# 粒子物理学

「ナゾの物質」ダークマターの正体がついに明らかに…?「最有力候補」を科学的検証とともに一挙解説!
2024.09.08

「ナゾの物質」ダークマターの正体がついに明らかに…?「最有力候補」を科学的検証とともに一挙解説!

138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちの存在に至る。しかし、ふと冷静になって考えると、誰も見たことがない「宇宙の起源」をどのように解明するというのか、という疑問がわかないだろうか?本連載では、第一線の研究者

宇宙の運命を握る「ナゾの物質」ダークマター…最新研究から浮かび上がった「意外な正体」
2024.09.08

宇宙の運命を握る「ナゾの物質」ダークマター…最新研究から浮かび上がった「意外な正体」

138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちの存在に至る。しかし、ふと冷静になって考えると、誰も見たことがない「宇宙の起源」をどのように解明するというのか、という疑問がわかないだろうか?本連載では、第一線の研究者

真空に埋まっている「何か」の正体がわかれば…宇宙の起源に結びつく「素粒子に残されたナゾ」
2024.09.07

真空に埋まっている「何か」の正体がわかれば…宇宙の起源に結びつく「素粒子に残されたナゾ」

138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちの存在に至る。しかし、ふと冷静になって考えると、誰も見たことがない「宇宙の起源」をどのように解明するというのか、という疑問がわかないだろうか?本連載では、第一線の研究者

真空では「考えられないこと」が当たり前のように起きている…量子色力学から見た「トリッキーすぎる世界」
2024.09.07

真空では「考えられないこと」が当たり前のように起きている…量子色力学から見た「トリッキーすぎる世界」

138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちの存在に至る。しかし、ふと冷静になって考えると、誰も見たことがない「宇宙の起源」をどのように解明するというのか、という疑問がわかないだろうか?本連載では、第一線の研究者

いまさら聞けない、「クォーク」とはいったい何なのか…「厄介な素粒子」と呼ばれる理由
2024.09.07

いまさら聞けない、「クォーク」とはいったい何なのか…「厄介な素粒子」と呼ばれる理由

138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちの存在に至る。しかし、ふと冷静になって考えると、誰も見たことがない「宇宙の起源」をどのように解明するというのか、という疑問がわかないだろうか?本連載では、第一線の研究者

もはや魔法では…この宇宙を支配する「4つの力」が秘めた「不思議すぎる性質」
2024.09.06

もはや魔法では…この宇宙を支配する「4つの力」が秘めた「不思議すぎる性質」

138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちの存在に至る。しかし、ふと冷静になって考えると、誰も見たことがない「宇宙の起源」をどのように解明するというのか、という疑問がわかないだろうか?本連載では、第一線の研究者

光より速い素粒子「タキオン」は“存在可能”かも
2024.08.24

光より速い素粒子「タキオン」は“存在可能”かも

光速を超えることは理論的に可能?真空中における光の速度は秒速29万9792.458km(約30万km)。1秒間に地球を7周半できる速さです。これは宇宙最速であり、ほかのいかなるものにも超えることができない速度であると、アインシュタインが特殊相対性理論において提唱しま

やはり原始ブラックホールはダークマターにはなりえない?
2024.08.19

やはり原始ブラックホールはダークマターにはなりえない?

20世紀中ごろの天文学者たちは、銀河やその集まりである銀河団は望遠鏡などでは観測できない物質で包まれているのではないかと考え始めました。その未知の物質は「ダークマター(暗黒物質)」と呼ばれ、当初は円盤銀河の回転速度が速すぎるという観測事実に対して辻褄を合わせるために導入された仮説でした。

改善された反陽子冷却装置“マクスウェルの悪魔二重冷却トラップ”を開発
2024.08.17

改善された反陽子冷却装置“マクスウェルの悪魔二重冷却トラップ”を開発

私たちの宇宙には「反物質」はほとんどありませんが、その理由はよく分かっていません。この謎を解決するために、反物質の性質を測定し、物質と比較する実験が行われていますが、精密な測定をするには課題がいくつもあります。欧州原子核研究機構(CERN)の国際研究チーム「BASEコラボレーショ

