# 保険業界

日本生命、ニチイHDの買収完了 生保会社による異業種大手買収は異例
2024.06.03

日本生命、ニチイHDの買収完了 生保会社による異業種大手買収は異例

日本生命保険は介護大手のニチイホールディングスの買収が完了したと発表しました。生命保険会社による異業種の大手企業の買収は異例で日本生命にとって経営の大きな転換点となります。日本生命は3日、ニチイホールディングスのほぼ全ての株式を取得し買収が完了したと発表しました。買収金額はおよそ

かんぽ生命、本腰入れた超長期債投資に慎重-日銀の不確実性高さ警戒
2024.06.03

かんぽ生命、本腰入れた超長期債投資に慎重-日銀の不確実性高さ警戒

(ブルームバーグ): かんぽ生命保険は、金利の上昇で超長期債利回りは魅力的な水準になってきたとの見方を示す一方で、日本銀行の国債買い入れ減額を巡る不確実性が高く、本腰を入れて購入に踏み出すには至っていない。野村裕之執行役員兼運用企画部長は5月31日のインタビューで、「金利が上がっ

「環境が整っている会社が魅力」売り手市場の採用面接解禁…企業はやりがいや働きやすさをアピール
2024.06.01

「環境が整っている会社が魅力」売り手市場の採用面接解禁…企業はやりがいや働きやすさをアピール

来年春に卒業する大学生らを対象にした企業の採用面接が解禁されました。東京海上日動火災保険は、およそ500人の新卒採用を予定し、ことし初めて、あらかじめ配属先を確約したコース別採用を行います。東京海上日動火災保険 粟谷龍二 採用チームリーダー「配属部門が

政策保有株売却で数千億円投資 SOMPO社長、海外事業候補
2024.05.29

政策保有株売却で数千億円投資 SOMPO社長、海外事業候補

 SOMPOホールディングスの奥村幹夫社長(58)は29日までに共同通信のインタビューに応じ、取引関係の維持などを目的に持つ顧客企業の株式を売却し「数千億円単位の投資を視野に入れる」と述べた。候補として収益を支える海外事業や成長が見込めるヘルスケア分野を挙げた。 こうした株は政策

SOMPOHD・奥村グループCEO 不祥事「いろんなところにほころび」と改めて陳謝
2024.05.28

SOMPOHD・奥村グループCEO 不祥事「いろんなところにほころび」と改めて陳謝

SOMPOホールディングス(HD)の奥村幹夫社長は28日までに産経新聞の取材に応じ、企業向け保険料を巡るカルテルや中古車販売大手のビッグモーター(BM、現ウィーカーズ)による自動車保険金不正請求問題など昨年度の一連の不祥事について「いろんなところにほころびが生じていた」と改めて陳謝した。一方、

SOMPO、政策保有株式6000億円を売却へ…奥村幹夫社長「余力ができてリスク取れる」
2024.05.28

SOMPO、政策保有株式6000億円を売却へ…奥村幹夫社長「余力ができてリスク取れる」

 SOMPOホールディングス(HD)が2024年度からの3年間で政策保有株式を6000億円以上売却する方針であることがわかった。奥村幹夫社長(58)が読売新聞の取材に明らかにした。 奥村氏は「売却で資本に余力ができ、リスクを取れる」と述べた。 政策保有株式は顧客企業

MS&AD、成長投資2.1兆円・株主還元0.8兆円 政策株式売却で
2024.05.27

MS&AD、成長投資2.1兆円・株主還元0.8兆円 政策株式売却で

[東京 27日 ロイター] - MS&ADインシュアランスグループホールディングスは27日、グループで保有する約3.6兆円の政策株式売却で得た資金のうち、米国やアジアでの事業投資など成長投資に2.1兆円程度を充てると発表した。0.8兆円程度は株主還元の資金とする。株価変動

損保4社、顧客情報漏えい 代理店がメール誤送信
2024.05.23

損保4社、顧客情報漏えい 代理店がメール誤送信

 東京海上日動火災保険など損害保険大手4社は23日、自動車保険の契約者情報が互いに漏えいしていたと発表した。 保険代理店の自動車ディーラーなどが契約満了時期をはじめとする保険契約の情報を共有するため、各店舗に顧客リストを送るメールの宛先に大手損保4社のアドレスが含まれていた。

損保業界、契約者軽視が明らかに 管理態勢整備へ対応急務
2024.05.23

損保業界、契約者軽視が明らかに 管理態勢整備へ対応急務

 不祥事が続く損害保険業界で、契約者の個人情報を軽視していた実態が明らかになった。保険代理店には大規模な自動車販売店など、100を超える店舗網を持つ企業もあり、損保各社にとって極めて重要な取引先だ。慎重に取り扱うべき情報を適切に管理できる態勢をどう整えるか、各社は代理店への対応が急務となる。<

