# 棋聖

囲碁名人リーグ全勝対決、一力棋聖が余八段を破る 名人挑戦へ前進
2024.07.11

囲碁名人リーグ全勝対決、一力棋聖が余八段を破る 名人挑戦へ前進

 第49期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は11日、ともに6戦全勝の一力遼棋聖(27)と余正麒八段(29)の直接対決があり、一力が勝って7戦全勝とし、芝野虎丸名人(24)への挑戦権獲得に向けて大きく前進した。 一力は棋聖、天元、本因坊の三冠を保持する日本の第一人者。

史上最年少の「永世棋聖」誕生 藤井聡太棋聖に敗退した山崎隆之八段も独創的な「山崎ワールド」発揮
2024.07.11

史上最年少の「永世棋聖」誕生 藤井聡太棋聖に敗退した山崎隆之八段も独創的な「山崎ワールド」発揮

 注目対局や将棋界の動向について紹介する「今週の一局 ニュースな将棋」。専門的な視点から解説します。AERA2024年7月15日号より。*  *  * 終わってみれば、盤石の防衛劇だった。そしてまたひとつ、将棋界に新たな金字塔が打ち立てられた。 藤井聡

一力棋聖初の国際棋戦決勝進出 応氏杯世界選手権準決勝で柯潔九段(中国)を2勝1敗で下す
2024.07.09

一力棋聖初の国際棋戦決勝進出 応氏杯世界選手権準決勝で柯潔九段(中国)を2勝1敗で下す

 囲碁の国際棋戦「第10回応氏杯世界選手権」準決勝3番勝負第3局、一力遼棋聖(本因坊・天元=27)対の第3局が9日、中国の寧波市で打たれた。対局は一力が中押し勝ち。対戦成績2勝1敗で初の決勝進出を果たした。第1局を落としたが、あとがなくなってから連勝した。 「序盤から前例のない展

囲碁名人リーグ 山下九段、関九段を破り残留確定 富士田七段は陥落
2024.07.08

囲碁名人リーグ 山下九段、関九段を破り残留確定 富士田七段は陥落

 第49期囲碁名人戦挑戦者決定リーグ戦(朝日新聞社主催)は8日、山下敬吾九段が関航太郎九段に白番中押し勝ちし、通算4勝3敗として最終戦を待たず来期のリーグ残留を決めた。これに伴い、山下と最後の残留枠を争っていた富士田明彦七段(3勝4敗)の陥落が決まった。 22日の最終一斉対局で山

藤井七冠が先勝 将棋・王位戦
2024.07.07

藤井七冠が先勝 将棋・王位戦

 将棋の藤井聡太王位(21)=竜王・名人・王座・棋王・王将・棋聖と合わせ七冠=に渡辺明九段(40)が挑戦する第65期王位戦7番勝負の第1局が6日から名古屋市で指され、7日、千日手指し直しの末、後手の藤井七冠が136手で勝った。 第2局は17、18日に北海道函館市で指される。

【棋聖戦第3局】藤井七冠が3連勝で5連覇 「永世称号」に恩師は何を語ったか
2024.07.07

【棋聖戦第3局】藤井七冠が3連勝で5連覇 「永世称号」に恩師は何を語ったか

 7月1日、将棋の棋聖戦五番勝負(主催・産経新聞社)の第3局が「亀岳林・万松寺」(愛知県名古屋市)で行われ、藤井聡太七冠(21)が挑戦者の山崎隆之八段(43)を100手で下した。これにより藤井は第1局からの3連勝で棋聖戦5連覇を達成し、永世称号の資格を獲得した。【粟野仁雄/ジャーナリスト】

“永世二冠”目指す藤井聡太王位が45手目を封じる…王位戦第1局は形勢互角
2024.07.06

“永世二冠”目指す藤井聡太王位が45手目を封じる…王位戦第1局は形勢互角

 将棋の藤井聡太王位=竜王、名人、王座、棋王、王将、棋聖=に渡辺明九段が挑戦する第65期王位戦七番勝負第1局が6日、愛知・名古屋市「徳川園」で2日制の1日目を終えた。 先手番となった藤井が午後6時過ぎに45手目を封じた。翌7日午前9時から再開される。 今月1日に挑戦

