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紅麴サプリの健康被害「プベルル酸が原因」 厚生労働省が発表
12時間前

紅麴サプリの健康被害「プベルル酸が原因」 厚生労働省が発表

 小林製薬(大阪市)の紅麴(こうじ)サプリメントの摂取後に健康被害が相次いだ問題で、厚生労働省は18日、製品に混入した青カビ由来の「プベルル酸」が腎障害を引き起こしたとする調査結果を公表した。他に検出された2物質の影響はなく、今回の健康被害は「プベルル酸が原因と強く推定される」と結論づけた。<

小林製薬の紅麴サプリ問題、腎障害はプベルル酸が原因 厚労省が公表
19時間前

小林製薬の紅麴サプリ問題、腎障害はプベルル酸が原因 厚労省が公表

 小林製薬(大阪市)の機能性表示食品の紅麴(こうじ)サプリメントの摂取後に健康被害が相次いだ問題で、製品に混入した青カビ由来の「プベルル酸」が腎障害が引き起きしたとする調査結果を厚生労働省が18日、公表した。 これまで健康被害の報告があった製品の原料などから、青カビの混入によって

小林製薬、創業家依存から「脱却」? 紅麴サプリ問題で再発防止策
2024.09.17

小林製薬、創業家依存から「脱却」? 紅麴サプリ問題で再発防止策

 小林製薬は17日、多くの健康被害を出した紅麴(こうじ)サプリ問題について、製品検査の強化や情報共有の徹底などを柱とする再発防止策を発表した。創業家依存からの「脱却」も掲げた一方、前社長らが残る経営体制は維持する方針を示した。 今回の再発防止策は、7月に公表した弁護士らの調査委員

小林製薬、新たに1件の報告漏れ判明、計12件に 紅麴サプリ問題
2024.08.21

小林製薬、新たに1件の報告漏れ判明、計12件に 紅麴サプリ問題

 小林製薬は21日、同社の紅麴(こうじ)サプリによる健康被害問題で、厚生労働省への報告漏れが新たに1件見つかったと発表した。報告漏れの調査はこれで終えるという。同社は13日に11件の報告漏れがあったと発表しており、今回の分を加えると計12件となる。 新たに見つかった1件は、定期購

小林製薬、新たに11件の報告漏れ 紅麴サプリの健康被害問題
2024.08.13

小林製薬、新たに11件の報告漏れ 紅麴サプリの健康被害問題

 小林製薬は13日、同社の紅麴(こうじ)サプリの健康被害問題で、厚生労働省への報告漏れが新たに11件見つかったと発表した。午後5時半から山根聡社長らがオンラインで記者会見を開いて説明するという。 同社によると、報告漏れがあったのは、遺族から寄せられた死亡例の相談。「自社製品との関

小林製薬、19日から慰謝料など補償開始 紅麴事業からは撤退表明
2024.08.08

小林製薬、19日から慰謝料など補償開始 紅麴事業からは撤退表明

 小林製薬は8日、多くの健康被害が報告されている紅麴(こうじ)サプリメント問題で、健康被害にあった人たちへの補償を19日から始めると発表した。また、原料生産などの紅麴事業から撤退すると表明した。 サプリの摂取と腎関連疾患などの症状との間に「相応の因果関係」が認められる場合に、医療

乾燥機破損「紅麹菌が一定時間乾燥されないまま放置」検証委が報告書
2024.07.23

乾燥機破損「紅麹菌が一定時間乾燥されないまま放置」検証委が報告書

 紅麴(こうじ)原料を使ったサプリメントを摂取した人に健康被害が相次いでいる問題を巡り、小林製薬は弁護士でつくる調査委員会がまとめた報告書の概要を23日、発表した。 報告書では、「遅くとも2月上旬以降、健康被害の状況の公表や製品回収という選択肢に力点を置き、行政当局に相談して力を

小林製薬、摂取と死亡の詳細調査対象100人に 紅麴サプリ問題
2024.07.11

小林製薬、摂取と死亡の詳細調査対象100人に 紅麴サプリ問題

 小林製薬の紅麴(こうじ)サプリメントの摂取後に腎疾患などの健康被害が報告されている問題で、同社が摂取の関連を詳細に調べている死亡事例が10日時点で100人になった。厚生労働省が11日公表した。同社が遺族から相談がありながら公表していなかった死亡事例を厚労省に報告して11日で2週間になり、この

