# 旅客機

世界初の超音速旅客機=「コンコルド」じゃなかった? ソ連が生み出した「対抗意識バチバチ」のトホホ機とは
2024.06.24

世界初の超音速旅客機=「コンコルド」じゃなかった? ソ連が生み出した「対抗意識バチバチ」のトホホ機とは

 世界で唯一、長年にわたり実運用された超音速旅客機「コンコルド」。実は同機よりも早く、初飛行に成功した超音速旅客機があります。旧ソ連のツポレフ設計局「Tu-144」です。  この機体はあまりに「コンコルド」を意識した面があることから「コンコルドスキー」とも揶揄される

大韓航空「与圧系統で異常」で引き返し…急降下で乗客18人が不調訴え
2024.06.24

大韓航空「与圧系統で異常」で引き返し…急降下で乗客18人が不調訴え

【06月24日 KOREA WAVE】韓国・仁川(インチョン)空港から台中に向かっていた大韓航空KE189便(乗客125人)で22日午後4時45分ごろ、与圧系統の異常を示すメッセージが表示されるトラブルがあった。同便が仁川空港に引き返す際、高度を下げたため、乗客18人が不調を訴えた。<

機内トイレ「誰が汚したか」客室乗務員は知っている…韓国SNSに「清潔さ保つ」苦労話
2024.06.23

機内トイレ「誰が汚したか」客室乗務員は知っている…韓国SNSに「清潔さ保つ」苦労話

【06月23日 KOREA WAVE】旅客機の客室乗務員が機内トイレを汚く使う乗客が誰かわかると韓国のSNSで明らかにし、話題になっている。約10年間勤務している乗務員はトイレ掃除でやらなければならないこととして「トイレットペーパーをホテルのトイレのように三角折りする。床にはねた

JAL、エンジントラブルで青森引き返し 火災痕跡なし、伊丹行きJL2154便
2024.06.22

JAL、エンジントラブルで青森引き返し 火災痕跡なし、伊丹行きJL2154便

 6月22日午後、青森空港を出発した日本航空(JAL/JL、9201)の伊丹行きJL2154便(エンブラエル170型機、登録記号JA216J)が離陸後、空港の南約48.3キロ(30マイル)地点の高度約3353メートル(1万1000フィート)を飛行中、エンジンから振動と異音が発生し、火災の可能性

青森発便、エンジンから「出火」で引き返しも JAL「痕跡なし」
2024.06.22

青森発便、エンジンから「出火」で引き返しも JAL「痕跡なし」

 22日午後1時55分ごろ、青森空港を離陸した伊丹空港行きの日本航空(JAL)2154便が引き返し、青森空港に緊急着陸するトラブルがあった。JALによると、機長が上空で左エンジンの異音と振動に気づいたため。乗客と乗員計47人にけがはなく、乗客は後続の便で目的地に向かったという。 

ド迫力! 激短滑走路から飛ぶジェット旅客機の「珍しい離陸法」 乗ったらマジでロケット!
2024.06.17

ド迫力! 激短滑走路から飛ぶジェット旅客機の「珍しい離陸法」 乗ったらマジでロケット!

 ジェット旅客機が安全に離着陸を実行できる滑走路長の最低ラインは、一般的に1500mといわれています。国内には2024年現在、その1500mの長さでジェット旅客機の定期便が発着する珍しい空港があります。それが、札幌市にある「丘珠空港」。ここではその特性ゆえ、ほかでは味わえないようなスリリングな

「世界で最も危険な旅客機」とは? 大国の威信を賭け急いで開発→事故多発 「パイロットがヘタクソ」と一蹴!?
2024.06.17

「世界で最も危険な旅客機」とは? 大国の威信を賭け急いで開発→事故多発 「パイロットがヘタクソ」と一蹴!?

