# 円安・インフレ

欧州中銀、利下げ急がず 「警戒続ける」と総裁
2024.07.02

欧州中銀、利下げ急がず 「警戒続ける」と総裁

 【ブリュッセル共同】欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は1日の講演で「インフレの懸念が去ったと確信するには時間がかかるだろう」と述べ、利下げを急がない姿勢を示した。物価上昇のペースが鈍り、ECBは6月に4年9カ月ぶりの利下げを決めたが、目標の2%にまでインフレ率を低下させるには「警戒を続け

ECB総裁、「確信には時間がかかる」-インフレに不透明性残る
2024.07.02

ECB総裁、「確信には時間がかかる」-インフレに不透明性残る

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)はインフレの脅威が過ぎ去った十分な証拠をまだ得ていないと、ラガルド総裁が主張した。ECBが今月は利下げを見送るとの期待を高めそうだ。ECBは1日、ポルトガルのシントラで年次フォーラムを開催。ラガルド氏は開会に際して講演し、ユーロ圏の労働

NY連銀総裁、FRBがインフレ率2%達成への道を進んでいると確信
2024.07.02

NY連銀総裁、FRBがインフレ率2%達成への道を進んでいると確信

(ブルームバーグ): 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、金融当局がインフレ率を2%に低下させるという目標を達成できると確信していると述べた。総裁は、国際決済銀行(BIS)が週末に主催したパネル討論会で、「金融当局が2%のインフレ目標を持続的に達成する道を進んでいると私は確信

〔NY外為〕円、161円台前半=一時37年半ぶり安値(1日午前10時15分)
2024.07.01

〔NY外為〕円、161円台前半=一時37年半ぶり安値(1日午前10時15分)

 【ニューヨーク時事】週明け1日午前のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の上昇を背景とした円売り・ドル買いの動きに、円相場は一時1ドル=161円45銭付近まで下落し、1986年12月以来、37年半ぶりの安値を付けた。午前10時15分現在は161円30~40銭と、前週末午後5時(160円8

独CPI、6月は前年比2.5%上昇 予想以上に伸び鈍化
2024.07.01

独CPI、6月は前年比2.5%上昇 予想以上に伸び鈍化

[ベルリン 1日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が1日発表した6月の消費者物価指数(CPI)速報値は欧州連合(EU)基準(HICP)で前年同月比2.5%上昇と5月の2.8%上昇から鈍化した。市場予想は2.6%上昇だった。INGのマクロ部門グローバル責任者、カーステン・ブ

再送-米インフレの2%回帰を引き続き確信=NY連銀総裁
2024.07.01

再送-米インフレの2%回帰を引き続き確信=NY連銀総裁

(本文の余分な文字を削除します)[1日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、物価圧力が連邦準備理事会(FRB)の目標とする水準に向け緩やかに緩和すると引き続き確信していると述べた。ウィリアムズ総裁は1日に公表された国際決済銀行(BIS)の会合向け

円が一時1ドル161円40銭台 米長期金利上昇、収まらぬ円安圧力
2024.07.01

円が一時1ドル161円40銭台 米長期金利上昇、収まらぬ円安圧力

 1日の米ニューヨーク外国為替市場で対ドル円相場は一時、1ドル=161円40銭台まで円安が進んだ。1986年12月以来、約38年ぶりの円安水準。市場では、日本政府が円買いドル売りの為替介入に動くとの見方がある。 米国では1日朝、長期金利の上昇とともに円が売られてドルが買われた。今

ドイツ、6月のインフレ率は3カ月ぶり低下-経済回復に失速の兆し
2024.07.01

ドイツ、6月のインフレ率は3カ月ぶり低下-経済回復に失速の兆し

(ブルームバーグ): ドイツのインフレが3カ月ぶりに減速した。同国経済の回復には失速の兆しが見られている。独連邦統計局が1日発表した6月の消費者物価指数(CPI、EU基準)上昇率の速報値は前年同月比2.5%と、ブルームバーグが調査したアナリスト予想に一致した。前月は2.8%だった

NY円、161円30~40銭
2024.07.01

NY円、161円30~40銭

 【ニューヨーク共同】週明け1日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午前8時40分現在、前週末比46銭円安ドル高の1ドル=161円30~40銭を付けた。

ミャンマー軍、日本人拘束 無事を確認 コメの値上げで強硬手段か
2024.07.01

ミャンマー軍、日本人拘束 無事を確認 コメの値上げで強硬手段か

 ミャンマー国軍は6月30日、コメを不当に高い価格で販売したとして、スーパー大手イオン系列の現地法人「イオンオレンジ」に勤める日本人男性を拘束したと発表した。他に別の現地スーパーのミャンマー人幹部ら3人も拘束された。 イオンによると、拘束されたのは現地でスーパーを展開するイオンオ

