# 心の健康

『宗教2世』『射精責任』…夢中でつくった本 「人文書の編集にはしばしば奇跡が起こる」
2024.06.18

『宗教2世』『射精責任』…夢中でつくった本 「人文書の編集にはしばしば奇跡が起こる」

 人文書をつくる編集者が、担当した本や影響を受けた本など、人文書の魅力を綴るリレーエッセイを始めます。初回は、『宗教2世』や『射精責任』を手がけた、太田出版の藤澤千春さんです。 じんぶん堂で人文書の魅力を綴る編集者のリレーエッセイ連載を立ち上げます、ということで、なんと栄えある第

軽い運動、交流で気分転換…「産後ケア」専門知識持つ大垣市の団体が取り組み
2024.06.18

軽い運動、交流で気分転換…「産後ケア」専門知識持つ大垣市の団体が取り組み

 医療や保育の専門知識を持つメンバーらでつくる岐阜県大垣市の団体が、出産後の母親を支える「産後ケア」に取り組んでいる。市民団体「産前産後ケアあっぷる」は、元保健体育教諭や理学療法士らが運営し、スタッフ自身も母親として産後の育児で苦しんだ経験を持つ。心身のトラブルが多くなる母親らの心強い味方にな

【毎日書評】「心の病は、生きている証です」と精神科医がいいきる理由
2024.06.18

【毎日書評】「心の病は、生きている証です」と精神科医がいいきる理由

心の病についてはネガティブなイメージが先行しがちだけれど、心の病をきっかけに人生がより豊かになっていく人も多い──。『心の病になった人とその家族が最初に読む本』(広岡清伸 著、アスコム)の著者はそう指摘しています。30年以上にわたって精神科医を続け、1万人を超える人々を診察してきたという精神科

ソーシャルメディアは「心の健康に害」警告表示義務づけ提言 米国
2024.06.18

ソーシャルメディアは「心の健康に害」警告表示義務づけ提言 米国

 米国の公衆衛生を統括する厚生省のマーシー医務総監は17日、ソーシャルメディアが子どもや青少年の「心の健康を害する危険性がある」との警告表示を運営各社に義務づけるべきだと提言し、連邦議会に立法措置を呼びかけた。ニューヨーク・タイムズ紙に寄稿した。 マーシー氏は寄稿で「若者の心の健

「心の病」につながるネガティブな想像力をかきたてる、現代人を蝕む4つのストレスとは
2024.06.17

「心の病」につながるネガティブな想像力をかきたてる、現代人を蝕む4つのストレスとは

日常生活におけるストレスの蓄積が「心の病」を引き起こすことはよく知られていますが、ではいったい、現代社会ではなぜそうした「心の病」が増えているのでしょうか。また、どのようなストレスが原因となっているのでしょうか。これまで1万人を診察してきた経験をもとに、現代人に特有なストレスと、それによって引

童話や昔話に猫行きまーす!? 『ねこむかしばなし』赤ずきんや白雪姫に源氏物語まで 猫づくしな昔話マンガ【書評】
2024.06.17

童話や昔話に猫行きまーす!? 『ねこむかしばなし』赤ずきんや白雪姫に源氏物語まで 猫づくしな昔話マンガ【書評】

 疲れていても疲れていなくても猫はかわいい。忙しい日々に猫から癒しを摂取したくなるのは当然のこと。猫から得られる癒しの需要はとどまることを知らない。その事実を象徴するように猫マンガもたくさんあるのだ。どの猫マンガも魅力的であるが本稿では『ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)を紹介

「そんな体じゃ抱く気がしない」摂食障害公表の遠野なぎこ(44)、元・交際相手からモラハラ
2024.06.17

「そんな体じゃ抱く気がしない」摂食障害公表の遠野なぎこ(44)、元・交際相手からモラハラ

 10代からの摂食障害を公表している女優の遠野なぎこ(44)が、「サイズダウン」が進んでいるという現在の体形や、過去の交際相手からモラハラを受けていたことを明かした。 3度の離婚を経験している遠野。離婚後も、自身の恋愛事情を赤裸々に公開しており、5月には、中毒状態になっていたとい

