# CO₂削減

新HIV薬でCO2排出削減 塩野義開発、2千万トン超
2024.07.16

新HIV薬でCO2排出削減 塩野義開発、2千万トン超

 【ジュネーブ共同】塩野義製薬が開発に携わった抗エイズウイルス(HIV)薬「ドルテグラビル」の使用が中低所得国で急速に拡大しており、二酸化炭素(CO2)の排出量削減につながるとの予測が15日、発表された。少量の原料で製造できるためで、2017年から27年までの削減量は計2600万トンと見込まれ

日本初エコな取り組み 砂の代わりにCO2取り込んだホタテの貝殻をアスファルトに混ぜCO2削減 八雲町
2024.07.15

日本初エコな取り組み 砂の代わりにCO2取り込んだホタテの貝殻をアスファルトに混ぜCO2削減 八雲町

名産品を活用した日本初のエコな取り組みです。北海道八雲町でホタテの貝殻を使ったアスファルト舗装が行われました。北海道南部で年間およそ5万7000t水揚げされるホタテ。前田愛奈記者)「高いですね。この山全部ホタテ貝でできているんです」。八雲

[15秒でニュース]いすゞ、工場の構内循環バスとしてフルフラットEVバスを運行開始
2024.07.11

[15秒でニュース]いすゞ、工場の構内循環バスとしてフルフラットEVバスを運行開始

いすゞ自動車は7月2日、国内初のバッテリーEVフルフラット路線バス『エルガEV』を藤沢工場の構内循環バスとして運行開始した。2050年までに温室効果ガスゼロを目指す取り組みの一環で、CO2を排出しないエルガEVを採用。エルガEVはフルフラットフロアを特徴とし、従業員約6000人の日々の移動手段

ANA、京セラにSAF証書。普及促進、フォワーダーと連携
2024.07.10

ANA、京セラにSAF証書。普及促進、フォワーダーと連携

 全日本空輸(ANA)は8日、電子部品大手の京セラに、SAF(持続可能な航空燃料)の利用で削減できたCO2(二酸化炭素)排出量を示すCO2削減証書(SAF証書)を発行すると発表した。航空会社が荷主に直接、SAF証書を発行する分かりやすい仕組みを通じ、SAFの普及に弾みをつける。京セラから航空輸

大阪ガス、万博で「カーボンニュートラルガス」供給
2024.07.09

大阪ガス、万博で「カーボンニュートラルガス」供給

 大阪ガス <9532> は8日、2025年大阪・関西万博で二酸化炭素(CO2)排出が実質的にゼロの「カーボンニュートラルガス」を供給することが決まったと発表した。再生可能エネルギーの活用や森林整備などによるCO2の削減・吸収分を国が認定したカーボンクレジット「J―クレジット」のほか、他のガス

全日空、京セラにCO2削減証書
2024.07.08

全日空、京セラにCO2削減証書

 全日本空輸は8日、持続可能な航空燃料(SAF)を用いて輸送する貨物の荷主企業に二酸化炭素(CO2)の削減証書を発行するサービスについて、京セラ <6971> に初めて適用したと発表した。従来、代理店となるフォワーダー(貨物利用運送業者)に提供していたサービスを荷主にも拡大。荷主らはサプライチ

水素燃焼の実証開始 愛知製鋼、刈谷工場で
2024.07.06

水素燃焼の実証開始 愛知製鋼、刈谷工場で

 愛知製鋼は5日、刈谷工場(刈谷市)の鋼材熱処理炉で、水素燃焼技術の実証実験を開始したと発表した。水素燃焼に関するノウハウや知見を収集し、他工場での水素利活用の展開を目指す。 刈谷工場では、省エネ活動に加え、「再エネ電力」、「カーボンニュートラル都市ガス」の導入により、2022年

CO2削減には[ハイブリッド]!! 高速巡行は[ホンダ]が一番! 実は明確に違った各メーカーの得意種目は?
2024.07.03

CO2削減には[ハイブリッド]!! 高速巡行は[ホンダ]が一番! 実は明確に違った各メーカーの得意種目は?

 欧州を中心にBEV一辺倒の近未来に翳りが見えてきた。そうなると、やっぱりニッポンのお家芸であるハイブリッドが総合力で魅力的!そこで、トヨタ、日産、ホンダのストロングハイブリッドを三つ巴で徹底比較する!!※本稿は2024年5月のものです文:鈴木直也/写真:平野 学・

マッシュスタイルラボ 中国の工場で進む省エネ行動 決め手はポスター
2024.07.03

マッシュスタイルラボ 中国の工場で進む省エネ行動 決め手はポスター

マッシュスタイルラボは、2022年に立ち上げた「マッシュスタイルラボ サステナブルアライアンス」の取り組みとして、サプライヤーにおけるCO2排出量削減の活動を広げている。同アライアンスは6社が参加する原料調達・生産工程と、4社から成る流通過程があり、それぞれに適した排出量削減のアプローチを実施

軽より小さいマイクロモビリティは日本で明らかに失敗! 原因は「日本には軽自動車があるから要らない」じゃなかった
2024.06.30

軽より小さいマイクロモビリティは日本で明らかに失敗! 原因は「日本には軽自動車があるから要らない」じゃなかった

 EVシフトが勢いを失い、代わりにハイブリッド車が盛り返しつつある現在。そもそも日本では発電のほとんどか火力なので、EVにしてもカーボンニュートラルにならないという主張もある。でもその前に、大事なことを忘れてはいないだろうか。 そもそもクルマは数ある乗り物のなかでも、ひとりあたり