女子高校生ら5人スイスで素粒子実験へ 世界的機関で日本から初選出
2024.08.02

女子高校生ら5人スイスで素粒子実験へ 世界的機関で日本から初選出

 素粒子物理学研究で世界的に知られる「欧州原子核研究機関(CERN)」(スイス)の施設で、日本の女子高校生ら5人のチームが今年9月、素粒子実験を行うことになった。CERNが世界の高校生を対象に公募した実験提案で、日本チームとして初めて採択された。幼いころの興味を探究活動につなげて後押ししたのは

暗黒物質検出器「XENONnT」が稀なニュートリノ衝突現象の観測に成功
2024.08.01

暗黒物質検出器「XENONnT」が稀なニュートリノ衝突現象の観測に成功

宇宙には「暗黒物質(ダークマター)」という、重力でのみ存在を知ることのできる物質が大量にあるとされています。暗黒物質は普通の物質と極めて稀に相互作用する可能性があるため、原子核と暗黒物質との衝突で発生する信号を捉える検出器が世界中に設置されています。しかし正しい観測のためには、無関係の信号であ

インフレーション宇宙モデルの誕生。原子核物理学から素粒子物理学への発展が「宇宙の始まりの描像」を変えた
2024.07.04

インフレーション宇宙モデルの誕生。原子核物理学から素粒子物理学への発展が「宇宙の始まりの描像」を変えた

宇宙空間の歪みとして捉えられた謎の重力波の存在。世界に衝撃を与えたこの観測事実から宇宙誕生に迫る最新の宇宙論を紹介する話題の書籍『宇宙はいかに始まったのか ナノヘルツ重力波と宇宙誕生の物理学』。宇宙の始まりになにが起きたのか? 原子核物理学に多くを立脚していた「ビッグバン理論」、

中国・世界最大の素粒子衝突型加速器2027年着工
2024.06.26

中国・世界最大の素粒子衝突型加速器2027年着工

【東方新報】最近発表されたプロジェクト報告書によると、中国は第15次五か年計画に合わせ、「円形電子陽電子衝突型加速器(CEPC)」の建設を2027年に開始する。 およそ364億元(約8004億6148万円)と見積もられるこのプロジェクトは、欧州の170億米ドル(約2兆7163億円

名誉校長に小林誠氏 茨城県立つくばサイエンス高 県教委
2024.06.26

名誉校長に小林誠氏 茨城県立つくばサイエンス高 県教委

茨城県教育委員会は25日、県立つくばサイエンス高(同県つくば市)の名誉校長に、ノーベル物理学賞受賞者で、高エネルギー加速器研究機構(KEK、同市)の特別栄誉教授、小林誠氏(80)を配置すると発表した。小林氏は愛知県出身で、名古屋大大学院理学研究科を修了。2008年、素粒子に関する

駒宮幸男氏死去 東京大名誉教授
2024.06.13

駒宮幸男氏死去 東京大名誉教授

 駒宮 幸男氏(こまみや・さちお=東京大名誉教授・素粒子物理学実験)5日死去、71歳。 神奈川県出身。葬儀は近親者で済ませた。 52年生まれ。東京大大学院博士課程修了後、同大素粒子物理国際研究センター長などを務めた。 

高エネ研と筑波技術大 物理学入門 点字本に 宇宙と物質の謎 考えて 茨城
2024.06.04

高エネ研と筑波技術大 物理学入門 点字本に 宇宙と物質の謎 考えて 茨城

視覚障害者が宇宙や物理について詳しく知る機会をつくろうと、高エネルギー加速器研究機構(KEK、茨城県つくば市)と筑波技術大(同市)が、点字本「宇宙と物質の起源 『見えない世界』を理解する」を刊行した。自然科学系の専門書は点訳が難しく流通が少ないのが実情。第一線の専門家同士がタッグを組み、素粒子

宇宙の運命を握る「ナゾの物質」ダークマター…最新研究から浮かび上がった「意外な正体」
2024.06.03

宇宙の運命を握る「ナゾの物質」ダークマター…最新研究から浮かび上がった「意外な正体」

 138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちの存在に至る。しかし、ふと冷静になって考えると、誰も見たことがない「宇宙の起源」をどのように解明するというのか、という疑問がわかないだろうか?  本連載では、第一線の