# シュリンク・フレーション

景気が後退しているのに物価が上昇!? 「スタグフレーション」とは一体何?
2024.05.26

景気が後退しているのに物価が上昇!? 「スタグフレーション」とは一体何?

物価が上昇してお金の価値が下がることをインフレーション(インフレ)、物価が下落しお金の価値が上がることをデフレーション(デフレ)といいます。しかし、このどちらでもなく、景気は悪化しているのに、物価は上昇していく現象をスタグフレーションと呼びます。本記事では、スタグフレーションが起

ECBセンテノ氏、賃金伸び加速はインフレ懸念する理由にならず
2024.05.25

ECBセンテノ氏、賃金伸び加速はインフレ懸念する理由にならず

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー、センテノ・ポルトガル中銀総裁は24日、ユーロ圏の賃金の伸びが1-3月(第1四半期)に加速したことについて、インフレを懸念する理由にはならないとの見解を示した。センテノ氏は、ロシアのウクライナ侵攻を受けた消費者物価高騰

政府の賃金上昇の価格転嫁支援は理解できない、なぜ「スタグフレーション」を進めるのか
2024.05.25

政府の賃金上昇の価格転嫁支援は理解できない、なぜ「スタグフレーション」を進めるのか

● 物価上昇でも24年1~3月期成長率はマイナス スタグフレーションなのか、物価と賃金の好循環なのか? 先日、公表された2024年3月の実質賃金の対前年同月上昇率はマイナス2.5%だった(厚生労働省「毎月勤労統計調査速報」、従業員5人以上の事業所)。減少は24カ月連続で過去最長だ

東大名誉教授が教える「物価上昇」続く根本原因 よいインフレ・悪いインフレの決定的な違い
2024.05.24

東大名誉教授が教える「物価上昇」続く根本原因 よいインフレ・悪いインフレの決定的な違い

昨年からの歴史的な物価高が続き、1ドル=160円台の超円安や日経平均株価の最高値更新など、日本経済が大きく揺れ動いています。特にインフレは私たちの暮らしを直撃し、食費や生活費を節約するようになったという人も少なくないことでしょう。「物価が上がること自体は悪くない」と話すのは井堀利宏・東大名誉教

債券は下落か、利下げ観測後ずれで米金利上昇-超長期債には買い期待
2024.05.24

債券は下落か、利下げ観測後ずれで米金利上昇-超長期債には買い期待

(ブルームバーグ): 24日の債券相場は下落が予想されている。米国の経済統計で労働市場や企業活動の強さが示されて早期の利下げ観測が後退、長期金利が上昇した流れを引き継ぐ。一方、利回り上昇が大きい超長期債には値ごろ感から買いが入る公算がある。東海東京証券の佐野一彦チーフ債券ストラテ

【ドイツ】インフレ、再加速の可能性 賃金上昇が予想上回る=連銀月報
2024.05.23

【ドイツ】インフレ、再加速の可能性 賃金上昇が予想上回る=連銀月報

 中銀のドイツ連邦銀行は22日に発表した月報で、5月に国内のインフレ率が再び加速に転じ、今後数カ月はやや高い水準で推移するとの見通しを示した。賃金の上昇ペースが予想を上回り、サービス業の物価上昇圧力が強まっているためとしている。 労働協約で決まった賃金は手当や付加給付などを含める

韓国の政策金利3.5%で据え置き 11会合連続=物価上昇を懸念
2024.05.23

韓国の政策金利3.5%で据え置き 11会合連続=物価上昇を懸念

【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)は23日、定例の金融通貨委員会を開き、政策金利を年3.50%で据え置いた。据え置きは11会合連続。物価上昇率はいまだに高水準で、利下げを急げばインフレ圧力を強めるだけでなく、為替レートや家計債務、不動産市場も再び不安定化しかねないと警戒しているようだ。

2023年度の実質賃金 前年度比2.2%減少で2年連続マイナス    物価の伸びに賃上げ追いつかず
2024.05.23

2023年度の実質賃金 前年度比2.2%減少で2年連続マイナス 物価の伸びに賃上げ追いつかず

2023年度の物価の変動を差し引いた「実質賃金」は、前の年度と比べて2.2%減少しました。物価の伸びに賃上げが追い付かず、2年連続のマイナスになりました。厚生労働省が発表した「毎月勤労統計調査」によりますと、2023年度に労働者が受け取った現金給与の総額は月平均33万2533円で

南アCPI、4月は前年比+5.2%に鈍化
2024.05.23

南アCPI、4月は前年比+5.2%に鈍化

Bhargav Acharya[ヨハネスブルク 22日 ロイター] - 南アフリカ統計局が22日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.2%上昇と、前月の5.3%から伸びが鈍化した。ロイター調査によるエコノミスト予想は5.3%だった。アナリスト

FRB、ディスインフレ確信も「予想より時間かかる」=議事要旨
2024.05.23

FRB、ディスインフレ確信も「予想より時間かかる」=議事要旨

Howard Schneider[ワシントン 22日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が22日に公表した4月30日─5月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、政策当局者らは直近のインフレ率に失望感を示しながらもインフレ圧力の緩和に確信を持っていたことが

