# 金利政策

7月「日銀会合」に向け「変動金利」上昇のカウントダウン それでも「ネット銀行」の金利引き上げが一筋縄ではいかない理由
48分前

7月「日銀会合」に向け「変動金利」上昇のカウントダウン それでも「ネット銀行」の金利引き上げが一筋縄ではいかない理由

 7月31日に控える日銀政策決定会合に向け、少しずつマーケットが利上げを織り込み始めている。特に長期金利に連動する住宅ローンの「10年固定金利」の適用金利は1.58%、「フラット35」は1.84%と、高止まりが続いている。一方、短期金利に連動する「変動金利」では0.38%と低位で安定しているが

NY円、160円台後半 半年で20円安、収束見えず
2024.06.29

NY円、160円台後半 半年で20円安、収束見えず

 【ニューヨーク共同】28日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午後5時現在、前日比12銭円安ドル高の1ドル=160円84~94銭を付けた。米長期金利が上昇し、日米金利差を意識した円売りドル買いが優勢だった。円はドルに対し、年明け以降の半年間で20円近く下落しており、歴史的な円安圏で推移する。

1ドル=160円台に下落、約2カ月ぶり 為替介入への警戒感高まる
2024.06.26

1ドル=160円台に下落、約2カ月ぶり 為替介入への警戒感高まる

 26日の外国為替市場で対ドル円相場が一時、4月29日以来、約2カ月ぶりに1ドル=160円台まで下落した。日本と米国との金利差が改めて意識され、金利の低い円を売って金利の高止まりが続くドルを買う動きが進んでいる。 前回160円台をつけた際には急激な円買いの動きがあった。このため、

企業の借入金利、半数超が前年度から「上昇」 上昇幅最多は「+0.1%未満」、平均借入金利3年ぶり1%台
2024.06.26

企業の借入金利、半数超が前年度から「上昇」 上昇幅最多は「+0.1%未満」、平均借入金利3年ぶり1%台

 日本銀行がマイナス金利政策の解除を決定して3ヵ月が経過した。この間、短期金利が低水準で推移する一方、国内債券市場では長期金利が11年ぶりに一時1%台まで上昇したほか、国内金融機関では預金金利の引き上げといった動きが進み、「金利のある世界」への突入が鮮明となっている。 企業でも支

1ドル=1400ウォンが「ニューノーマル」になる恐れも…4月の危機とは異なる
2024.06.25

1ドル=1400ウォンが「ニューノーマル」になる恐れも…4月の危機とは異なる

 ウォンが再び1ドル=1400ウォンに近づき、ウォン相場をめぐる懸念が高まっている。しかし、4月中旬のウォン安危機とは雰囲気が異なる。4月は内外の不確実性が重なり、株式、債券、ウォンの価値が共に下落するトリプル劣勢現象が現れたが、現在は株価と債券価格はいずれも上昇傾向を示しているためだ。

ECBの金利、米国と大きく乖離する可能性低い-シュナーベル理事
2024.06.25

ECBの金利、米国と大きく乖離する可能性低い-シュナーベル理事

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル理事は、ユーロ圏の金利が米国と大きく乖離(かいり)する方向に進む可能性は低いとの見解を示した。シュナーベル氏は24日、ベルリンで開かれたパネルディスカッションで、「これまでのところ、実際あまりそうなっていない。マクロ経済は

マイナス金利政策解除→「持ち家の購入時期を早めたい」と考える人は4割超
2024.06.23

マイナス金利政策解除→「持ち家の購入時期を早めたい」と考える人は4割超

日本銀行は、2024年3月に2016年以来続けてきたマイナス金利政策の解除を決定しました。マーケティング支援事業を提供する株式会社ネオマーケティング(東京都渋谷区)が実施した「マイナス金利」に関する調査によると、「マイナス金利政策の解除による影響を知っている」と答えた人は約2割にとどまることが

【英国】中銀、金利5.25%に据え置き 7会合連続、8月利下げに含み
2024.06.21

【英国】中銀、金利5.25%に据え置き 7会合連続、8月利下げに含み

 英中銀イングランド銀行は20日、前日に開いた金融政策委員会(MPC)で、政策金利を5.25%に据え置くことを決めたと発表した。大方の予想通り、7会合連続での据え置きとなった。インフレ率は中銀目標の2%まで減速したものの、持続的にこの水準にとどまることを見極める必要があると判断した。ただ、早け

「ゼロ金利政策の解除」はゴルファーにどんな影響があるのか?【老後のゴルフ資金作り】
2024.06.19

「ゼロ金利政策の解除」はゴルファーにどんな影響があるのか?【老後のゴルフ資金作り】

リタイア後に「夢のゴルフ三昧生活」をもくろむゴルフ雑誌編集者K。保険の見直しをしようとしていた矢先、飛び込んできたのは「ゼロ金利政策の解除」。もうワケがわからない! ということで、保険のスペシャリスト、賀集一弥氏に聞いてみた。◇ーーゼロ金利が解除されて金利が上がると

豪中銀、政策金利据え置き 追加利上げ排除せず
2024.06.18

豪中銀、政策金利据え置き 追加利上げ排除せず

[シドニー 18日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)は18日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを市場の予想通り12年ぶり高水準の4.35%に据え置いた。インフレの抑制に必要であれば追加利上げを排除しないと改めて表明した。

