# 円安・インフレ

ECB、最近の指標で利下げへの自信強まる=チポローネ専務理事
2024.05.27

ECB、最近の指標で利下げへの自信強まる=チポローネ専務理事

[フランクフルト 26日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のチポローネ専務理事は26日、最近の経済指標により、ECBは利下げへの自信を強めていると述べた。ECBは6月の利下げをほぼ約束しているが、先週に賃金指標が予想を上回ったことを受け、一部で追加利下げ観測が後退し

「渡航費だけで10億円超とみられる」 国会議員らの外遊に意味はあるのか…「原資は税金」
2024.05.27

「渡航費だけで10億円超とみられる」 国会議員らの外遊に意味はあるのか…「原資は税金」

 円安の影響により庶民の足が海外からすっかり遠のいている一方で、岸田文雄総理(66)を含む14閣僚が今年の大型連休期間中に外遊に飛び立った。それらの外交的成果に疑問符が付される上、渡航費だけで総額は10億円超とみられ……。【前後編の前編】 *** 一時、1ドル=16

景気が後退しているのに物価が上昇!? 「スタグフレーション」とは一体何?
2024.05.26

景気が後退しているのに物価が上昇!? 「スタグフレーション」とは一体何?

物価が上昇してお金の価値が下がることをインフレーション(インフレ)、物価が下落しお金の価値が上がることをデフレーション(デフレ)といいます。しかし、このどちらでもなく、景気は悪化しているのに、物価は上昇していく現象をスタグフレーションと呼びます。本記事では、スタグフレーションが起

【円安で稼げる副業】フリマ・オークションサイトでの「個人輸出」に注目集まる トレカ、レトロゲーム、日本限定盤レコードなどが高値で取引
2024.05.26

【円安で稼げる副業】フリマ・オークションサイトでの「個人輸出」に注目集まる トレカ、レトロゲーム、日本限定盤レコードなどが高値で取引

 日本円の“ディスカウント”が止まらない。長きにわたっておおむね1ドル=100円台で推移していたドル円相場は2022年3月以降急速に円安が進み、150円台で落ち着くかと思いきや今年のゴールデンウイーク中には34年ぶりに160円台を記録するなど、歴史的な円安が続いている。「3年前は

円安と物価高が打撃…今年の倒産件数「1万件突破も視野」
2024.05.26

円安と物価高が打撃…今年の倒産件数「1万件突破も視野」

帝国データバンク(TDB)と東京商工リサーチ(TSR)がまとめた4月の倒産件数は、TDBが前年同月比24・6%増の760件、TSRが同28・4%増の783件だった。TDBは24カ月連続、TSRは25カ月連続で前年同月を上回った。急激な円安や資源価格の高騰などによる物価高の影響を受けた中小企業を

自民・木原誠二氏、定額減税の継続検討 「物価状況で来年も」
2024.05.26

自民・木原誠二氏、定額減税の継続検討 「物価状況で来年も」

 自民党の木原誠二幹事長代理は26日、フジテレビの番組で、6月から始まる1人当たり4万円の定額減税について、必要に応じて来年も実施することを検討する考えを明らかにした。木原氏は岸田文雄首相の側近。9月の党総裁選に向け、首相が定額減税の継続を目玉政策の一つに掲げる可能性が出てきた。

日本は「お買い得」 空前の円安ドル高で米国人に日本旅行が大人気
2024.05.26

日本は「お買い得」 空前の円安ドル高で米国人に日本旅行が大人気

米国人が大挙して日本に押し寄せているのは、ありとあらゆるものが昨年より15%も安く感じられる円安ドル高のおかげだ。米ドルは現在、多くの外国通貨と比較して強くなっており、米国人にとっては海外旅行が格安になっている。米国人が「お買い得な」海外旅行を楽しむには、現地通貨に対してドルが強

アングル:ロシア人数万人がトルコ脱出、背景に政策見直しや物価高騰
2024.05.26

アングル:ロシア人数万人がトルコ脱出、背景に政策見直しや物価高騰

Burcu Karakas[イスタンブール 21日 ロイター] - トルコにはロシアによるウクライナ侵攻後、欧米諸国の制裁逃れや徴兵忌避などの理由で大量のロシア人が移住した。しかしトルコの政策見直しや激しいインフレを背景に、この1年間に数万人のロシア人がトルコを離れたこ

円安で追い風の老舗しょうゆ屋、閉店決めた輸入食品店 光と影
2024.05.26

円安で追い風の老舗しょうゆ屋、閉店決めた輸入食品店 光と影

 円安が止まらない。4月には一時、1ドル=160円台と34年ぶりの水準まで円は下落し、その後も円を売ってドルを買う動きが収まる気配はない。円安は海外で日本製品の価格が下がり輸出が好調になる一方、輸入品を取り扱う業者にとっては仕入れ値が上昇して経営を圧迫するデメリットがある。追い風か、逆風か――

ECBセンテノ氏、賃金伸び加速はインフレ懸念する理由にならず
2024.05.25

ECBセンテノ氏、賃金伸び加速はインフレ懸念する理由にならず

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー、センテノ・ポルトガル中銀総裁は24日、ユーロ圏の賃金の伸びが1-3月(第1四半期)に加速したことについて、インフレを懸念する理由にはならないとの見解を示した。センテノ氏は、ロシアのウクライナ侵攻を受けた消費者物価高騰

