「安定した世界になってほしい」戸隠神社で3年に1度の火祭り「柱松神事」 ネマガリダケなど使ったたいまつに着火し先の景気など占う

AI要約

長野市の戸隠神社で、世の中の平和を祈る柱松神事が行われました。柱松は三年に一度の祭りで、鎌倉時代に始まりましたが、2003年の式年大祭から復活しました。

火をつけられた3つの柱松には五穀豊穣や天下泰平の願いが込められており、着火順や燃え方で将来の景気や世情を占います。

来場者達は火の美しさを楽しみながら、災害の多い世界をより安定した良い世界になることを願っています。

長野市の戸隠神社で、世の中の平和を祈る三年に一度の火祭り「柱松神事(はしらまつしんじ)」が行われました。

戸隠神社の柱松神事鎌倉時代に始まり、明治期に一度途絶えましたが、戸隠信仰を後世に伝えようと2003年の式年大祭(しきねんたいさい)から復活しました。

ほら貝の音に合わせて火がつけられたのは、ネマガリダケなどで作られた高さおよそ2メートルの3つの柱松(はしらまつ)です。

五穀豊穣、天下泰平、商売繁盛の意味が込められていて、着火順や燃え方で、この先3年間の景気や世情などを占います。

来場者(子ども)「火がかっこよかった」

来場者「いろんな災害とか多いから、早く安定した良い世界になってほしいなと思います」

次の柱松神事は、2027年に、式年大祭と合わせて行われます。