小1の息子が発達障害と診断 受け止められないのは母親失格か…早期に病気が分かることの意義
2024.06.17

小1の息子が発達障害と診断 受け止められないのは母親失格か…早期に病気が分かることの意義

 発達障害、不登校、ひきこもり、リストカット、摂食障害……。子どもの心の診療に携わる精神科医の宮﨑健祐さんが、子どもの心が元気を取り戻す方法を考えます。 発達障害の診断を伝えるということは、その後に続く支援をスムーズに行っていくために、とても重要なことです。障害を抱える本人にとっ

「60歳までは生きられない」全身火傷の男性が生還後に目の当たりにした“現実” 一度は死を考えた彼が人生を謳歌できるようになるまで
2024.06.17

「60歳までは生きられない」全身火傷の男性が生還後に目の当たりにした“現実” 一度は死を考えた彼が人生を謳歌できるようになるまで

 今から22年前、ガスボンベのガス漏れが原因の爆発事故に巻き込まれ、全身40%の火傷を負った濱安高信さん。当時の濱安さんの深刻な状態から奇跡的な生還、退院にいたるまでの様子はテレビ番組でも取材され話題に。植物状態から、無事に回復できたものの、退院後の暮らしは「何度も自殺を考えるほどだった」とい

服選びに失敗しない“たった1つ”のルールとは?【人気ドラマのスタイリストが教える服装術】
2024.06.17

服選びに失敗しない“たった1つ”のルールとは?【人気ドラマのスタイリストが教える服装術】

 シニアになったからといって「このあたりで十分」と思うと、毎日がつまらなくなってしまう。これからの人生をもっと楽しく生きていくには服の力を借りるのが一番。70代の現役スタイリストが、人生の山を楽しく登り続けるコツを提言する。本稿は、西ゆり子『Life Closet』(扶桑社)の一部を抜粋・編集

娘の不登校がきっかけ 猫と過ごせるフリースクール開校 保護猫活動で笑顔と自信を取り戻す子どもたち
2024.06.16

娘の不登校がきっかけ 猫と過ごせるフリースクール開校 保護猫活動で笑顔と自信を取り戻す子どもたち

学校に行けなくなった時や、学校以外の居場所を探しているけれど人が苦手で悩んでいる子に来てほしい――。大阪府河内長野市にあるNPO法人「フリースクールゆきレオ&保護猫施設ゆきレオ保育園」の代表・福本亜弥さんは、そう話す。「フリースクールゆきレオ」は、居場所を求める子どもが猫と一緒に

ボート競技で摂食障害、ガールズケイリン転向後は“センスなし”自覚 縁が助けた30歳からの競輪人生/林真奈美インタビュー
2024.06.16

ボート競技で摂食障害、ガールズケイリン転向後は“センスなし”自覚 縁が助けた30歳からの競輪人生/林真奈美インタビュー

 日々熱き戦いを繰り広げているガールズケイリンの選手たち。今回クローズアップするのは、4月に行われたG1「オールガールズクラシック」で落車負傷から復帰した林真奈美選手(38歳・福岡=110期)。ボート競技からの転向で、ガールズケイリン選手としてデビューしたのは30歳のとき。安定した成績でGIに

「あんたは冷たい」私とそっくりのしわしわ顔に腹が立つ…親子関係を冷え込ませたもの
2024.06.16

「あんたは冷たい」私とそっくりのしわしわ顔に腹が立つ…親子関係を冷え込ませたもの

介護の現場で出会った人から「幸せになる方法」を教わった、と語る介護福祉士でイラストレーターの高橋恵子さん。今度はあなたに、イラストと言葉でメッセージを届けます。介護する人が、介護される人の気持ちに寄り添うこと。それは、介護スタッフと介護される人の関係においては、

