# 栄光と挫折

オリックス、T-岡田の現役引退を発表 通算204本塁打…チーム一筋19年目の36歳が決断
20時間前

オリックス、T-岡田の現役引退を発表 通算204本塁打…チーム一筋19年目の36歳が決断

 オリックスは8日、T-岡田外野手が今季限りで現役を引退すると発表した。チーム一筋19年、2010年に本塁打王に輝いた通算204本塁打の大砲が、36歳で決断を下した。 2005年高校生ドラフト1巡目で履正社高から入団。新人だった2006年に3試合に出場してプロ初本塁打をマークした

【熱戦】夏の甲子園準決勝 神村学園は2年連続ベスト4 関東第一と接戦も決勝逃す
2024.08.21

【熱戦】夏の甲子園準決勝 神村学園は2年連続ベスト4 関東第一と接戦も決勝逃す

 夏の甲子園、全国高校野球。県代表の神村学園は、2年連続の準決勝に臨み、東東京代表の関東第一と熱戦を繰り広げました。県勢30年ぶりの決勝進出をかけた一戦。試合は劇的な幕切れとなりました。 夏の甲子園準決勝、神村学園は東東京代表の関東第一と対戦しました。序盤から投手戦となり、スコア

魂の492球、大社・馬庭は「今大会の主役」 号泣敗戦も…奮闘左腕は「最後までエース」
2024.08.20

魂の492球、大社・馬庭は「今大会の主役」 号泣敗戦も…奮闘左腕は「最後までエース」

 第106回全国高校野球選手権大会の準々決勝で敗退した大社(島根)のエース、馬庭優太投手(3年)にファンから感謝のコメントが溢れている。19日の神村学園(鹿児島)戦に敗れたが、大会を通じて計492球を投げ切った姿に「今大会の主役」「最後までエース」といった声があがっていた。 左腕

ベスト4ならず… 夏の甲子園で島根県代表の大社が準々決勝敗退 鹿児島県代表の神村学園に2対8
2024.08.19

ベスト4ならず… 夏の甲子園で島根県代表の大社が準々決勝敗退 鹿児島県代表の神村学園に2対8

8月19日、107年ぶりの夏の甲子園ベスト4を懸け、島根県代表の大社高校は、鹿児島県代表の神村学園と対戦しました。大社高校の先発は、これまでの3試合を完投したエース馬庭ではなく、3年の岸。1回表、神村学園の攻撃を危なげなく抑え、その裏大社の攻撃。1番・藤原が四球で出塁すると、すか

【甲子園】大阪桐蔭を撃破! 〝大物食い〟小松大谷が忘れられない10年前の歴史的屈辱
2024.08.15

【甲子園】大阪桐蔭を撃破! 〝大物食い〟小松大谷が忘れられない10年前の歴史的屈辱

 第106回全国高校野球選手権大会の第8日(14日)の第2試合で小松大谷(石川)が西の強豪、大阪桐蔭に3―0で完封勝利を収める〝番狂わせ〟を演じた。先発の西川(3年)が92球で強打線を散発5安打に抑え、攻撃では相手の失策を絡めて粘り強く得点を重ねた。大物食いを果たした小松大谷だが、ナインはチー

起こせなかった「令和の金農旋風」…涙の弟・吉田大輝に見た“あの夏との違い” 2018準優勝メンバーのコーチは「『輝星よりも』と思わないとダメ」
2024.08.10

起こせなかった「令和の金農旋風」…涙の弟・吉田大輝に見た“あの夏との違い” 2018準優勝メンバーのコーチは「『輝星よりも』と思わないとダメ」

 熱き旋風の記憶が蘇る。 アルプススタンドから轟く『Gフレア』。ブラスバンドの旋律に合わせ、スタンドも手拍子でチームを後押しする。 2018年、夏。 秋田大会から3年生レギュラー9人で戦う金足農は、甲子園を味方につけていた。鹿児島実、大垣日大、横浜、近