6月の日銀短観、大企業製造業改善も非製造業や中小は振るわず 日銀の利上げ判断は難しく
2024.07.01

6月の日銀短観、大企業製造業改善も非製造業や中小は振るわず 日銀の利上げ判断は難しく

日銀が1日発表した6月の企業短期経済観測調査(短観)は、大企業製造業の景況感が2四半期ぶりに改善する一方、非製造業は16四半期ぶりに悪化。中小企業も振るわない。急速な円安が輸出企業を中心に業績を押し上げ、設備投資意欲も旺盛だが、物価高で個人消費は弱含んでいる。まだら模様の景況感を前に、日銀が7

日商会頭、円安の中小企業への影響「看過できない」
2024.07.01

日商会頭、円安の中小企業への影響「看過できない」

先週、為替市場で1ドル=161円台まで円安が進行したことについて、日本商工会議所の小林会頭は中小企業の経営に影響が出ていて「看過できない」と述べました。日商 小林健会頭「(円安の影響は)いささか看過できない状況に入りつつある。中小企業の業況の悪化、苦戦の一つはこの円

記録的な円安なのに「100円ショップ」が価格を維持できるワケ 「ダイソー」と「3COINS」に聞いてみた
2024.07.01

記録的な円安なのに「100円ショップ」が価格を維持できるワケ 「ダイソー」と「3COINS」に聞いてみた

 物価高が続く中、いわゆる「100円ショップ」が絶好調だ。帝国データバンクの調査によると、2023年度推計の「100均」市場は初めて1兆円を突破し、店舗数も直近10年間で1.5倍になったという。日本人の節約志向の高まりが背景にあるとされるが、本来、円安のあおりを最も受けやすい「100円ショップ

インドネシアCPI、6月は前年同月比+2.51% 予想以上に鈍化
2024.07.01

インドネシアCPI、6月は前年同月比+2.51% 予想以上に鈍化

Stefanno Sulaiman Fransiska Nangoy[ジャカルタ 1日 ロイター] - インドネシア統計局が1日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.51%上昇した。伸び率は9カ月ぶり低水準となり、中銀が目標とする1.5─3.5%のレンジ中

インド製造業PMI、6月は58.3に上昇 需要堅調で生産拡大
2024.07.01

インド製造業PMI、6月は58.3に上昇 需要堅調で生産拡大

[ベンガルール 1日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた6月のインド製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は58.3で、3カ月ぶり低水準だった5月の57.5から上昇した。堅調な需要を背景に生産が拡大し、雇用が約19年ぶりの高い伸びとなった。一方、インフレ圧力は高

上半期(1‐6月)「円安関連」倒産 31件 コロナ禍から最多更新、物価押し上げを懸念
2024.07.01

上半期(1‐6月)「円安関連」倒産 31件 コロナ禍から最多更新、物価押し上げを懸念

 6月28日、東京外国為替市場で一時、1ドル=161円台に下落した。37年半ぶりの円安ドル高で、7月に入っても1ドル=160円台で推移し、歴史的な円安水準が続いている。 2024年上半期(1‐6月)の「円安」関連倒産は、31件(前年同期比14.8%増)に達した。今回の円安局面では

企業のインフレ期待が一段と上昇、日銀追加利上げへ検討材料との見方
2024.07.01

企業のインフレ期待が一段と上昇、日銀追加利上げへ検討材料との見方

(ブルームバーグ): 日本銀行が金融政策判断で重視する消費者物価の基調的な上昇率の重要な要素である、企業の中長期のインフレ期待が一段と上昇している。日銀が1日に発表した6月の企業短期経済観測調査(短観)の「企業の物価見通し」によると、企業が想定する消費者物価指数(CPI)の前年比

【日経平均株価考察】底堅い展開が続くが、過度な円安が重荷に
2024.07.01

【日経平均株価考察】底堅い展開が続くが、過度な円安が重荷に

※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。2024年6月28日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は、前日比241円54銭高の3万9583円08銭となりました。前日の米株式市場でダウ工業株30種平

インバウンド需要の鈍化と円安・物価高の個人消費打撃で非製造業の景況感が17四半期ぶりに悪化(日銀短観・6月調査):7月金融政策決定会合の展望
2024.07.01

インバウンド需要の鈍化と円安・物価高の個人消費打撃で非製造業の景況感が17四半期ぶりに悪化(日銀短観・6月調査):7月金融政策決定会合の展望

日本銀行は7月1日に短観(6月調査)を発表した。日本銀行の利上げ、円安進行などの環境変化を受けても、企業の景況感には総じて大きな変化は見られなかった。大企業製造業の業況判断DI(最近)は、前回の11から2ポイント改善し13となった。2四半期ぶりの改善となり、事前予想を幾分上回った

東証、続伸して始まる 一時300円超高
2024.07.01

東証、続伸して始まる 一時300円超高

週明け1日の東京株式市場の日経平均株価は続伸して始まった。寄り付きは前週末比256円74銭高の3万9839円82銭。外国為替市場での円安基調を背景に、輸出関連などへの買いが先行している。前週末終値比の上げ幅は一時300円を超えた。