防衛省「特定秘密漏洩」「不正受給」「パワハラ」 幹部が相次ぐ不祥事を初めて認める

AI要約

防衛省幹部が自民党会合で不祥事を初めて認める。

不祥事には特定秘密漏洩や海上自衛隊の不正受給、パワーハラスメント事案が含まれる。

海上自衛隊員への疑いのある賄賂は数億円規模に上る。

防衛省「特定秘密漏洩」「不正受給」「パワハラ」 幹部が相次ぐ不祥事を初めて認める

防衛省幹部はきょう、自民党の会合に出席し、特定秘密の漏洩や海上自衛隊の不正受給など相次ぐ不祥事を初めて認めました。

自民党 小野寺五典 安全保障調査会長

「防衛の基盤となる自衛隊の様々な不祥事の問題。正直言って一体何をやってるんだという強い思いを持つしかありません」

自民党の会合で、防衛省幹部は▼特定秘密の漏洩や、▼海上自衛隊の潜水手当の不正受給のほか、▼省内でのパワーハラスメント事案について初めて認めました。

また、川崎重工業が架空取引で捻出した裏金をもとに、海上自衛隊員に金品などを提供した疑いについて、自民党の小野寺安全保障調査会長は現在把握している不正は数年間にわたり十数億円、1年間でおよそ2億円程度だと明らかにしました。