「東京が嫌で離れた」フランス暮らしのひろゆき、山暮らしの東出が語る地方移住のリアル

AI要約

ひろゆき氏と東出昌大氏が新番組で2度目の旅に出る。南米横断を目指し、資本主義や貧富の差について考察する。

東出昌大氏が羊の頭を食べる体験を通じて現地の食文化に驚き、自らの価値観が変化する。

南米での様々な体験を通じて、ひろゆき氏と東出昌大氏が新たな視点を持つ。

「東京が嫌で離れた」フランス暮らしのひろゆき、山暮らしの東出が語る地方移住のリアル

昨年放送のABEMAの番組『世界の果てに、ひろゆき置いてきた』を通じて、名コンビとなったひろゆき氏と東出昌大氏が現在放送中の『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』にて2度目の旅に出る。『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』では、ひろゆき氏と東出昌大氏を日本の裏側・南米に置き去りに。移動手段は、前作と変わらずローカル路線バスやヒッチハイクなどの基本陸路のみというルールの中、2人で南米横断を目指す。

今回の旅を通して感じた心境の変化についてインタビュー。

2人に共通する暮らしに通ずる価値観について知ることができた。

――前回の旅ではザンビアやマラウイなどで様々な衝撃とか葛藤があったと思います。今回の南米横断旅でもそういったことはありましたか?

東出:僕は10何年前に南米に行った経験があるんですが、今回行ったときに、日本の円安とブラジルの経済成長率をすごく感じました。あと、資本主義って幸せなのかなって。例えばペルーへ行っても、ボリビアへいっても、観光地化されてるとプロのぼったくりが横行してるし、物価も高いし、みんな忙しそうにしてるんです、けど、ちょっと田舎に行ったりすると、“ぼったくる”っていう概念がなくて、もっと優しくしてくれるのは、人当たりがいいマラウイと似ているなと思いました。だから、お金ってなんだろう?貧富の差って何だろう?と感じたことが今回の南米の旅ではありました。

ひろゆき:でも、ボリビアでちょっとぼったくられたんですよ。でも、ぼったくった人たちがその分け前で仲間内で揉めていて、挙げ句の果てに僕らに向かって「俺らお前らからぼったくったんだけどさ、こいつら取り分払わねえんだよ」って愚痴ってきたんですよね。そいつも悪いやつだけど、お前も悪いやつじゃない?ってなりました。

――新しいですね(笑)。ちなみに、そういった出来事を通して、自分の中での価値観の変化などはありましたか?

東出:色々ありますけど、“羊の頭を茹でただけ”は絶対だめ。あれは想像を超えてきたな…。

ひろゆき:端的に言うと美味しくないんですよ。

東出:羊を食べる地域では、羊の色んな部位を食べるんですけど、「これは豪華なご馳走だぞ」って紹介されたのが頭だったんです。ご馳走っていうなら値段も他のものと比べて高いし、せっかくだったら頼んで見るかと思って頼んだら、茹でただけの羊の頭がきて…。

ひろゆき:羊の頭蓋骨を真っ二つにしたやつがそのままなんです。眼球もあるし頬肉もあるし、脳みそもあるし…頭の色々な部分なんですけど、味が全部一緒。というか、味付けをしてないし、美味しくする気がなさそうなんですよね。

東出:キツイところはキツイし、これは食べられないってところもある。食べたら口の中に草の匂いが一気に広がるし…。見ていただけたら結構ショッキングなものがいっぱいあると思います。

――本当に現地ではご馳走として食べられてるんですかね…?

東出:いや~どうだろう。現地の人は食べなかったからな…。めっちゃ笑ってましたよね、あの時。

ひろゆき:食うんだ、へ~…。みたいな感じでしたね。