# 臓器移植

心移植に東京医科歯科・岡山・愛媛の3大学参入へ…医療のひっ迫改善に期待
2024.06.28

心移植に東京医科歯科・岡山・愛媛の3大学参入へ…医療のひっ迫改善に期待

 脳死下の臓器提供件数が増える中、東京医科歯科大、岡山大、愛媛大が新たに心臓移植を実施する方針であることが27日、分かった。日本心臓移植学会が今月発表した緊急調査では、移植施設の人員や病床が不足し、脳死者から提供された心臓の移植を断念した例が、2023年に16件あった。3国立大の参入により、心

故キム・ソンミンさん、訃報から本日で8年…5人に臓器提供も
2024.06.26

故キム・ソンミンさん、訃報から本日で8年…5人に臓器提供も

俳優の故キム・ソンミンさんが亡くなってから8年が経った。キム・ソンミンさんは2016年6月26日、ソウルのある病院で脳死判定を受けた。享年43歳。故人は亡くなる2日前である24日、自宅で極端的な選択をしたことが確認された。その後、病院へ運ばれたが、脳死判定を受けた。

生体臓器移植は、性犯罪者が過去を償い再出発する道となるか?
2024.06.24

生体臓器移植は、性犯罪者が過去を償い再出発する道となるか?

ジェフ・ユーワーズは性犯罪者だ。米バンダービルト大学で神経科学学士号を取得後に児童ポルノ所持で逮捕され、懲役2年の判決を受け、服役中、生体臓器移植について作家フランク・バレスが書いた記事を読んだ。これこそ、あまりにも間違ってしまった人生に、肯定的な意味を与える方法になるかもしれない──そう考え

「20年以内にスゴいことになる」ブタの臓器を人間に移植⁉実は日本が一番進んでいた「臓器もどき」のヤバすぎる研究内容
2024.06.24

「20年以内にスゴいことになる」ブタの臓器を人間に移植⁉実は日本が一番進んでいた「臓器もどき」のヤバすぎる研究内容

 人生100年時代。平均寿命が上がり続けている現代の日本では、そう遠くない未来に100歳まで生きることも当たり前になっているだろう。そんな時代にいつまで現役を続けられるのか? どんな老後の過ごし方が幸せなのか? 医療はどこまで発展しているのか?  ノーベル賞学者と永世名人。196

千葉で6歳未満女児が脳死 家族が提供承諾、心臓と腎臓移植
2024.06.23

千葉で6歳未満女児が脳死 家族が提供承諾、心臓と腎臓移植

 日本臓器移植ネットワークは23日、千葉県の松戸市立総合医療センターに急性脳症で入院していた6歳未満の女児が20日午後9時37分、臓器移植法に基づく脳死と判定されたと発表した。家族が臓器提供を承諾した。 心臓は大阪大病院で10歳未満の男児、片方の腎臓は東京女子医大病院で10歳未満

6歳未満の女児を脳死判定、心臓や腎臓を提供へ…松戸市立総合医療センター
2024.06.23

6歳未満の女児を脳死判定、心臓や腎臓を提供へ…松戸市立総合医療センター

 日本臓器移植ネットワークは23日、松戸市立総合医療センター(千葉県)に入院していた6歳未満の女児が、改正臓器移植法に基づく脳死と判定されたと発表した。 発表によると、家族が19日までに臓器提供に同意し、20日までに脳死判定された。23日に臓器が摘出され、心臓が10歳未満の男児に

脳死臓器移植の施設強化を政府に提言…自民党の議員連盟、診療報酬の増額など
2024.06.23

脳死臓器移植の施設強化を政府に提言…自民党の議員連盟、診療報酬の増額など

 自民党の臓器移植を考える議員連盟(会長・田村憲久・元厚生労働相)が、政府に近く提出する今年度の提言で、脳死下の臓器提供の大幅な増加にも対応できるよう、移植施設の体制強化を柱に据えたことが分かった。東京大などの移植施設で、人員や病床の不足から、提供された臓器の受け入れを断念する事例が相次ぐ問題

脳死は死か?日本の定義は世界に逆行? 11歳息子の臓器を提供した父に聞く「親として彼の最後の希望を何としても叶えなければ」
2024.06.22

脳死は死か?日本の定義は世界に逆行? 11歳息子の臓器を提供した父に聞く「親として彼の最後の希望を何としても叶えなければ」

 病院に運ばれたケース、そこから取り出されたのは心臓。脳の機能が失われ意識の回復が見込めない、いわゆる「脳死」の人から摘出されたものだ。治療を待つ患者へ移植され、ドナーから命のバトンが渡される。 世界の大半の国は脳死を「死」と定義しているが、日本では心停止によるものだけを死と受け

移植待機者数や術後生存率、年度内にも病院別に公開へ…患者の特定施設への集中緩和に期待
2024.06.19

移植待機者数や術後生存率、年度内にも病院別に公開へ…患者の特定施設への集中緩和に期待

 脳死者から提供された臓器を移植する医療体制が逼迫(ひっぱく)する中、厚生労働省は18日、移植を待つ患者数や移植後の生存率などを移植施設ごとに公開する方針を表明した。臓器あっせん機関の日本臓器移植ネットワーク(JOT)などが構築を進めるデータベースを活用し、今年度中の公開を目指す。手術実績の多

