# 標本

植物標本“約1万点”を誤って廃棄…建物の解体工事の際に 奈良県が謝罪
2024.09.11

植物標本“約1万点”を誤って廃棄…建物の解体工事の際に 奈良県が謝罪

 植物標本約1万点を誤って廃棄したとして奈良県が謝罪しました。 奈良県内の野生植物を研究する奈良植物研究会によりますと、県に寄贈された植物標本約1万点が、去年10月に誤って廃棄されたということです。 県は建物の解体工事で備品を処分した際、誤って植物標本も廃棄したこと

「体制あるところへ寄贈を」 植物標本誤廃棄した奈良県が研究会を失望させた返答
2024.09.11

「体制あるところへ寄贈を」 植物標本誤廃棄した奈良県が研究会を失望させた返答

奈良県は10日、「県立自然博物館をつくる会」(奈良市、解散)から預かった植物標本約1万点を誤って廃棄した問題で、同会の活動を引き継いだ「奈良植物研究会」(松井淳会長)に謝罪するとともに、経緯説明や対応などを求めた要望書に対し回答した。回答書によると、県は平成13年に標本約1万点の

「体制あるところへ寄贈を」 植物標本誤廃棄した奈良県が研究会を失望させた返答
2024.09.11

「体制あるところへ寄贈を」 植物標本誤廃棄した奈良県が研究会を失望させた返答

奈良県は10日、「県立自然博物館をつくる会」(奈良市、解散)から預かった植物標本約1万点を誤って廃棄した問題で、同会の活動を引き継いだ「奈良植物研究会」(松井淳会長)に謝罪するとともに、経緯説明や対応などを求めた要望書に対し回答した。回答書によると、県は平成13年に標本約1万点の

奈良県立大の植物標本廃棄問題 県の回答に研究者らあぜん
2024.09.10

奈良県立大の植物標本廃棄問題 県の回答に研究者らあぜん

 奈良県立大が研究者から寄贈を受けて保管していた貴重な植物標本を誤って廃棄した問題で、県は10日、一連の経緯説明と廃棄を陳謝する回答書を、寄贈に関わった奈良植物研究会に手渡した。県は陳謝する一方で「自然史研究・教育を所管する体制がないのに寄贈を受けたことが遠因」として、標本の受け入れ自体に問題

特別展和食 入館者が2万人に 宮城・多賀城市の東北歴史博物館
2024.09.03

特別展和食 入館者が2万人に 宮城・多賀城市の東北歴史博物館

 宮城県多賀城市の東北歴史博物館で開催中の特別展和食の入館者が、2万人を超えました。 2万人目の入館者になったのは、仙台市宮城野区から訪れた原田さん親子です。 2人には、東北歴史博物館の阿子島香館長から特別展の図録など記念品が贈られました。 「一度こち

「骨まで愛してるんですね」小2女児が自由研究で作ったペンギンの“骨格標本”が異次元!調べてみての1番の発見を聞いた
2024.09.03

「骨まで愛してるんですね」小2女児が自由研究で作ったペンギンの“骨格標本”が異次元!調べてみての1番の発見を聞いた

ペンギンが大好きな小学2年生の自由研究が、X(旧Twitter)で話題になっている。次女(小2)の自由研究無類のペンギン好きなので、骨格標本を作ることにしたらしい組み立ては手伝ってましたが、パーツ作成はほぼ自力でやってたので大変そうでした

駆除されたヒグマ「せめて教材に」 骨格標本を作製 帯広畜産大学
2024.08.21

駆除されたヒグマ「せめて教材に」 骨格標本を作製 帯広畜産大学

 北海道幕別町の忠類ナウマン象記念館と帯広畜産大学(帯広市)が町内で捕獲されたヒグマの全身骨格の標本製作に共同で取り組んでいる。「皮なめし」と呼ばれる毛皮加工も学生たちが行い、来年3月までに記念館に並べて展示する。ヒグマの骨格標本は道内で数体しかないとされ、記念館の添田雄二学芸員は「ヒグマが次

哺乳類の進化の謎に迫る!「大哺乳類展3」が福岡市博物館で好評開催中【8/25まで】
2024.08.16

哺乳類の進化の謎に迫る!「大哺乳類展3」が福岡市博物館で好評開催中【8/25まで】

 2024年7月3日から8月25日まで、福岡市博物館で特別展「大哺乳類展3―わけてつなげて大行進」が開催され、多くの来場者に好評を博しています。 本展のテーマは「分類」と「系統」。哺乳類の進化と多様性に迫る内容で、約500点に及ぶ貴重な標本を通じて、哺乳類の不思議な世界を探ります

【韓国】新型コロナ感染が再拡大、入院患者も急増
2024.08.12

【韓国】新型コロナ感染が再拡大、入院患者も急増

 韓国で、新型コロナウイルス感染者数が再び増加している。韓国疾病管理庁が国内220病院を対象にした標本調査で、入院患者数は2024年7月第2週の148人から8月第1週には861人と5.8倍に増えた。 入院患者数は24年2月第1週(875人)から減少傾向にあったが7月から急速に増加

夫「お土産にシラス買ってきたよ」 予想外だったお土産の内容に驚きながらもほっこり
2024.07.28

夫「お土産にシラス買ってきたよ」 予想外だったお土産の内容に驚きながらもほっこり

古生物学者の夫が妻のために買ってきた「とあるお土産」が、X上で話題となっています。投稿したのは、Xユーザーの長瀬ほのかさん(@nagase_h)です。当ポストには2024年7月28日時点で5.6件を超えるいいねが集まり、「とてもキレイですね」「食べちゃいけないやつ!」といったコメ

