# 投手力

波乱が相次いだ夏 今年も「投高打低」 全国高校野球長崎大会 総評
8時間前

波乱が相次いだ夏 今年も「投高打低」 全国高校野球長崎大会 総評

 第106回全国高校野球選手権長崎大会は29日、第3シードの創成館が2年連続4度目の頂点に立ち、幕を閉じた。今大会は序盤から波乱が続き、第2シードの海星が初戦の2回戦で敗退。第1シードの長崎日大も準々決勝で姿を消した。55校46チームが熱戦を繰り広げた大会を総括する。(小川裕幸)

試合支えたエース 「投手力がカギ」再認識 三重大会を振り返る
9時間前

試合支えたエース 「投手力がカギ」再認識 三重大会を振り返る

 菰野が16年ぶり3回目の夏の甲子園出場を決めた三重大会。62校60チームの熱戦を振り返る。 「高校野球は投手力で決まる」。以前から耳にしてきた言葉を再認識した。決勝に進んだ菰野と鈴鹿は、いずれもエースが試合の大半を任され、監督や仲間から「あいつで負けたら仕方ない」と信頼を受けて

報徳、4試合連続零封勝ち…今朝丸「冷静に」難なく
2024.07.25

報徳、4試合連続零封勝ち…今朝丸「冷静に」難なく

 第106回全国高校野球選手権兵庫大会(県高校野球連盟など主催)は24日、2球場で準々決勝4試合があった。3連覇を狙う社はコールド勝ちし、報徳学園は4試合連続の零封勝ち。明石商、東洋大姫路も勝ち上がった。準決勝は26日にほっともっとフィールド神戸で行われ、社と報徳学園、明石商と東洋大姫路が対戦

石川ベスト16が20日に8強かけて対決!山下・元星稜監督がアドバイザーの門前は、2投手で連続無失点と快進撃中【2024夏の甲子園】
2024.07.19

石川ベスト16が20日に8強かけて対決!山下・元星稜監督がアドバイザーの門前は、2投手で連続無失点と快進撃中【2024夏の甲子園】

2024年度の第106回全国高校野球選手権石川大会はベスト16が出揃った。8校のシードの内、7校がベスト16に進んだ。唯一、シードのいない対戦では、門前に注目したい。初戦は小松市立を6回コールドの10対0で破ったが、先発の塩士 暖投手(3年)が12奪三振で、6回参考

【阪神】投高打低で消えたアドバンテージ 〝ノムラの参謀〟が贈る現状打破のヒント
2024.07.17

【阪神】投高打低で消えたアドバンテージ 〝ノムラの参謀〟が贈る現状打破のヒント

 阪神は16日の巨人戦(東京ドーム)に1―2で競り負け、連勝が2で止まった。先発した才木は133球の熱投で8回2失点完投したが、気の毒すぎる3敗目。勝てば首位に返り咲ける一戦を手痛い形で落としてしまった。本紙評論家の伊勢孝夫氏はこの日の試合を「『投高打低』の傾向が顕著な今シーズンを象徴するかの

【巨人記録室】開幕6連敗の赤星、先発6戦援護は平均1.1点…リリーフ時防御率1.04も先発では著しくダウン
2024.07.16

【巨人記録室】開幕6連敗の赤星、先発6戦援護は平均1.1点…リリーフ時防御率1.04も先発では著しくダウン

◆JERA セ・リーグ 巨人0―2阪神(15日・東京ドーム) 赤星(巨)が5回2失点で負け投手。今季は開幕6連敗となった。 巨人投手で開幕6連敗以上と、黒星となったときの登板は(先は先発、リはリリーフ)[敗]年度 投手  (先・リ)(9)

今年の早稲田実業は「清宮が1年生だった2015年」に似ている!? プロ注・宇野を中心に西東京随一の打線が投手陣を引っ張る【チーム紹介】
2024.07.15

今年の早稲田実業は「清宮が1年生だった2015年」に似ている!? プロ注・宇野を中心に西東京随一の打線が投手陣を引っ張る【チーム紹介】

 9年ぶりの夏の甲子園出場を狙う早稲田実業。今大会は高校通算61本塁打のスラッガー・宇野 真仁朗内野手(3年)を中心に強打者が揃い、有力候補に挙げられている。 しかし6月中旬の段階で、和泉実監督の言葉はややネガティヴに聞こえた。「練習試合では負けっぱなしです。投手陣