英インフレ率、4月は2.3%と予想ほど下がらず
2024.05.22

英インフレ率、4月は2.3%と予想ほど下がらず

(ブルームバーグ): 英政府統計局(ONS)が22日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.3%上昇し、前月の3.2%上昇から伸びが鈍化した。この数値は2021年夏以来の低水準で、イングランド銀行(英中央銀行)の目標値である2%に近づいたものの、エコノミストが予想していた数値の上

ハンガリー中銀、0.5%利下げ 追加緩和余地「極めて限定的」
2024.05.22

ハンガリー中銀、0.5%利下げ 追加緩和余地「極めて限定的」

Gergely Szakacs Anita Komuves[ブダペスト 21日 ロイター] - ハンガリー国立銀行(中央銀行)は21日、主要政策金利を市場の予想通り50ベーシスポイント(bp)引き下げて7.25%とした。サービス部門の強力な価格調整などのリスクがあるため、

円安で国内消費は「壊滅状態」に…日本経済をぶっ壊す「スタグフレーション」のヤバい現状
2024.05.22

円安で国内消費は「壊滅状態」に…日本経済をぶっ壊す「スタグフレーション」のヤバい現状

 足元で日本の景気が深刻な状況に陥っている。消費の低迷が著しく、ここまで状況がひどいのはリーマンショック以来といってよいだろう。物価上昇に賃金が追い付かず、日本経済は完全にスタグフレーションの様相を呈してきた。 内閣府が発表した2024年1~3月期のGDP(国内総生産)成長率は、

米家計、インフレになお苦悩 物価圧力緩和でも=FRB年次調査
2024.05.22

米家計、インフレになお苦悩 物価圧力緩和でも=FRB年次調査

[21日 ロイター] - 物価上昇圧力が緩和しているにもかかわらず、米家計は2023年後半も引き続きインフレに苦しめられていることが米連邦準備理事会(FRB)の年次調査で分かった。21日に公表された「家計経済と意思決定に関する調査(SHED)」によると、23年10月時点で

ウォラーFRB理事:利下げに「あと数カ月」良好なインフレ必要
2024.05.21

ウォラーFRB理事:利下げに「あと数カ月」良好なインフレ必要

(ブルームバーグ): 連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は21日、利下げを開始するには良好なインフレ数値を「あと数カ月」確認する必要があるとの見解を示した。ただし最近のデータは物価圧力を押し下げる進展が再開された可能性が高いことを示していると述べた。同理事は4月の消費者物

米国の消費者物価指数は見かけよりも高い? 隠れた「住宅保険料」というコスト
2024.05.21

米国の消費者物価指数は見かけよりも高い? 隠れた「住宅保険料」というコスト

定年退職者や定年を間近に控えた人々の間で高額な出費が急増しているが、それは米国の消費者物価指数(CPI)には含まれておらず、統計上のインフレ率には影響しない。米国の自動車保険料はここ数年で急上昇している。これにより、自動車の保有コストと維持コストは大幅に押し上げられ、CPIの上昇

インフレ率低下、持続可能かの判断は時期尚早=ジェファーソンFRB副議長
2024.05.21

インフレ率低下、持続可能かの判断は時期尚早=ジェファーソンFRB副議長

Michael S. Derby[20日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン副議長は20日、このところ複数のインフレ指標で鎮静化が示されていることは喜ばしいが、インフレ率が2%回帰への持続可能な軌道に戻ったかを判断するには時期尚早だと述べた。

インフレ指標に失望、当面引き締め政策が必要=バーFRB副議長
2024.05.21

インフレ指標に失望、当面引き締め政策が必要=バーFRB副議長

[アメリア島(米フロリダ州) 20日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のバー副議長(金融規制担当)は20日、年初来数カ月間の米国のインフレ指標は「期待外れ」で、FRBが金融政策を緩和するためには必要な証拠が不足していると述べた。 アトランタ連銀が開催した会

もはや事故レベル! 大谷翔平に一体、何が起こったのか…!? 劇的サヨナラヒット直後のチームメイトのリアクションが話題に ファン騒然「かけすぎだろw」「こっちまで嬉しくなる」
2024.05.20

もはや事故レベル! 大谷翔平に一体、何が起こったのか…!? 劇的サヨナラヒット直後のチームメイトのリアクションが話題に ファン騒然「かけすぎだろw」「こっちまで嬉しくなる」

【MLB】ドジャース3-2レッズ(5月19日(日本時間(5月20日)/ロサンゼルス)      5月19日(日本時間(5月20日)に米・カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで行われたロサンゼルス・ドジャース対シンシナティ・レッズの一戦で、ドジャース・大谷翔平のサヨナ

英中銀副総裁、利下げは「夏にかけてのある時期」に可能となるだろう
2024.05.20

英中銀副総裁、利下げは「夏にかけてのある時期」に可能となるだろう

(ブルームバーグ): イングランド銀行(英中央銀行)のブロードベント副総裁は、二次的なインフレ圧力が想定通りに低下した場合には「夏にかけてのある時期」に利下げが可能になるだろうと述べた。ブロードベンド氏はロンドンで講演し、賃金増加の持続性や企業が高い人件費を価格に転嫁しているかど