# 艦船

自衛艦ならでは? 謎の「カレー」カウントダウン “女性初の練習艦長”の心動かした南米での歓待ぶり
2024.09.04

自衛艦ならでは? 謎の「カレー」カウントダウン “女性初の練習艦長”の心動かした南米での歓待ぶり

 自衛隊神奈川地方協力本部で、大谷三穂1等海佐に突撃取材をしてきました。防衛大学校の女子第1期生であり、海上自衛隊初の女性護衛艦長などの経験を持つ大谷1佐は、現在こちらで本部長を務めています。複数回に分けてお伝えするインタビューの第2回は、艦乗りとしての体験談です。 大谷1佐が神

アメリカの殊勲艦エンタープライズ SFドラマ「スタートレック」の宇宙船のモデルになった軍艦
2024.08.27

アメリカの殊勲艦エンタープライズ SFドラマ「スタートレック」の宇宙船のモデルになった軍艦

太平洋戦争の苛烈な緒戦を戦い抜いた軍艦のなかには、戦功をあげた殊勲艦が多数存在する。『歴史人』9月号では日本海軍の艦艇について徹底特集したが、今回は“こぼれ話”としてアメリカ海軍が世界に誇った空母「エンタープライズ」についてご紹介する。■激戦の太平洋戦争を生き抜いたアメリカ海軍の

南海トラフに沈んだ日本海軍の「超巨大な空母」とは? 戦局挽回を期待された悲運の“切り札”
2024.08.16

南海トラフに沈んだ日本海軍の「超巨大な空母」とは? 戦局挽回を期待された悲運の“切り札”

 駿河湾から紀伊半島、土佐湾を経て日向灘沖まで伸びる海溝「南海トラフ」。ここに沈んでいると言われるのが、旧日本海軍の巨大空母「信濃」です。同艦は、当時史上最大の空母として登場しながら、竣工後わずか10日で未完成のまま沈没するという悲劇に見舞われています。どのような艦艇だったのでしょうか。

尖閣の中国船2隻が領海退去 19日連続航行
2024.08.16

尖閣の中国船2隻が領海退去 19日連続航行

 第十一管区海上保安本部によると、石垣市の尖閣諸島周辺で領海侵入していた中国海警局の艦船「海警2103」「海警1305」は15日午後零時24分ごろ領海を退去し、領海外側の接続水域に出た。2隻は14日、日本漁船を追って領海に侵入していた。 尖閣周辺での中国艦船の領海侵入は2日連続で

戦艦大和と同じ日に沈んだ「知られざる武勲艦」とは? 旧式だけど東奔西走! 時代に即した”大改造”も
2024.08.15

戦艦大和と同じ日に沈んだ「知られざる武勲艦」とは? 旧式だけど東奔西走! 時代に即した”大改造”も

 今から100年以上前の1923年8月15日、旧日本海軍の軽巡洋艦「五十鈴」が竣工しました。太平洋戦争の開戦時には旧式化していましたが、時代に即したアップデートを受け、「縁の下の力持ち」として東奔西走。奇しくも戦艦「大和」が沈没した同日に、全く別の場所で戦没しています。どのような艦艇だったので

《戦後79年》精緻で迫力の艦船鉛筆画 「乗組員の歴史感じて」 茨城・笠間で作品展
2024.08.13

《戦後79年》精緻で迫力の艦船鉛筆画 「乗組員の歴史感じて」 茨城・笠間で作品展

鉛筆を用いて艦船や航空機を描く大阪府大阪市在住の鉛筆艦船画家、菅野泰紀さん(41)の作品展「マドロスたちの航跡」が茨城県笠間市旭町の筑波海軍航空隊記念館で開かれている。艦船の細部や乗組員の姿が精緻に描かれた作品46点のほか、船内で発行された「艦内新聞」を展示している。菅野さんは「戦史からは分か

「韓国イージス艦」なぜ武装テンコ盛り!? 海自「あたご」「まや」とは似て非なるワケ 実は「ならでは」の事情も
2024.08.07

「韓国イージス艦」なぜ武装テンコ盛り!? 海自「あたご」「まや」とは似て非なるワケ 実は「ならでは」の事情も

 2024年現在、韓国海軍はイージスシステムを搭載したミサイル駆逐艦の増備を進めています。 今年(2024年)末には最新の「正祖大王(チョンチョデワン)」が就役する予定ですが、その原型といえるのが世宗大王(セジョンデワン)級です。「正祖大王」は、この世宗大王級の改良型という位置づ

「艦船模型スペシャル93」表紙が公開。8月16日発売予定でアオシマ新作1/700「長門」など特集
2024.07.30

「艦船模型スペシャル93」表紙が公開。8月16日発売予定でアオシマ新作1/700「長門」など特集

 モデルアートは、書籍「艦船模型スペシャル93」を8月16日に発売する。価格は通常2,090円。 今号ではニューキットレビューとしてアオシマの1/700「長門」更新版やピットロードの1/700「れいめい」を掲載。「ディテールアップの秘訣は解像度を揃えることにあり」として、タミヤ1

海自の巨艦「いずも」「かが」並んだ!空母化される2隻が呉に集結  “貴重なツーショット”が実現
2024.07.23

海自の巨艦「いずも」「かが」並んだ!空母化される2隻が呉に集結 “貴重なツーショット”が実現

 海上自衛隊で最大の護衛艦である「いずも」「かが」の2隻が、2024年7月19日に広島県の呉に集結し、貴重な並びが実現しました。艦船ファンを中心に大きな注目を集めたようです。「いずも」「かが」の2隻は、ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)に分類される同型艦で、今後はF-35B戦闘機が