肩透かしの感…国債購入減額「方針だけ決定・金額は後から」 腰が引けた円安対応策の理由【播摩卓士の経済コラム】
2024.06.15

肩透かしの感…国債購入減額「方針だけ決定・金額は後から」 腰が引けた円安対応策の理由【播摩卓士の経済コラム】

「方針決定だけで、具体的な話はこれからか」と、肩透かしの感を受けました。3月にマイナス金利政策を解除した日銀が、「金利」だけでなく、「量」の引き締めにも踏み込むことになるのですが、円安抑止のパンチ力は弱く、発表を受けた為替市場では、一時、1ドル=158円台まで逆に円安が進みました

ECB金利、恐らく当面は平均を上回る必要-エストニア中銀総裁
2024.06.13

ECB金利、恐らく当面は平均を上回る必要-エストニア中銀総裁

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのミュラー・エストニア中銀総裁は、ユーロ圏のインフレ率が再度上昇する可能性があると指摘、目標の2%にはまだ到達していないと述べた。ミュラー氏は13日、タリンで議員らに対し、「5月のユーロ圏インフレ率速報値で見られたよう

債券市場、年内の米利下げ2回の確信強める-タカ派気味FRBと乖離
2024.06.13

債券市場、年内の米利下げ2回の確信強める-タカ派気味FRBと乖離

(ブルームバーグ): 債券トレーダーは利下げに賭ける投資を再開し、米連邦準備制度からの抵抗に直面しても確信は揺らがなかった。米連邦公開市場委員会(FOMC)は12日、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標を2001年以来の高水準の5.25-5.5%に据え置くことを決定し、FOMC

FRB、年内1回の利下げ予想 大統領選前の動き想定されず
2024.06.13

FRB、年内1回の利下げ予想 大統領選前の動き想定されず

Howard Schneider Ann Saphir[ワシントン 12日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は11─12日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を5.25─5.50%に据え置いた。最新の金利・経済見通しでは年内

米5月物価指数、3.3%上昇 2カ月連続で伸び率縮小
2024.06.12

米5月物価指数、3.3%上昇 2カ月連続で伸び率縮小

 【ワシントン共同】米労働省が12日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で3.3%上昇した。伸び率は2カ月連続で縮小し、市場予想をわずかに下回った。変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は3.4%上昇と、こちらも市場予想をわずかに下回った。 米連邦準備制度理事

打って出る欧州、遅れる米国…韓国の利下げはいつ?
2024.06.10

打って出る欧州、遅れる米国…韓国の利下げはいつ?

ユーロ圏が米国より先に利下げに出て韓国の基準金利引き下げ時期に対する関心も大きくなっている。だが物価と為替相場の不安が大きい韓国は米国に先立って金利を下げるのは容易でないと指摘される。ユーロ圏とカナダとは違い米国の利下げ時期は依然として五里霧中だ。米国労働統計局は7日、先月の農業

ECB総裁、高インフレとの闘いまだ終わっていない-警戒続ける必要
2024.06.08

ECB総裁、高インフレとの闘いまだ終わっていない-警戒続ける必要

(ブルームバーグ): 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、インフレとの闘いはまだ終わっていないとし、政策当局者は今週の会合で借り入れコストを引き下げたものの、警戒を続ける必要があるとの考えを示した。ラガルド氏は「多くの面で前進が見られる」とオーストリア紙スタンダードなど欧州各

米利下げ回数は「2回」に修正されると予想 ~来週の「6月FOMC」の注目点【解説:三井住友DSアセットマネジメント・チーフマーケットストラテジスト】
2024.06.07

米利下げ回数は「2回」に修正されると予想 ~来週の「6月FOMC」の注目点【解説:三井住友DSアセットマネジメント・チーフマーケットストラテジスト】

チーフマーケットストラテジスト・市川雅浩氏(三井住友DSアセットマネジメント株式会社)が解説します。●政策金利は据え置きへ、声明は一部修正の可能性も、織り込み済みで市場への影響は限定的。●ドットチャートは年内2回の利下げ示唆に修正を予想、ただ来年以降のドットの動きも

ECB0.25%利下げ、4年9カ月ぶり 「会合ごとに」政策判断
2024.06.06

ECB0.25%利下げ、4年9カ月ぶり 「会合ごとに」政策判断

[フランクフルト 6日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は6日、主要政策金利の0.25%ポイント引き下げを決定した。利下げは2019年9月以来、4年9カ月ぶり。中銀預金金利を過去最高の4.0%から3.75%に引き下げた。リファイナンス金利は4.50%から4.25%に

当面は政策維持妥当、物価目標達成へ千載一遇のチャンス-中村日銀委員
2024.06.06

当面は政策維持妥当、物価目標達成へ千載一遇のチャンス-中村日銀委員

(ブルームバーグ): 日本銀行の中村豊明審議委員は6日、当面は現状の政策維持が妥当とした上で、2%の物価目標達成へ「千載一遇のチャンス」をつかみかけているとの見解を示した。北海道金融経済懇談会で講演した。中村氏は、「当面は現状の政策維持が妥当と考えている」と述べるとともに、「2%