# 蹄

【装蹄師・西内荘コラム】メジロマックイーン、エアグルーヴなど思い出の古蹄鉄
2024.09.14

【装蹄師・西内荘コラム】メジロマックイーン、エアグルーヴなど思い出の古蹄鉄

 新しい装蹄所に引越しするのに9月から1ヶ月の間に完了しなければならないのですが、重たい機器等もあるので装蹄の合間や仕事が終わってから少しずつ進めているので中々思うようには進んで行ってない状況です。 それにJRAで開業して38年は現役では最長で、その分今では見かけない蹄鉄や道具も

金丸さん(宮崎市)最優秀賞 九州・沖縄地区牛削蹄競技大会 宮崎県勢4人 11月全国大会へ
2024.09.11

金丸さん(宮崎市)最優秀賞 九州・沖縄地区牛削蹄競技大会 宮崎県勢4人 11月全国大会へ

 削蹄技術を競う第45回九州・沖縄地区牛削蹄競技大会(九州・沖縄地区装削蹄師連絡協議会主催)は10日、都城市の高千穂牧場であった。大分、佐賀県を除く九州・沖縄6県の地方大会の成績上位計30人が出場。9人が参加した本県は、計4人が全国大会の出場権を獲得した。

【装蹄師・西内荘コラム】新しい装蹄所へ引っ越し
2024.09.07

【装蹄師・西内荘コラム】新しい装蹄所へ引っ越し

 調教開始時間が少し遅くなり残暑ながらも秋を感じるようになりました。先週も札幌2歳Sのマジックサンズに、小倉2歳Sのエイシンワンドの2歳勢とショウナンバシットとメインジャックで夏を締めくくれ嬉しい限りで、それに2歳戦は来年の楽しみになるので励みになります。 9月に入って新しい装蹄

ドルチェモア、復活の鍵は『ソフト仕上げ』 精神面を重視、蹄への負荷分散に特殊な蹄鉄も導入【京王杯AH】
2024.09.05

ドルチェモア、復活の鍵は『ソフト仕上げ』 精神面を重視、蹄への負荷分散に特殊な蹄鉄も導入【京王杯AH】

◇京王杯AH(G3・8日・中山・芝1600メートル) 新天地で復活の糸口を見つけてみせる。2022年の朝日杯FSを勝ったドルチェモア(牡4歳、栗東・高橋一)は3歳春のNHKマイルC12着から8戦連続2桁着順の長いトンネルを抜け出せずにいる。不振脱却に向け、前走のダービー卿CT13

【装蹄師・西内荘コラム】魅力的な2歳勢が出走
2024.08.31

【装蹄師・西内荘コラム】魅力的な2歳勢が出走

 ノロノロ台風に翻弄され予定通りに進まない週末になりそうです。火曜日にブリダーズゴールドカップを快勝したオーサムリザルト。これで7戦全勝、本場のBCにも期待ができます。 そこまでは順調だったのですが、週末は新しい装蹄所が出来上がりその引越しと、その前に最終週の札幌から北海道の牧場

【装蹄師・西内荘コラム】門別オーサムリザルト無傷の連勝に期待
2024.08.24

【装蹄師・西内荘コラム】門別オーサムリザルト無傷の連勝に期待

 これだけ湿度が高く暑いにもかかわらず日照時間が短くなって蝉の鳴き声もまばらになってくると、こと朝は調教時間が夏時間なので早めの装蹄予定を組むと暗いうちから装蹄することも増えてきたので夏の終わりを実感します。 暑さももう少しと思う反面、夏が終わる思うと寂しい気持ちになるのは不思議

【装蹄師・西内荘コラム】 同郷のメダリストに歓喜
2024.08.17

【装蹄師・西内荘コラム】 同郷のメダリストに歓喜

 パリオリンピックが終わり私の睡眠不足は解消されましたが、テレビ番組はほぼニュースかスポーツ番組しか見ないので脱力感が募ります。レスリングでは同郷の高知県香南市出身、桜井つぐみ選手ど清岡幸太郎選手が金メダルの快挙には歓喜しました。実家のすぐ近くの野市町駅では横断幕で祝ったそうです。

防疫徹底 畜産振興誓う 宮崎・新富で口蹄疫の畜魂祭
2024.08.05

防疫徹底 畜産振興誓う 宮崎・新富で口蹄疫の畜魂祭

 JAみやざき児湯地区本部肉用牛部会新富支部(山本嘉寿視(かすみ)会長)は2日、口蹄疫で犠牲になった家畜を弔う「畜魂祭」を新富町新田の町営牧場で開いた=写真。終息から14年を迎え、改めて防疫の徹底や畜産業の振興を誓った。

東南アジアから消えゆく野生のトラ、タイの保護活動に希望
2024.08.04

東南アジアから消えゆく野生のトラ、タイの保護活動に希望

(CNN) タイ西部の広大な森林地帯で、深刻な絶滅の危機に瀕しているトラの個体数が回復している。トラの個体数回復が確認された西部森林地帯(WEFCOM)は、11の国立公園と6の自然保護区をまたいで1万8000平方キロメートルの森林が連なる。同地帯に生息するトラの個体数は、2007

【夏ボーナスで大人が買うべき新作ブランド財布】ブルックス ブラザーズ|クラシックなコードバンの馬蹄型コインケース
2024.07.23

【夏ボーナスで大人が買うべき新作ブランド財布】ブルックス ブラザーズ|クラシックなコードバンの馬蹄型コインケース

人気ブランドの2024年夏の新作財布をピックアップ。どれも大人にふさわしい逸品ばかりだ。コインケースと言えば、この馬蹄型を思い浮かべる人も多いメンズ財布の定番。馬蹄型は欧米では幸福のシンボルとされており、ブルックス ブラザーズでは長年定番としてラインナップしている。一頭の馬からご