 東西冷戦が深刻化していた1955年6月17日、ソビエト連邦で史上2番目となるジェット旅客機の「Tu-104」が初飛行を迎えました。 既に大戦後期から運用された始めたジェット機は、空の旅にも革命をもたらし、1952年にイギリスのデ・ハビランドが史上初めてのジェット旅客機DH.10

なぜ?「ジェット旅客機の速度」が向上しないワケ 「だいたい900km/h」のまま半世紀以上
2024.06.09

なぜ?「ジェット旅客機の速度」が向上しないワケ 「だいたい900km/h」のまま半世紀以上

 現代のジェット旅客機の巡航速度は、おおむね900km/h前後のスペック値が打ち出されています。実はこの速度、黎明期のジェット旅客機から大きな変動はありません。ほかの部分は年を追うごとに先端化されているにもかかわらず、なぜ速度だけは半世紀以上にわたり向上していないのでしょうか。 

旅客機のドアに“まゆ毛”? 「線状のわずかな出っ張り」の役割とは あると無いとじゃ大違い!?
2024.06.08

旅客機のドアに“まゆ毛”? 「線状のわずかな出っ張り」の役割とは あると無いとじゃ大違い!?

 旅客機はフライト中の空気抵抗を減らすべく、極力凹凸のない滑らかな外装が形成されていますが、なかには出っ張った部分も見られます。そのひとつがドアの上。よく見ると、横方向に細長い線状の“出っ張り”があるのです。 この出っ張りは搭乗などを行う最前方のドア、機種によってはそのほかドアの

思わず二度見!? 「2機を半分に割ってくっつけました」驚愕ルックスの旅客機、何が強み? NASAなどが開発
2024.06.03

思わず二度見!? 「2機を半分に割ってくっつけました」驚愕ルックスの旅客機、何が強み? NASAなどが開発

 NASA(アメリカ航空宇宙局)とマサチューセッツ工科大学、Aurora Flight Sciencesなどが研究していた新型旅客機案「D8」は一般的な旅客機とは大きく異なる設計が特徴です。胴体が2機の旅客機を半分に割り、それをくっつけたような「ダブルバブル」構造なのです。この機にはどういった

そんなのアリ!? 「オールビジネスクラスのプロペラ機」客室の全貌とは? どう見ても「よくあるプロペラ機の客室」じゃない
2024.05.31

そんなのアリ!? 「オールビジネスクラスのプロペラ機」客室の全貌とは? どう見ても「よくあるプロペラ機の客室」じゃない

 ヨーロッパの航空機メーカー、ATRが2024年5月、オールビジネスクラス構成を特徴とする新たな客室仕様を公開しました。同社の主力製品はプロペラ(ターボプロップ)旅客機で、国内でもJAC(日本エアコミューター)やHAC(北海道エアシステム)、トキエアなどの近距離航空会社が使用しています。「オー

「裸の男が機内で暴れ回った」 離陸1時間もせずに回航=オーストラリア
2024.05.29

「裸の男が機内で暴れ回った」 離陸1時間もせずに回航=オーストラリア

オーストラリアで裸の男性が旅客機の機内で暴れ回り、同機がやむを得ず回航するという事件が起こった。28日(現地時間)、豪ABC放送などによると、前日午後7時20分ごろ西部パース空港を離陸して東南部メルボルンに向かっていたヴァージン・オーストラリア航空VA696便が出発して1時間もせ

伝説の超音速旅客機「コンコルド」、実は試作機は結構仕様が違った? とにかく恐ろしく速かった!!
2024.05.29

伝説の超音速旅客機「コンコルド」、実は試作機は結構仕様が違った? とにかく恐ろしく速かった!!