バチーン!マレーバクの皮が裂けた 私たちの知らない「剥製師」の世界 後継者不足でもなくならない依頼
2024.07.27

バチーン!マレーバクの皮が裂けた 私たちの知らない「剥製師」の世界 後継者不足でもなくならない依頼

博物館などにある動物の剥製をつくる職人「剥製師(はくせいし)」。ある剥製師は、製作中のマレーバクの剥製の皮が裂けた音で跳び起きることもあったと話します。あまり知られていない仕事の苦労や弟子たちへ伝えたいことを聞きました。5月、文京区にある尼ヶ崎剥製標本社をたずねると、1階の部屋に

夏休みに体験型ワークショップで昆虫標本と竹工作を制作しよう 映画館のロビーに特設教室
2024.07.24

夏休みに体験型ワークショップで昆虫標本と竹工作を制作しよう 映画館のロビーに特設教室

 夏休みの自由研究の課題がまだ見つかってない人は、映画館へ行ってみると最適な課題が見つかるかもしれない。 オーエス(大阪市)は住友林業(東京)とともに“街にいながら、自然とふれあい学ぶ”をテーマにした体験型ワークショップ「山の未来を守ろう!昆虫標本と竹工作で自然を学ぼう!」を、8

40年かけ集めた植物標本1万点を誤廃棄 希少種も 奈良県立大
2024.07.23

40年かけ集めた植物標本1万点を誤廃棄 希少種も 奈良県立大

 民間の研究者が40年近くをかけて採集し、奈良県内ではもう見られなくなった希少種も含む植物標本約1万点を、県立大(奈良市)が誤って廃棄していたと判明した。2001年6月に県が寄贈を受け、専用ロッカーで保管してきたが、校舎の取り壊しに伴い、23年10月に処分された。22日に記者会見した県立大の屋

「由々しいことありえない」植物標本1万点を誤廃棄…植物研究会の会長が怒り 奈良県に経緯の説明求める
2024.07.23

「由々しいことありえない」植物標本1万点を誤廃棄…植物研究会の会長が怒り 奈良県に経緯の説明求める

奈良県が県内の民間団体から寄贈されていた植物標本およそ1万点を誤って廃棄したとして、民間団体が県に経緯の説明を求めました。 奈良県内の野生植物を研究する民間団体「奈良植物研究会」によりますと、2001年に団体から県に寄贈された植物標本およそ1万点が去年10月に誤って廃棄されたとい

奈良県立大、寄贈の植物標本誤廃棄 採集不能・絶滅危惧種も
2024.07.23

奈良県立大、寄贈の植物標本誤廃棄 採集不能・絶滅危惧種も

 奈良植物研究会の会長を務めた岩田重夫さん(1916~88年)が採集し、2001年に県に寄贈された植物標本「岩田コレクション」(約1万点)が、保管先の県立大学(奈良市)によって昨年秋に全て廃棄されていたことが分かった。標本には県の絶滅危惧種や今では採取できない植物も含まれる。22日、同研究会の

奈良県立大、寄贈された植物標本1万点を誤廃棄 「県内絶滅種」含む
2024.07.22

奈良県立大、寄贈された植物標本1万点を誤廃棄 「県内絶滅種」含む

 奈良県と同県立大学は22日、主に県内で採取され、寄贈を受けた約1万点の植物標本を昨年10月に誤って廃棄したと明らかにした。研究者らでつくる「奈良植物研究会」によると、今は県内で絶滅したとされる種も含まれていたという。 同大によると、廃棄されたのは県内の植物研究家の岩田重夫氏(1

植物標本1万点を誤廃棄 奈良県立大、引き継ぎ原因
2024.07.22

植物標本1万点を誤廃棄 奈良県立大、引き継ぎ原因

 奈良県立大(奈良市)は22日、学術的価値のある植物標本約1万点を誤廃棄したと発表した。担当者間の引き継ぎが不十分だったことが原因といい、県立大は「物品管理の徹底がうまくいっていなかった。引き継ぎの適正化を進める」とした。 標本は2001年6月、奈良市の団体が県に寄贈。県立大が管

大分県立美術館で養老孟司さん&小檜山賢二さんの虫展 微細な造形美、眼前に
2024.07.21

大分県立美術館で養老孟司さん&小檜山賢二さんの虫展 微細な造形美、眼前に

 大分県立美術館(大分市寿町2、TEL 097-533-4500)の1階展示室Aで現在、「養老孟司と小檜山賢二『虫展』~みて、かんじて、そしてかんがえよう」が開かれている。同館などの主催、大分経済新聞後援。(大分経済新聞) 養老さんは解剖学者、医学博士、東京大学名誉教授。大の虫好

70年研究・採集のトンボ標本72種 枝重夫さんが長野県松本市に寄贈へ
2024.07.20

70年研究・採集のトンボ標本72種 枝重夫さんが長野県松本市に寄贈へ

 70年にわたってトンボの採集や研究にまい進してきた、日本トンボ学会名誉会長で松本歯科大学名誉教授の枝重夫さん(92)=長野県松本市沢村3=が近く、自身が手掛けた松本平のトンボの標本を市に寄贈する。松本、安曇野、塩尻、大町の松本平4市で確認できるトンボをほぼ網羅しており、長野県版レッドリストに

「もう一度、動物に命を吹き込む」剥製師の仕事 パンダへのこだわり、大変だったミナミゾウアザラシ
2024.07.20

「もう一度、動物に命を吹き込む」剥製師の仕事 パンダへのこだわり、大変だったミナミゾウアザラシ

動物が輝いていた瞬間を再現し、もう一度命を吹き込む――。そんな「剥製師」の仕事を知っていますか? 博物館などの剥製をこれまで1万点以上つくってきた剥製師は、ひとつひとつの剥製を見るたび、当時のようすを思い出すそうです。ふだんはなかなかメディアに登場しない職人に、話を聞きました。剥