# 新関脇・大の里

大の里 次の目標は史上初の“ちょんまげ大関”「これからまた上へ上へと駆け上がりたい」
2024.05.28

大の里 次の目標は史上初の“ちょんまげ大関”「これからまた上へ上へと駆け上がりたい」

 大相撲夏場所で、初土俵から所要7場所での史上最速優勝を果たした小結・大の里(23=二所ノ関部屋)が千秋楽から一夜明けた27日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で会見を行った。次の目標は最速大関昇進。喜びと新たな決意を語った。また、本紙評論家の二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)が今場所を総括した。

小結大の里、最速V記録からさらなる高み強調「最終的な目標はここではない。(番付の)上へ上へ駆け上がりたい」 故郷・石川&部屋の地元・茨城での〝ダブルパレード〟構想も
2024.05.27

小結大の里、最速V記録からさらなる高み強調「最終的な目標はここではない。(番付の)上へ上へ駆け上がりたい」 故郷・石川&部屋の地元・茨城での〝ダブルパレード〟構想も

大相撲夏場所を12勝3敗で初優勝した小結大の里(23)が千秋楽から一夜明けた27日、茨城・阿見町の二所ノ関部屋で会見に臨み、目標はさらに高みにあることを強調した。最速記録となった初土俵から所要7場所での優勝に加え、今後もスピード記録の更新に期待が懸かる。優勝を祝したパレードの検討もなされ、「ダ

大の里が名前を継いだ「相撲の神様」といわれた〝初代〟大ノ里、どんな力士だった?
2024.05.27

大の里が名前を継いだ「相撲の神様」といわれた〝初代〟大ノ里、どんな力士だった?

 「相撲の神様」と称された初代大ノ里の一族の天内司さん(71)は「本当に良い人が名前を継いでくれたぁ~」と、史上最速優勝を果たした“2代目大の里”の活躍に目を細めた。 先場所110年ぶりの新入幕Vを果たした尊富士と同じ青森県出身だが「親近感あるのはやっぱり大の里だよぉ。大きな声で

「日本中から応援されるお相撲さんになりたい」初土俵からわずか7場所で“史上最速優勝” 大の里関と“号泣”父との絆
2024.05.27

「日本中から応援されるお相撲さんになりたい」初土俵からわずか7場所で“史上最速優勝” 大の里関と“号泣”父との絆

大相撲夏場所で“史上最速優勝”を果たした大の里関。優勝パレードで笑顔を見せる23歳に、集まった多くの相撲ファンから上がる割れんばかりの大歓声。ファンは「ずっと応援してたんでうれしいです。自分のことのように」、「こんな早く優勝できると思ってもいなかったです。でも本当に

大の里関 恩師との絆が育んだ初優勝への道-恩師が語る寮生活と成長の6年間【新潟】
2024.05.27

大の里関 恩師との絆が育んだ初優勝への道-恩師が語る寮生活と成長の6年間【新潟】

大の里関は、糸魚川市で中学校から高校まで相撲付けの日々を過ごしました。その6年間、稽古だけでなく寮生活で寝食を共にした恩師に話を聞きました。26日、海洋高校相撲部・田海哲也総監督は、大の里の晴れ姿を現地で見守りました。■海洋高校相撲部・田海哲也総監督「

新小結大の里“来場所で大関昇進”は十分に可能 目安の「三役で3場所33勝」すでに形骸化
2024.05.27

新小結大の里“来場所で大関昇進”は十分に可能 目安の「三役で3場所33勝」すでに形骸化

 担当記者らが「来場所は大関昇進に向けての……」と聞けば、高田川審判部長(元関脇安芸乃島)は「それはまだわかりませんが」と慎重に答える。それでも報道陣は「雰囲気やムードが盛り上がってくれば……」と食い下がり、高田川部長は再度、「それはわかりません」と言うしかなかった。 大の里(2

