# 平和

慰霊の日 宇都宮市出身・荒井退造の功績伝える企画展
2024.06.23

慰霊の日 宇都宮市出身・荒井退造の功績伝える企画展

6月23日は太平洋戦争末期の沖縄戦で旧日本軍の組織的戦闘が終結したとされる79年目の「慰霊の日」です。当時の沖縄で県民の疎開などに力を尽くした宇都宮市出身の荒井退造を紹介する企画展が、宇都宮市立南図書館で30日まで開かれています。荒井退造は太平洋戦争末期、沖縄県警察部長として当時

「泣く子は入るな」追い出され 風化させない、語り継ぐ85歳 祖父母、弟妹失った喜屋武さん・沖縄慰霊の日
2024.06.23

「泣く子は入るな」追い出され 風化させない、語り継ぐ85歳 祖父母、弟妹失った喜屋武さん・沖縄慰霊の日

 約20万人が犠牲になった沖縄戦で、当時6歳だった那覇市の喜屋武幸清さん(85)は、祖父母や幼い弟妹を失った。 「次の戦争を止め、平和をつくるため、悲劇を風化させてはいけない」と訴える。 マリアナ諸島・テニアンで生まれた喜屋武さんは4人きょうだいの長男。戦争が始まり

「戦争二度と」「安らかに」 平和の礎で遺族ら祈り 沖縄慰霊の日
2024.06.23

「戦争二度と」「安らかに」 平和の礎で遺族ら祈り 沖縄慰霊の日

 「慰霊の日」を迎えた23日朝、糸満市摩文仁の平和祈念公園には、早朝から多くの遺族が訪れた。 岸田文雄首相の追悼式参加を受け、多くの警察官が巡回する物々しい雰囲気の中、遺族らは「平和の礎」に刻まれた肉親の名前に向かって手を合わせた。 具志光雄さん(76)=那覇市=は

「安定した世界になってほしい」戸隠神社で3年に1度の火祭り「柱松神事」 ネマガリダケなど使ったたいまつに着火し先の景気など占う
2024.06.23

「安定した世界になってほしい」戸隠神社で3年に1度の火祭り「柱松神事」 ネマガリダケなど使ったたいまつに着火し先の景気など占う

長野市の戸隠神社で、世の中の平和を祈る三年に一度の火祭り「柱松神事(はしらまつしんじ)」が行われました。戸隠神社の柱松神事鎌倉時代に始まり、明治期に一度途絶えましたが、戸隠信仰を後世に伝えようと2003年の式年大祭(しきねんたいさい)から復活しました。ほら貝の音に合

「今こそ沖縄戦の記憶に向き合って」 ひめゆり学徒隊悼む慰霊祭
2024.06.23

「今こそ沖縄戦の記憶に向き合って」 ひめゆり学徒隊悼む慰霊祭

 沖縄県糸満市伊原の「ひめゆりの塔」前では23日、看護要員として沖縄戦に動員された「ひめゆり学徒隊」の犠牲者を悼む慰霊祭があり、元学徒や遺族ら約190人が参列した。 慰霊祭を主催する同窓会の知念淑子(よしこ)会長(95)が祭文を読み上げ、「多くの尊い命を失った。ご遺族の心中を察す

「戦争で良いことはない」沖縄慰霊の日、岸田総理や玉城知事らが全戦没者追悼式に出席
2024.06.23

「戦争で良いことはない」沖縄慰霊の日、岸田総理や玉城知事らが全戦没者追悼式に出席

きょうは沖縄慰霊の日です。20万人あまりが犠牲となった沖縄戦から79年。沖縄はきょう1日、平和への祈りに包まれました。那覇市(90代)「(疎開から)帰ってきたら誰もいなくなっていた。どこで死んだかもわからない。探して歩くのも大変だった」宮古島市(80代

