# 保全

里山の初夏を彩るエメラルドの光沢 「アサヒナカワトンボ」を撮影
2024.07.04

里山の初夏を彩るエメラルドの光沢 「アサヒナカワトンボ」を撮影

 日本の原風景とも言える、里山のため池や小川。人口減による耕作放棄や護岸工事、外来種などで生態系が脅かされている。 日本トンボ学会員の喜多英人さん(65)は5月下旬、群馬県みなかみ町の小川で、「アサヒナカワトンボ」を撮影した。エメラルド色の光沢のある体で「初夏を代表する、里山を彩

サンゴの島で環境保全学ぶ 喜界町でJACツアー 学生ら自然体感、魅力知る
2024.07.04

サンゴの島で環境保全学ぶ 喜界町でJACツアー 学生ら自然体感、魅力知る

 島の魅力や人の温かさに触れながら地域課題を学ぶ、日本エアコミューター(JAC、鹿児島県霧島市)の環境保全ツアーが6月29、30の両日、喜界島であった。九州内の大学生を中心に、男女18人が1泊2日の日程で来島。サンゴ礁の魅力や海洋ごみ問題の実態に触れ、自然保護や地域資源活用への理解を深めた。<

ウィキリークス創設者アサンジュ氏釈放、機密流出事件は国家の情報保全をどう変えたか
2024.07.04

ウィキリークス創設者アサンジュ氏釈放、機密流出事件は国家の情報保全をどう変えたか

内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者のジュリアン・アサンジュ氏(52)が6月26日、祖国のオーストラリアに帰国しました。同氏は同日、米領サイパンの連邦地裁に出廷し、米国の機密情報を流出させたなど18件の罪を巡り、司法取引でこのうち1件の罪を認め、5年2カ月の禁錮刑を言い渡されましたが、英国

海洋国家日本で進む「ブルーカーボン」活用とは
2024.07.04

海洋国家日本で進む「ブルーカーボン」活用とは

日本は、二酸化炭素(CO2)を回収・貯留し、そのクレジットを販売することでCO2排出量を相殺し、さらなる環境保全活動を支援するブルーカーボン・プロジェクトに取り組んでいます。さまざまな機関とパートナーシップを結び、適切な専門知識を活用しているように、日本におけるブルーカーボンの取

江釣子駅舎すっきり JR北上線100周年控え 地域挙げ清掃奉仕【岩手】
2024.07.04

江釣子駅舎すっきり JR北上線100周年控え 地域挙げ清掃奉仕【岩手】

 北上市社会福祉協議会江釣子支部(菊池一二支部長)などは2日、同市上江釣子のJR北上線江釣子駅舎の清掃奉仕活動を行い、駅に日ごろの感謝の気持ちを込め、地域を挙げて環境美化に努めた。 約40年続く恒例行事。同支部をはじめ、地区内の民生委員・児童委員、江釣子小学校、江釣子中学校、江釣

利賀ダム関連のトンネル工事再開 応急の代替水源により水道復旧 富山・南砺市 
2024.07.03

利賀ダム関連のトンネル工事再開 応急の代替水源により水道復旧 富山・南砺市 

ダム建設の周辺で住民が使っている水道水が減少した問題で3日、国土交通省は3日の会合で、代替の水源が確保できたとして、一時中止していたトンネル工事を再開する方針が明らかになりました。これは、富山県南砺市で整備中の「利賀ダム」を担当する国土交通省利賀ダム工事事務所が、3日に開いた利賀

中国海警が台湾漁船を拿捕 金門島周辺から本土へ連行 中台当局発表
2024.07.03

中国海警が台湾漁船を拿捕 金門島周辺から本土へ連行 中台当局発表

 中国本土に近い台湾の金門島周辺の海域で2日夜、台湾の漁船が中国海警局に拿捕(だほ)されたと、台湾の海巡署(海上保安庁に相当)が発表した。乗っていた5人は中国側に連行され、台湾当局が解放を訴えている。 海巡署によると2日午後8時過ぎ(日本時間同9時過ぎ)、金門島の北東約23.7カ