森永卓郎氏 “史上最速優勝”大の里を絶賛も…「年寄り軍団がみんな休場している」
2024.05.27

森永卓郎氏 “史上最速優勝”大の里を絶賛も…「年寄り軍団がみんな休場している」

 がん闘病中の経済アナリスト・森永卓郎氏(66)が27日、パーソナリティーを務める文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)に出演。26日、大相撲夏場所で、初土俵から所要7場所目での史上最速優勝を果たした小結・大の里(23)について語った。 森永氏は史上最速

津幡、大の里祝福ムード 役場に本紙ラッピング紙面、号外 「町がにぎやかに」 町民「勝負師の顔になった」
2024.05.27

津幡、大の里祝福ムード 役場に本紙ラッピング紙面、号外 「町がにぎやかに」 町民「勝負師の顔になった」

 大相撲夏場所で大の里の初優勝から一夜明けた27日、地元津幡町は祝福ムードが広がった。町役場では優勝を伝える北國新聞朝刊のラッピング紙面や号外が掲示され、町民から「町が一日にしてにぎやかになった」「何回も優勝する姿を見たい」と喜びの声が相次いだ。 「祝 大の里関 優勝おめでとう」

史上最速、幕下付出しでの初土俵から7場所目で新小結・大の里が涙の初優勝。ちょん髷力士のパワーが幕内の土俵で炸裂
2024.05.27

史上最速、幕下付出しでの初土俵から7場所目で新小結・大の里が涙の初優勝。ちょん髷力士のパワーが幕内の土俵で炸裂

5月12日、大相撲夏場所が東京・両国国技館で始まりました。「荒れる春場所」のあと、今場所はどうなるのか。『婦人公論』愛読者で相撲をこよなく愛する「しろぼしマーサ」が今場所もテレビ観戦記を綴ります。* * * * * * *◆史上最速7場所目での初優勝大

石川県出身の大の里、史上最速Vから一夜明け会見「石川県の皆さんにいい報告ができて、本当にうれしい」
2024.05.27

石川県出身の大の里、史上最速Vから一夜明け会見「石川県の皆さんにいい報告ができて、本当にうれしい」

大相撲、5月場所で初土俵から史上最速となる7場所での初優勝を果たした大の里(23、二所ノ関)が優勝から一夜明け、会見を開いた。混戦を制した15日間を「本当に優勝のことを考えずに、一日一番集中して相撲取ることができたんでそれが良かった」と振り返った大の里。「親方のもと

史上最速V大の里、優勝後は「こんなに忙しいんだなとびっくり…」 激動の15日間の裏側明かす
2024.05.27

史上最速V大の里、優勝後は「こんなに忙しいんだなとびっくり…」 激動の15日間の裏側明かす

 大相撲夏場所で、初土俵から所要7場所目での史上最速優勝を果たした小結・大の里(23=二所ノ関部屋)が千秋楽から一夜明けた27日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で会見を行った。 激動の15日間を終え「ようやく終わったなという感じ。長かったですね」と素直な感想を述べた。初日の横綱・照ノ

大の里最速初優勝! 将来の飛躍のカギは「黄金の右」 夏場所の相撲を独自に分析
2024.05.27

大の里最速初優勝! 将来の飛躍のカギは「黄金の右」 夏場所の相撲を独自に分析

大相撲夏場所は、石川県津幡町出身の小結・大の里がデビューから7場所目と、史上最速での初優勝を果たしました。今場所の大の里の強さの秘密はどこにあるのか、独自の視点で振り返ります。■初日 〇大の里(1勝) すくい投げ 照ノ富士●立ち合い、左をのぞかせ少しがぶりながら右を

【夏場所】快進撃・大の里に早期綱取りの期待 秀ノ山親方は「大関も通過点」「大スター誕生」
2024.05.27

【夏場所】快進撃・大の里に早期綱取りの期待 秀ノ山親方は「大関も通過点」「大スター誕生」

 すでに〝横綱級〟だ。大相撲夏場所千秋楽(26日、東京・両国国技館)、新小結大の里(23=二所ノ関)が関脇阿炎(30=錣山)を押し出し、12勝3敗で初優勝を果たした。初土俵から所要7場所の優勝は史上最速。新三役では、1957年夏場所の安念山以来で67年ぶりの快挙となった。早くも横綱候補としての

