「ダブル洗顔」って本当に必要?避けたほうが良い人の特徴は? 正しい知識を皮膚科医が解説

AI要約

ダブル洗顔は肌にメリットをもたらす洗顔テクニックであり、2段階の洗顔プロセスを行うことが一般的。

オイルベースのクレンジングやバームを使うことで肌の油分を落とし、水性の洗顔料で肌に残った成分を洗い流す。

肌にやさしい洗顔料を使うことでキメや毛穴の悩みにアプローチすることができる。

「ダブル洗顔」って本当に必要?避けたほうが良い人の特徴は? 正しい知識を皮膚科医が解説

「ダブル洗顔」は、スキンケアの余計なひと手間のように思えるかもしれないけれど、実は肌にメリットをもたらす洗顔テクニックだということはあまり知られていない。手持ちの洗顔料で2度洗いをしたり、クレンジングオイルやクレンジングバームを洗顔ステップに追加したりすることで、キメや毛穴の悩みにアプローチする皮膚科医おすすめのテクニック。本記事では、ダブル洗顔の効果と正しいやり方をご紹介。

話を聞いたのは…

カラン・ラル医学博士:アリゾナ州スコッツデールにあるAffiliated Dermatologyの美容皮膚科医、認定皮膚科医。

マリサ・ガーシック医師:ニューヨークを拠点にする認定皮膚科医。

日常的に化粧をする人にとっては馴染みのある言葉かもしれないが、そもそもダブル洗顔とは「オイルクレンジングと水性の洗顔料の両方を使った、2段階の洗顔プロセスのことです」と、マリサ・ガーシック医学博士は説明する。まずはクレンジングオイルやクレンジングバームを使い、その後に水性の洗顔料を使用するのが一般的。水性の洗顔料を2度使用することでも代用できるとのこと。

【STEP1】

まずは肌の油分を落とすため、オイルベースのクレンジグやバームを使うのがよい、と話すのは、カラン・ラル医学博士。水で顔をすすぐ前に、クレンジグオイルやバームを顔に塗り、肌になじませるだけ。この最初のステップは、メイクや日焼け止めを落とすのにも役立つ。オイルクレンジングを使いたくない人は、“水クレンジング”や“ミセラーウォーター”とも呼ばれる、拭き取りタイプのクレンジングウォーターをコットンに含ませて、拭き取ってもOK。

【STEP2】

「次に、肌にやさしい洗顔料を使い、肌に残った成分を洗い流してください」とラル氏は説明する。ラル氏がこのステップでおすすすめするのは、泡立たないタイプの洗顔料。ただし、よりしっかりと洗浄したい人は、泡立てて使うタイプの洗顔料を使っても◎。