「親の遺伝子を消す」ために1000万円かけて整形…風俗店で費用を稼ぐ女性が語った生い立ちに絶句
2024.06.16

「親の遺伝子を消す」ために1000万円かけて整形…風俗店で費用を稼ぐ女性が語った生い立ちに絶句

整形をオープンにしている芸能人やインフルエンサーが増えたことで、高校生なども夏休み等の大きな休みに「二重整形」をするケースが増えている。整形する理由のほとんどは「かわいくなりたい」「ほくろや傷跡などのコンプレックスを解消したい」などであると思うが、なかには特殊な理由で整形手術を受

陣内智則 失語症で引退考えた過去を初告白「2013年。言葉が出なくなった、全く。多分みんな知らない」
2024.06.16

陣内智則 失語症で引退考えた過去を初告白「2013年。言葉が出なくなった、全く。多分みんな知らない」

 お笑いタレントの陣内智則(50)が、YouTubeチャンネル「たっくーTVれいでぃお」に出演。15日に配信された動画で、摩訶不思議な体験を語った。 陣内は、今回の出演にあたり「たっくーさんと会うから、テレビで言うたことない話をしたい」と覚悟を決めた様子。「これは僕のチャンネルで

三度の婚姻期間は72→55→14日…芸能史上
2024.06.16

三度の婚姻期間は72→55→14日…芸能史上"最速離婚"の朝ドラ女優が告白「あれは婚活アプリ依存の"自傷行為"」

バラエティ番組で過激な発言で世間的にはお騒がせ女優・タレントのイメージもある遠野なぎこさん(44)。「お前など早く死んでしまえばいい」といった誹謗中傷をされることもあるが、「講演やインスタグラムを通じて同じ摂食障害などに苦しむ人々のお役に立てるよう、『あなたは一人ではない』というメッセージを発

「月給わずか13万円」NHK朝ドラ元ヒロイン44歳…きょうだいで1人だけ母の虐待受け最高7股の男性遍歴に至る道
2024.06.16

「月給わずか13万円」NHK朝ドラ元ヒロイン44歳…きょうだいで1人だけ母の虐待受け最高7股の男性遍歴に至る道

ドラマ出演のほか、バラエティ番組でも活躍している女優の遠野なぎこさん(44)。6歳で子役デビューと芸歴が長い。NHK朝ドラなど主役を務める一方、幼少期より両親から虐待を受け、当時も今も摂食障害に苦しんでいるという。3度の結婚と離婚……そして実母、3人のきょうだいとも絶縁した壮絶半生を語ってくれ

「もう、どうにでもなれ!」と自暴自棄になる人への対処法・ベスト1
2024.06.16

「もう、どうにでもなれ!」と自暴自棄になる人への対処法・ベスト1

 「もう、どうにでもなれ!」と自暴自棄になる人への対処法とは?そう語るのは、これまでネット上で若者を中心に1万人以上の悩みを解決してきた精神科医・いっちー氏だ。「モヤモヤがなくなった」「イライラの対処法がわかった」など、感情のコントロール方法をまとめた『頭んなか「メンヘラなとき」

【5月病より厄介な6月病って?】連休のない”魔の6月”の乗り切り方とは<臨床心理士が解説>
2024.06.15

【5月病より厄介な6月病って?】連休のない”魔の6月”の乗り切り方とは<臨床心理士が解説>

新年度の環境の変化や、それに伴う疲労によって引き起こされる【5月病】。この言葉は、聞いたことがある人も多いと思います。ところが、近年ではもう少し先の6月に心身の不調を訴える人が増えていて、その現象を【6月病】と呼んだりします。しかも、5月病は6月病よりも厄介だとも言われていたり…

アルコール依存症のモラハラ祖母の世話に追われた子ども時代。壮絶な過去を描いたノンフィクション作品の著者に聞く
2024.06.15

アルコール依存症のモラハラ祖母の世話に追われた子ども時代。壮絶な過去を描いたノンフィクション作品の著者に聞く

刃物を持ち出すほどの壮絶な夫婦ゲンカの果てに母親は自死。引き取ってくれた祖母はアルコール依存症で祖父とケンカを繰り返す日々。祖母のモラハラにも追い詰められ、自分自身も摂食障害や強迫性障害に苦しむようになり……。そんな壮絶な経験をコミックエッセイ『さよなら毒家族 アルコール依存症の