フォード、第2四半期米自動車販売は伸び鈍化 CDKへのサイバー攻撃で

AI要約

米フォード・モーターが第2・四半期の米国内自動車販売台数を発表し、伸びが鈍化したことが明らかになった。

ガソリン車の販売は減少したが、電気自動車(EV)とハイブリッド車の販売は大幅に増加した。

他の自動車大手も販売台数の伸びが鈍化しており、自動車市場に変化が生じている。

フォード、第2四半期米自動車販売は伸び鈍化 CDKへのサイバー攻撃で

[3日 ロイター] - 米フォード・モーターが3日発表した第2・四半期の米国内自動車販売台数は約1%増の53万6050台と、伸びが前年同期の10%増から鈍化した。自動車ディーラーやメーカーにソフトウエアを提供する米CDKグローバルへのサイバー攻撃の影響を受けた。

ガソリン車が5%減少したものの、電気自動車(EV)とハイブリッド車がそれぞれ約61%、55%増加した。

2日に公表されたデータによると、第2・四半期の自動車大手による米国内自動車販売の伸びは鈍化。米ゼネラル・モーターズ(GM)の販売台数は前年同期の19%増から0.6%増に、トヨタ自動車は約20%増から約9%増に鈍化した。