# エネルギー・電力インフラ

太陽光発電での組織的銅線窃盗が多発 換金防ぐ対策検討開始 持ち込まれた際には本人確認の義務化も 警察庁
2024.08.01

太陽光発電での組織的銅線窃盗が多発 換金防ぐ対策検討開始 持ち込まれた際には本人確認の義務化も 警察庁

太陽光発電施設での銅線を狙った組織的な窃盗が関東を中心に多発する中、警察庁は銅線が持ち込まれた際には本人確認を義務化する法改正も含めた検討をスタートさせました。太陽光発電施設の銅線を狙った窃盗は去年、関東を中心に5361件しました。今年もすでに4161件発生していて

好決算で大幅増配 商船三井の収益を押し上げた追い風
2024.08.01

好決算で大幅増配 商船三井の収益を押し上げた追い風

 商船三井は31日、2025年3月期の連結経常利益が前期比35%増の3500億円となる見通しを発表した。従来予想比1200億円の上方修正となり、過去3番目の好業績を見込む。円安に加えて、紅海の商船攻撃リスク長期化を背景としたコンテナ船需給のタイト化が利益を押し上げる。エネルギー事業でのケミカル

【ドイツ】ドイツ銀、風力融資加速へ EIBが5億ユーロてこ入れ
2024.08.01

【ドイツ】ドイツ銀、風力融資加速へ EIBが5億ユーロてこ入れ

 欧州投資銀行(EIB)とドイツの金融最大手ドイツ銀行は7月31日、風力発電の事業者を支援するため提携すると発表した。EIBによる5億ユーロのてこ入れによって、欧州での風力発電設置を加速させる狙いだ。 発表によると、EIBはドイツ銀行に5億ユーロ規模の契約履行保証を提供する。これ

【英国】英政府、再生エネ支援拡大 前政権計画から5億ポンド増
2024.08.01

【英国】英政府、再生エネ支援拡大 前政権計画から5億ポンド増

 英政府は7月31日、再生可能エネルギー発電の差額決済契約(CFD)に投じる予算を15億5,500万ポンドに引き上げると発表した。保守党前政権の計画から約5億ポンド増やすことになる。 予算のうち11億ポンドは洋上風力発電、1億8,500万ポンドは陸上風力発電や太陽光発電などの既存

『ノイエクラッセ』に搭載される次世代高電圧バッテリー、BMWが生産拠点を拡大
2024.08.01

『ノイエクラッセ』に搭載される次世代高電圧バッテリー、BMWが生産拠点を拡大

BMWグループは7月30日、次世代の高電圧バッテリーの生産ネットワークを大幅に拡大する計画を発表した。これにより、BMWグループは電動車の生産において「ローカル・フォー・ローカル」の原則を適用し、生産のレジリエンスを高めることを目指している。次世代EVの『ノイエクラ

仙台市地下鉄南北線が停電の影響で一時運転見合わせ 変電所のトラブルか
2024.08.01

仙台市地下鉄南北線が停電の影響で一時運転見合わせ 変電所のトラブルか

 仙台市地下鉄南北線が、変電所の停電の影響で一時全線で運転を見合わせました。 仙台市交通局によりますと1日午前10時20分ごろ、北仙台変電所で停電が発生し地下鉄南北線が全線で運転を見合わせました。 地下鉄は約10分後に復旧し運転を再開しましたが、更に長町南の変電所でも停電が発生し

「ペロブスカイト太陽電池」が日本を救う?エネルギー問題解決の切り札になる3つの理由
2024.08.01

「ペロブスカイト太陽電池」が日本を救う?エネルギー問題解決の切り札になる3つの理由

 次世代太陽電池の本命とされる「ペロブスカイト太陽電池」が、大きな注目を集めています。フィルムのように薄く、軽く、折り曲げも自在。主原料となるヨウ素は日本の生産量が世界シェアの3割を占めており、日本での量産化も可能なのです。温暖化ガスを排出しないため、再生可能エネルギー(再エネ)の切り札とも言

金属ケーブル盗、1年半で9522件 摘発の6割外国人 法規制検討
2024.08.01

金属ケーブル盗、1年半で9522件 摘発の6割外国人 法規制検討

 太陽光発電所の金属ケーブルが盗まれる被害が、昨年1月~今年6月の1年半に、38都道府県で計9522件起きていたことが警察庁のまとめでわかった。盗んだケーブルは金属買い取り業者などに持ち込まれ、流通しているとみられる。 警察庁は、ドラッグストアと衣料品店での大量万引きや自動車盗を

パナソニック、2024年度第1四半期決算 国内の車載電池需要減やテスラの生産調整などがマイナスに影響するも連結売上高は4.5%増の2兆1217億円
2024.08.01

パナソニック、2024年度第1四半期決算 国内の車載電池需要減やテスラの生産調整などがマイナスに影響するも連結売上高は4.5%増の2兆1217億円

 パナソニックホールディングスは7月31日、2024年度第1四半期(2024年4月~6月)連結業績を発表した。発表によると、車載電池などを担当する「エナジー」の売上高は、前年同期比11%減の2119億円、調整後営業利益が85億円減の217億円となった。なお、IRA(Inflation Redu

2030年までに「自動車産業600万人」の大リストラが起きる…これから「なくなる仕事」と「増える仕事」の全体像
2024.08.01

2030年までに「自動車産業600万人」の大リストラが起きる…これから「なくなる仕事」と「増える仕事」の全体像

世界はカーボンニュートラルに舵を切った。日本はどんな影響を受けるのか。経営戦略コンサルタントの夫馬賢治さんは「世界全体の雇用は増える。だが、日本はこのままだと『自動車』や『電力・エネルギー』に携わる人たちの雇用が大量に失われる」という――。 ※本稿は、夫馬賢治『データでわかる20

節約のため「お風呂は2日に1回」にしていましたが、真夏はさすがに毎日入りたいです。光熱費はどのくらい上がるのでしょうか?
2024.08.01

節約のため「お風呂は2日に1回」にしていましたが、真夏はさすがに毎日入りたいです。光熱費はどのくらい上がるのでしょうか?

