# 日中関係

経済団体代表団が中国副首相と会談 ビザなし渡航再開や反スパイ法の透明性向上求める
2024.07.02

経済団体代表団が中国副首相と会談 ビザなし渡航再開や反スパイ法の透明性向上求める

中国を訪れている経済団体の代表団が経済政策を担当する何立峰副首相と会談しました。 同行筋によりますと、何立峰副首相は会談で「日中経済貿易関係を拡大していきたい」と繰り返し述べるなど中国への投資を呼び掛けました。 一方、日本国際貿易促進協会の河野洋平会長は、日本から中

河野洋平元衆院議長らが訪中 何立峰副首相と会談
2024.07.01

河野洋平元衆院議長らが訪中 何立峰副首相と会談

河野洋平元衆院議長を団長とする経済団体が中国を訪問し、何立峰副首相と会談しました。北京を訪問している「日本国際貿易促進協会」の代表団は1日、団長の河野洋平元衆院議長のほか、財界人などが同席し、何立峰副首相らと人民大会堂で会談しました。会談で河野氏は、中国・江蘇省で先

「邦人の安全」懸念伝達 財界訪中団、中国要人と会談
2024.07.01

「邦人の安全」懸念伝達 財界訪中団、中国要人と会談

 【北京時事】日本国際貿易促進協会(会長・河野洋平元衆院議長)の訪中団は1日、北京の人民大会堂で何立峰副首相と会談した。 スパイ摘発を強化する中国の改正反スパイ法や、先月、江蘇省蘇州市で日本人母子らが刃物で襲撃された事件を念頭に、経済交流に関わる邦人の「安全」に関する懸念を伝達し

中国・何立峰副首相「日中貿易協力関係に影響あってはならない」 日本人母子切り付け事件
2024.07.01

中国・何立峰副首相「日中貿易協力関係に影響あってはならない」 日本人母子切り付け事件

【北京=三塚聖平】中国を訪問した河野洋平元衆院議長を団長とする日本国際貿易促進協会(国貿促)の代表団は1日、北京の人民大会堂で何立峰副首相と会談した。同行筋によると、何氏は江蘇省蘇州で日本人母子が中国人の男に切り付けられた事件について「偶発的」なものだと強調し、「日中貿易協力関係は影響を受けな

日本人母子切り付けの影響回避を 中国副首相、河野氏と会談
2024.07.01

日本人母子切り付けの影響回避を 中国副首相、河野氏と会談

 【北京共同】河野洋平元衆院議長を団長とする日本国際貿易促進協会の代表団は1日、北京を訪問し、中国の何立峰副首相と会談した。同行筋によると、何氏は江蘇省蘇州で日本人母子が切り付けられた事件について「中日の貿易協力関係への影響があってはならない」と述べた。河野氏は動機の解明を求めた。

河野洋平元衆院議長が中国に「人的交流」呼び掛け 訪中団が習氏懐刀の何立峰副首相と会談
2024.07.01

河野洋平元衆院議長が中国に「人的交流」呼び掛け 訪中団が習氏懐刀の何立峰副首相と会談

【北京=三塚聖平】中国を訪問した河野洋平元衆院議長を団長とする日本国際貿易促進協会(国貿促)の代表団は1日、北京の人民大会堂で何立峰副首相と会談した。河野氏は、日中両国民の相互理解や協力を進めるために「人的交流をもっと積極的にやらなければならない」と呼び掛けた。訪中団に参加した財

日本人母子襲撃事件 “1日遅れの発表”の背景に「社会不安の高まり露呈させることへの危惧」 “最も安全な国”中国の報道体制
2024.07.01

日本人母子襲撃事件 “1日遅れの発表”の背景に「社会不安の高まり露呈させることへの危惧」 “最も安全な国”中国の報道体制

6月24日、中国東部の江蘇省蘇州市で刃物を持った無職の中国人の男が日本人学校のスクールバスを襲撃する事件が発生した。男はバス停にいた日本人の親子を刃物で刺し、その後、身を挺して男の犯行を止めようとしたスクールバスの案内係の中国人女性を複数回刺した。目撃者によると男は多くの児童が乗

蘇州スクールバス襲撃事件 各地で相次ぐ刺傷事件 小出しの当局情報と明かされぬ動機
2024.06.30

蘇州スクールバス襲撃事件 各地で相次ぐ刺傷事件 小出しの当局情報と明かされぬ動機

「蘇州の事件、動機は何ですかね?」江蘇省蘇州市で起きた、スクールバスの襲撃事件は、中国の日本人社会に大きな衝撃を与えた。蘇州は中国で4番目に日本人が多く暮らす町で、筆者の住む北京にも現地に知り合いがいる人は多い。その蘇州で、子どもを含む日本人が襲われたということで、

蘇州の邦人切り付け、無差別か 中国人男、社会に不満も
2024.06.30

蘇州の邦人切り付け、無差別か 中国人男、社会に不満も

 【北京、蘇州共同】中国江蘇省蘇州で日本人母子らが中国人の男に切り付けられた事件で、現地当局が社会に対する不満を動機とみて捜査していると日本政府に伝えたことが30日分かった。男は仕事や家族がなく孤立感を深めていたという。複数の日中関係筋が明らかにした。日本人を狙ったわけではなく、無差別だった可