損保4社の個人情報、競合他社に漏えい…加入者の氏名・証券番号・保険の種類・保険料など
2024.05.23

損保4社の個人情報、競合他社に漏えい…加入者の氏名・証券番号・保険の種類・保険料など

 損害保険各社は23日、自動車保険などの加入者の個人情報が競合他社の間で漏えいしていたと発表した。自動車販売店など、複数の拠点を抱える保険代理店の管理部門が、各拠点に送るメールで、他社の損保担当者のメールアドレスも含んで送信していた。 東京海上日動火災保険と損害保険ジャパン、三井

事故車の修理工賃「低すぎる」 整備工場の団体、損保に交渉申し入れ
2024.05.23

事故車の修理工賃「低すぎる」 整備工場の団体、損保に交渉申し入れ

 自動車整備工場の業界団体が損害保険大手4社に対し、事故車の修理工賃の引き上げを求め、30日以内に交渉の場を持つよう申し入れた。23日に記者会見した団体側は「整備工の不足が深刻化しており、待遇改善が急務だ」とし、17.5%以上の引き上げを求めたと明かした。団体による交渉が実現すれば30年ぶりと

生保大手4社、大幅増益 金利上昇で運用改善 24年3月期
2024.05.23

生保大手4社、大幅増益 金利上昇で運用改善 24年3月期

 大手生命保険4社の2024年3月期決算が23日、出そろった。 本業のもうけを示す基礎利益は全社で大幅増。国内外の金利上昇などで運用環境が改善したことに加え、前年に膨らんだ新型コロナウイルス関連の保険料支払いが減少したことも各社の利益を押し上げた。 

大手生保通期決算 コロナ支払い減で各社とも大幅増益
2024.05.23

大手生保通期決算 コロナ支払い減で各社とも大幅増益

大手生命保険各社の2023年度通期の決算は、新型コロナ関連の支払いが減少したため、全社とも大幅な増益となりました。各社の発表によりますと、本業のもうけを示す営業利益にあたる基礎利益は日本生命が7640億円(前期比+61.5%)、第一生命ホールディングスが5251億円(前期比+44

東京海上、保険加入者情報漏えい 競合他社に、損保ジャパンも
2024.05.23

東京海上、保険加入者情報漏えい 競合他社に、損保ジャパンも

 東京海上日動火災保険は23日、自動車保険加入者の氏名や契約情報などを競合他社に漏えいしていたと発表した。加入者の情報を含むメールを保険代理店に送る際、宛先の設定で競合他社の担当者を含めていた。代理店は238店に上る。現時点で情報の不正使用は確認されていないとしている。損害保険ジャパンも、一部

損保ジャパンも加入者情報漏えい
2024.05.23

損保ジャパンも加入者情報漏えい

 東京海上日動火災保険に続き損害保険ジャパンも23日、保険加入者の情報が競合他社に漏えいしていたと発表した。一部の代理店が、契約情報を含むメールの宛先に他社を含めていた。

東京海上、競合他社に加入者情報漏えい
2024.05.23

東京海上、競合他社に加入者情報漏えい

 東京海上日動火災保険は23日、自動車保険加入者の氏名や契約情報などを競合他社に漏えいしていたと発表した。加入者の情報を含むメールを保険代理店に送る際、宛先の設定で競合他社の担当者を含めていた。

オリックス・若月 FWD生命保険株式会社のアンバサダーに
2024.05.22

オリックス・若月 FWD生命保険株式会社のアンバサダーに

 ◇パ・リーグ 日本ハムーオリックス(2024年5月22日 エスコンF) オリックス・若月健矢捕手が、球団のユニホームスポンサーを務めるFWD生命保険株式会社のアンバサダーとして起用されることが22日に発表された。 若月はアンバサダーとして、「若月のチョコっとワーク

日本生命、今年度基礎利益4.5%減の7300億円に-先行投資で事業費増
2024.05.22

日本生命、今年度基礎利益4.5%減の7300億円に-先行投資で事業費増

(ブルームバーグ): 日本生命保険は22日、2024年度の保険料等収入が前年度比13%減の約7兆4700億円、基礎利益が同4.5%減の約7300億円と減収減益の見込みだと発表した。一時払い商品の販売減少や、人材・成長領域などへの先行投資に伴う事業費の増加が要因。23年度の実績は保

ウォーバーグとテマセク、英保険仲介SRGを買収へ-10億ポンド規模
2024.05.21

ウォーバーグとテマセク、英保険仲介SRGを買収へ-10億ポンド規模

(ブルームバーグ): 米プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社ウォーバーグ・ピンカスとシンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディングスは21日、ロンドンを拠点とする独立系保険仲介業者スペシャリスト・リスク・グループ(SRG)の買収に合意したと発表した。今回の取引

損保ジャパン社長「徹底した現場主義で風土変える」 BM問題などの再発防止策を強調
2024.05.21

損保ジャパン社長「徹底した現場主義で風土変える」 BM問題などの再発防止策を強調

損害保険ジャパンの石川耕治社長は21日までに産経新聞のインタビューに応じた。損保大手4社が関わった企業向け保険料をめぐるカルテルや中古車販売大手のビッグモーター(BM、現ウィーカーズ)による自動車保険の保険金不正請求問題などの再発防止策では「徹底した現場主義」を掲げ、「原因となった悪い風土を徹