利下げ期待後退、ダウ失速 エヌビディア効果乏しく 米株式市場
2024.05.25

利下げ期待後退、ダウ失速 エヌビディア効果乏しく 米株式市場

 【ニューヨーク時事】米株式市場で、4万ドルの大台突破を果たした代表的な株価指標、ダウ工業株30種平均の勢いが弱まっている。 インフレが根強く、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げ開始時期を遅らせるとの観測が背景にある。ダウ構成銘柄ではないが、米半導体大手エヌビディアの好決算が

歴史的な円安を逆手に外食大手は海外出店 製造業は国内に生産回帰
2024.05.25

歴史的な円安を逆手に外食大手は海外出店 製造業は国内に生産回帰

25日閉幕の先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議では日本が歴史的な円安を巡る懸念に言及したが、円安を逆手に取って収益を高める日本企業の動きが広がっている。国内事業がメインだった外食大手は、食材の現地調達でコストを抑えられる海外での出店を加速。かたや生産拠点の海外移管を進めてきた製造業では

韓国・落ち込む消費心理指数、5カ月ぶり「楽観」が「悲観」に…物価高・金利負担・原油価格上昇
2024.05.25

韓国・落ち込む消費心理指数、5カ月ぶり「楽観」が「悲観」に…物価高・金利負担・原油価格上昇

【05月25日 KOREA WAVE】韓国で物価高と金利負担が長期化しているのに加え、原油価格上昇の懸念などが総合的に影響して、消費心理が落ち込んでいる。経済状況に関する消費者の心理を総合的に表す「消費者心理指数」は、5カ月ぶりに楽観的な展望から悲観的な展望に転じた。韓国銀行が発

シャインマスカット早くも出荷 “苦節6年”脱サラ農家が旬の先取り成功
2024.05.25

シャインマスカット早くも出荷 “苦節6年”脱サラ農家が旬の先取り成功

 これから夏にかけて旬を迎えるシャインマスカット。しかし、早くも市場に出回っています。今、ある工夫で、一足先に出荷しているのだそうです。シャインマスカットを一年中味わってもらいたいと奮闘する人たちを取材しました。 はちきれそうなほどたわわに実り、エメラルドグリーンの見た目も美しい

NY円、157円近辺
2024.05.25

NY円、157円近辺

 【ニューヨーク共同】24日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午後5時現在、前日比01銭円高ドル安の1ドル=156円91銭~157円01銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0841~51ドル、170円18~28銭。 目立った取引材料に乏しく、小幅な値動きとなった。

過剰生産、連携対応で共通理解 中国に懸念、為替合意再確認へ G7財務相会議
2024.05.25

過剰生産、連携対応で共通理解 中国に懸念、為替合意再確認へ G7財務相会議

 【ストレーザ(イタリア北部)時事】当地で開幕した先進7カ国(G7)の財務相・中央銀行総裁会議は24日(日本時間25日未明)、初日の討議を終えた。 巨額の補助金に支えられた中国の過剰生産問題では、世界経済に悪影響を及ぼすことへの懸念を各国が表明。連携した対応が必要との共通理解が図

NY株小幅反発、4ドル高 割安感出た銘柄に買い
2024.05.25

NY株小幅反発、4ドル高 割安感出た銘柄に買い

 【ニューヨーク共同】24日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日ぶりに小幅反発し、前日比4.33ドル高の3万9069.59ドルで取引を終えた。前日までの2日間で800ドル超下落していたことから、割安感の出た銘柄に買い注文が入った。 朝方発表の経済指標でインフレ圧力が

政府の賃金上昇の価格転嫁支援は理解できない、なぜ「スタグフレーション」を進めるのか
2024.05.25

政府の賃金上昇の価格転嫁支援は理解できない、なぜ「スタグフレーション」を進めるのか

● 物価上昇でも24年1~3月期成長率はマイナス スタグフレーションなのか、物価と賃金の好循環なのか? 先日、公表された2024年3月の実質賃金の対前年同月上昇率はマイナス2.5%だった(厚生労働省「毎月勤労統計調査速報」、従業員5人以上の事業所)。減少は24カ月連続で過去最長だ

新NISAを相続したら税金はどうなる?専門家が解説「大増税時代の相続対策」
2024.05.25

新NISAを相続したら税金はどうなる?専門家が解説「大増税時代の相続対策」

 今年3月、一時的ではあるが日経平均株価が4万1000円台に乗せたことで、市場が大いに賑わった。しかし、記録的な円安が続いており、相変わらず日本経済の先行きは不透明だ。さらに4月末、自民党が医療・介護保険料を算出する根拠として、新たに「金融所得」を反映するという議論が報道された。新NISAが始

米ミシガン大消費者信頼感、5月確報値は5カ月ぶり低水準 インフレ期待は低下
2024.05.25

米ミシガン大消費者信頼感、5月確報値は5カ月ぶり低水準 インフレ期待は低下

[24日 ロイター] - 米ミシガン大学が24日に発表した5月の消費者信頼感指数(確報値)は69.1と速報値の67.4から上方改定されたものの、5カ月ぶりの低水準となった。4月は77.2だった。一方、1年先の期待インフレ率は3.3%と速報値の3.5%から低下。5年先の期待