# 自動車市場

BMWを日本に浸透させた1990年代の3シリーズ「E36」を回顧する
10時間前

BMWを日本に浸透させた1990年代の3シリーズ「E36」を回顧する

 思い出深いBMWのひとつに、1990年に発表された3代目「3シリーズ」がある。コードネームからE36とも呼ばれたこのクルマは、適度にコンパクト。乗ればスポーティで運転が楽しく、ボディバリエーションも豊富だった。 本国ドイツでは、BMWセダンの売れ線は「5シリーズ」で、それよりひ

今年上期の新車売れ筋総合ランキング、ホンダ「N-BOX」首位維持、スズキ「スペーシア」3位浮上【新聞ウオッチ】
2024.07.05

今年上期の新車売れ筋総合ランキング、ホンダ「N-BOX」首位維持、スズキ「スペーシア」3位浮上【新聞ウオッチ】

2024年上半期(1~6月)の国内新車販売台数は、すでに小欄でも既報のとおり、トヨタ自動車グループなどの認証不正が相次いだ影響を受け、前年同期比13.2%減の212万7490台。半導体不足に陥った2年前(2022年)に次ぐ低水準で、リーマン危機後の2009年の台数よりも下回ったが、不正の影響が

2024年上半期「“日本一”売れたクルマ」はナニ? 「軽・SUV」人気変わらず!? 「納期長すぎ問題」は解決も「不正」で順位も変動… 販売台数発表
2024.07.04

2024年上半期「“日本一”売れたクルマ」はナニ? 「軽・SUV」人気変わらず!? 「納期長すぎ問題」は解決も「不正」で順位も変動… 販売台数発表

 日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)は2024年7月4日、2024年上半期(1月~6月)の車名別販売台数ランキングを発表しました。 自販連は登録車(5ナンバー/3ナンバー)ランキング、全軽自協は軽乗用車のランキングをそれぞれ発表しています。

現代自動車、インドネシアにEVの一括生産体制を構築
2024.07.04

現代自動車、インドネシアにEVの一括生産体制を構築

 現代自動車グループがインドネシアを足場にASEAN市場の攻略に拍車をかけている。ASEAN地域内で自動車市場の規模が最も大きいインドネシアに、バッテリーから完成車まで現地で一括生産できる体制を構築した。 現代自動車グループは3日(現地時間)、インドネシア政府と「インドネシア電気

フォード、第2四半期米自動車販売は伸び鈍化 CDKへのサイバー攻撃で
2024.07.04

フォード、第2四半期米自動車販売は伸び鈍化 CDKへのサイバー攻撃で

[3日 ロイター] - 米フォード・モーターが3日発表した第2・四半期の米国内自動車販売台数は約1%増の53万6050台と、伸びが前年同期の10%増から鈍化した。自動車ディーラーやメーカーにソフトウエアを提供する米CDKグローバルへのサイバー攻撃の影響を受けた。ガソリン車

現代自動車、人口6億7000万人の東南アジアで電気自動車市場攻略
2024.07.02

現代自動車、人口6億7000万人の東南アジアで電気自動車市場攻略

現代(ヒョンデ)自動車が東南アジアでの現地生産を通じて電気自動車市場攻略にスピードを出す。現代自動車は1日、インドネシアで生産したバッテリーを搭載した電気自動車の生産に出ると明らかにした。バッテリーから電気自動車生産まで現地工場で行う現地化戦略だ。インドネシア製バッテリーを初めて搭載するモデル

日本で販売予定はないのに異例の試乗会、中国・吉利汽車が自慢するHEV技術の現在地は
2024.07.02

日本で販売予定はないのに異例の試乗会、中国・吉利汽車が自慢するHEV技術の現在地は

中国の大手自動車メーカー「吉利汽車(以下、ジーリー)」が2024年5月、日本でハイブリッド車2車種の試乗会を開いた。中国メディアだけでなく、筆者を含む日本メディアも招いたイベントだったが、現時点では日本市場で販売する予定はないという。ジーリーがそこまでして日本で見せたかったものは何だったのか。