国際的に重要な湿地「藺牟田池」の環境守り次世代へ…薩摩川内市が保全計画を初策定 ラムサール条約登録20年に向け、保全と利用の両立や持続的活動の仕組み構築
2024.07.03

国際的に重要な湿地「藺牟田池」の環境守り次世代へ…薩摩川内市が保全計画を初策定 ラムサール条約登録20年に向け、保全と利用の両立や持続的活動の仕組み構築

 鹿児島県薩摩川内市祁答院の藺牟田池は、来年でラムサール条約の登録から20年を迎える。市は池の環境を守り続けていくため、独自の「環境保全基本計画」を初めて策定した。今後は計画に基づき、官民と地域が連携し、ワークショップなどで具体的な施策を進める。 藺牟田池は2005年に同条約に登

10年目迎え最後の勉強会 絶滅危惧種「アゼオトギリ」 三重・多気町役場で
2024.07.02

10年目迎え最後の勉強会 絶滅危惧種「アゼオトギリ」 三重・多気町役場で

 夏ごろ直径1センチほどの黄色い花を咲かせる絶滅危惧種「アゼオトギリ」の第14回保全勉強会(座長・平山大輔三重大学教授)が6月29日午後1時から、三重県多気郡多気町相可の町役場であり、自生地での個体数の減少などを踏まえて種子を長期保存するため環境省に送ることや、約10年にわたる保全活動を報告書

角島の自然を守ろう 海岸清掃活動「TOYOTASOCIAL FES」山口県下関市
2024.07.01

角島の自然を守ろう 海岸清掃活動「TOYOTASOCIAL FES」山口県下関市

県内有数の観光スポット角島の自然を守ろうと、海岸の清掃活動が行われました。ホテル西長門リゾートで行われたこの活動は、トヨタ自動車の社会貢献活動「TOYOTASOCIAL FES!!」の一環として行われました。角島の周辺は海流に乗って、大陸から多くのごみが流れ着きます

海面上昇しても領海保全を 自民・領土特別委、外相に提言
2024.07.01

海面上昇しても領海保全を 自民・領土特別委、外相に提言

 自民党の「領土に関する特別委員会」の猪口邦子委員長は1日、気候変動で海面上昇があっても日本の領海を保全できるよう求めた提言を上川陽子外相に手渡した。国境付近の離島が消失したり、海岸線が後退したりするケースを想定し、海洋資源開発や浮体式洋上風力発電の設置で支障が生じると例示。海洋権益の保護に向

地域づくりの核へ 和泊町で講演やシンポ 大島地区地域女性連学習大会
2024.06.30

地域づくりの核へ 和泊町で講演やシンポ 大島地区地域女性連学習大会

 第36回ふるさとを興す大島地区地域女性連学習大会和泊町大会(県地域女性団体連絡協議会など主催)が29日、鹿児島県和泊町のやすらぎ館で開かれた。奄美群島内の会員、来賓など計約100人が参加。講演やシンポジウムを通じて、地域づくりの核となって課題解決に取り組む意識を高めた。 今年度

宿泊することが未来のハワイに繋がる 今年で創業60周年を迎えた「カハラ」 でサステナブルを感じる豊かな滞在を
2024.06.30

宿泊することが未来のハワイに繋がる 今年で創業60周年を迎えた「カハラ」 でサステナブルを感じる豊かな滞在を

 ワイキキの中心地を離れた、喧騒とは無縁のエリアに佇む名門ホテル「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」。今年で創業60周年を迎えたカハラは、ハワイの中でもいち早くサステナブルを取り入れたリゾートホテルとして知られている。 エネルギー効率性、水資源の保護、リサイクル、リサイクル製品の購入

歌川広重が描いた「田毎の月」 時代超え人々を魅了する棚田の陰に住民らのたゆまぬ努力
2024.06.30

歌川広重が描いた「田毎の月」 時代超え人々を魅了する棚田の陰に住民らのたゆまぬ努力

長野県千曲市の「姨捨(おばすて)の棚田」は「田毎(たごと)の月」の別名で知られ、「国の名勝」「国の重要文化的景観」「日本遺産」「つなぐ棚田遺産」の〝4冠〟を有する棚田だ。人々を魅了してきた「田毎の月」に心が奪われるのは、数百年かけて作り上げてきた膨大な人手と継続的な努力、そして見るための運が必