沖縄「慰霊の日」 戦没者追悼式に4500人 自衛隊増強に知事憂慮
2024.06.23

沖縄「慰霊の日」 戦没者追悼式に4500人 自衛隊増強に知事憂慮

 沖縄は23日、第二次世界大戦末期の沖縄戦の犠牲者らを悼む「慰霊の日」を迎え、最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で沖縄全戦没者追悼式が営まれた。日米両軍の激しい戦闘で、住民を含む約20万人が命を落とした地上戦から79年。中国が軍事力を強化する中、米軍基地の集中に加え

1人でもできるガザ反戦 「スタンディング」拡大
2024.06.23

1人でもできるガザ反戦 「スタンディング」拡大

 イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への攻撃中止を求め、街角で1人、プラカードを掲げて立つ「1人スタンディング」が地方でも広がっている。デモや街頭宣伝と違い、仲間を集めず、声も張り上げないとの簡便さもあり、これまで行動してこなかった人を呼び込んでいる。 栃木県栃木市の漫画家

「銃弾持って帰れ」追悼式典会場近くで大声 玉城知事「県民の思いの吐露と受け止める」
2024.06.23

「銃弾持って帰れ」追悼式典会場近くで大声 玉城知事「県民の思いの吐露と受け止める」

「慰霊の日」を迎え、「沖縄全戦没者追悼式」が営まれた沖縄県糸満市の平和祈念公園で23日、式典会場の近くで「銃弾持って帰れ」などと大声で抗議する人が現れ、県職員らが制止する一幕があった。公園の外で「沖縄・アジア・中国を戦場にするな 自衛隊ミサイル配備反対」と書かれた横断幕を掲げる人もいた。

平和の火、ランタンで代替 大雨で点火設備が浸水、沖縄
2024.06.23

平和の火、ランタンで代替 大雨で点火設備が浸水、沖縄

 例年、慰霊の日に合わせ、沖縄県糸満市の平和祈念公園でともされる「平和の火」は23日、設備の故障で点火できなくなったため、代替のランタンにともした。県によると、今月中旬の大雨で地下の点火設備が浸水し、復旧が間に合わなかった。別の場所で保存していた種火に影響はなかった。 平和の火は

防空壕に逃げて助かった女性「本当にびっくりするくらいの人が」と声詰まらせ…空襲から79年
2024.06.23

防空壕に逃げて助かった女性「本当にびっくりするくらいの人が」と声詰まらせ…空襲から79年

 和歌山県美浜町浜ノ瀬で51人が犠牲となった「浜ノ瀬空襲」から79年となった22日、空襲の体験を聞く集いが浜ノ瀬住民会館で開かれ、約40人が参加した。 1945年6月22日、日高地方で相次いで空襲があり、同町浜ノ瀬には午前8時25分、21発が投下され、51人が亡くなった。

「幸せに暮らしている」 平和の礎、魂魄の塔に遺族訪れ、祈り捧げる
2024.06.23

「幸せに暮らしている」 平和の礎、魂魄の塔に遺族訪れ、祈り捧げる

 「沖縄慰霊の日」の23日、沖縄戦終焉(しゅうえん)の地となった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)にある平和祈念公園内の「平和の礎(いしじ)」には夏の日差しが降り注ぐ中、遺族らが次々と訪れた。 沖縄県北谷(ちゃたん)町の島袋美智子さん(79)と妹の智枝子さん(73)は「自分たちは幸せに

上皇ご夫妻 沖縄慰霊の日にあたり お住まいの仙洞御所で黙祷
2024.06.23

上皇ご夫妻 沖縄慰霊の日にあたり お住まいの仙洞御所で黙祷

「沖縄慰霊の日」にあたり、上皇ご夫妻がお住まいの仙洞御所で黙祷されました。きょうは沖縄戦での組織的な戦闘が終結したとされる「沖縄慰霊の日」で、宮内庁によりますと、上皇ご夫妻は例年通り、お住まいの仙洞御所で黙祷されたということです。上皇さまは「忘れてはならない4つの日

