# 皮膚科

医師と患者の意思疎通カギ ~アトピー性皮膚炎、治療満足度上げる~
2024.07.04

医師と患者の意思疎通カギ ~アトピー性皮膚炎、治療満足度上げる~

 アトピー性皮膚炎はまれな病気ではない。強いかゆみを伴う発疹が現れ、かゆくて夜も眠れないなど生活の質(QOL)に深刻な影響を及ぼす。新規治療薬の登場で患者の治療満足度は高まっているが、まだ十分とは言えない。課題の一つが医師と患者の意思疎通だ。九州大学大学院の中原剛士教授(皮膚科学分野)は「通院

かかとのガサガサが治らないのは病気のサインでしょうか?【日本版「足病医」が足のトラブル解決】
2024.07.04

かかとのガサガサが治らないのは病気のサインでしょうか?【日本版「足病医」が足のトラブル解決】

【日本版「足病医」が足のトラブル解決】#25 足の不快な症状のひとつに「かかとのガサガサ」があります。主な原因は乾燥です。靴を履いていると足は蒸れる一方で、自宅で過ごす時間が多かったり普段サンダルしか履かないなど、素足で過ごす時間が長いと足は乾燥し皮膚が硬くなります。とりわけ高齢

元々ニキビ肌だった私の肌を激変させたドクターズコスメ
2024.07.04

元々ニキビ肌だった私の肌を激変させたドクターズコスメ

時はスキンケア戦国時代。美容情報が手に入りやすくなった事に比例して、ドクターズコスメのニーズも増加したことや、韓国のドクターズコスメも参入したりと、10年前と比較するとドクターズコスメの数は大幅に増加しました。ドクターズコスメは基本的に手にいれる事が安易ではなく、初めて使用する際は専門家の診察

「おでこのシワ」を消す方法を皮膚科医が解説!先進的なスキンケア成分と美容施術で厄介なシワを防ぐ
2024.07.02

「おでこのシワ」を消す方法を皮膚科医が解説!先進的なスキンケア成分と美容施術で厄介なシワを防ぐ

年を取れば至るところに現れるシワ。その中でも“おでこのシワ”は、さまざまな表情の一部として動くぶん特に目立つ。だから私たちは何歳になっても、それを除去して防ぐ方法を探し続ける。昨今のスキンケア市場は“アンチエイジング”をうたう商品であふれている。過ぎた時間を巻き戻し、老化のサイン

シミを消したい! 治療を受けるなら押さえておきたいポイント
2024.07.02

シミを消したい! 治療を受けるなら押さえておきたいポイント

 シミができやすくなる季節。肌のシミを薄くしたいなら、シミの種類をしっかりチェックすべきだ。順天堂大学医学部皮膚科学講座非常勤講師の木村有太子医師に話を聞いた。  ◇  ◇  ◇「シミ治療は正しい診断から始まります。シミの種類を見極めることが非常に重要」

毛穴に本当に効く成分は? 美容成分にまつわる噂の真相を友利 新先生が一刀両断!
2024.07.01

毛穴に本当に効く成分は? 美容成分にまつわる噂の真相を友利 新先生が一刀両断!

毛穴ケアとは切っても切れない「美容成分」。SNSなどでは様々な情報が拡散されているけれど……本当に効く成分はいったいどれ?皮膚科医・内科医友利 新先生医師として臨床に立ちつつ、メディアやSNSでは美容と皮膚の正しい情報を発信。ご自身も若い頃から毛穴に悩

アトピー性皮膚炎は〝治る病気〟になった?医師が解説する治療環境の変化
2024.07.01

アトピー性皮膚炎は〝治る病気〟になった?医師が解説する治療環境の変化

アトピー性皮膚炎は「治らない病気」といわれてきた。しかしこの5~6年で治療環境が変わってきたことで、「治る病気」と言える可能性が高まってきたという。他の疾患では類を見ないほどの勢いで変化している印象があると、治療に携わる獨協医科大学皮膚科学講座主任教授である井川健医師が述べている

