# 磁石

日本特殊陶業と産総研、サマリウム-鉄-窒素永久磁石の高密度化技術を開発
2024.09.11

日本特殊陶業と産総研、サマリウム-鉄-窒素永久磁石の高密度化技術を開発

 日本特殊陶業と産業技術総合研究所(以下「産総研」)は9月10日、ポストネオジム磁石候補として研究している、サマリウム-鉄-窒素(Sm2Fe17N3)永久磁石の高密度化技術を開発したと発表した。 今回、両者は「日本特殊陶業-産総研カーボンニュートラル先進無機材料連携研究ラボ」にお

《ブラジル》成長したら「普通の人」に=かつて一世風靡した「磁石少年」
2024.08.27

《ブラジル》成長したら「普通の人」に=かつて一世風靡した「磁石少年」

 マルコス・パウロ・ガルボネ・ジメネスさんは8歳の時、金属を体にくっつける能力が話題となり、「磁石少年」として一躍時の人となり多くのメディアから引っ張りだこになった。当時、彼の能力について、多くの皮膚科医や専門家が科学的な説明を見つけられず、謎のままとなっていた。時は経ち、20歳の大学生になっ

「バナナどうなるんだろう」液体窒素でカチンコチンに 科学の実験に子どもたちは興味津々
2024.08.22

「バナナどうなるんだろう」液体窒素でカチンコチンに 科学の実験に子どもたちは興味津々

夏休みも残りわずか。名古屋市立大学で科学の実験教室が開かれ、子どもたちが液体窒素や磁石を使った実験に挑戦しました。子ども:「バナナどうなるんだろう」子どもたちが釘付けになっていたのは、液体窒素でバナナを凍らせる実験です。これは名古屋市立大学で開かれた科

磁石と引力(8月17日)
2024.08.17

磁石と引力(8月17日)

 この夏休み、子どものいる家庭できっと重宝がられただろう。不思議な特性を持つ磁石だ。自由研究に、もってこい。いつの時代も小さな好奇心を刺激してやまない。いわば、魔法の教材だ▼なぜ、方位磁石は北を向くのか。なぜ引き合い、はねつけ合うのか。西洋では古代から賢人たちを悩ませた。不可解さゆえか、数々の

ダイナベクター、特殊焼鈍磁気回路の新MCカートリッジ
2024.08.07

ダイナベクター、特殊焼鈍磁気回路の新MCカートリッジ

ダイナベクターは、新開発の特殊焼鈍磁気回路を採用したMCカートリッジ「20X2A-H」(高出力モデル)、「20X2A-L」(低出力モデル)の2機種を8月20日より発売する。価格は165,000円。手持ちの同モデル、および旧シリーズ20X2、20Xからの交換の場合は、トレードイン価

欧州発明家賞など受賞、ネオジム磁石発明者の佐川氏が期待すること
2024.07.31

欧州発明家賞など受賞、ネオジム磁石発明者の佐川氏が期待すること

研究の楽しさ若者に伝える―。大同特殊鋼は同社顧問でネオジム磁石発明者の佐川眞人氏が欧州発明家賞などを受賞したことを受け、受賞報告会を名古屋市内で開いた。佐川氏は「受賞を機に、若者にイノベーションを起こしてもらうよう触発する役割を果たしていきたい」とコメントした。4月に国際純粋・応

大同特殊鋼顧問の佐川さんに「欧州発明家賞」 世界最強の永久磁石で
2024.07.09

大同特殊鋼顧問の佐川さんに「欧州発明家賞」 世界最強の永久磁石で

 【パリ時事】欧州特許庁(本部ドイツ・ミュンヘン)は9日、今年の「欧州発明家賞」の授賞式を地中海の島国マルタで開いた。 「非欧州諸国部門」受賞者には、世界最強の永久磁石とされる「ネオジム磁石」を発明した大同特殊鋼顧問の佐川真人さん(80)が輝いた。 佐川さんは式典で

「欧州発明家賞」に佐川真人氏 最強の永久磁石、技術進歩に貢献
2024.07.09

「欧州発明家賞」に佐川真人氏 最強の永久磁石、技術進歩に貢献

 【バレッタ共同】欧州特許庁は9日、技術進歩に貢献した優れた発明家に贈る「欧州発明家賞」の授賞式を地中海の島国マルタの首都バレッタで開いた。世界最強の永久磁石を開発した大同特殊鋼の佐川真人顧問(80)=徳島市出身=が非欧州部門に選ばれた。 佐川氏は1982年、ネオジムという物質と

