# 地域社会

熱海土石流3年、用地買収進まず 帰還2割、市民と行政の確執も
2024.07.02

熱海土石流3年、用地買収進まず 帰還2割、市民と行政の確執も

 28人が犠牲になった静岡県熱海市の大規模土石流災害から3日で3年。被災地では、土石流が下った河川と道路の整備は必要な用地買収が進まず完了がずれこみ、町の再生の遅れが懸念される。昨年9月に警戒区域が解除されたが、帰還した住民は2割ほど。市の復興計画や宅地復旧を巡り被災者と行政の確執も生まれ、専

「保管期限後に確実に搬出されるのか」質問相次ぐ 「使用済み核燃料の中間貯蔵施設」に関する県民説明会が初めて開催 青森県
2024.07.02

「保管期限後に確実に搬出されるのか」質問相次ぐ 「使用済み核燃料の中間貯蔵施設」に関する県民説明会が初めて開催 青森県

青森県が安全協定を締結するか判断を迫られている「使用済み核燃料の中間貯蔵施設」に関する県民説明会が、初めて行われました。説明会では、核燃料の保管期限後に施設の外へ搬出されるのか質問が相次ぎました。県が初めて開いた説明会には80人あまりが参加し、事業者の「RFS」や「

熱中症の救急搬送2,276⼈、前週比1.5倍増 - 6月24-30日の速報値、消防庁
2024.07.02

熱中症の救急搬送2,276⼈、前週比1.5倍増 - 6月24-30日の速報値、消防庁

 総務省消防庁は2日、熱中症の1週間の救急搬送状況(6月24-30⽇)の速報値を公表した。救急搬送者数は前週の1.53倍となる2,276⼈だった。うち65歳以上の高齢者は1,351人で、2週ぶりに1,000人を超えた。【渕本稔】 初診時の傷病程度別では、外来診療のみの軽症が1,4

大きな被害を受けたみかん園地 西日本豪雨の発生からまもなく6年 大規模工事「再編復旧」の園地を農家が見学
2024.07.02

大きな被害を受けたみかん園地 西日本豪雨の発生からまもなく6年 大規模工事「再編復旧」の園地を農家が見学

西日本豪雨の発生から間もなく6年。大きな被害を受けた愛媛県宇和島市吉田町のミカン園地では復旧が進められる中、2日、生産者らを対象に説明会が開かれました。西日本豪雨で、地区のおよそ4分の1のミカン園地が土砂崩れなどの被害を受けた宇和島市吉田町の玉津地区では、現在「再編復旧」と呼ばれ

古座消防署 高台に移転 来年6月の完成目指す、和歌山県串本町
2024.07.02

古座消防署 高台に移転 来年6月の完成目指す、和歌山県串本町

 和歌山県串本町は、津波の被害が想定される同町古座の町消防本部古座消防署を高台の同町上野山に移転する。27日閉会の町議会で工事請負契約が可決され、来年6月末の完成を目指し工事を進める。開所は2026年4月を予定している。■海抜76メートルの上野山に 国道42号沿いに

“400万円”ピンクのベンチは高すぎる? 渋谷「都会のオアシス」再整備計画で物議
2024.07.02

“400万円”ピンクのベンチは高すぎる? 渋谷「都会のオアシス」再整備計画で物議

 東京・渋谷区が進めている緑道の再整備計画で、設置が予定されているピンクのベンチが高額すぎると物議を醸しています。 渋谷区の笹塚や代々木などを通る全長2.6キロの「玉川上水旧水路緑道」。緑豊かな「都会のオアシス」として地元の人に愛されてきました。近隣住民

「メダルを持ち帰るために全力で頑張る」パリ五輪出場・和田彩未選手 母校の後輩からは激励の花束 25日に現地に向け出発
2024.07.02

「メダルを持ち帰るために全力で頑張る」パリ五輪出場・和田彩未選手 母校の後輩からは激励の花束 25日に現地に向け出発

パリオリンピックのアーティスティックスイミングに出場する和田彩未(わだあみ)選手が2日、地元の千曲市を訪問し、「メダルを持ち帰りたい」と意気込みを語りました。母校である千曲市の五加(ごか)小学校の児童に拍手で迎えられた和田選手。体育館には全校児童が集まり、子どもたち

起業家精神(7月2日)
2024.07.02

起業家精神(7月2日)

 半世紀前、都内の書店に一冊の雑誌が並んだ。映画や演劇、コンサートの情報を載せた月刊誌「ぴあ」。2011(平成23)年に休刊するまで愛好家に親しまれた▼大学生だったいわき市出身の矢内広さんが友人らと創刊した。当時、映画の上映館や時間、料金を一冊で伝える媒体はなかった。必要な情報を提供する人がい

西鉄天神大牟田線14年ぶりの新駅 「桜並木駅」の周辺を歩いた/福岡市
2024.07.02

西鉄天神大牟田線14年ぶりの新駅 「桜並木駅」の周辺を歩いた/福岡市

 開業100周年を迎えた西鉄天神大牟田線。3月中旬には雑餉隈(ざっしょのくま)―春日原駅間に、14年ぶりとなる新駅・桜並木駅(福岡市博多区)が開業した。ピンク色に彩られた桜の木々が青葉にかわる時節を過ぎ、「新しい駅がなじんできた」という声も地元で聞かれるようになった6月のおわり、カメラを手に周

「セイノー旋風巻き起こせ」都市対抗野球へ大垣市が激励会
2024.07.02

「セイノー旋風巻き起こせ」都市対抗野球へ大垣市が激励会

 社会人野球の第95回都市対抗大会(19~30日・東京ドーム)に4年連続で出場する西濃運輸野球部を応援するため、岐阜県大垣市は1日、激励会を同社(田口町)で開き、政財界の代表者が選手らに激励品を贈って活躍を願った。 市や同社の関係者、部員ら約60人が参加。石田仁市長は「市民に寄り

「いつ決める?どうやって探す?」 地方移住を希望するとき、40代50代の仕事選びのコツとは?
2024.07.02

「いつ決める?どうやって探す?」 地方移住を希望するとき、40代50代の仕事選びのコツとは?