松田さん(小林)個人優勝 宮崎県牛削蹄競技会
2024.07.06

松田さん(小林)個人優勝 宮崎県牛削蹄競技会

 第42回県牛削蹄(さくてい)競技大会(県牛削蹄師会主催)は5日、都城市吉之元町の高千穂牧場であった。県内の削蹄師27人が「実技」「判断」の2種目で熟練の技を競い、畜産業発展への決意も新たにした。今年は9月に同会場で九州大会を行う。

大井の誘導馬セイントメモリーが17歳で死す 現役時代は重賞6勝の活躍
2024.07.05

大井の誘導馬セイントメモリーが17歳で死す 現役時代は重賞6勝の活躍

 大井競馬場で誘導馬として活躍してきたセイントメモリー(セ17)が5日、蹄葉炎のため死亡した。TCK特別区競馬組合が同日に発表した。 同馬は父アフリート、母ソラーティカ、母の父Haloの血統。叔父に99年の北九州記念を制したエイシンビンセンスがいる。 09年に大井の

【装蹄師・西内荘コラム】帝王賞で担当馬が優勝
2024.06.29

【装蹄師・西内荘コラム】帝王賞で担当馬が優勝

 今週から始まる小倉競馬は例年よりずいぶん早い開催で、あっという間の短い小倉開催です。小倉開催後は関西圏の競馬が2週お休みになる開催日程は、私たち装蹄師には装蹄するローテーションを組みにくくて頭を悩ましそう。でも調整するしかないですけど、今までの経験値から中京がいちばん暑いのではないのかな?と

【装蹄師・西内荘コラム】ディープボンド…雨馬場でも本領発揮といきたいところ
2024.06.22

【装蹄師・西内荘コラム】ディープボンド…雨馬場でも本領発揮といきたいところ

 今週は上半期の締めくくり宝塚記念です。昨日が夏至で昼間がいちばん長い日でした。ですが今日は昨日より日が短くなっていると思うと夜が長い冬至のほうが気分的には好きですけどね。 トレセンの調教開始時間はまだ夏時間にはなってなくて、最近は時間変更が30分単位になっているので、私たち装蹄

なぜクルマに「馬のひづめ」? ナゾの昭和カスタム文化 どんな意味があったのか?
2024.06.16

なぜクルマに「馬のひづめ」? ナゾの昭和カスタム文化 どんな意味があったのか?

 1970年代から90年代くらいまでのクルマでは、馬の蹄(ひづめ)を保護する蹄鉄をフロントグリルにつけていることがありました。あれはどのような意味があるのでしょうか。 もともと、欧州で蹄鉄は伝統的に魔除けや幸運のアイテムとして使われてきました。そのため、地域によっては玄関に蹄鉄を

【装蹄師・西内荘コラム】3Dプリンター駆使した近未来の装蹄
2024.06.15

【装蹄師・西内荘コラム】3Dプリンター駆使した近未来の装蹄

 近未来の蹄鉄の開発に取り組んでかきた旧友JRA職員の金子装蹄師は、3Dプリンターを駆使して蹄と蹄鉄を一帯化させることのできるシューズを現実化、どんな形にもできるので、例えば蹄葉炎など今まで不治の病だったのが現役復活できる可能性まで期待できます。 まだ専用のパソコンが必要で、現在

【装蹄師・西内荘コラム】装蹄師は人手不足…学校を視察
2024.06.08

【装蹄師・西内荘コラム】装蹄師は人手不足…学校を視察

 G1レースも一区切り、今週から函館開催が始まり北海道シリーズに入りました。毎年のこと、通いの小倉開催と違って北海道は滞在競馬になるので栗東トレセンは馬少なくなった分、何となくゆったりとした雰囲気になりました。 わたしも今週は北海道に行くのですが、うちから開業した者が滞在している

【装蹄師・西内荘コラム】ソダシの弟が入厩
2024.06.01

【装蹄師・西内荘コラム】ソダシの弟が入厩

 6月は馬の蹄にとって最も良くなる季節です。と言っても蹄がいちばん伸びるのは暖かくなり始める4月に入った頃からなのですが、削蹄するときもそうですが実感できるのは釘を打つときですかね。 蹄壁が欠損したりするよりも伸びるほうが優るのがこの時期なのです。それでも競走馬の蹄壁は薄いですし

「富士山コンビニ」北海道にも? 屋根の上に羊蹄山
2024.05.30

「富士山コンビニ」北海道にも? 屋根の上に羊蹄山

 【倶知安】コンビニの屋根に乗っているような富士山―。写真スポットとして訪日客が殺到し、目隠しの巨大な黒幕が設置されるなど大きな話題となった山梨県富士河口湖町とそっくりな光景が、後志管内倶知安町でも見られると、ひそかに話題になっている。 場所は、リゾートエリアのひらふ地区にある「

【装蹄師・西内荘コラム】来年のダービー馬を探しに…
2024.05.25

【装蹄師・西内荘コラム】来年のダービー馬を探しに…

 今週は日本ダービーですが、担当馬の出走は無く蚊帳の外で、今年はダービーウィークの緊張感を味わう事ができませんでした。 なのでオークス後は北海道へ早々と?来年のダービー馬探しに行ってきました。すると来年はいけるかもって思う馬とは結構出会うのですが、馬は生き物ですから一生に一度のダ