元移植コーディネーター「職場で週3日寝泊まりも」…深刻なあっせん機関の人員不足
2024.06.15

元移植コーディネーター「職場で週3日寝泊まりも」…深刻なあっせん機関の人員不足

 「週3日、職場で寝泊まりすることもあった。やりがいはあったけれど……」 5月下旬、臓器あっせん機関「日本臓器移植ネットワーク(JOT)」で移植コーディネーターを務めていた男性は、多忙を極めた毎日をそう振り返った。 コーディネーターは、脳死下の臓器提供者(ドナー)の

脳死下での臓器提供、10.5%増の116人 - 23年度 厚労省公表
2024.06.14

脳死下での臓器提供、10.5%増の116人 - 23年度 厚労省公表

 厚生労働省が公表した臓器移植の実施状況に関する報告書によると、2023年度の脳死下での臓器提供は前年度比10.5%増の116人となった。うち、18歳未満が26件だった。【栗原浩太】 本人の意思が不明な場合でも家族の承諾があれば脳死下の臓器提供ができる改正臓器移植法が10年7月に

全国計16件の心臓移植断念、6人は移植受けられず待機中…特定の施設に受け入れ要請が集中
2024.06.11

全国計16件の心臓移植断念、6人は移植受けられず待機中…特定の施設に受け入れ要請が集中

 日本心臓移植学会は11日、脳死者から提供された心臓の受け入れを断念した事例が、東京大病院と国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)で2023年に計16件あったとする緊急調査結果を発表した。複数の臓器受け入れ要請があるなどして移植手術の実施態勢が整わなかったことが原因だった。移植の機会が見送ら

心臓移植断念は去年全国で16件 医療機関の体制整わず
2024.06.11

心臓移植断念は去年全国で16件 医療機関の体制整わず

臓器移植を希望する人は全国で1万8397人いることが分かりました。その一方、医療機関側の体制が整わず心臓移植を断念したケースは去年1年間で16件ありました。 厚生労働省が公表した報告書によりますと、3月末の時点で臓器移植を希望する人は全国で1万8397人いることが分かりました。<

心臓移植断念、昨年16件 受け入れ体制整わず 学会が調査
2024.06.11

心臓移植断念、昨年16件 受け入れ体制整わず 学会が調査

 日本心臓移植学会は11日、医療機関側が臓器の受け入れ体制が整っていないことを理由に患者への心臓移植を断念した例が、昨年1年間に16件あったとの調査結果を公表した。 手術が一部の施設に集中しているとして、移植できる病院を増やし、連携を強化する必要があるとしている。 

心臓移植手術見送り 去年全国で16件 医療機関側の受け入れ体制理由に 日本心臓移植学会の調査
2024.06.11

心臓移植手術見送り 去年全国で16件 医療機関側の受け入れ体制理由に 日本心臓移植学会の調査

心臓の移植手術をめぐって、医療機関側の受け入れ体制が整わず、去年1年間に移植の手術が全国で16件見送られていたことが日本心臓移植学会の調査でわかりました。日本心臓移植学会は、心臓の移植手術を行っている全国の11の医療機関を対象に、去年1年間に施設側の事情で心臓移植を見送った事例に

18歳未満の脳死臓器提供百例超 厚労省、改正移植法施行14年で
2024.06.11

18歳未満の脳死臓器提供百例超 厚労省、改正移植法施行14年で

 本人の意思が不明でも、家族の同意があれば脳死での臓器提供が可能となった2010年7月の改正臓器移植法施行以降、18歳未満からの提供が100例を超えたことが11日、厚生労働省への取材で分かった。厚労省が同日、10年7月~今年3月末の提供数を国会に報告した。 報告によると、脳死した

心臓移植の断念は全国計16件、国立循環器病研究センターでも…患者数や手術数が特定施設に偏り
2024.06.11

心臓移植の断念は全国計16件、国立循環器病研究センターでも…患者数や手術数が特定施設に偏り

 東京大、京都大、東北大の3大学病院が、人員や病床の不足などを理由に、脳死者から提供された臓器の受け入れを断念していた問題で、2023年に全国の移植施設で心臓の断念例が計16件あったことが11日、日本心臓移植学会の緊急調査で分かった。内訳は東大15件と国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)の

福島医大が「支援室」開設、脳死移植体制拡充へ
2024.06.01

福島医大が「支援室」開設、脳死移植体制拡充へ

 福島医大付属病院移植医療部は1日、院内に「移植医療支援室」を開設した。救命救急センターなどを持つ福島県内の医療機関に対し、脳死判定や臓器摘出の際に医師や看護師、検査技師らを派遣するなどの支援体制を構築する。遠隔医療支援システムの活用も検討するほか、普段からの連携を深め、脳死者が発生した場合の

救える命架け橋に 福医大移植医療支援室(福島市)に配属 舟山久美さん 誰もが当事者 関心を
2024.06.01

救える命架け橋に 福医大移植医療支援室(福島市)に配属 舟山久美さん 誰もが当事者 関心を

 福島県臓器移植コーディネーターの舟山久美さん(38)は、福島医大付属病院(福島市)が1日に設置する「移植医療支援室」に配属される。支援室設置を契機に、救える命を守るとともに、臓器提供に関する県民の関心をさらに高めたいと誓う。不慮の事故や突然の病で誰もが当事者になり得る脳死や臓器移植。「多くの

31日の朝刊(都内最終版)☆1
2024.05.31

31日の朝刊(都内最終版)☆1

【1面トップ】〔朝日〕定額減税、いつ4万円 6月開始でも仕組み複雑 自治体・企業、事務膨大に〔毎日〕那須雪崩死、教諭ら実刑 禁固2年 「重い不注意、人災」 宇都宮地裁判決〔読売〕移植断念、全事例把握へ 厚労省、件数や理由 臓器ネットワーク経由<