【比較実験】《足の裏》と《トイレの便座裏》どちらが汚れてる?なんと30倍も違うのか…衝撃の結果に
2024.07.01

【比較実験】《足の裏》と《トイレの便座裏》どちらが汚れてる?なんと30倍も違うのか…衝撃の結果に

「グラフィコ」が、足用石けんを展開する「フットメジ」ブランドにおける「フットメジ 足ケアラボ」の調査の一環として、「足の裏 VS 便座の裏」の汚れ比較実験を実施し、その結果を発表しました。調査は、2023年3月、30~50代の会社員男女11人と、一般家庭10軒のトイレを対象に、それぞれ足の裏・

「ダブル洗顔」って本当に必要?避けたほうが良い人の特徴は? 正しい知識を皮膚科医が解説
2024.06.29

「ダブル洗顔」って本当に必要?避けたほうが良い人の特徴は? 正しい知識を皮膚科医が解説

「ダブル洗顔」は、スキンケアの余計なひと手間のように思えるかもしれないけれど、実は肌にメリットをもたらす洗顔テクニックだということはあまり知られていない。手持ちの洗顔料で2度洗いをしたり、クレンジングオイルやクレンジングバームを洗顔ステップに追加したりすることで、キメや毛穴の悩みにアプローチす

駒村多恵さん 「イッターイ!」ジョーズのように私の指に噛みつく母が、あごの腫れで入院
2024.06.29

駒村多恵さん 「イッターイ!」ジョーズのように私の指に噛みつく母が、あごの腫れで入院

タレント、アナウンサーとして活躍する“コマタエ”こと駒村多恵さんが、要介護5の実母との2人暮らしをつづります。ポジティブで明るいその考え方が、本人は無意識であるところに暮らしのヒントがあるようです。違和感を覚えた母親の顎の赤み。やがて赤みが腫れとなり、原因も分からないまま入院することになりまし

【40代・50代】素敵女医の推しコスメ2024<下地&日焼け止め編>肌に優しく、かつ美しく見せてくれるあの製品に人気集中!
2024.06.25

【40代・50代】素敵女医の推しコスメ2024<下地&日焼け止め編>肌に優しく、かつ美しく見せてくれるあの製品に人気集中!

肌や美容成分を熟知している女医さんたちは、セルフケアにどんなコスメを使っているの? アンケート調査をもとに素敵女医が愛用するコスメを部門別に紹介。第6回は下地と日焼け止め。医師たちの圧倒的な支持を集めたのは、あのヒットアイテムだった。医師たちが愛用しているメイク下地は、クリニック

襟足&うなじに「ニキビ」 どうして? 原因を皮膚科医に聞いてみた
2024.06.24

襟足&うなじに「ニキビ」 どうして? 原因を皮膚科医に聞いてみた

 ニキビは顔にできることが多いですが、人によっては、後頭部の髪の生え際の「襟足」のほか、首の後ろの「うなじ」にできることがあり、なかなか治らない場合もあるようです。SNS上では「襟足にニキビができて痛い」「うなじにニキビができた…どうして?」という内容の声が上がっています。 そも

曇りや雨でも油断禁物! “紫外線”対策怠ると「光老化」の原因に…正しい日焼け止めの選び方を専門家に聞いた
2024.06.21

曇りや雨でも油断禁物! “紫外線”対策怠ると「光老化」の原因に…正しい日焼け止めの選び方を専門家に聞いた

6月とは思えないほど日差しの強い日が多いが、そこで気になるのが「紫外線」だ。梅雨入りすれば紫外線量も落ち着くように思いがちだが、実は天気にかかわらず紫外線はしっかり届いているため注意が必要だ。専門家に日焼けのメカニズムを含めて話を聞いた。岩手・盛岡市にある佐々木皮膚科の佐々木豪院