沖縄戦79年「慰霊の日」 岸田首相「戦争の惨禍、二度と繰り返さぬ」
2024.06.23

沖縄戦79年「慰霊の日」 岸田首相「戦争の惨禍、二度と繰り返さぬ」

沖縄戦が終結して79年となる「慰霊の日」の23日、最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で行われた「沖縄全戦没者追悼式」に出席した岸田文雄首相は「沖縄戦の悲惨な実相と平和の尊さを次世代に継承していくことはわれわれに課された責務だ」と述べた。沖縄の基地負担に

沖縄慰霊の日「平和の詩」朗読の高校生 ~「怒り」から「祈り」へ~
2024.06.23

沖縄慰霊の日「平和の詩」朗読の高校生 ~「怒り」から「祈り」へ~

23日は、79年前の沖縄戦の犠牲者を悼む「沖縄慰霊の日」です。糸満市で行われた「沖縄全戦没者追悼式」では、離島の宮古島の男子高校生が平和への祈りを詩に込めて朗読しました。詩を書いたきっかけは、いまも世界の各地で続く戦争への「怒り」でした。今年、「平和の詩」を朗読したのは、沖縄県宮

「大切な人は突然 誰かが始めた争いで 夏の初めにいなくなった」…高3男子が追悼式で「平和の詩」
2024.06.23

「大切な人は突然 誰かが始めた争いで 夏の初めにいなくなった」…高3男子が追悼式で「平和の詩」

 沖縄県糸満市の平和祈念公園で23日に営まれた追悼式では、県立宮古高校3年の仲間友佑(ゆうすけ)さん(18)(宮古島市)が児童・生徒代表による「平和の詩」を朗読した。タイトルは「これから」。戦争体験者のいない時代が訪れる中、平和な世界の実現のために「これから自分たちに何ができるかを考えたい」と

沖縄戦終結79年、「慰霊の日」に平和の礎に手を合わせる遺族…刻銘者は計24万2225人に
2024.06.23

沖縄戦終結79年、「慰霊の日」に平和の礎に手を合わせる遺族…刻銘者は計24万2225人に

 沖縄は23日、多くの住民を巻き込んだ太平洋戦争末期の沖縄戦の戦没者らを悼む「慰霊の日」を迎えた。組織的な戦闘の終結から79年となり、最後の激戦地だった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園では、県と県議会主催の「沖縄全戦没者追悼式」が営まれた。今も世界で戦争や紛争が絶えない中、参列者は不

沖縄戦の悲惨な実相を次世代に継承 首相あいさつ全文 沖縄慰霊の日
2024.06.23

沖縄戦の悲惨な実相を次世代に継承 首相あいさつ全文 沖縄慰霊の日

 沖縄は23日、第二次世界大戦末期の沖縄戦の犠牲者らを悼む「慰霊の日」を迎えた。最後の激戦地だった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で県と県議会主催の「沖縄全戦没者追悼式」が営まれ、参列した岸田文雄首相があいさつした。あいさつの全文は次の通り。        ◇<

平和宣言で「自衛隊の配備拡張に不安」 玉城知事、南西シフトに言及
2024.06.23

平和宣言で「自衛隊の配備拡張に不安」 玉城知事、南西シフトに言及

 沖縄戦戦没者らを悼む「慰霊の日」の23日、沖縄県糸満市の県平和祈念公園で沖縄全戦没者追悼式が開かれた。 玉城デニー知事は平和宣言で、「自衛隊の急激な配備拡張が進められており、悲惨な沖縄戦の記憶と相まって、私たち沖縄県民は、強い不安を抱いています」と自衛隊の「南西シフト」への懸念

「自衛隊配備拡張、県民は不安」 沖縄戦慰霊の日、玉城知事訴え
2024.06.23

「自衛隊配備拡張、県民は不安」 沖縄戦慰霊の日、玉城知事訴え

 沖縄県は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦で命を落とした日米双方の約20万人をしのぶ「慰霊の日」を迎えた。旧日本軍による組織的戦闘が終わった日とされ、今年で79年。最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園で、不戦を誓い、平和を願う沖縄全戦没者追悼式(県など主催)が営まれ、岸田文雄首相らが参