藤井聡太21歳は永世棋聖、羽生善治25歳は畠田理恵さんと結婚…「藤井・羽生ブームと忙殺日程の失冠」“七冠の天才棋士”今と28年前を比較
2024.07.06

藤井聡太21歳は永世棋聖、羽生善治25歳は畠田理恵さんと結婚…「藤井・羽生ブームと忙殺日程の失冠」“七冠の天才棋士”今と28年前を比較

 藤井聡太叡王(21)に伊藤匠七段(21)が挑戦した第9期叡王戦五番勝負の第5局は6月20日に行われ、伊藤が激闘を制して3勝2敗とし、初タイトルの叡王を獲得した。藤井はタイトル戦で22連覇していたが、初めて敗退して七冠(竜王・名人・王位・王座・棋王・棋聖・王将)に後退した。昨年10月11日に王

「将棋の文化・歴史が生きている」新潟・高島屋の芳名帳 ヒューリック杯棋聖戦会場 〈マンスリー将棋〉
2024.07.03

「将棋の文化・歴史が生きている」新潟・高島屋の芳名帳 ヒューリック杯棋聖戦会場 〈マンスリー将棋〉

ヒューリック杯第95期棋聖戦五番勝負の第2局が6月17日、新潟市西蒲区岩室温泉の「高志の宿高島屋」で指され、藤井聡太棋聖(21)=竜王・名人・王位・王座・棋王・王将=と山崎隆之八段(43)が対戦した。約260年の歴史を持つ高島屋は明治11年、明治天皇が北陸巡幸の途中で立ち寄ったこ

藤井聡太棋聖、永世称号獲得から一夜明け会見 6・20敗戦後、前髪切ってサッパリと叡王陥落ショック吹っ切った
2024.07.03

藤井聡太棋聖、永世称号獲得から一夜明け会見 6・20敗戦後、前髪切ってサッパリと叡王陥落ショック吹っ切った

将棋の藤井聡太棋聖(21)=7冠=が棋聖戦5連覇から一夜明けた2日、名古屋市内で会見し、史上最年少の21歳11カ月で永世称号の資格を得た心境などを改めて明かした。6月20日に叡王位を失冠した後、散髪し足袋も変えてリフレッシュして1日の対局に臨んだ藤井棋聖は、永世称号を持つ他の名棋士と同様に長期

【将棋】渡辺明九段「もう永世、、、」自身の棋聖失冠から始まった藤井聡太「永世棋聖」誕生に
2024.07.03

【将棋】渡辺明九段「もう永世、、、」自身の棋聖失冠から始まった藤井聡太「永世棋聖」誕生に

 将棋の渡辺明九段(40)が3日までにX(旧ツイッター)を更新。藤井聡太棋聖(竜王・名人・王位・王座・棋王・王将=21)が山崎隆之八段(43)の挑戦を3連勝で退けて棋聖5連覇を達成し、史上最年少で初の永世称号「永世棋聖」の資格を獲得したことについて言及した。 20年度の棋聖戦でタ

藤井聡太棋王、初防衛に「さまざまな経験することができた」棋王就位式/将棋
2024.07.02

藤井聡太棋王、初防衛に「さまざまな経験することができた」棋王就位式/将棋

将棋の第49期棋王戦五番勝負で初防衛した藤井聡太棋王(21)=棋聖・竜王・名人・王位・王座・王将など7冠=が2日、東京都内で行われた棋王就位式に出席した。1日に名古屋市でヒューリック杯第95期棋聖戦五番勝負(主催・産経新聞社など、特別協賛・ヒューリック)で5連覇し、永世称号資格獲

藤井「いろいろな経験できた」 棋聖戦勝利、最年少の永世称号
2024.07.02

藤井「いろいろな経験できた」 棋聖戦勝利、最年少の永世称号

 将棋の第95期棋聖戦5番勝負で勝利し、史上最年少で永世称号の資格を得た藤井聡太棋聖(21)=竜王・名人・王位・王座・棋王・王将との七冠=が2日、棋聖戦5連覇から一夜明けて名古屋市で記者会見し、「振り返っていろいろな経験ができたし、結果として永世称号を得たのはうれしい」と喜びを語った。