死亡した中国人女性悼み駐中国大使がお悔やみの言葉
2024.06.28

死亡した中国人女性悼み駐中国大使がお悔やみの言葉

中国のバス停で襲われた日本人の親子を助けようとして死亡した中国人の女性について、金杉憲治中国大使が哀悼の意を示しました。金杉憲治大使「蘇州日本人学校のスクールバスが襲われた事件で負傷された胡友平さんがこの度、逝去されたとの報に接し、日本政府、そして日本国民を代表し、

尖閣周辺に中国船2隻 188日連続航行
2024.06.27

尖閣周辺に中国船2隻 188日連続航行

 第十一管区海上保安本部によると、尖閣諸島(石垣市)周辺の領海外側にある接続水域では26日、中国海警局の艦船2隻が航行している。尖閣周辺で中国艦船が航行するのは188日連続。連続航行日数の最長記録を更新した。 2隻はいずれも機関砲らしきものを搭載した「海警2501」「海警2202

「台湾有事」と軽々に言うなかれ 日本は壊滅的打撃を受ける
2024.06.26

「台湾有事」と軽々に言うなかれ 日本は壊滅的打撃を受ける

 元外務審議官の田中均氏は毎日新聞政治プレミアに寄稿した。 「台湾有事は日本有事と叫び、中国と敵対するような雰囲気を高め、中国を阻害しようとすることは結果的には日本の国益に資するものではない」と語った。 ◇ ◇ ◇ ◇ 日本に駐在する呉江浩・中国大使が

日中民間対話を12月3~5日に東京で開催へ 「言論NPO」が発表、今回で20回目
2024.06.25

日中民間対話を12月3~5日に東京で開催へ 「言論NPO」が発表、今回で20回目

【北京=三塚聖平】日本の民間非営利団体「言論NPO」は25日、日本と中国の有識者らが両国間の課題などについて話し合う民間対話「東京―北京フォーラム」を12月3~5日に東京で開催することが決まったと発表した。同フォーラムは2005年に始まり、今年で20回目。東京での開催は2018年以来、約6年ぶ

“日中の有識者ら議論”フォーラム、12月に6年ぶり東京で…日本の主催者らが北京で記者会見
2024.06.25

“日中の有識者ら議論”フォーラム、12月に6年ぶり東京で…日本の主催者らが北京で記者会見

ことし12月、東京で6年ぶりに日中の有識者らが議論するフォーラムが開かれるのを前に、日本の主催者らが中国・北京で記者会見を行い、「日中の国民同士の理解が深まるような議論をしたい」などと話しました。このフォーラムは、日本の民間団体「言論NPO」などが主催するもので、日中の有識者らを

中国公船が領海出る 23日から侵入の2隻 沖縄・尖閣沖
2024.06.24

中国公船が領海出る 23日から侵入の2隻 沖縄・尖閣沖

 沖縄・尖閣諸島沖の日本領海に23日午後から侵入していた中国海警局の「海警」2隻が24日夜、領海を出た。 2隻は29時間近くにわたって領海内にとどまり、日本漁船に接近しようとした。尖閣沖での中国公船の領海侵入は5日連続。 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、2

中国船が尖閣周辺の領海出る
2024.06.21

中国船が尖閣周辺の領海出る

 第11管区海上保安本部は21日、沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に侵入していた中国海警局の船1隻が、20日午後11時58分ごろに領海の外側に出たと発表した。

日中外務省局長協議が北京で開催 処理水海洋放出で協議プロセス加速で一致
2024.06.18

日中外務省局長協議が北京で開催 処理水海洋放出で協議プロセス加速で一致

日本と中国の外務省局長は北京で協議を開き、福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐり、協議のプロセスを加速していくことで一致しました。外務省の鯰博行アジア大洋州局長は17日、北京で劉勁松中国外交部アジア局長と協議し、両国の懸案事項について率直な意見交換を行いました。福島

日中、処理水協議を加速 外務省局長、対話解決確認
2024.06.17

日中、処理水協議を加速 外務省局長、対話解決確認

 日中両政府は17日、北京で外務省局長協議を開き、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出を巡り、これまでの意思疎通を踏まえ、協議プロセスを加速していくことで一致した。建設的態度で、協議と対話を通じて問題を解決する方法を見いだすと確認した。 鯰博行アジア大洋州局長、中国の劉勁松アジア

日中高官、処理水協議の加速確認
2024.06.17

日中高官、処理水協議の加速確認

 外務省の鯰博行アジア大洋州局長は17日、中国外務省の劉勁松アジア局長と北京で会談し、中国が批判する東京電力福島第1原発の処理水海洋放出について、協議を加速していくことを確認した。 鯰氏は中国による日本産食品の輸入規制の即時撤廃を改めて求めた。日本外務省が発表した。

「大東亜戦争」「太平洋戦争」 日本は「あの戦争」とどう向き合う
2024.06.11

「大東亜戦争」「太平洋戦争」 日本は「あの戦争」とどう向き合う

 「先の大戦」「大東亜戦争」「アジア太平洋戦争」。日本は戦争の歴史にどう向き合ってきたか。国立公文書館アジア歴史資料センターのセンター長を務める、筑波大学名誉教授の波多野澄雄さんに聞きました。【聞き手・須藤孝】 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇「被害者」の思いが強かった<