【ヤクルト】田口麗斗がサヨナラ被弾で泥沼8連敗 借金最多14 マツダでは開幕7戦7敗
2024.07.13

【ヤクルト】田口麗斗がサヨナラ被弾で泥沼8連敗 借金最多14 マツダでは開幕7戦7敗

◆JERAセ・リーグ 広島1―0×ヤクルト(13日・マツダスタジアム) =延長11回= ヤクルトは延長戦の末、サヨナラ負けを喫し8連敗となった。マツダスタジアムでは開幕から7戦7敗となり、借金は今季最多14に膨らんだ。 投手陣は力投を見せた。先発の小沢は2回2安打無

モイセエフ擁する豊川、初の夏の甲子園へ戦力向上中! カギは超高校級スラッガーの前、投手陣は急成長 センバツの雪辱をはたすか!?【注目チーム紹介】
2024.07.13

モイセエフ擁する豊川、初の夏の甲子園へ戦力向上中! カギは超高校級スラッガーの前、投手陣は急成長 センバツの雪辱をはたすか!?【注目チーム紹介】

 今年、10年ぶりにセンバツ出場をはたした豊川。世代屈指の強打者・モイセエフ・ニキータ外野手を擁して、上位進出が期待されたが、初戦で阿南光に4対11で大敗を喫してしまった。 その後、春季愛知県大会ではベスト4、センバツ準V・報徳学園との愛知招待試合でも3対1で競り勝つなど戦力の大

広島・森下が9日に自身7連勝中の巨人戦に先発 負ければ約1ヶ月ぶりの首位陥落の一戦「ここを乗り切ったらチームとしても優勝が近づく」
2024.07.08

広島・森下が9日に自身7連勝中の巨人戦に先発 負ければ約1ヶ月ぶりの首位陥落の一戦「ここを乗り切ったらチームとしても優勝が近づく」

 広島・森下暢仁投手(26)が9日・巨人戦(マツダ)に先発する。負ければ6月7日から守ってきた首位の座を明け渡す一戦となるが「しっかり粘り強く0で抑えて、チームも勝てればいい」と意気込んだ。 チームは3カード連続の負け越しで、2位・巨人とのゲーム差はなし。「投手も野手も踏ん張りど

【阪神】岡田監督が描く〝打倒・新井カープ〟の筋書き「最後にウチが一番上にいればええんやから」
2024.06.29

【阪神】岡田監督が描く〝打倒・新井カープ〟の筋書き「最後にウチが一番上にいればええんやから」

 阪神は28日のヤクルト戦(神宮)が降雨のため中止となった。懸案だった打線の状態が上向きつつある中での〝水入り〟に、岡田彰布監督(66)も「まあ、しゃあないやろ。天気に逆らったらアカンわ」と苦笑い。7月下旬まで長引くことが予想される今年の梅雨は、ペナントレースにどのような影響を与えるのか。「4

阪神・大竹が与えた初回の四球は「出しても良かったフォアボール」 井川慶氏が指摘
2024.06.27

阪神・大竹が与えた初回の四球は「出しても良かったフォアボール」 井川慶氏が指摘

 「阪神1-1中日」(26日、甲子園球場) 阪神は引き分けで単独2位浮上を逃した。首位・広島とのゲーム差は3・5となった。先発・大竹ら投手陣が奮闘したが、打線が九回1死満塁を逃すなど、あと一本が出なかった。デイリースポーツ評論家の井川慶氏は大竹が与えた初回の細川への四球ついて「フ

【ソフトバンク】盤石投手陣で歴史的独走 加藤伸一氏が称賛する「小久保監督の手腕」
2024.06.25

【ソフトバンク】盤石投手陣で歴史的独走 加藤伸一氏が称賛する「小久保監督の手腕」

 ソフトバンクがパ・リーグの首位独走ロードを突っ走っている。24日現在、2位・日本ハムとは今季最大となる大台の10ゲーム差まで広げ、貯金も今季最多の24。投打で圧倒的な強さを誇っているが本紙評論家・加藤伸一氏は、今後もソフトバンクの勢いはますます加速し、さらに首位とのゲーム差は拡大すると分析す