「野球をやれて幸せでした」爪が指の中にめり込む大けが…それでも甲子園に帰ってきた背番号12の主将 8回、代打で出番
2024.08.08

「野球をやれて幸せでした」爪が指の中にめり込む大けが…それでも甲子園に帰ってきた背番号12の主将 8回、代打で出番

 ◆第106回全国高校野球選手権1回戦 明豊4―8小松大谷(8日・甲子園) 明豊の山内真南斗主将(3年)は試合後、声を上げて泣いていた。4点を追う8回、代打で先頭の打席に立ったが空振り三振。反撃の流れをつくることはできなかった。「打席に立たせてもらって流れを変えたかったけど、思う

「伝説として語り継がれる」”英雄”と激闘演じた斉藤立に仏メディアが賛辞「観衆から温かい拍手が送られた」【パリ五輪】
2024.08.07

「伝説として語り継がれる」”英雄”と激闘演じた斉藤立に仏メディアが賛辞「観衆から温かい拍手が送られた」【パリ五輪】

 悔しさを味わったものの、その姿は人々の胸を打った。 パリ五輪の柔道団体戦決勝で、日本は開催国フランスに敗れ銀メダルに終わった。東京大会のリベンジに挑み、代表戦までもつれながら斉藤立がテディ・リネールに屈し、雪辱とはならなかった。 団体戦では本戦も含め2度、王者リネ

勝ち負けばかりが…(8月1日)
2024.08.01

勝ち負けばかりが…(8月1日)

 100年前の1924(大正13)年の夏も、パリで五輪が華々しく開催されていた。白根村(現伊達市)出身の三浦弥平は、4年前のアントワープ大会に続きマラソンに出場した。前回は24位。雪辱を誓うが、足の故障で途中棄権に終わる▼強化のためにドイツに留学し、実家や知人に大きな負担をかけていた。何として

「大人なんだから」阿部詩の大号泣に賛否、“まさかの敗北”で重なる谷亮子の悪夢と再生
2024.07.29

「大人なんだから」阿部詩の大号泣に賛否、“まさかの敗北”で重なる谷亮子の悪夢と再生

 7月28日にパリ五輪の柔道女子52キロ級の2回戦が行なわれ、東京五輪から連覇を狙った阿部詩選手(24)が世界ランク1位のディヨラ・ケルディヨロワ(ウズベキスタン)に一本負け。金メダル大本命だった阿部の敗北に、日本中に衝撃が走った。 小外刈りで敗北した阿部は、まさかの事態にあ然と

3連覇を阻んだ二つのアクシデント 社のエース福田投手
2024.07.26

3連覇を阻んだ二つのアクシデント 社のエース福田投手

(26日、第106回全国高校野球選手権兵庫大会準決勝 社4―5報徳学園) 社のエース福田海晴投手(3年)は六回まで、本塁打と単打の2安打に抑えていた。3点リードの七回もマウンドに上がった。 しかし、先頭から2連打された。「何かがおかしい」。いつの間にか右手の中指のマ

磐城農業高校 定年を迎える監督へ勝利を! 5回コールド負けも「コツコツと努力し成長してくれた」夏の高校野球・福島大会
2024.07.15

磐城農業高校 定年を迎える監督へ勝利を! 5回コールド負けも「コツコツと努力し成長してくれた」夏の高校野球・福島大会

7月12日に開幕した、夏の高校野球・福島大会。週末に繰り広げられた熱闘の試合を振り返る。夏の大会6年ぶりの勝利を目指す磐城農業は、白河高校と対戦。最後の夏になる監督に捧げる勝利の行方は?2024年6月のいわき市内の大会でチーム公式戦初勝利を飾るなど、一歩ずつ成長してきた磐城農業高

最速153キロ右腕の神戸弘陵・村上泰斗がプロ志望届提出明言 阪神スカウト「上位候補」/兵庫
2024.07.15

最速153キロ右腕の神戸弘陵・村上泰斗がプロ志望届提出明言 阪神スカウト「上位候補」/兵庫

<高校野球兵庫大会:西宮今津3-2神戸弘陵>◇15日◇3回戦◇ほっともっとフィールド神戸 涙が止まらなかった。神戸弘陵のプロ注目右腕・村上泰斗投手(3年)の夏が終わった。3回戦敗退。「負けるつもりはなかった。まだまだこれで高校野球が終わるとは実感が湧かない。また次の試合でも先発し