海自護衛艦、一般公開が中止 中国領海の航行が影響か
2024.07.11

海自護衛艦、一般公開が中止 中国領海の航行が影響か

 中国領海を一時航行した海上自衛隊の護衛艦「すずつき」が一般公開される予定だった青森、秋田両県でのイベントが、中止や別の艦での開催になることが11日、分かった。中国領海航行の影響とみられる。 秋田地方協力本部は、秋田市の秋田港で27、28両日に予定していた一般公開を中止。「任務上

プラモデル「 日本海軍戦艦 比叡」&「日本海軍重巡洋艦 利根(昭和19年/捷一号作戦)」本日出荷開始
2024.07.10

プラモデル「 日本海軍戦艦 比叡」&「日本海軍重巡洋艦 利根(昭和19年/捷一号作戦)」本日出荷開始

 フジミ模型は、プラモデル「1/700 特37 日本海軍戦艦 比叡」の出荷を7月10日に開始する。価格は4,840円。 また、「1/700 特30 日本海軍重巡洋艦 利根(昭和19年/捷一号作戦)」も同日より出荷される。価格は5,280円。■ 「1/700 特37

ロシアの艦船4隻がキューバに寄港、示威行動か
2024.06.13

ロシアの艦船4隻がキューバに寄港、示威行動か

ウィル・グラント(BBC中米・キューバ特派員)、ヤロスラフ・ルキフ(BBCニュース)ロシアの原子力潜水艦やフリゲート艦など4隻の海軍艦船が12日、カリブ海のキューバに寄港した。ウクライナでの戦争をめぐってロシアと西側諸国の緊張が続くなか、ロシアが力を誇示したと受け止められている。

ロシア艦船、大西洋でミサイル発射訓練 12日にキューバ寄港
2024.06.12

ロシア艦船、大西洋でミサイル発射訓練 12日にキューバ寄港

[モスクワ 11日 ロイター] - ロシア国防省は11日、ロシア海軍のフリゲート艦と原子力潜水艦がキューバに向かう途中、大西洋でミサイル発射訓練を実施したと発表した。国防省によると、原子力潜水艦「カザン」とフリゲート艦「アドミラル・ゴルシコフ」が600キロメートル以上離れ

米・エマニュエル駐日大使、日本での米艦補修「原潜は想定せず」
2024.06.11

米・エマニュエル駐日大使、日本での米艦補修「原潜は想定せず」

 日米両政府は11日、米軍艦船の日本国内での整備を検討する作業部会を東京都内で開催した。出席したエマニュエル駐日米大使は記者団に「原子力に関係するもの(の議論)は、全て考えられていない」と述べ、原子力潜水艦などは対象外とする考えを示した。 作業部会は、4月の日米首脳会談での合意に

DICAS初の作業部会開催 防衛装備品に関する強化など議論
2024.06.11

DICAS初の作業部会開催 防衛装備品に関する強化など議論

 防衛省とアメリカ国防総省は、防衛装備品の共同開発や生産体制の強化などを議論する作業部会を初めて開催しました。 DICAS(=日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議)の初の作業部会では11日、アメリカ海軍の艦船を国内の民間施設で補修することについての議論が交わされました。

日本国内で米艦船の整備を促進 運用効率化へ合同作業部会で検討
2024.06.11

日本国内で米艦船の整備を促進 運用効率化へ合同作業部会で検討

日本国内の造船所における米海軍艦船の維持整備を促進する仕組みを検討する日米合同の「艦船整備作業部会」が11日、東京都内で開かれた。インド太平洋地域に展開する米軍艦船を米国本土に戻さず、日本で修理できるようにすることで運用効率化を図る。部会であいさつしたエマニュエル駐日米大使は、中

米軍艦船補修に日本企業 日米、仕組み検討へ初協議
2024.06.11

米軍艦船補修に日本企業 日米、仕組み検討へ初協議

 防衛省と米国防総省は11日、米軍艦船の大規模補修に日本企業が従事できる仕組みを検討する「艦船整備作業部会」の初協議を東京都内で実施した。エマニュエル駐日米大使は、中国の海軍力増強に触れ「紛争が起こった時、米海軍が艦船を(米本土に)送り返す余裕はない。日本で修理できる体制を整えておくことが重要

日米、防衛装備分野の協力について初協議 ミサイルの共同開発や日本でのアメリカ艦艇整備など議論
2024.06.11

日米、防衛装備分野の協力について初協議 ミサイルの共同開発や日本でのアメリカ艦艇整備など議論

日米両政府は、防衛装備品の共同生産や開発、整備について話し合う協議を初めて開催し、ミサイルの共同生産など4つのテーマの作業部会を設置することで合意しました。この協議は、DICAS=日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議と呼ばれ、9日から2日間の日程で開かれました。

防衛産業協力、双方の利益に 艦船整備など作業部会設置 日米定期協議が初会合
2024.06.10

防衛産業協力、双方の利益に 艦船整備など作業部会設置 日米定期協議が初会合

日米両政府は9、10両日、防衛装備品の共同開発・生産や整備での協力推進を話し合う「日米防衛産業協力・取得・維持整備定期協議(DICAS)」の初会合などを東京都内で開いた。初会合では日米双方の利益となる互恵的な事業を進めることで一致。ミサイルの共同生産や米海軍艦船の共同維持整備など4つテーマで作

「日本に武力行使の脅し」 中国船、尖閣周辺で武装強化
2024.06.08

「日本に武力行使の脅し」 中国船、尖閣周辺で武装強化

 石垣市の尖閣諸島周辺海域では7日、機関砲らしきものを搭載した中国艦船が初めて4隻同時に領海侵入するなど、中国側が武装強化の動きを見せた。東海大学の山田吉彦教授は、背景に台湾有事の備えを固める日本への不満があるとして「『武力行使も辞さない』という一種の脅迫のメッセージを送っていると思われる」と