1年で4万台を超えるスマッシュヒットとなった三菱デリカミニが一部改良を実施
2024.07.02

1年で4万台を超えるスマッシュヒットとなった三菱デリカミニが一部改良を実施

軽自動車市場の中でも高いシェアを誇る軽スーパーハイト・ワゴンの「三菱デリカミニ」と「eKスペース」が一部改良を実施し、その販売が開始された。◆累計受注は5万台を超え日産と三菱自動車の軽自動車は、軽商用を除きジョイントベンチャーであるNMKVが企画、開発を行っている。

スズキが新型SUVフロンクスの情報を先行公開
2024.07.01

スズキが新型SUVフロンクスの情報を先行公開

スズキは2024年7月1日、新型のコンパクトSUV「フロンクス」の情報を先行公開した。スズキ・フロンクスは、2024年秋ごろの日本発売が予定されているニューモデルであり、報道資料では「力強さと流麗さを際立たせたクーペスタイルに、取り回しのよさと快適な室内空間を兼ね備えた、新ジャン

電気自動車「割引戦争」で押されたテスラ、米シェア50%割り込むか
2024.07.01

電気自動車「割引戦争」で押されたテスラ、米シェア50%割り込むか

米国の電気自動車市場でテスラのシェアが下落傾向だ。「電気自動車=テスラ」の公式を作ったテスラのシェアが今年累積基準50%以下に下がるという見通しが出ている。競合メーカーが販売奨励金などで実質的に価格を引き下げているのにともなう影響だ。自動車産業データ機関S&Pグローバルモビリティ

「業績好調」のマツダがタイ市場で抱える懸念、“日系の金城湯池”から生産撤退するメーカーも
2024.07.01

「業績好調」のマツダがタイ市場で抱える懸念、“日系の金城湯池”から生産撤退するメーカーも

 「タイに減速感が出ている。拡販が進むインドでカバーしないといけない」。ある大手部品メーカー幹部はそうため息をついた。 自動車産業が集積し、“アジアのデトロイト”と呼ばれるタイ。日本車がシェアの約8割を握る“金城湯池”としても知られるが、そこで異変が起きている。 調

ついにBYDが本気出す!? 激安超性能PHEV襲来!? BYDジャパンがBEVオンリーの戦略を転換か?
2024.07.01

ついにBYDが本気出す!? 激安超性能PHEV襲来!? BYDジャパンがBEVオンリーの戦略を転換か?

 驚きのニュースが飛び込んできた。BEVしか売らないはずだったBYDジャパンが、プラグイン・ハイブリッド(PHEV)を日本へ導入するというのだ。BYDのPHEVといえば、2000kmも走っちゃうくせにたったの220万円なんていうとてつもない強力兵器。こいつは日本メーカーもまずいんじゃないか!?

660ccの「小さな高級車」って最高! めちゃ上品な「オトナの軽自動車」に称賛の声! ダイハツ本気の「ラグジュアリー仕様」が凄かった!
2024.06.28

660ccの「小さな高級車」って最高! めちゃ上品な「オトナの軽自動車」に称賛の声! ダイハツ本気の「ラグジュアリー仕様」が凄かった!

 現在、日本の自動車市場におけるシェアが40%にも及ぶ「軽自動車」。  小さなボディサイズを活かした取り回しの良さとともに、コストを抑えて実現した車両価格の安さも魅力です。  その一方で、内装の高級感を重視し、軽自動車でありながらハイグレ

テスラ、米EV品質調査でスコア低下-デザイン変更でドライバー混乱
2024.06.28

テスラ、米EV品質調査でスコア低下-デザイン変更でドライバー混乱

(ブルームバーグ): 米テスラはもはや、品質面で他の電気自動車(EV)を上回る存在ではなくなった。方向指示器(ウインカー)のレバーをなくすなどのデザイン変更がオーナーの不満を招き、注目度の高い自動車品質調査でスコアが低下した。27日発表のJDパワーの2024年初期品質調査によると