「相撲の神様」“初代”大ノ里が果たせなかった優勝に天内家の当代「うれしい」
2024.05.27

「相撲の神様」“初代”大ノ里が果たせなかった優勝に天内家の当代「うれしい」

◆大相撲 夏場所千秋楽(26日、東京・両国国技館) 初土俵から7場所目で最速優勝を果たした新小結・大の里のしこ名の由来となった、大正から昭和初期にかけての名大関と呼ばれた大ノ里萬助の親類がエールを送った。 「大の里」のしこ名は昨年4月、二所ノ関部屋入門に際してつけら

大の里 初賜杯に石川県の住民「元気もらった」 地元・津幡町の住民は「感無量」
2024.05.27

大の里 初賜杯に石川県の住民「元気もらった」 地元・津幡町の住民は「感無量」

 石川県出身の大の里の“史上最速優勝”は、能登半島地震から復興を目指す被災者に勇気と感動を与えた。いまだがれきが残る町中で「生きる力になる」と大喜び。出身地の津幡町ではパブリックビューイング(PV)に約400人が集まった。 晴天の日曜日。地震前は輪島朝市で活気があったであろう朝市

大の里、最速幕内優勝 パブリックビューイングでも祝福の声
2024.05.26

大の里、最速幕内優勝 パブリックビューイングでも祝福の声

 大相撲夏場所千秋楽の26日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋に所属する小結・大の里(23)=石川県出身=が初優勝し、同町の本郷ふれあいセンターのロビーで行われたパブリックビューイング(PV)では集まった約120人の町民らが歓喜の声を上げた。 開場予定の1時間前の午後3時ごろには早くも

八角理事長が大の里を絶賛 「毎場所優勝争いに」
2024.05.26

八角理事長が大の里を絶賛 「毎場所優勝争いに」

 日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は夏場所千秋楽の26日、最速で初優勝の新小結大の里を「ラッキーで勝った印象がない。毎場所優勝争いに関われる。記録をまだまだ塗り替えてほしい」と絶賛した。 今場所は1横綱2大関が休場したが、豊昇龍と琴桜の両大関や関脇阿炎らが賜杯レースを展開

新入幕・欧勝馬が敢闘賞 初来日した母が観戦「三賞を獲得した姿も見せられてうれしい」
2024.05.26

新入幕・欧勝馬が敢闘賞 初来日した母が観戦「三賞を獲得した姿も見せられてうれしい」

◆大相撲 ▽夏場所千秋楽(26日、東京・両国国技館) 西前頭14枚目・欧勝馬(鳴戸)は勝てば新入幕での敢闘賞の決まる西前頭10枚目・金峰山との一番。右差しを狙ってきた相手に土俵際まで押し込まれるも、すかさず頭をつけて左上手を左前まわしに入れ替えた。低い姿勢で相手の体を浮かせながら

大の里は無限の伸びしろ 二所ノ関親方「グチャッとつぶすような立ち合いを身に着けることが先」
2024.05.26

大の里は無限の伸びしろ 二所ノ関親方「グチャッとつぶすような立ち合いを身に着けることが先」

<大相撲夏場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館 小結大の里(23=二所ノ関)が、初土俵から所要7場所の史上最速優勝を飾った。 単独トップで臨んだ1差の関脇阿炎との大一番を、一方的に押し出した。12勝3敗で初優勝を手にし、元日の能登半島地震で傷ついた故郷石川県を沸

大の里、史上最速幕内優勝 ふるさと石川も歓喜
2024.05.26

大の里、史上最速幕内優勝 ふるさと石川も歓喜

 大相撲夏場所千秋楽の26日、石川県津幡町出身の新小結・大の里(23)が初優勝を決め、ふるさとも歓喜の声で沸いた。 身長192センチの恵まれた体格を生かし、突いてよし、組んでよしの「相撲界のホープ」。同県出身者の優勝は、1999年名古屋場所の関脇・出島=金沢市出身、大鳴戸親方=以