糖尿病の人が水虫を放置するとどうなる? 13人に1人が爪白癬【日本版「足病医」が足のトラブル解決】
2024.06.20

糖尿病の人が水虫を放置するとどうなる? 13人に1人が爪白癬【日本版「足病医」が足のトラブル解決】

【日本版「足病医」が足のトラブル解決】#23 足白癬(水虫)を治療せずに放置すると、足に繁殖した白癬菌が爪に入り込む「爪白癬」を引き起こします。高齢者に多く日本人の7人に1人が足白癬、13人に1人が爪白癬といわれています。爪白癬は爪が白や黄色に濁ったり、分厚くなったり、爪がもろく

「60か所も刺された」「服も布団も捨てた」…国内で増加するトコジラミ被害、駆除業者への依頼件数はコロナ前の5倍以上に 対策は自宅に持ち込まないこと
2024.06.14

「60か所も刺された」「服も布団も捨てた」…国内で増加するトコジラミ被害、駆除業者への依頼件数はコロナ前の5倍以上に 対策は自宅に持ち込まないこと

 虫が増えるこの時期、特にニュースを騒がせているのが、刺されると猛烈なかゆみに苦しめられるトコジラミだ。2023年に韓国やフランスで大量発生したトコジラミだが、今年3月、首都圏の電車内のシートで発見され、JR東日本が対応に追われた。いま、日本でもジワジワ増えているというトコジラミとはどんな虫な

「自覚なし」の6人に1人は水虫あり…16年ぶりの大規模調査で判明
2024.06.12

「自覚なし」の6人に1人は水虫あり…16年ぶりの大規模調査で判明

 水虫だが、それを自覚していない人がどれだけいるか? 足白癬・爪白癬の潜在患者率を調べる大規模な疫学調査が、16年ぶりに行われ、4月の日本臨床皮膚科医会総会・臨床学術大会で第一報が発表された。調査を主導した「神奈川はた皮膚科クリニック」(横浜市神奈川区)の畑康樹院長に話を聞いた。

【医師解説】シミ取りレーザー治療の基礎知識と知っておきたい注意点とは?
2024.06.07

【医師解説】シミ取りレーザー治療の基礎知識と知っておきたい注意点とは?

顔や体にできたシミを綺麗にする治療法として、定番の「レーザー治療」。多くのクリニックで受けることができますが、じつは、安易に治療を受けると思わぬ失敗を招くことも……。これからシミ治療を始める人が知っておきたい注意点について、「リブ再生クリニック」の住吉先生に解説していただきました。

「水虫」はがんのサイン!? 皮膚がんの一種“メラノーマ”との関連性を報告 東京慈恵会医科大学
2024.06.07

「水虫」はがんのサイン!? 皮膚がんの一種“メラノーマ”との関連性を報告 東京慈恵会医科大学

東京慈恵会医科大学の研究グループは、水虫が足の裏の「メラノーマ」という皮膚がんの発生に関連があることを発表しました。この内容について高藤医師に伺いました。[この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]編集

子どもの「メイク」 早く始めすぎると将来の肌のリスクに? 皮膚科医が解説
2024.06.07

子どもの「メイク」 早く始めすぎると将来の肌のリスクに? 皮膚科医が解説

 小学生の間にもメイクが広がっています。しかし子どもの肌トラブルに詳しい皮膚科医の岡村理栄子先生は「子どもは化粧かぶれが起きやすいだけでなく、将来に影響をおよぼすこともある」と警鐘を鳴らします。メイクをしたがる子どもに、親はどう接すればよいのでしょうか? 岡村先生に聞きました。■

コーセーが皮膚常在菌と肌状態の関係性を確認 常在菌数が多いほど肌が荒く毛穴が多い
2024.06.05

コーセーが皮膚常在菌と肌状態の関係性を確認 常在菌数が多いほど肌が荒く毛穴が多い

 コーセーが、皮膚常在菌の数が多い人は少ない人に比べて“肌が粗い”、“毛穴が多い”、“赤みが強い”など、一部の肌状態と菌数の間に相関があることを確認した。同研究は肌の菌数を簡便に計測する手法を確立したことによる成果であり、肌研究においてこれまで一般的だった指標に“菌数”という新たな評価軸を与え