スズキ「“スゴイ”後席」の軽ワゴン実車公開へ! 大人気「N-BOX」を超えた!? 軽スーパーハイト「スペーシア」アウトドアイベントで登場
2024.06.24

スズキ「“スゴイ”後席」の軽ワゴン実車公開へ! 大人気「N-BOX」を超えた!? 軽スーパーハイト「スペーシア」アウトドアイベントで登場

 スズキは2024年6月28日から30日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される「TOKYO OUTDOOR SHOW 2024(トウキョウアウトドアショー2024)」スズキブースに、2023年11月に発売された軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」(スペーシア HYBRID X)を出展します

日本でピックアップ熱が高まってるしメーカーさんここはひとつ導入どうですか? いすゞD-Maxにホンダ・リッジラインにマツダBT-50……海外は日本メーカーの魅力的なトラックだらけだった
2024.06.23

日本でピックアップ熱が高まってるしメーカーさんここはひとつ導入どうですか? いすゞD-Maxにホンダ・リッジラインにマツダBT-50……海外は日本メーカーの魅力的なトラックだらけだった

 トヨタ・ハイラックスに続いて三菱トライトンも日本市場に復活を果たしたことで、再びピックアップトラックに注目が集まりつつある昨今。ただし、この2車種はどちらも日本製ではなく、タイで作られていることを知っている人も多いだろう。 そう、タイはピックアップの人気が高い国のひとつ。農村部

スペーシアが5月の新車販売でトップに! N-BOXの首位陥落の理由は「ダイハツの不正問題」と「WR-Vの好調」にあり
2024.06.23

スペーシアが5月の新車販売でトップに! N-BOXの首位陥落の理由は「ダイハツの不正問題」と「WR-Vの好調」にあり

自販連(日本自動車販売協会連合会)と全軽自協(全国軽自動車協会連合会)から、2024年5月単月の車名(通称名)別新車販売台数が発表されると業界内がざわついた。新車販売ナンバー1の常連であったホンダN-BOXが首位陥落となったのである。とはいっても、2023年の各単月の販売統計を見

日産「ローレル・ハードトップ」、トヨタ「コロナマークII・ハードトップ」に対抗し82.5万円で登場…したけど超えられず【今日は何の日?6月22日】
2024.06.22

日産「ローレル・ハードトップ」、トヨタ「コロナマークII・ハードトップ」に対抗し82.5万円で登場…したけど超えられず【今日は何の日?6月22日】

一年365日。毎日が何かの記念日である。本日6月22日は、日産自動車の“ハイオーナーカー”「ローレル」にハードトップモデルが追加された日だ。人気を獲得していたトヨタの「コロナマークII・ハードトップ」に対抗するために登場し善戦したが、すでにブランドを確立していたコロナマークIIの人気には及ばな

「第2のテスラ」など破綻相次ぐ、米EV企業に「さまざまな逆風」…手頃なHVに消費者流れ
2024.06.19

「第2のテスラ」など破綻相次ぐ、米EV企業に「さまざまな逆風」…手頃なHVに消費者流れ

 米国の電気自動車(EV)市場に減速懸念が広がりつつある。EV需要の拡大を見越して多くの企業が新規参入したものの、想定通りに拡大せず、破綻に追い込まれるケースも出てきた。充電設備の心配がなく、比較的手頃なハイブリッド車(HV)に消費者が流れる状況が続いている。(ニューヨーク支局 小林泰裕)

インドでの疾走狙う…「IPO安全ベルト」締めた現代自動車
2024.06.18

インドでの疾走狙う…「IPO安全ベルト」締めた現代自動車

現代(ヒョンデ)自動車が世界3大自動車市場のインドで30億ドル(約4731億円)規模の企業公開(IPO)を推進する。インド証券市場史上最大規模で、現代自動車海外法人の初めてのIPOだ。現代自動車は17日、金融監督院電子公示システムを通じて「現代自動車インド法人がインド証券市場に上