日立建機が「兵庫―茨城間」鉄道輸送、独自コンテナの仕様
2024.06.30

日立建機が「兵庫―茨城間」鉄道輸送、独自コンテナの仕様

日立建機はオリジナルデザインのコンテナを使った鉄道輸送を開始した。ナブテスコの西神工場(神戸市西区)から日立建機の茨城県地区の拠点に納入する建設機械・鉱山機械用部品の輸送ルートで、従来のトラック輸送から切り替えた。兵庫県と茨城県間を月2往復の頻度で運行予定。オリジナルデザインと別に、一般のコン

長谷工がマンション建設に初採用、フル電動自走式クレーンの性能
2024.06.28

長谷工がマンション建設に初採用、フル電動自走式クレーンの性能

長谷工コーポレーションは横浜市内の新築マンション工事で、フル電動のラフテレーンクレーンを導入した。協力会社の千代一工業(横浜市金沢区)が、タダノ製の「EVOLT eGR―250N」を稼働。従来のディーゼルモデルが走行・揚重作業時に排出する1台当たり年平均計約27トンの二酸化炭素(CO2)をゼロ

脱炭素で他国支援、めど3割 政府、民間投資呼び込み加速へ
2024.06.27

脱炭素で他国支援、めど3割 政府、民間投資呼び込み加速へ

 他国の脱炭素を技術支援し、二酸化炭素(CO2)などの排出削減量を両国で分け合う仕組みを巡り、2030年度までに累計1億トン削減を目指す日本政府の目標に対し、23年度末時点でめどが立ったのは約2800万トンだったことが27日、分かった。13年のスタート後、伸び悩んでおり、政府は技術支援に関する

大気汚染で年間4000人死亡! そんな渋滞ロンドンに登場した「信号システム」の驚きパフォーマンスとは
2024.06.27

大気汚染で年間4000人死亡! そんな渋滞ロンドンに登場した「信号システム」の驚きパフォーマンスとは

 欧州で一番交通渋滞がひどい都市はロンドンである。2023年、それは過去最高レベルとなった。 交通情報企業の米インリックス(INRIX)社が発表したデータによれば、2023年にロンドンのドライバーが渋滞に費やした時間は99時間、つまり「年間4日間」ほど

キンドリル、パナソニックISのデータセンター温熱環境刷新を支援
2024.06.25

キンドリル、パナソニックISのデータセンター温熱環境刷新を支援

 キンドリルは、パナソニック インフォメーションシステムズ(パナソニックIS)のグループ基幹システム運用データセンターにおいて温熱環境の検証を実施し、空調機10台を削減したと発表した。これにより同データセンターの温熱環境を最適化し、パナソニックISでのサステナビリティー(持続可能性)の向上に貢

EVの逆風で注目高まる「PHEV」がいまひとつメジャーになり切れないのはなぜか?
2024.06.25

EVの逆風で注目高まる「PHEV」がいまひとつメジャーになり切れないのはなぜか?

 外部電源からの充電が可能で、バッテリーが切れた後も低燃費で走行可能というプラグインハイブリッドカー。現在は価格の高さから販売台数は限定的だが、今後の技術進化によっては環境ソリューションのメインストリームになる可能性も秘めており、世界のメーカーによる開発競争の激化は必至だ。果たしてどこまで普及

キンドリル、パナソニックグループ基幹データセンターの温熱環境を刷新、CO2排出量削減に貢献
2024.06.24

キンドリル、パナソニックグループ基幹データセンターの温熱環境を刷新、CO2排出量削減に貢献

 キンドリルジャパン株式会社(以下、キンドリル)は24日、パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(以下、パナソニックIS)がグループ向け基幹システムを運用しているデータセンターについて、キンドリルのカーボンマネジメントソリューションやデータセンター設備の知見やスキルを活用し、温熱環

エアコン室外機に遮熱塗料塗装サービス キングジム
2024.06.21

エアコン室外機に遮熱塗料塗装サービス キングジム

キングジムとコバヤシは、法人向けに「エアコン室外機への遮熱塗料 塗装サービス」を開始した。オフィスビルや商業施設などのエアコン室外機を対象とし、CO2排出量・電気代削減に繋げる。エアコン室外機と周辺の床に遮熱塗料の塗装を行ない、同様の遮熱塗料を塗装した専用ルーバーを設置するサービ

農業ビジネス収益化へ トヨタグループ モノづくり技術で課題解決
2024.06.21

農業ビジネス収益化へ トヨタグループ モノづくり技術で課題解決

 トヨタグループ各社が取り組む農業ビジネスが、収益化に向けて着実に歩みを進めている。豊田合成は、二酸化炭素(CO2)を排出しないイチゴの栽培技術について、今月から屋外での本格的な実証を開始。デンソーはソフトウエア技術を生かした収穫ロボットの販売を欧州で始めた。日本の農業は高齢化や人手不足を背景

ぜんぶエンジン「ナゾ配置」…なぜ? エンブラエルの「未来の旅客機」が革新設計すぎる! しかも4種類
2024.06.15

ぜんぶエンジン「ナゾ配置」…なぜ? エンブラエルの「未来の旅客機」が革新設計すぎる! しかも4種類

 ブラジルの航空機メーカー、エンブラエルは2024年現在、新型航空機開発プロジェクト「ENERGIA」を進めています。このプロジェクトでは4つのコンセプトで開発された旅客機がラインナップ予定ですが、いずれもプロペラ機では珍しく、エンジンが胴体最後部に備わる「リアエンジン機」であるという特徴を持