地元にUターンしたり、転勤に帯同したり、どこかに移住したりしたときの仕事選び、働き方はその土地での将来を左右する大きな要素。でも、いつ決めるもの? そしてどうやって探せばいいのでしょうか?新天地でも自分らしく暮らしていくために、どんな働き方、選び方があるのかを探りま

「『あっち、あっち』としか言わない」観光地を裸足で歩く2歳児 警備員の“とっさの判断”が幼い命守る
2024.07.02

「『あっち、あっち』としか言わない」観光地を裸足で歩く2歳児 警備員の“とっさの判断”が幼い命守る

ゴールデンウィークでにぎわう静岡県島田市内の観光地で、交通誘導の業務にあたっていた60代の男性警備員の男性が、行方不明となっていた2歳の男の子を見つけ、無事保護しました。「このままでは、まずい」。男性警備員のとっさの判断が、最悪の事態を防ぎました。静岡県掛川市に住む警備員の久米進

山口市が避難指示解除
2024.07.02

山口市が避難指示解除

山口市は午前5時半、仁保・大内・大歳・徳地の各地域に出していた警戒レベル4の避難指示を解除しました。

奈良・十津川村の国道で土砂崩れ 20人程度の集落が孤立状態に けが人なし ライフラインも影響なし
2024.07.02

奈良・十津川村の国道で土砂崩れ 20人程度の集落が孤立状態に けが人なし ライフラインも影響なし

奈良県は、十津川村の国道で土砂崩れが発生し、集落が孤立状態になったと発表しました。けが人はおらず、電気などライフラインへの影響は確認されていないということです。奈良県によると、1日午後6時ごろ、十津川村西中の国道425号で、土砂崩れが確認されました。警察によると、高

地震半年「勝つ姿を見せたい」 被災地出身の大の里ら、心境語る
2024.07.01

地震半年「勝つ姿を見せたい」 被災地出身の大の里ら、心境語る

 1月の能登半島地震発生から半年となった1日、被災地に縁の深い大相撲の力士たちはさまざまな心境を語った。 この日は14日に初日を迎える名古屋場所(ドルフィンズアリーナ)の番付が発表され、石川県津幡町出身の大の里は新関脇に昇進。5月の夏場所では初優勝を果たし、故郷に明るい話題を届け

日産自動車と兵庫県宝塚市が連携協定を締結。EVを災害時の電力源として活用し、市の強靭化を図る。
2024.07.01

日産自動車と兵庫県宝塚市が連携協定を締結。EVを災害時の電力源として活用し、市の強靭化を図る。

日産自動車および兵庫日産自動車、日産大阪販売は7月1日、宝塚市(兵庫県)と、電気自動車(EV)を災害時の電力源として活用し、市の強靭化を図ることを目的とした連携協定を締結した。宝塚市は、市民の安心・安全を図るため、災害による大規模停電を想定し、民間企業と連携して電力源の確保に努め

戸畑祗園の天籟寺大山笠、競演会不参加へ 役員復帰巡り不和
2024.07.01

戸畑祗園の天籟寺大山笠、競演会不参加へ 役員復帰巡り不和

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産「戸畑祇園大山笠」の四つの大山笠のうち、天籟寺(てんらいじ)大山笠は、祭りのクライマックスを飾る27日の競演会への不参加を決めた。競演会を主催する振興会役員に大山笠の関係者がいないことへの抗議が理由だという。しかし、現在の体制は過去の暴力団関連の

【30~50代の女性が選ぶ】「大阪府」でイケてると思う街ランキング! 第2位は「八尾市」、1位は?
2024.07.01

【30~50代の女性が選ぶ】「大阪府」でイケてると思う街ランキング! 第2位は「八尾市」、1位は?

 日本で3番目に人口の多い「大阪府」。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンやアメリカ村、大阪城などの名所があり、観光客も多いことで知られています。 ねとらぼでは、2024年1月7日~13日の間に「『大阪府』でイケてると思う街はどこ?」というテーマでアンケートを実施していました。

満3歳未満児預かり、6月末時点で49人登録 三雲北こども園で三重・松阪市
2024.07.01

満3歳未満児預かり、6月末時点で49人登録 三雲北こども園で三重・松阪市

 保育園などに通っていない満3歳未満の子供を預かってもらえる三重県松阪市の「こども誰でも通園」がきょう1日から、肥留町の市立三雲北こども園(森本絵里香園長、183人)で始まった。初日は午前10時から1組の利用があった。 誰でも通園は市が進める子育て支援施策の一つ。家庭で保育する保

土砂崩れで一時孤立、5か月の断水 珠洲市大谷「復旧復興」いつ【能登半島地震から半年】
2024.07.01

土砂崩れで一時孤立、5か月の断水 珠洲市大谷「復旧復興」いつ【能登半島地震から半年】

「水が出たのが5月23日。初めて自宅の風呂に入れたのは、26日です」 石川県珠洲市大谷地区に住む正野満寿美さんは、こう振り返った。能登半島地震が起きたのは、2024年元日。ほぼ5か月断水が続き、入浴にも苦労していたのだ。発災後、大規模な土砂崩れで一時は孤立集落となった同地区を、J