# 再生可能エネルギー

ドイツ気候変動特使「危機だが山は動かせる」 日本に協力呼びかけ
2024.06.21

ドイツ気候変動特使「危機だが山は動かせる」 日本に協力呼びかけ

 ドイツのジェニファー・モーガン気候変動問題担当特使が19日、東京都内で毎日新聞などの取材に応じた。2022年に環境活動家から政府幹部に異例の転身を遂げ、ショルツ政権の気候変動対策への熱意を象徴する存在だ。世界で気候危機が加速していると指摘し、「協力し合えば山を動かせる」と日本にもエネルギー政

EVファンは熱視線? 駐車場で発電「ソーラーカーポート」、導入メリットと大注意点とは
2024.06.21

EVファンは熱視線? 駐車場で発電「ソーラーカーポート」、導入メリットと大注意点とは

 皆さんは、ソーラーカーポートをご存じだろうか。 ソーラーカーポートとは、屋根をソーラーパネルにしたカーポート(簡易車庫)、または屋根の上にソーラーパネルを設置したカーポートを指す。自宅で電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)を充電するために利用でき、設置について

5月の全国物価、2.5%上昇 伸び率が3カ月ぶり拡大
2024.06.21

5月の全国物価、2.5%上昇 伸び率が3カ月ぶり拡大

 総務省が21日発表した5月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く)は、前年同月比2.5%上昇の107.5となった。伸び率は4月の2.2%から3カ月ぶりに拡大した。再生可能エネルギーの普及目的で料金に上乗せしている賦課金が引き上げられ、電気代が値上がりした。 項

「ペットボトル禁止」のパリ五輪 「最もサステナブルな」大会に…東京五輪からの変化は?
2024.06.21

「ペットボトル禁止」のパリ五輪 「最もサステナブルな」大会に…東京五輪からの変化は?

 7月26日に幕を開けるパリオリンピック・パラリンピック。今回は、これまでの大会の中で「最もサステナブル(持続可能)な大会」の実現を目指している。 国際的な温暖化対策の目標を定めた「パリ協定」採択の地で開催されるオリンピックとして、掲げる目標は炭素排出量をロンドン大会(2012年

高層ビルが「発電所」に 窓や壁に…次世代型太陽光電池の未来 省エネ&創エネを実現
2024.06.20

高層ビルが「発電所」に 窓や壁に…次世代型太陽光電池の未来 省エネ&創エネを実現

ビルの窓や壁に設置して発電できる次世代型の太陽光電池の研究開発が進んでいる。透明で熱を吸収するタイプもあり、普及が進めば電力不足の解消だけでなく、温暖化対策にも期待がかかる。技術的にはまだ確立されていない部分もあるが、都市に林立するビルそのものが「発電所」となる未来が見えつつある。

【タイ】エネ省、再生可能エネを36%に引き上げ計画
2024.06.20

【タイ】エネ省、再生可能エネを36%に引き上げ計画

 タイのエネルギー省代替エネルギー開発・エネルギー保全局(DEDE)は18日、2024~37年の「代替エネルギー開発計画(AEDP2024)」と「エネルギー効率計画(EEP2024)」の公聴会を開始した。タイの最終エネルギー消費に占める代替エネルギー(再生可能エネルギー)の割合を37年に36%

世界の化石燃料消費とCO2排出、昨年は過去最高=業界報告書
2024.06.20

世界の化石燃料消費とCO2排出、昨年は過去最高=業界報告書

Robert Harvey[ロンドン 20日 ロイター] - 世界の化石燃料消費量と二酸化炭素(CO2)排出量が2023年に過去最高を記録した一方、世界のエネルギーミックスに占める化石燃料の割合は前年比で小幅に低下した。20日に公表された業界報告書「スタティスティカル・レ

見通しは(6月20日)
2024.06.20

見通しは(6月20日)

 富士にまつわる三大話を。山梨県富士河口湖町の撮影スポットに、訪日客が殺到した。日本一の山の眺めには、万人が魅せられる。ところが、マナー違反が続出し、黒幕で目隠しが施されたという▼そこまでするか。こちらは、驚きを持って受け止められた。東京都国立市で、引き渡し直前のマンションが解体される。その名

豪野党が原発導入公約 与党は再エネ、次期選挙の争点に
2024.06.19

豪野党が原発導入公約 与党は再エネ、次期選挙の争点に

 【シドニー時事】オーストラリアの最大野党・自由党のダットン党首は19日、記者会見し、政権を奪還すれば、原発を導入すると発表した。 豪州で初めて原発が建設される可能性が出てきた。来年5月までに行われる次期総選挙で、保守連合を組む国民党などとの共通公約とする。これに対し、与党・労働

トヨフジ海運、初のメタノール焚き発注。内航自動車船、三菱造船に2隻
2024.06.19

トヨフジ海運、初のメタノール焚き発注。内航自動車船、三菱造船に2隻

 【中部】トヨフジ海運(本社・愛知県東海市、武市栄司社長)が初のメタノール燃料焚(た)き自動車船の新造発注を決めた。三菱重工グループの三菱造船と2300台積み2隻の建造契約を締結し、竣工後は国内航路に投入する。内航自動車船でメタノールを主燃料とする船は初めて。下関造船所江浦工場(山口県下関市)