粗大ごみの不法投棄深刻 福島県いわき市小名浜の大原第一区 矢田川堤防清掃 高齢化に伴い業務負担増
2024.06.29

粗大ごみの不法投棄深刻 福島県いわき市小名浜の大原第一区 矢田川堤防清掃 高齢化に伴い業務負担増

 福島県いわき市小名浜の大原第一区(筥崎稔行政区長)は毎年6月、区内を流れる矢田川両岸の堤防周辺の草刈りなどを行っている。河川愛護と環境美化を目的に継続している。しかし住民の高齢化に伴い業務負担が増加していることに加え、粗大ごみの不法投棄が問題となっている。関係機関に対策などの陳情を行っている

エアコンをつけた時に感じるイヤな臭い…それはカビの発生が原因かも 梅雨時のいまこそ…真夏を前にメンテナンスを
2024.06.28

エアコンをつけた時に感じるイヤな臭い…それはカビの発生が原因かも 梅雨時のいまこそ…真夏を前にメンテナンスを

エアコンをつけた時に感じるイヤな臭い…。それはカビの発生が原因かもしれない。ほっておくと、カビ菌の胞子を吸い込んで健康被害を起こす可能性もある。そこで、ビルメンテナンス全般からハウスクリーニングまで幅広く展開する株式会社「パインズダイレクト」(本社・東京都杉並区)の松村隆司社長にエアコンをはじ

弘前大サークルと市民団体が「中心市街地でのホタル目撃情報」募集
2024.06.27

弘前大サークルと市民団体が「中心市街地でのホタル目撃情報」募集

 弘前大学環境サークル「わどわ」と市民団体「ひろさき環境パートナーシップ21(HEP21)」が現在、中心市街地でのホタル目撃情報を募集している。(弘前経済新聞) 両団体では2022年から、弘前の中心市街地に戻りつつあるホタルの分布を把握するため、情報投稿フォームをネット上に用意し

枯れたり折れたり…丸岡城の桜44本が「危険」 福井県坂井市、9本は既に伐採
2024.06.27

枯れたり折れたり…丸岡城の桜44本が「危険」 福井県坂井市、9本は既に伐採

 福井県坂井市教委は丸岡城城山の樹木調査を実施し、「市の木」になっている桜227本うち、44本が枯れたり、太い枝が折れたりして「危険」と判断されたと6月25日、市会教育民生常任委で説明した。今後施肥したり、枝を切除したりして回復させていく。 丸岡城天守保存活用計画の一環で昨年12

経済安保の適性評価など詳細を検討 諮問会議が初会合、年内目途に運用基準策定へ
2024.06.26

経済安保の適性評価など詳細を検討 諮問会議が初会合、年内目途に運用基準策定へ

政府は26日、経済安全保障上の機密情報へのアクセスを官民の有資格者に限る「セキュリティー・クリアランス(SC、適格性評価)」制度の運用基準を検討する「重要経済安保情報保護活用諮問会議」(座長・渡部俊也東大教授)の初会合を官邸で開いた。制度創設の関連法が先の通常国会で成立したことを受け、身辺調査

「国に協力している立場」使用済み核燃料の中間貯蔵施設の操業を見据え会談 青森県とむつ市が新潟県柏崎市と今後連携して取り組みを進めることを確かめる
2024.06.26

「国に協力している立場」使用済み核燃料の中間貯蔵施設の操業を見据え会談 青森県とむつ市が新潟県柏崎市と今後連携して取り組みを進めることを確かめる

新潟県の柏崎刈羽原発の使用済み核燃料が、2024年9月までに青森県むつ市の中間貯蔵施設に搬入される見通しであることを受け、青森県とむつ市は今後、柏崎市と連携して取り組みを進めることを確かめました。新潟県柏崎市の桜井雅浩市長は、26日、青森県の宮下宗一郎知事を訪ね、むつ市の使用済み