 イギリス・フランス共同開発の「コンコルド」は、長きにわたり定期旅客便に就航した世界唯一の超音速旅客機で、その存在はいまや“伝説”になりつつあります。初飛行は1969年3月2日でしたが、実はこのときフライトした試作機と、定期便で使用された量産機では、機体の設計において明らかに異なるポイントが存

飛行中の旅客機「外は超極寒なのに機内は快適」なぜ? ―40度の世界から客室をどう温めるのか
2024.05.28

飛行中の旅客機「外は超極寒なのに機内は快適」なぜ? ―40度の世界から客室をどう温めるのか

 ジェット旅客機は1万m以上の高高度を飛びます。この高度では外気温がマイナス40度にもなることも。しかし客室は人間が過ごすには全く問題ない気温に保たれています。どのような仕組みなのでしょうか。 JAL(日本航空)によると、多くの旅客機は両翼のエンジンから外気を取り入れ、それを空調

驚愕ルックス「巨大な輪っか型の翼」を持つ旅客機 メリットは一体…? 米航空メーカー大手が研究の異形機
2024.05.28

驚愕ルックス「巨大な輪っか型の翼」を持つ旅客機 メリットは一体…? 米航空メーカー大手が研究の異形機

 ANA(全日空)も導入したL1011「トライスター」などを生み出したものの、旅客機事業からは撤退したアメリカの航空機メーカー、ロッキード(現ロッキード・マーティン)。同社では1980年代、型破りな設計を持つ旅客機のデザイン案を研究していました。主翼が板状ではなく、リング型なのです。どういった

カタール航空旅客機、トルコ上空で乱気流に巻き込まれて12人がけが
2024.05.27

カタール航空旅客機、トルコ上空で乱気流に巻き込まれて12人がけが

カタールのドーハからアイルランドのダブリンに向かっていたカタール航空の旅客機が26日(現地時間)、乱気流に巻き込まれて搭乗者12人がけがする事故が発生した。これに先立ち、21日にも旅客機が乱気流に巻き込まれ、乗客1人が死亡するなど、関連事故が相次いでいる。ダブリン国際空港はこの日

乱気流で乗客乗員12人負傷 カタール航空
2024.05.27

乱気流で乗客乗員12人負傷 カタール航空

 ドーハからダブリンへ向かっていたカタール航空の旅客機が乱気流の影響を受け、12人が負傷した。 ダブリン空港が26日、明らかにした。 ダブリン空港の声明によると、旅客機はトルコ上空を飛行中に乱気流に巻き込まれた後、26日午後1時ごろに同空港に着陸した。乗客6人、乗員

ナニこの翼!「世界初のジェット旅客機」 設計は今じゃあり得ない? トホホ機なるも残した功績
2024.05.24

ナニこの翼!「世界初のジェット旅客機」 設計は今じゃあり得ない? トホホ機なるも残した功績

 世界初のジェット旅客機として知られるのが、デ・ハビランドDH.106「コメット」です。航空先進国イギリスの威信をかけて開発された機体ですが、「前人未到」ゆえさまざまな苦難に遭遇しました。とはいえ、それらの経緯は、その後世界中の旅客機の設計に生かされることになりました。 デ・ハビ

【速報】JALの羽田発千歳行きの旅客機が別の旅客機と地上で接触もけが人なし 羽田空港
2024.05.23

【速報】JALの羽田発千歳行きの旅客機が別の旅客機と地上で接触もけが人なし 羽田空港

日本航空によると、23日午前7時半ごろ、東京・羽田空港で地上にいた日本航空の千歳行きの旅客機が、別の準備中だった日本航空の旅客機と接触した。ケガ人はいないということだ。

首相キモ入りの“魔改造”!? 残念だった「世界初のジェット旅客機」が「世界初のジェット対潜哨戒機」に変わるまで
2024.05.21

首相キモ入りの“魔改造”!? 残念だった「世界初のジェット旅客機」が「世界初のジェット対潜哨戒機」に変わるまで

「世界初のジェット旅客機」として1951年に就航したものの、空中分解による墜落事故を相次いで発生させてしまったデ・ハビランドDH.106「コメット」。イギリスが威信をかけて開発したこの旅客機は、原因と推定される箇所の設計変更を行ったものの、競合機の登場でヒット機にならず生産終了となりました。し