訓練手当の不正受給疑惑を受け 木原大臣「調査中」
2024.07.09

海自 潜水艦訓練手当の不正受給疑惑を受け 木原大臣「調査中」

 海上自衛隊の隊員が訓練で潜水を行っていないにもかかわらず、行った際に支給される手当を不正に受け取っていたとの報道を受け、木原防衛大臣は調査中であることを明らかにしました。「現在、事実関係を調査中であります。現時点において、その内容についてはお答えできる段階にはございません」(木

【速報】海幕長「トップとして責任痛感している」海自で秘密漏洩や接待問題など不祥事続発 辞任は明言避ける
2024.07.09

【速報】海幕長「トップとして責任痛感している」海自で秘密漏洩や接待問題など不祥事続発 辞任は明言避ける

海上自衛隊のトップ、酒井海上幕僚長は9日の会見で、海自で特定秘密の漏洩や隊員の規律違反など不祥事が相次いでいることについて「組織のトップとして責任を痛感している」と述べた上で、自身の辞意が一部で報じられていることについては、特定秘密漏洩事案について防衛省全体で調査中であることを理由に説明を避け

潜水艦救難艦の自衛官3人を懲戒処分 塗料缶などを海中投棄 海上自衛隊呉地方総監部
2024.07.09

潜水艦救難艦の自衛官3人を懲戒処分 塗料缶などを海中投棄 海上自衛隊呉地方総監部

海上自衛隊は塗料の入った缶などを海へ投げ捨てた自衛官3人を懲戒処分にしたことを明らかにしました。潜水艦救難艦「ちはや」の乗組員3人は2021年11月、補修で使用する塗料缶など合わせて41個を海に投げ捨てたとして、罰金の略式命令を受けていました。海上自衛隊は指示した5

海自哨戒ヘリ事故“見張り不十分” 調査結果を発表
2024.07.09

海自哨戒ヘリ事故“見張り不十分” 調査結果を発表

海上自衛隊の哨戒ヘリコプター2機が訓練中に衝突し墜落した事故の原因について、海上自衛隊は、見張りが不十分だったことや機体同士の高度差を管理できていなかったこととする調査結果を発表しました。調査結果によりますと、衝突した2機は、それぞれ別の指揮官の指揮のもと、訓練に参加していました