8割超の患者、腎機能障害続く 日本腎臓学会が調査 紅麴サプリ問題
2024.06.30

8割超の患者、腎機能障害続く 日本腎臓学会が調査 紅麴サプリ問題

小林製薬(大阪市)の紅麴(こうじ)原料を使用したサプリメントの問題で、日本腎臓学会は30日、サプリ摂取後に医療機関を受診した患者206人の分析結果を公表した。治療後の経過を確認できた105人のうち、依然として8割超の患者で腎臓の機能低下が続いていることが明らかになった。 同日、横

台湾の消費者保護団体、小林製薬の紅麴サプリ問題で集団訴訟の意向
2024.06.28

台湾の消費者保護団体、小林製薬の紅麴サプリ問題で集団訴訟の意向

 小林製薬(大阪市)の紅麴(こうじ)サプリメントの健康被害問題を受け、台湾の消費者保護団体は28日、同社の台湾法人を相手取り、損害賠償を求める集団訴訟を8月以降に台湾の裁判所に起こす意向を明らかにした。同社の紅麴を使った製品を摂取した30人以上が訴訟に参加する意思を示しているという。<

消費者問題の弁護士「速やかに情報公表すべき」 小林製薬の紅麴問題
2024.06.28

消費者問題の弁護士「速やかに情報公表すべき」 小林製薬の紅麴問題

 小林製薬の紅麴(こうじ)原料を使ったサプリメントで健康被害が相次いだ問題で、厚生労働省は28日、同社に報告された摂取後の死者数が79人になったと発表した。同社は問題を公表した3月以降、死者数を5人と公表していた。武見敬三厚労相は同日、「(同社に対し)死亡者数の確認をしたにもかかわらず、報告を

機能性表示食品の健康被害情報提供 今年9月から義務化へ
2024.06.27

機能性表示食品の健康被害情報提供 今年9月から義務化へ

 小林製薬(大阪市)の紅麴(こうじ)サプリメントの健康被害問題を受け、機能性表示食品制度の見直し策をまとめた消費者庁と厚生労働省が、健康被害情報の提供義務化を今年9月から実施する方向で調整していることが26日、分かった。 5月末に両省庁は見直し策をまとめた。機能性表示食品の届け出

機能性成分が青カビで変化 紅麹問題「未知の成分」、国の解析で判明
2024.06.14

機能性成分が青カビで変化 紅麹問題「未知の成分」、国の解析で判明

 小林製薬の紅麴(こうじ)サプリの問題で、プベルル酸以外に「未知の成分」とされた二つの物質の化学的な構造を、国立医薬品食品衛生研究所(国衛研)が小林製薬と近畿大と共同で解明し、論文に発表した。この2物質は、紅麴サプリの効能にも関わる「機能性成分」そのものが、青カビの作用で変化してできたものと見

小林製薬の行政処分「現在は考えていない」 紅麴サプリ問題で厚労相
2024.05.31

小林製薬の行政処分「現在は考えていない」 紅麴サプリ問題で厚労相

 小林製薬(大阪市)の紅麴(こうじ)サプリメントを摂取した後に健康被害が相次いだ問題をめぐり、武見敬三厚生労働相は31日の閣議後会見で「小林製薬に対する直接の行政処分は現在ではまだ考えていない」と述べた。 厚労省は28日、サプリの原料から、青カビ由来の「プベルル酸」のほか、紅麴菌

工場から青カビ検出、強まる管理ミスの可能性 小林製薬の紅麴問題
2024.05.28

工場から青カビ検出、強まる管理ミスの可能性 小林製薬の紅麴問題

 小林製薬の紅麴(べにこうじ)原料を使ったサプリメントをめぐる健康被害の原因について、厚生労働省は28日、原料の培養段階で青カビが混入したと推定されると発表した。本格的な解明はこれからだが、製造過程で起きた何らかのミスが原因だった可能性が高まった。 小林製薬は2016年、グンゼか