お風呂とシャワーの光熱費について、気になる人は多いでしょう。「お風呂よりシャワーのほうが節約になる」と思う人も多いかもしれませんが、実際にどれくらいの節約効果があるのでしょうか。「お風呂に入りたいけど光熱費が気になってシャワーで我慢している」という方も多いかもしれません。特に夏場

猛暑で電気代も急上昇。「補助金復活」でも負担減が実感できない理由
2024.08.01

猛暑で電気代も急上昇。「補助金復活」でも負担減が実感できない理由

各地で40℃超えが相次ぐなど、記録的な暑さが続く日本列島。2024年の夏は、観測史上最も暑かった2023年に匹敵する酷暑になると予想されている。「命に関わる危険な暑さ」のなかで熱中症を避けるには、冷房は欠かせない。一方で、気になるのは電気代の上昇だ。物

日本メディアとして初の試乗!中国EV業界に衝撃が走った、シャオミ「SU7」リアルな乗り心地とサプライヤー大公開
2024.08.01

日本メディアとして初の試乗!中国EV業界に衝撃が走った、シャオミ「SU7」リアルな乗り心地とサプライヤー大公開

中国の自動車業界でいま大きな話題を呼んでいる、スマートフォン大手シャオミ(小米)初の電気自動車(EV)「SU7」に、日本メディアとして初めて試乗した。SU7が3月28日に発売されてから、わずか4分間で受注台数が1万台に達し、27分後には5万台を超えた。その後も受注台数が右肩上がり

韓国のEV登録台数60万台超え 67.2%が現代自グループ
2024.08.01

韓国のEV登録台数60万台超え 67.2%が現代自グループ

【ソウル聯合ニュース】韓国で電気自動車(EV)の累計登録台数が60万台を突破したことが1日までに分かった。 韓国自動車モビリティ産業協会(KAMA)や国土交通部などの資料によると、6月末時点のEV登録台数は累計60万6610台。2017年の統計開始から約7年で60万台の大台を突破

〔欧州株式〕軒並み上昇=英1.13%高、独0.53%高(31日)
2024.08.01

〔欧州株式〕軒並み上昇=英1.13%高、独0.53%高(31日)

 【ロンドン時事】31日の欧州株式市場は軒並み上昇した。英FT100種平均株価指数(FTSE100)は前日終値比93.57ポイント(1.13%)高の8367.98で引けた。 ドイツ株式主要40銘柄指数(DAX)は0.53%高、フランスCAC40種指数は0.76%高、ストックス欧州

敦賀2号機、8月2日社長と面談し最終判断 規制委「初の不適合」事実上了承
2024.07.31

敦賀2号機、8月2日社長と面談し最終判断 規制委「初の不適合」事実上了承

原子力規制委員会は31日、日本原子力発電が再稼働を目指す敦賀原発2号機(福井県)について、原発の安全基準を定めた新規制基準に適合しないと結論づけた審査チームの判断を事実上了承した。平成24年の規制委発足後、初の不合格になる見通しで、8月2日に日本原電の村松衛社長と意見を交わし、今秋に正式決定す

河野デジタル相、原発など視察 再稼働必要との認識示す
2024.07.31

河野デジタル相、原発など視察 再稼働必要との認識示す

河野デジタル相は昨今の電力需要の高まりを受け、原子力発電所の再稼働を含めた電力供給が必要との認識を示しました。河野大臣は31日、茨城県の東海第二原発や、核融合エネルギーの研究現場を視察しました。視察後、河野大臣はエネルギー政策について「生成AIやデータセンターなどに

茂木氏、シンガポール首相と会談 GX実現に向けた東南アジア諸国との連携確認「日本の技術を活用できる」
2024.07.31

茂木氏、シンガポール首相と会談 GX実現に向けた東南アジア諸国との連携確認「日本の技術を活用できる」

東南アジア4カ国を歴訪中の自民党の茂木敏充幹事長は31日、シンガポールで脱炭素化に向けた水素活用事業の実証実験現場を視察し、GX(グリーン・トランスフォーメーション)推進に関する東南アジア諸国との連携に関し「日本の技術、ノウハウを活用できる」として連携を深めていく意向を示した。茂

「脱原発」イメージ払拭へ 河野大臣 原発視察などで現実的なエネルギー政策進める姿勢
2024.07.31

「脱原発」イメージ払拭へ 河野大臣 原発視察などで現実的なエネルギー政策進める姿勢

河野デジタル大臣は、原子力発電所や次世代エネルギーとして注目される核融合の研究施設などを視察し、将来的な電力需要の増加に対応できるエネルギー政策の重要性を強調しました。河野デジタル大臣「これから日本のエネルギー需要というのが、かなり大きな幅を持って、なおかつ需要が増

電力大手、8社減益 電気料金が下落 4~6月期
2024.07.31

電力大手、8社減益 電気料金が下落 4~6月期

 電力大手10社の2024年4~6月期連結決算が31日に出そろい、純利益は8社で減益、沖縄電力は純損益が赤字となった。 電力の販売単価が低下したことが収益悪化につながった。 四国電力は、純利益が前年同期比2倍超の240億円と過去最高を更新。原発稼働が利益を押し上げた