佐川真人氏に欧州発明家賞
2024.07.09

佐川真人氏に欧州発明家賞

 【バレッタ共同】マルタの首都バレッタで9日開かれた「欧州発明家賞」の授賞式で、世界最強の永久磁石を開発した大同特殊鋼の佐川真人顧問が非欧州部門で受賞した。

未来のエネルギー源となるか。核融合のための国際実験炉が完成
2024.07.08

未来のエネルギー源となるか。核融合のための国際実験炉が完成

20年越しです。ついに国際熱核融合エネルギープロジェクトの巨大なトロイダル磁石の設計と納品が完了しました。ITER(イーター)とは、核融合がエネルギー源として実現可能かどうかをテストするためのトカマク(国際熱核実験炉)を建設するための35カ国の共同プロジェクトですが

日立、構造ふぞろい試料の磁場観察手法を開発
2024.07.04

日立、構造ふぞろい試料の磁場観察手法を開発

 日立製作所 <6501> は4日、構造や組成がふぞろいな試料の原子が帯びる磁場を、原子層レベルで観察する手法を開発したと発表した。物質の構造と磁場の関係を調べられるようになるため、電動化で用いる高性能磁石や省エネデバイスの開発の加速が期待できるという。 

【今日は何の日:6月23日】1982年 東北新幹線が開業。今ではくちばしの長いカモノハシ顔でおなじみだが、出発式の写真には「これぞ新幹線!」と言いたくなる昔懐かしいフォルム
2024.06.23

【今日は何の日:6月23日】1982年 東北新幹線が開業。今ではくちばしの長いカモノハシ顔でおなじみだが、出発式の写真には「これぞ新幹線!」と言いたくなる昔懐かしいフォルム

1970(昭和45)年 午前0時に日米安全保障条約が自動延長。60年に改定された日米安保条約は、期限を10年とし、締結国からの1年前の予告により一方的に破棄できると定めた。逆に言えば、破棄の意思表示がなければ自動継続される仕組み。日本では一部の野党や労働組合などが破棄を主張したが、国民の支持を

「磁力」世界記録の2倍以上…AIと研究者が共創したスゴイ「鉄系高温超電導磁石」
2024.06.12

「磁力」世界記録の2倍以上…AIと研究者が共創したスゴイ「鉄系高温超電導磁石」

東京農工大学の山本明保准教授らは、鉄系高温超電導磁石の磁力を2倍以上に高めることに成功した。マイナス235度Cで電流を流すと2テスラ超の磁力を得た。多結晶材料であるため、セラミックス材料の製造プロセスを利用できる。医療用磁気共鳴断層撮影装置(MRI)や核磁気共鳴(NMR)などに提案していく。<

貼り付けるだけのMagSafeグリップ「motomoマグピタ」に新色「ブラック」追加
2024.06.07

貼り付けるだけのMagSafeグリップ「motomoマグピタ」に新色「ブラック」追加

UIは薄型MagSafeグリップ「motomoマグピタ」に新色「ブラック」を発売した。 UIは6月7日、薄型のMagSafeグリップ「motomoマグピタ」に新色「ブラック」を追加した。 強力磁石(N52)を採用し、MagSafe対応iPhoneに貼り付けて利用する

物材機構など発見、「ネオジム磁石」超え得る磁石化合物の正体
2024.06.04

物材機構など発見、「ネオジム磁石」超え得る磁石化合物の正体

物質・材料研究機構(NIMS)のアンガヤカニ・ラマムティ・ディリパンNIMSジュニア研究員・筑波大学大学院生と高橋有紀子グループリーダーらは、ネオジム磁石を超え得る磁石化合物を発見した。サマリウムと鉄、窒素で構成され、資源リスクが小さい。異方性磁界などの物性値はネオジム磁石を超えた。今後、大量

新金協 希土類23年内需2.5%増
2024.05.29

新金協 希土類23年内需2.5%増

新金属協会の希土類部会(部会長=松岡晃ソルベイ・スペシャルケム・ジャパン社長)は、2023年(暦年)の希土類(レアアース)の国内需要が前年比2・5%増の1万6434トンとなり、2年ぶりの増加だったと発表した。モーター用希土類磁石に使うネオジムおよびプラセオジム・ネオジム(ジジム)は12年ぶりの

片手でサクサク開封できるレターオープナー。効率アップの秘密はマグネットに【今日のライフハックツール】
2024.05.14

片手でサクサク開封できるレターオープナー。効率アップの秘密はマグネットに【今日のライフハックツール】

エアコン吹き出し口・吸盤・ドリンクホルダーの3種の取り付けが選べるMagSafe対応のスマホホルダーが便利
2024.05.05

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人気ゲーム『マインクラフト』の世界を“紙と磁石”で完全再現!「ピタッてくっつくのいい!」「子供の知育玩具に良さそう…」と話題沸騰
2024.05.04

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