裏方は意外と自分に合っていた けがで転向、正則学園・加藤記録員
2024.07.09

裏方は意外と自分に合っていた けがで転向、正則学園・加藤記録員

 (9日、第106回全国高校野球選手権東東京大会2回戦 正則学園6―7郁文館) 「なんとか最少失点で抑えてくれ」 七回裏、正則学園の記録員の加藤文都(ふみと)(3年)は、ベンチで固唾を飲んで試合を見守っていた。チームはこの回表、郁文館から3点を奪い、6―3と逆転に成

トニ・クロースが現役引退…集大成のEURO2024でドイツ代表はベスト8敗退
2024.07.06

トニ・クロースが現役引退…集大成のEURO2024でドイツ代表はベスト8敗退

 ドイツ代表MFトニ・クロース(レアル・マドリード/スペイン)が現地時間5日、現役を引退した。 2023-24シーズン、所属クラブのレアル・マドリードでラ・リーガとチャンピオンズリーグ(CL)のトロフィーを掲げたクロースは、かねてより公言していた「高いレベルのまま引退したい」とい

首位・広島を牽引する「2016年ドラフト入団4人衆」! 8年の時を経て……外れ外れ1位、下位指名選手が大きく飛躍!
2024.07.01

首位・広島を牽引する「2016年ドラフト入団4人衆」! 8年の時を経て……外れ外れ1位、下位指名選手が大きく飛躍!

 広島のアドゥワ 誠(松山聖陵出身)が好投を続けている。6月27日のヤクルト戦では7回途中3失点(自責0)と試合を作り、チームの勝利に貢献した。 この試合の勝利投手は矢崎 拓也(慶應義塾出身)であり、決勝打となるサヨナラタイムリーを放ったのは坂倉 将吾(日大三出身)だった。アドゥ

慶天海断髪式「そこだけはすごく悔いが…」化粧まわしに残る無念と、関取在位1場所の誇り
2024.06.24

慶天海断髪式「そこだけはすごく悔いが…」化粧まわしに残る無念と、関取在位1場所の誇り

 今年の初場所限りで現役を引退した大相撲の元十両・慶天海(34=阿武松部屋)の断髪式が23日、東京都墨田区の東武ホテルレバント東京で行われ、約120人がはさみを入れた。 鹿児島・奄美大島出身の慶天海は埼玉栄高を経2008年初場所の初土俵。右肩や左膝のケガに苦しみながらも、入門から

【ラグビー】帰ってきたトゥーロン。
2024.06.14

【ラグビー】帰ってきたトゥーロン。

 トゥーロンがプレーオフに帰ってきた。2017-2018シーズン以来、6年ぶりの進出だ。2010年代前半、ジョニー・ウィルキンソン、バッキース・ボタ、マット・ギタウら、世界のスーパースターが居並ぶ銀河系軍団と呼ばれ栄華を極めたこのクラブにとって、他のクラブが戦う決勝トーナメントをテレビで見なけ

ブルペンで見届けた甲子園は「正解です」 視聴率50%超…伝説目撃に「僕は無理」
2024.05.28

ブルペンで見届けた甲子園は「正解です」 視聴率50%超…伝説目撃に「僕は無理」

 高校野球の歴史に伝説を作った。広島、日本ハム、巨人の3球団で20年間プレーし、通算72勝80セーブをマークした野球解説者の金石昭人氏は、PL学園(大阪)3年の夏に全国制覇を果たしたメンバーの一員だった。「僕は甲子園では1球も投げてないんですけど。あの大会は凄かった。“逆転のPL”で騒がれまし

【大学野球】明大副将・中山琉唯がリーグ戦初打席で適時打 負けはしたが次につながる試合
2024.05.27

【大学野球】明大副将・中山琉唯がリーグ戦初打席で適時打 負けはしたが次につながる試合

【5月26日】東京六大学(神宮)法大4-2明大(1勝1敗) 間違いなく、次につながる試合だった。 三塁側の明大応援席が最も盛り上がったのは、0対3で迎えた7回表二死一、三塁。ここで明大・田中武宏監督が代打に送ったのは副将・中山琉唯(4年・常総学院高)で