# 農耕

農耕開始から国家誕生までの4000年に何があったのか...デヴィッド・グレーバーの遺作『万物の黎明』の自然科学研究への影響
2024.08.07

農耕開始から国家誕生までの4000年に何があったのか...デヴィッド・グレーバーの遺作『万物の黎明』の自然科学研究への影響

ともにデヴィッド・グレーバーの『ブルシット・ジョブ』を愛読していた、2人の生命科学研究者がグレーバーの遺作『万物の黎明』を手に取ったのは自然の流れだった...。代謝適応進化を研究する小埜栄一郎(サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社主幹研究員)と代謝工学を研究する松田

神への供え物を頭にのせ、白装束姿の「宇奈利」が練り歩く…熊本県・阿蘇神社の「御田祭」
2024.07.29

神への供え物を頭にのせ、白装束姿の「宇奈利」が練り歩く…熊本県・阿蘇神社の「御田祭」

 「御田祭」の名で親しまれる阿蘇神社(熊本県阿蘇市)の御田植神幸式が28日行われた。神々が乗ったみこしを中心に、神への供え物を頭にのせた白装束姿の女性「宇奈利」ら約200人の行列が神社周辺を練り歩き、五穀豊穣を祈願した。 国の重要無形民俗文化財「阿蘇の農耕祭事」の一つで、神々が稲

今田耕司は頑なに「中山クン」と呼び続けた 吉本芸人一派からは“仮想敵”…「農耕型タレント」中山秀征の矜持
2024.07.21

今田耕司は頑なに「中山クン」と呼び続けた 吉本芸人一派からは“仮想敵”…「農耕型タレント」中山秀征の矜持

 テレビタレントには「狩猟型」と「農耕型」の二種類のタイプがいる。狩猟型タレントは、獲物を狩るような派手な動きで見せ場を作ることを得意とする。芸人であれば巧みな話術や体を張ったリアクションで爆発的な笑いを起こしたりする。その人を見るために番組をチェックする、という積極的な視聴行動の対象になる。

5000年前に殺された「ビットルプマン」の驚きの生涯が判明、2つの異なる世界を生きていた
2024.07.18

5000年前に殺された「ビットルプマン」の驚きの生涯が判明、2つの異なる世界を生きていた

 1915年にデンマーク北部のビットルプ村で泥炭を掘っていたとき、砕けた頭骨を含む人骨と(この人物の殺害に使ったと思われる)こん棒、ウシの骨、器が見つかった。この人骨は「ビットルプマン」と呼ばれ、デンマークの先史時代に関する遺伝学的な研究の対象となった。2014年の研究は、ビットルプマンが別の

御利益は跳ねた泥にあり? 豊作願い、宮崎で伝統の「御田祭」
2024.07.07

御利益は跳ねた泥にあり? 豊作願い、宮崎で伝統の「御田祭」

 豊作や無病息災を願う農耕行事「御田祭(おんださい)」(宮崎県無形民俗文化財)が7日、同県美郷町西郷の田代神社神田であった。県内外から訪れた大勢の観客が見守る中、白装束姿の男衆が神馬にまたがり泥しぶきを上げ、勇壮に田を疾走した。 行事は平安期に始まり、約1000年の歴史を持つとさ

【文化中国】中国の「農耕文明」を今に伝える皇帝の「1ムー3分」の畑
2024.06.21

【文化中国】中国の「農耕文明」を今に伝える皇帝の「1ムー3分」の畑

【東方新報】北京市朝陽区(Chaoyang)に位置するビジネスセンター「北京商務中心区(CBD)」で働く女性・李(Li)さんは、勤務の合間に「先農壇(Xiannongtan)」の畑で、子どもと一緒に鎌を握って、小麦を刈った。「先農壇」は、北京の中軸線の南端の西側に位置し、かつて古

98年の歴史に幕 雑誌「農耕と園藝」が休刊
2024.06.20

98年の歴史に幕 雑誌「農耕と園藝」が休刊

 野菜や花、果樹生産の技術情報を中心に、新品種や資機材など幅広い情報を発信してきた雑誌「農耕と園藝」が、現在発売中の2024年夏号で休刊する。前身を創刊した1926年以来、98年にわたって発行を続けてきた歴史にいったん、幕を下ろす。 46年に発行した同誌の第1巻には、NHK朝の連

「里山の風景に日本の音が合う」人間国宝の大倉源次郎さん能楽奉納、御田植祭
2024.06.10

「里山の風景に日本の音が合う」人間国宝の大倉源次郎さん能楽奉納、御田植祭

 京都府福知山市大江町の元伊勢内宮皇大神社の神事「御田植祭」が、同町毛原の棚田で営まれた。能楽の小鼓方で人間国宝の大倉源次郎さん(66)らが能楽を奉納し、住民ら約20人と五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。 大倉さんが発起人を務める「元伊勢能実行委員会」が、農業と芸能が密接だった古式

「縄文農耕論」進展の出発点、炭化種子の発見から50年 提唱者の藤森栄一が没した翌年に発見、学界は「栽培植物が出ていない」と冷ややかだった
2024.06.09

「縄文農耕論」進展の出発点、炭化種子の発見から50年 提唱者の藤森栄一が没した翌年に発見、学界は「栽培植物が出ていない」と冷ややかだった

 長野県の諏訪市博物館と一般社団法人大昔調査会は、同市の荒神山(こうじんやま)遺跡の縄文中期の竪穴住居跡から、炭化種子の塊が発見されて50年になるのを機に、6月から同館でこの種子を特別展示している。種子発見は諏訪市出身の考古学者藤森栄一(1911~73年)が唱えた「縄文農耕論」進展の出発点とな

岩手の夏の風物詩「チャグチャグ馬コ」の本番前に農耕馬の田植え準備を保育園児らが体験
2024.05.30

岩手の夏の風物詩「チャグチャグ馬コ」の本番前に農耕馬の田植え準備を保育園児らが体験

華やかな装束や鈴で着飾った農耕馬が岩手県滝沢市から盛岡市まで練り歩く初夏の風物詩「チャグチャグ馬コ」(6月8日)を前に30日、滝沢市で保育園児らが本番にも登場する農耕馬による田植えの準備作業を体験した。チャグチャグ馬コは過酷な農作業に従事する農耕馬に感謝する伝統行事(6月第2土曜

野外保育で馬耕体験 長野県中川村の「もりっこ」
2024.05.20

野外保育で馬耕体験 長野県中川村の「もりっこ」

 長野県中川村の野外保育「もりっこ」は19日、同村片桐の水田で馬による代かき体験を行った。保育を利用する親子ら約20組50人が参加。田を耕す農具と一緒に子どもたちは農耕馬に引かれ、懐かしい農村風景に触れた。 村内の奏の森を拠点に、自然に親しみながら活動するもりっこ。4年前から稲作

赤磐市で農耕車が畑に転落 男性が重体模様【岡山】
2024.05.18

赤磐市で農耕車が畑に転落 男性が重体模様【岡山】