【高校野球】花巻東に10年ぶり優勝を呼んだ本格派右腕・小松龍一の力投…春季東北大会
2024.06.20

【高校野球】花巻東に10年ぶり優勝を呼んだ本格派右腕・小松龍一の力投…春季東北大会

◆春季高校野球東北大会▽決勝 花巻東(岩手)3―2弘前学院聖愛(青森)(延長10回タイブレーク、18日・石巻市民) 18日に決勝が行われた春季高校野球東北大会(宮城)は、花巻東(岩手)の10年ぶり2度目の優勝で幕を閉じた。“全国レベル”の高い投手力を武器に、県勢単独トップとなる1

鹿島学園、打倒常総学院に燃える 自慢の「レフティー軍団」で3年ぶり聖地へ/茨城
2024.06.19

鹿島学園、打倒常総学院に燃える 自慢の「レフティー軍団」で3年ぶり聖地へ/茨城

<高校野球茨城大会・組み合わせ抽選会>◇19日◇水戸市・ザ・ヒロサワ・シティ会館 第106回全国高校野球選手権茨城大会(7月6日開幕)の組み合わせ抽選会が19日、水戸市内で行われた。 21年以来3年ぶりの聖地を目指すAシードの鹿島学園は2回戦から登場。12日に中央と

投打ともに粘り強く…“守り勝つ野球”でなぜ広島は首位を堅守できているのか
2024.06.19

投打ともに粘り強く…“守り勝つ野球”でなぜ広島は首位を堅守できているのか

 交流戦を10勝8敗の5位で乗り切り、2位・阪神に2.5ゲーム差をつける首位に立つ広島。下馬評は高くなかったが、なぜセ・リーグの主役を演じることができているのか。発売中の『週刊ベースボール』では広島の強さを解き明かす特集を掲載しているが、ここではカープの攻撃力、投手力の現状評価をした記事を特別

オリの反攻を担う若き投手陣の躍動 相乗効果が生み出す好循環とは
2024.06.14

オリの反攻を担う若き投手陣の躍動 相乗効果が生み出す好循環とは

 6月に入り、オリックスの反攻の勢いがすさまじい。6月5日のDeNA戦から破竹の7連勝を飾るなど、一時は最多で9あった借金を14日時点で3にまで減らした。 5日DeNA戦で4番に座ってから殊勲打を積み重ねる西川や、その脇を固める3番・太田と5番・紅林の若手二遊間コンビなど野手陣も

春Vの明桜に好投手2人 秋田修英、秋田商、金足農も 秋田大会展望
2024.06.13

春Vの明桜に好投手2人 秋田修英、秋田商、金足農も 秋田大会展望

 (前年優勝校 明桜 前年参加チーム数40) 投手力から見て、有力校を挙げてみた。 春を制した明桜のエース加藤悠羽は変化球が秀逸。左腕松橋裕次郎は15回3分の2で25三振を奪った。ともに昨夏、甲子園を経験した。秋田修英も直球が走る菊地優斗らがそろう。秋田商は制球のい

強打の帝京、投手力の関東第一 追う二松学舎大付ら 東東京大会展望
2024.06.10

強打の帝京、投手力の関東第一 追う二松学舎大付ら 東東京大会展望

 (前年優勝校 共栄学園 前年参加チーム数129) 圧倒的な打撃力を誇る帝京と、8年ぶりに今春の選抜大会に出場した関東第一が有力。 帝京は2連覇した春季都大会の1回戦から関東大会準決勝まで10試合連続で本塁打。4番の奈良飛雄馬、5番の富浜琉心らを中心に計16本放った

好投手擁する長崎日大と海星が安定、創成館にも地力 長崎大会展望
2024.06.08

好投手擁する長崎日大と海星が安定、創成館にも地力 長崎大会展望

(前年優勝校 創成館 前年参加チーム数49) 昨秋と今春の県大会で決勝を戦った長崎日大と海星が安定している。 秋、春とも頂点に立った長崎日大はU―18日本代表候補に選出された西尾海純がエース。カットボールで打たせて取るが、球速も149キロを記録している。春の決勝で完