最年少記録を53年ぶりに更新…棋聖の“永世称号”獲得した藤井七冠「1期ごとに色々経験できた結果でうれしい」
2024.07.02

最年少記録を53年ぶりに更新…棋聖の“永世称号”獲得した藤井七冠「1期ごとに色々経験できた結果でうれしい」

 7月1日に名古屋市中区で行われた、将棋の棋聖戦第3局に勝利し、史上最年少で「永世称号」を獲得した藤井聡太七冠が2日、記者会見で喜びを語りました。藤井聡太七冠:「1期ごとにいろいろな経験をすることができましたし、その結果として永世称号を獲得できたのは非常にうれしいこ

藤井聡太棋聖、第3局前の髪の毛カットは「おまかせ」 史上最年少で自身初「永世称号」一夜明け
2024.07.02

藤井聡太棋聖、第3局前の髪の毛カットは「おまかせ」 史上最年少で自身初「永世称号」一夜明け

 将棋のヒューリック杯第95期棋聖戦5番勝負で棋聖5連覇を達成し、棋聖通算5期獲得により、史上最年少で自身初の「永世称号」の資格を得た藤井聡太棋聖(竜王・名人・王位・王座・棋王・王将=21)が2日、第3局が行われた名古屋市「亀岳林 万松寺」で一夜明けの心境を語った。 藤井は和装か

「永世称号、うれしく思う」 藤井七冠が記者会見
2024.07.01

「永世称号、うれしく思う」 藤井七冠が記者会見

 将棋の棋聖戦で5連覇を達成し、最年少で永世棋聖の資格を手にした藤井聡太七冠(21)が1日、名古屋市内で記者会見し、「永世称号を一つ取れたことをうれしく思う」と喜びを語った。 永世称号に関しては「長期的なこと」としつつ、「一つ一つ積み上げていった先に(永世称号が)見えてくるようし

藤井聡太棋聖5連覇、初の「永世称号」 会見で明かした理想の「横綱像」とは?
2024.07.01

藤井聡太棋聖5連覇、初の「永世称号」 会見で明かした理想の「横綱像」とは?

 藤井聡太棋聖(竜王・名人・王位・王座・棋王・王将=21)が山崎隆之八段(43)の挑戦を受ける、将棋のヒューリック杯第95期棋聖戦5番勝負第3局が1日、名古屋市「亀岳林 万松寺」で行われ、後手の藤井が山崎を下し、開幕3連勝で棋聖5連覇を達成し、棋聖通算5期獲得により、自身初の「永世称号」の資格

藤井聡太棋聖「長期間活躍できるよう取り組む」 永世称号獲得 
2024.07.01

藤井聡太棋聖「長期間活躍できるよう取り組む」 永世称号獲得 

 名古屋市で1日に指された第95期棋聖戦五番勝負(産経新聞社主催)の第3局で挑戦者の山崎隆之八段(43)を破り、5連覇を果たして史上最年少で永世称号資格を獲得した藤井聡太棋聖(21)は感想戦終了後、記者会見に臨んだ。「永世棋聖」と揮毫(きごう)した色紙を掲げた藤井棋聖は「すぐに(永世棋聖を)名

【棋聖戦】藤井聡太棋聖5連覇会見「永世称号は一時代築いた棋士が獲得するイメージ」/一問一答
2024.07.01

【棋聖戦】藤井聡太棋聖5連覇会見「永世称号は一時代築いた棋士が獲得するイメージ」/一問一答

 藤井聡太棋聖(竜王・名人・王位・王座・棋王・王将=21)が挑戦者の山崎隆之八段(43)に連勝した、将棋のヒューリック杯第95期棋聖戦5番勝負第3局が1日、名古屋市「亀岳林 万松寺」で行われた。午前9時から始まった対局は、午後6時46分、100手で後手の藤井が勝って3連勝。棋聖戦5連覇を達成し

「永世称号に見合うよう頑張りたい」 5連覇の藤井聡太棋聖が記者会見、地元応援に感謝も
2024.07.01

「永世称号に見合うよう頑張りたい」 5連覇の藤井聡太棋聖が記者会見、地元応援に感謝も

「結果を出せたことは、素直によかったと思う」。熱戦を終え、5連覇と「永世棋聖」の資格を獲得した藤井聡太棋聖は対局後の記者会見で、控えめに喜びを語った。愛知県は藤井棋聖の出身地で、地元で声援を送ってくれたファンに「いつも応援していただいてありがとうございます」と感謝の言葉を述べた。