豪野党、原発解禁を公約 7候補地、2035年稼働目指す
2024.06.19

豪野党、原発解禁を公約 7候補地、2035年稼働目指す

 【シドニー共同】オーストラリアの二大政党勢力の一角である野党陣営の保守連合は19日、同国で禁止されてきた原発の解禁を1年以内に行われる総選挙の公約に掲げると発表し、東部や南部、西部の七つの建設候補地を明らかにした。2035~37年に2基を稼働することを目指す。既存の石炭火力発電所の雇用人員や

化石燃料からのエネルギー転換状況、日本は26位 世界でペース鈍化
2024.06.19

化石燃料からのエネルギー転換状況、日本は26位 世界でペース鈍化

 世界経済フォーラム(WEF)は19日、各国の化石燃料からのエネルギー転換状況を評価したランキング「エネルギー転換指数(ETI)2024」を発表した。評価対象となった120カ国のうち日本は26位(前年27位)。主要20カ国・地域(G20)から6カ国がトップ20入りする中、低位にとどまった。

「これが第一歩」最大出力が一般家庭の約5万2000世帯分に相当 大規模「風力発電所」が青森県深浦町に
2024.06.19

「これが第一歩」最大出力が一般家庭の約5万2000世帯分に相当 大規模「風力発電所」が青森県深浦町に

青森県深浦町で18日、最大の出力が一般家庭の約5万2000世帯分に相当する大規模な風力発電所の竣工式が行われました。約2年間の工事期間を経て完成した「グリーンパワー深浦風力発電所」は、2月3日から商業運転をしていて、18日は、北金ヶ沢地区で竣工式が行われました。式で

応用分析計のマザー工場 埼玉に完成 11月全面稼働へ 東亜DKK
2024.06.18

応用分析計のマザー工場 埼玉に完成 11月全面稼働へ 東亜DKK

 計測器や分析器を手掛ける東亜ディーケーケーは18日、埼玉県狭山市に建設していた生産拠点「狭山インテグレーションセンター」の竣工式を開催した。老朽化が進んでいた狭山テクニカルセンターからの建て替えで、鉄骨造り4階建て、延べ床面積8255平方メートルの規模で建設。全面稼働は11月を予定する。

住友化学・旭化成・三菱ケミカル…自動車向け「環境型素材」開発、原料多様化
2024.06.18

住友化学・旭化成・三菱ケミカル…自動車向け「環境型素材」開発、原料多様化

化学大手が自動車向けに、環境負荷低減に貢献する素材開発を加速している。原料も多様化しつつある。住友化学は炭鉱などから回収したメタンを活用。旭化成は綿花の種子周りに残る産毛を活用したセルロースナノファイバー(CNF)で、3次元(3D)プリントのニーズを探る。三菱ケミカルグループなども植物由来の素

船に「硬翼帆」…常石造船が商品化へ
2024.06.18

船に「硬翼帆」…常石造船が商品化へ

常石造船(広島県福山市、奥村幸生社長)は、船の推進エネルギーに風力を利用するための「硬翼帆」の開発を始める。2026年の実船搭載、27年の商品化を目指す。硬翼帆は鋼構造体と繊維強化プラスチック(FRP)ほかで構成。使わないときは格納できるほか、新造船以外に既存船への追加導入も可能

中部電力や東邦ガスなど3社、熊本のバイオマス発電所が運転開始
2024.06.17

中部電力や東邦ガスなど3社、熊本のバイオマス発電所が運転開始

 中部電力 <9502> と東邦ガス <9533> 、豊田通商 <8015> の子会社エネ・ビジョン(名古屋市)の3社は17日、八代バイオマス発電所(熊本県八代市)の運転を開始したと発表した。3社は事業会社である合同会社くまもと森林発電に共同出資している。 

本当に世界の石油供給は2030年に「驚くほど過剰」になるのか?
2024.06.17

本当に世界の石油供給は2030年に「驚くほど過剰」になるのか?

国際エネルギー機関(IEA)はこのほど、石油の需給や精製、貿易、投資をめぐる世界的な動きを検証した年次報告『Oil 2024』を発表した。今回、2030年までに石油生産量が「予想される世界の需要を日量800万バレル(bpd)も上回る」としたことから、多くのメディアの注目を集めた。

「再エネ投資をしないとデジタル敗戦」って本当なのか?それよりも原子力と火力で電気代を安くせよ
2024.06.17

「再エネ投資をしないとデジタル敗戦」って本当なのか?それよりも原子力と火力で電気代を安くせよ

 (杉山 大志:キヤノングローバル戦略研究所研究主幹)■ データセンターや半導体製造といった電力多消費産業が成長する 第7次エネルギー基本計画の検討がはじまった。 政府資料を見ると 今後はデータセンターや半導体製造といった電力多消費産業が

「太陽光」だけで走行可能! 超すごい「新型モデル」発表! 充電ナシで年間「約1万km」走れそうなEVに「早く欲しい!」と驚きの声
2024.06.17

「太陽光」だけで走行可能! 超すごい「新型モデル」発表! 充電ナシで年間「約1万km」走れそうなEVに「早く欲しい!」と驚きの声

 再生可能エネルギーを活用した持続可能な社会の実現を目指すEVジェネシスは、変換効率10%以上の次世代型「曲がる太陽電池」をルーフに搭載した世界初の新型「EV三輪車(電動トライク)」の実証実験を2024年5月21日にスタートしました。  同車は、太陽電池による発電の